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【Xiaomi Redmi Pad 2 9.7 4G】Snapdragon 6s 4G Gen 2搭載でAnTuTu41万点。9.7インチ2K 120Hzディスプレイ・7,600mAhバッテリー・Widevine L1対応のコンパクト4GタブレットXiaomi Redmi Pad 2 9.7 4Gレビュー

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本記事はXiaomiより製品(Xiaomi Redmi Pad 2 9.7 4G)の貸与を受けて作成しています。

Androidタブレットは大画面化が進み、11インチや12インチクラスが主流になってきました。ただ、そのクラスになると重量は500gを軽く超えてきて、電車の中や移動中に片手で持ち続けるのはなかなか厳しいもの。以前レビューしたXiaomi Pad miniのような8インチ台のコンパクトモデルも登場していますが、こちらは価格が跳ね上がります。動画視聴や電子書籍がメインで、なるべく安く、それでいて外出先でも単体でネットにつながる4G対応となると、選択肢は一気に絞られてくるのが現状かと。

今回はXiaomiから登場している9.7インチの4G対応タブレット、Xiaomi Redmi Pad 2 9.7 4Gをメーカーよりお借りして約1週間使用しレビュー。Qualcomm Snapdragon 6s 4G Gen 2に4GB RAM、64GB UFS 2.2ストレージ、2K 120Hzディスプレイと7,600mAhバッテリーを備えたエントリーモデルです。中国・深センでの取材期間中に持ち出し、地下鉄や空港のラウンジ、移動中の車内でじっくり使い込みました。mi.com公式ストアで27,980円(税込)という価格の製品です。

なお本機はXiaomiが2026年5月に発表した新製品群の一つ。同じ「Redmi Pad 2」を名乗る11インチモデルとは画面サイズもチップセットも異なる別製品なので、購入時は型番までしっかり確認するのがベターです。

Xiaomi Redmi Pad2 9.7 4Gのスペック詳細

項目スペック
OSXiaomi HyperOS 3(based on Android 16)
プロセッサQualcomm Snapdragon 6s 4G Gen 2 Mobile Platform(6nmプロセス)
CPUオクタコア 最大2.9GHz
GPUAdreno 610
RAM4GB(LPDDR4X)
ROM64GB / 128GB(UFS 2.2)
ストレージ拡張microSDカードで最大2TBまで対応
ディスプレイ約9.7インチ 2K クリスタルクリアディスプレイ(アスペクト比16:10)
解像度2,048×1,280(250PPI)
リフレッシュレート最大120Hz
タッチサンプリングレート最大180Hz
輝度通常500nit / アウトドアモード最大600nit
ディスプレイ認証TÜV Rheinland 低ブルーライト / フリッカーフリー / サーカディアンフレンドリー
アウトカメラ8MP(F2.0 / 1.12μm)、1080p 30fps動画撮影
インカメラ5MP(F2.2 / 1.12μm)、1080p 30fps動画撮影
バッテリー7,600mAh(標準値)
急速充電18W有線急速充電対応(同梱アダプタは15W)
生体認証AI顔認証
通信4G LTE対応
4G LTE FDD: Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 13 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66
4G LTE TDD: Band 38 / 40 / 41
3G (W-CDMA): Band 1 / 2 / 4 / 5 / 8
GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz [1, 2]
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac(Wi-Fi 5対応 / 2.4GHz・5GHz)
BluetoothVer. 5.0(SBC/AAC/aptX)
NFC/FeliCa非対応
防塵防水非対応
筐体素材アルミニウム合金ユニボディ
オーディオステレオデュアルスピーカー / ハイレゾオーディオ / 3.5mmイヤホンジャック
DRMWidevine L1(Full HD再生対応 / HDR非対応)
センサー仮想環境光センサー / 加速度センサー / ホールセンサー
サイズ約226.51mm×147.97mm×7.4mm
重量約406g
カラーシルバー / グラファイトグレー

406gのアルミユニボディで実現した薄さ7.4mm。グラファイトグレーが放つ価格以上の高級感

Redmi Pad 2 9.7 4Gは約226.51mm×147.97mm×7.4mmというサイズに約406gの重量を持つコンパクトタブレット。今回レビューしたのはグラファイトグレーカラーで、落ち着いたダークグレーの色味とアルミニウム合金のユニボディが、価格を考えるとかなり贅沢な質感を演出しています。カラーバリエーションとしてはシルバーも用意。画面占有率は84.70%を確保しています。

パッケージはXiaomi製品らしいシンプルな白基調の箱で、余計な装飾を排したミニマルなデザイン。開封すると本体の下に付属品がまとめられており、ACアダプタ、USB Type-Cケーブル、SIM取り出し用ピン、クイックスタートガイド、保証書という構成です。

手に取った第一印象は、想像していたよりずっと高級感があるという点。エントリークラスのタブレットというと樹脂筐体でチープさが出てしまう製品も少なくないなか、本機は全面アルミのユニボディでヒヤリとした金属の感触が伝わってきます。背面はマット寄りの仕上げで指紋も目立ちにくく、電源キーと音量キーの節度感もしっかりしている印象。3.5mmイヤホンジャックを残している点も、有線イヤホン派には嬉しいところ。

重量は公称値も実測値も406g。9.7インチというサイズであれば両手でも片手でも簡単に持てるレベル。同じシリーズでも12.1インチのRedmi Pad 2 Pro 5Gが約610g、11インチのRedmi Pad 2が約510gという水準なので、本機の406gは頭ひとつ抜けて軽い部類。厚さ7.4mmという薄さと合わせて、カバンに放り込んでも負担にならないサイズ感です。

本体の端子、ボタン類についても確認。スピーカーは短辺側に1つずつ備える横向き利用時にステレオスピーカーとなる配置。横向き利用時に左上の短辺に電源キー、長辺部分にボリュームキーを備えます。反対側の短辺側にはUSB Type-C端子と3.5mmステレオミニプラグを備えます。

本機最大の特徴といえるのが4G LTE対応。側面のSIMトレイに付属のピンを挿し込むとトレイが出てきて、nanoSIMとmicroSDカードをセットできるようになっています。(nanoSIM×2も可能)深センでの取材中も現地SIMを挿してそのまま利用でき、モバイルルーターやテザリングの準備なしにネットへつながるのは思っていた以上に快適でした。microSDは最大2TBまで対応するため、64GBモデルでも動画やKindleの保存で困ることはなさそうです。

同シリーズの上位モデルもレビューしているので、サイズ感や5G対応の違いが気になる方はこちらもどうぞ。

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Snapdragon 6s 4G Gen 2搭載で4GB RAM+64GB UFS 2.2ストレージのエントリー構成

Redmi Pad 2 9.7 4GはQualcomm Snapdragon 6s 4G Gen 2 Mobile Platformプロセッサを搭載。CPUはオクタコア構成で最大クロック2.9GHz、6nmプロセスで製造したチップという仕様です。GPUはAdreno 610を採用し、日常的なブラウジングや動画再生であれば問題なくこなせる性能を確保しています。名称に「4G」と入っている通り5G非対応のSoCで、通信は4G LTEまでという割り切っているもののタブレット端末に現状5G接続までは求めないので問題なし。。

メモリはLPDDR4X規格の4GB RAMを搭載し、ストレージはUFS 2.2規格で64GBと128GBの2構成。今回の実機は64GBモデルで。アプリを大量にインストールし、Amazonプライムビデオの動画を複数ダウンロードしていた状態で設定画面から確認すると利用可能ストレージは18.1GB、合計ストレージ64GBという表示でした。動画をたくさん持ち歩く方は128GBモデルかmicroSDの併用を検討したいところ。モデル番号は2604ERP4DGとなっています。

AnTuTuベンチマーク415,194点。エントリー級ながら発熱は穏やかな結果に

Redmi Pad 2 9.7 4Gの実際の性能をAnTuTuベンチマーク(V11.1.2)で測定したところ、総合スコア415,194点という結果に。内訳はCPUスコア176,910点、GPUスコア27,996点、MEMスコア93,181点でした。同じくAnTuTu41万点前後を記録したMediaTek Helio G100-Ultra搭載のRedmi Pad 2とほぼ同水準で、11インチモデルと性能面では横並びという位置づけです。

一方で、同価格帯のタブレットと比べると数字は控えめ。25,800円で購入できるOPPO Pad SEがAnTuTu56万点超、上位のRedmi Pad 2 Pro 5Gが106万点を記録していることを踏まえると、本機のスコアはエントリークラスそのもの。GPUスコア27,996点という数字が示す通り、3D性能はかなり割り切った設計です。

ゲームについては、正直なところ思ったより重いという印象でした。軽めのカジュアルゲームであれば問題ないものの、負荷の高い3Dタイトルを快適な設定で回すのは厳しいところ。Adreno 610というGPUの素性を考えれば妥当な結果ではありますが、ゲーム用途をメインに考えている方には本機は向かないと言い切ってしまってよさそうです。

ただ、発熱については好印象。ベンチマーク実行中やゲームプレイ中も、やや温かくなる程度で収まっており、手に持っていられないほど熱を持つことはありませんでした。6nmプロセスのエントリーSoCということもあって、そもそも発熱量自体が少ないのが効いている印象。長時間の動画視聴でも本体温度が気になる場面はなかったのが嬉しいところです。

Antutuストレージテストではシーケンシャルリード1,058MB/s、シーケンシャルライト160MB/sという結果に。ランダムアクセスはライト201MB/s、リード159MB/sでした。大容量のゲームをプレイすることはないかと思いますが、容量の大きなものでも読み込みはそこそこのスピードが出るものの、動画などを本体に転送する、というときには一定時間かかることを想定しておくとベターです。

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Android 16ベースのXiaomi HyperOS 3を搭載。プリインアプリの多さと動作のもっさり感が課題

Redmi Pad 2 9.7 4Gは、Android 16ベースのXiaomi HyperOS 3を搭載。HyperOS 3はXiaomiの独自UIとして進化を続けており、ロック画面や壁紙のデザインを刷新したほか、スマートフォンとタブレット間でクリップボードを共有したり、タブレット側で電話に応答できるXiaomi Interconnectivityにも対応しています。セキュリティアップデートは2026年5月時点のものが適用済みでした。

HyperOS 3によってさまざまな機能に対応している反面、日常操作のレスポンスにはもっさり感がありました。アプリの起動やホーム画面の切り替えで一拍待たされる場面があり、120Hzディスプレイのなめらかさをスペックが活かしきれていないという印象。特に深センで高徳地図(AMap)を立ち上げた際は起動に時間がかかり、移動中に地図を開きたいタイミングで待たされる場面もありました。

とはいえ、この動作の重さは4GB RAMとエントリーSoCという構成から考えれば想定内。ブラウジングや電子書籍、動画再生といった軽めのタスクであれば実用上のストレスはほとんどありません。あくまで用途を絞って使う端末という前提で捉えれば、納得できる範囲に収まっています。

9.7インチ2K 120Hz・250PPIのクリスタルクリアディスプレイ。屋外での視認性には課題も

Redmi Pad 2 9.7 4Gは9.7インチの2Kクリスタルクリアディスプレイを搭載。解像度は2,048×1,280で、画素密度は250PPIを確保しています。アスペクト比は16:10で、動画視聴でもWebブラウジングでも扱いやすい比率。リフレッシュレートは最大120Hz、タッチサンプリングレートは最大180Hzという仕様です。

画質については、この価格帯としては十分以上という印象でした。深センの地下鉄車内で雑誌をKindleで開いてみましたが、細かい本文まできちんと読める解像度。250PPIという数字は決して高くないものの、9.7インチという画面サイズとのバランスが良く、文字のジャギーが気になることはありませんでした。

輝度は通常500nit、アウトドアモードで最大600nitというスペック。ただ実際に屋外へ持ち出してみると、時間帯によってはやや見づらいと感じる場面がありました。真夏の直射日光下ほど厳しい条件でなくとも、明るい屋外では画面が沈んでしまう瞬間があり、600nitというピーク輝度と体感には少しギャップがある印象です。

一方で、TÜV Rheinlandの低ブルーライト・フリッカーフリー・サーカディアンフレンドリーという3つの認証を取得しており、長時間の読書でも目が疲れにくい設計。屋内での動画視聴や電子書籍がメインという使い方であれば、視認性で不満を感じる場面はほとんどないかと。

本機の隠れた強みがWidevine L1への対応。Netflixの再生仕様画面で確認したところ、Widevine L1でFull HD再生に対応するという表示で、Amazonプライム・ビデオやNetflixを高画質のまま楽しめます。安価なタブレットではWidevine L3止まりでSD画質しか再生できない製品も少なくないため、安心できるポイントです。

深センの地下鉄・空港ラウンジ・移動中の車内で活きた4G単体接続の快適さ

Redmi Pad 2 9.7 4Gの4G対応は、日本国内はもちろんのこと海外取材のような移動中の環境で真価を発揮しました。深センの地下鉄6号線の車内でも現地SIMのままネットにつながり、移動時間にメールを確認したり天気予報を眺めたりと、スマートフォンを取り出さずに済むのが快適。9.7インチというサイズなら、混雑した車内でも周囲に気兼ねなく片手で持てます。低価格モデルでありながらも日本国内の各キャリアのプラチナバンドにも対応するため幅ひろい場所で気兼ねなく利用することが可能。

Redmi Pad 2 9.7 4Gの対応バンド

  • 4G LTE FDD: Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 13 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66
  • 4G LTE TDD: Band 38 / 40 / 41
  • 3G (W-CDMA): Band 1 / 2 / 4 / 5 / 8
  • GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz

空港のラウンジでは、ノートPCの横に並べてサブディスプレイ的に使う場面もありました。Wi-Fiの接続作業なしにすぐ使い始められるのは、4Gモデルならではのメリット。取材の合間にちょっと調べ物をしたいというシーンで、起動してすぐつながる安心感は想像以上に大きかったです。旅行中はどうしてもAC充電ができる場面も少なく、スマートフォンのバッテリーの消耗は抑えたいところ。Redmi Pad 2 9.7 4Gは7,600mAhの大容量バッテリーなこともありスマートフォンと役割分担させることで、スマホ側のバッテリーを温存させられるのおもポイントです。

移動中の車内では地図アプリを開いて現在地を確認する使い方が中心。衛星測位に関してはGPS、中国のBDS、EUのGalileo、ロシアのGLONASSに対応。日本の準天頂衛星システムであるみちびきには非対応ではあるものの十分な実用性を実現しています。今回は高徳地図(amap)でのルート検索、ナビゲーションも試してみました。

高速道路を走りながら大画面で経路を俯瞰できるのは便利だった一方、先述の通り高徳地図の起動が重く、開きたい瞬間にすぐ表示できないもどかしさもありました。地図を主用途に据えるなら、もう一段上のスペックが欲しくなるところ。

7,600mAh大容量バッテリーで実現する1日使い切れる余裕。18W急速充電にも対応

Redmi Pad 2 9.7 4Gは、公称値7,600mAh(標準値)という大容量バッテリーを搭載。Xiaomi公式では軽度な日常使用で最大1.7日間の駆動が可能とされていました。オンライン動画再生で15時間以上、オーディオ再生で18時間以上、オンライン読書で16時間以上というのが公称値。充電は18W有線急速充電に対応し、同梱するACアダプタは15W出力のものとなります。

実際の電池持ちについては、普通に1日持ったという印象でした。深センでの移動中に地図と動画、ブラウジングを組み合わせて使っても、夕方に慌てて充電を探すような場面はなし。7.4mmという薄さのなかに7,600mAhを詰め込んでいることを考えると、バランスの取れた設計です。

エントリーSoCの消費電力の低さも効いているのか、スタンバイ時のバッテリー減少も穏やかな印象。カバンに入れっぱなしにして翌日取り出しても、そのまま使い始められる安心感がありました。旅行や出張のサブ端末として持ち歩くなら、この電池持ちは頼れるポイントかと。

Widevine L1対応で動画も高画質。安価に4Gタブレットが欲しい方に最適なコンパクトタブレット

Redmi Pad 2 9.7 4Gは、27,980円(税込)という価格で、Snapdragon 6s 4G Gen 2プロセッサ、4GB RAM、64GBストレージ、9.7インチ2K 120Hzディスプレイ、7,600mAh大容量バッテリーという構成を実現したコンパクトタブレットでした。AnTuTuベンチマーク415,194点というスコアはエントリークラス相応ですが、動画視聴や電子書籍、ブラウジングといった日常的な用途であれば十分に実用的な性能を持っています。

一方で、スペックはぶっちゃけ高くなく、日常操作でもっさりする場面があるのは正直な感想。地図アプリの起動の遅さやプリインストールアプリの多さ、屋外での視認性の弱さも気になる点として挙げられます。ただ、アルミユニボディの高級感と406gという軽さ、そして4G単体でネットにつながる手軽さと、安価に4G対応タブレットを持ち歩きたい方にとってはぴったりな製品といえました。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています