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【Xiaomi 15 Pro】Qualcomm Snapdraon 8 Eliteを搭載したXiaomi 15 Pro・Xiaomi 15が登場。両機種のスペックを解説

2024年10月29日(火)に中国でXiaomiのローンチイベントが開催。日本でも10月10日に発表会を開催し、Xiaomi 14Tシリーズのお披露目でしたが、中国本国ではもう15シリーズに突入。世界初のQualcomm Snapdragon 8 Elite搭載の端末で、これまで以上の圧倒的なスペックを実現できるモデルに仕上がっているのがポイントです。

本記事ではXiaomi 15 ProとXiaomi 15について簡単にご紹介。基本的に日本国内では”T”のつかないフラグシップモデルについてXiaomiは国内投入をしていない(Xiaomi 14 Ultraをのぞく)ため、日本での発売がされるかは未知数ですが、最新鋭のモデル気になりますよね。

Xiaomi 15 ProとXiaomi 15のスペック

製品名
Xiaomi 15T ProXiaomi 15T
チップセットSnapdragon 8 Elite
ディスプレイ6.73インチ 2K AMOLED
3200×1440ピクセル
120Hzリフレッシュレート
300Hzタッチサンプリング率
コントラスト比 8,000,000:1
最大輝度3200nit
HDR10+
Dolby Vision対応
6.36インチ 1.5K OLED
2670x1200Pixel
120Hzリフレッシュレート
最大輝度3200nit
カメラ後面:ライカ光学Summiluxレンズ
メイン:5000万画素、ƒ/1.44、OIS、23mm
長焦点:5000万画素、ƒ/2.5、OIS、120mm
超広角:5000万画素、ƒ/2.2、115°視野角、AF
前面:3200万画素
後面:ライカ光学レンズ
メインカメラ:5000万画素、ƒ/1.62、大口径、OIS、23mm相当
長焦点カメラ:5000万画素、ƒ/2.0、OIS、60mm相当
超広角カメラ:5000万画素、ƒ/2.2、115°視野角、AF
前面:3200万画素
動画撮影最大8K(24/30fps)、4K(24/30/60fps)、1080P(30/60fps)、スローモーション:720P(最大1920fps)、1080P(最大960fps)最大8K(24/30fps)、4K(24/30/60fps)、1080P(30/60fps)、スローモーション:1080P(最大960fps)
メモリとストレージRAM:12GB / 16GB LPDDR5X、ストレージ:256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0
バッテリー6100mAh
90W有線充電 / 50W無線充電対応
5400mAh
90W急速充電対応、50Wワイヤレス充電
生体認証3D超音波指紋センサー
冷却システムXiaomi ウィング型リング冷却システム環状冷却ポンプ
通信5GデュアルSIM、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4(後日6.0対応予定)
防水防塵IP68防水防塵対応
NFC機能Mi Pay、交通カード、ドアロック、車のキー対応
位置情報北斗、GPS、Galileo、GLONASS、QZSS
オーディオ立体音響、ドルビーアトモス、Hi-Res Audio対応
センサー距離、環境光(色温)、加速度、ジャイロスコープ、電子コンパス、X軸リニアモーター、赤外線リモコン、レーザーオートフォーカス距離、光、加速度、ジャイロ、コンパス、ホールセンサーなど
サイズと重量161.3mm × 75.3mm × 8.35mm(通常版)
重量:213g(通常版)
長さ152.3mm、幅71.2mm、厚さ8.08mm(ガラス版)
重量191g(ガラス版)
カラーバリエーション岩石灰、白色、雲杉緑氷河白、ダイヤモンドエディション(象灰、橙、浅草緑、黒、白、銀)
OSXiaomi HyperOS 2
付属品本体、90W充電器、USB-Cケーブル、保護ケース、画面保護フィルム、ピン、マニュアル

ライカSummiluxレンズを採用し、プロフェッショナルな写真撮影を実現

Xiaomi 15シリーズの最大限の特徴はXiaomi 14Tの日本でのお披露目のときにも注目されたライカカメラの採用。Xiaomi 15T Pro、Xiaomi 15Tともに5,000万画素のメインカメラ、5000万画素の望遠レンズ、そして5000万画素の超広角カメラを搭載。どれもライカのSummiluxレンズを採用しており、光学特性の面でも優れた画質を実現しています。

Xiaomi 15 Proはf/1.44の明るいレンズを採用。センサーサーズは1/1.3インチの大型センサーをメインカメラに搭載し、暗い場所であっても上品に見たままを切り取ることが可能。光と影のコントラストを美しく描き出し、物語のワンシーンのような写真を撮影することが可能です。Xiaomi 15はf/1.6でこちらも十分な明るさを確保しているのがポイントです。

XiaomiとLeicaのコラボレーションで開発された独自の画像処理技術、Xiaomi AISPによって表現力をより高めているのもポイント。FusionLMでは高ダイナミックレンジを自動的に適用し、明暗差が大きいシーンでもシャドウからハイライトまでの情報をしっかり捉えられるように補正します。

ToneLMは肌色や空の青など、写真のトーンをより自然で正確に再現。特にポートレート撮影で自然な人肌を表現。ColorLMではAIによる色再現が特徴で、シーンに応じた色彩の調整を行い、リアルな色合いを実現します。そしてPortraitLMはポートレート専用のアルゴリズムで、背景をぼかし、被写体に焦点を当てた美しいボケ感のある写真を撮影可能です。絞り値のシミュレーションもでき、背景のボケ具合を自在に調整できるようになっています。

Xiaomi 15 Pro、Xiaomi 15ともに120mm相当の望遠レンズも搭載。5倍の広角ズームを搭載し、画質の劣化なく被写体を引き寄せて撮影が可能。デジタルズームでも色彩を損なうことなく勘定できてな写真を撮影できるようになっており、まさに一眼レフのような写真の撮影ができるようになっているわけ。

望遠レンズにはデュアルOIS(光学式手ぶれ補正)も搭載しており、遠距離を撮影するという場合でも手ブレをしっかりと抑えて写真を撮影することが可能。動画の撮影時にもこの手ぶれ補正が役立つようになっています。両機種とも動画は8K(24/30fps)の撮影に対応し、高画質な動画を簡単に撮影できます。

新時代の性能を実現するQualcomm Snapdragon 8 Eliteを採用

Xiaomi 15 Pro・Xiaomi 15はQualcomm Snapdragon 8 Eliteを世界で初めて採用。大幅なパフォーマンスの向上と電力効率を向上したSoCの採用によってこれまでのスマートフォンを超える性能を実現しています。3nmプロセス技術によってマルチコア性能は45%向上しつつ、消費電力は52%も削減しているんだとか。

両機種とも12GB/16GBのLPDDR5Xの大容量RAMを搭載。UFS 4.0の256GB/512GB/1TBのストレージによって動画や画像の保存はもちろん、大容量のアプリやゲームの起動やデータの読み書きでも最高の性能を実現します。

両機種ともにXiaomiの新しい翼型環形冷却ポンプを搭載。翼のような形によって放熱効率を高めるように設計しており、従来のデザインよりも放熱部分の長さを6.8%向上。また、この冷却ポンプとスマートフォンの内部フレームの接触面積を増やし、SoCから発生した熱を素早く外に逃がせるようになっており、8K画質での動画撮影や負荷の高いゲームの際にも温度を安定させパフォーマンスの低下を防ぐようになっているわけです。

ピーク輝度3200nitsの明るく、そして高発色なディスプレイの高画質ディスプレイ

Xiaomi 15t Proのディスプレイは、2K解像度(3200 x 1440)と522 PPIの高精細により、文字も画像も非常にクリアで鮮やかに描写できるのがポイント。P3広色域対応で687億色、12ビットの色深度で、自然で鮮やかな色彩表現が可能です。また、低輝度時の1920Hz PWM調光や高輝度時のDC調光により、画面のちらつきを抑え、長時間の使用でも目が疲れにくくなっています。

このディスプレイは、TÜVラインランドの低ブルーライト認証やノンフリッカー認証を取得しており、前面カメラを使った「智感护眼」機能で、目の健康をリアルタイムでサポートします。最大3200nitsのピーク輝度により日光下でも鮮明な表示が可能で、M9発光材料と新素材の採用により、発光効率が向上し、消費電力も削減されています。

さらに、1Hzから120Hzの自動適応リフレッシュレートにより、省エネとスムーズな表示が両立。Dolby Vision対応の高ダイナミックレンジで、映像の明暗差が美しく再現され、視覚的に臨場感のある体験が楽しるという高性能なもの。

Xiaomi 15はXiaomi 15 Pro並の高画質な映像描写に対応。ピーク輝度は3200nits、M9発光材料と二重微細構造の採用によって発光効率を高めることで消費電力を削減し、TÜVラインランドの「低ブルーライト」や「無頻閃」認証を取得しているのも共通。リフレッシュレートを1Hzから120Hzの範囲で動的に調整するLTPO技術も同じく採用しています。

ディスプレイサイズはXiaomi 15 Proの6.73インチに対してXiaomi 15は6.36インチと小ぶり。解像度も3200×1440のProに対して無印15は2670×1200の460PPI。画面占有率はこちらも94%と非常に高くなっているのもポイントです。

圧倒的画質のディスプレイと、超高性能を実現するXiaomi 15シリーズ

今回発表されたXiaomi 15 ProとXiaomi 15のXiaomi 15シリーズは、ともにQualcomm Snapdragon 8 Eliteを採用したことで、これまでのスマートフォンのレベルを大きく超える性能を実現したスマートフォンに仕上がっていまっした。中国版に関してはGizTopなどの通販サイトでは販売が開始中。約14万円ほどで購入できるようになっています。

Xiaomiに限らず中国版のスマートフォンは、GMS(Google Mobile Service)とGoogle Playの導入に一手間かかったり、OS全体の日本語化やフォントのローカライズにも成約があったりと、一定の理解が必要。また、日本では当たり前のおサイフケータイも利用できないため、万人におすすめできるものではありませんが、いち早く最新の性能を試したい方には良い製品なはずです。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています