
当ブログではスマートフォンやタブレット、スマートホーム機器といったガジェット製品をレビューを中心に詳細しています。また、私自身もSIerと呼ばれるシステム会社で働いていることもあり、仕事中もこのブログを書いているときも、のんびりしているときもスマートフォンやPCを見ていることに。常にインターネットに繋がりっぱなしで脳も、眼も休まらない生活を送っています。そんな生活を好んでやっているものの、たまには休憩も必要。スマホを置いて、X(Twitter)やInstagramを閉じてお酒を飲みながら語らう、デジタルデトックスをしてみませんか?
本記事では実際にあーるが友人を誘って実施した「デジタルデトックスの会」をレポート。群馬県は嬬恋村にある嬬恋プリンスホテルに2泊して、必要最低限以外ではスマートフォンを触らずにインターネットを見ないようにする、あとはお酒や美味しい食事、そして温泉で体を癒やす、そんな旅をしてきました。本記事はひかりさんのクリエイティブアドベントカレンダー2025、14日目の記事。昨日はぽむさんの「【世界一のドーナツ】ミスドのゴールデンチョコレートを初めて食べて感動した話」でした。明日はこぴぺんさんです。
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東京から来るまで3時間。澄み切った空気を楽しめる嬬恋プリンス

嬬恋プリンスホテルは群馬県は嬬恋村にある高原リゾートホテル。標高1,100mの嬬恋高原に位置し、浅間山や本白根山といった壮大な山々を望むロケーションが魅力のホテル。ホテルとしての歴史はなかなか古く1975年に嬬恋高原ゴルフ場が開業したのがスタート。その後1979年にクラブハウスを拡張、改築して「嬬恋高原ホテル」として開業し1990年代には温泉、本白根温泉も強化するなどリゾートホテルとして大人向けの落ち着いたリゾートになっています。
今回は東京から高速道路を利用し約3時間ほどで到着。お昼前頃に出発して途中のサービスエリアで食事などをしながら向かって16時頃に到着しました。金曜日の昼に向かったこともあり都内(環八)を抜けて関越道に入ると混雑もなくスムーズに向かうことができました。もちろん車中でもスマホは最小限に、ということで音楽も千葉県民のソウルであるbayfmに一任します。



嬬恋プリンスホテルは日本各地でホテルや木造の邸宅を多く手掛けた建築家、佐藤秀三(1897-1978)による設計。特に本館がその代表で、大丸太(太い丸太)を使った木造大架構構造。柱や梁に大型の丸太材を大胆に用いたダイナミックな構造で広々とした内部空間を実現しつつ、力強い木の表情を活かしたデザインになっています。
ロビーの先には中庭も配置。中庭を中心に左側にレストラン、右側に売店や休憩室をレイアウト。建物内の動線を自然につなぎ宿泊者が移動しながら緑や光を感じられる空間になっています。建物全体は標高1,100mの高原環境に溶け込むように低層で横長のシルエットになっているのも特徴的。外から見てみると、まさにクラシカルな高原のホテルに仕上がっています。




同じく佐藤秀三が手掛けたホテルが青森県・秋田県にまたがる十和田湖の西湖畔に建つ十和田プリンスホテル。主にRC造ながら佐藤の晩年作として木造大架構の要素を取り入れたデザインです。低層構造で湖畔の景観を活かした広大なロビーや部屋からの景観を楽しめる設計が魅力的です。木の素材を多用し、自然との融合を狙ったプロポーションが魅力的なホテル。当ブログでも宿泊記を紹介しているのでぜひこちらもご覧いただければ。
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今回宿泊したのはスーペリアツインルーム。浅間山を望むツインルームで、客室は38.7㎡の広くゆとりのあるでデザインになっています。ベッドは2つ、ソファーベッドも1台あり最大3人まで宿泊することが可能。リビング部分には3脚の椅子のあるテーブルも用意されており、のんびりするための部屋として必要なものを備えています。


宿泊時には水も2つ用意。またリゾート地のプリンスホテルでおなじみのてるてる坊主も机の上に置いてありました。2025年は嬬恋プリンスホテルのもととなった嬬恋高原ゴルフ場の開業から50周年ということもあり、50周年を記念したコースターも。2024年末からのリニューアル時にカードキーも新調したようで、嬬恋の自然をデザインしたカードキーになっていました。温泉に関しては専用のカードキーを利用するようで、チェックイン時に2種類のカードキーを渡されます。
嬬恋の自然を味わう。ホタカサーモンのソテーや赤城どりを使ったコースを楽しむ

夕食にはメインダイニングルームを利用。洋食コースの浅間ディナーをオーダーしました。写真では分かりづらいですが、メインダイニングルームは嬬恋プリンスホテルの木造の特徴を活かしたデザインで、ゆったり過ごせる空間になっていたのもポイントです。




プリンスホテル会員特典のワイン持ち込み券を利用し、今回の参加者がオーストラリア旅行のお土産として買ってきてくれたオーストラリアワインで乾杯。コース料理は一番安い”浅間ディナー”でもアミューズ、オードブル、スープ、魚、肉料理のフルコース。嬬恋近辺の素材である北軽井沢牛乳や、赤城どり、ホタカサーモンなどをふんだんに使ったコースになっています。
美味しいワインを飲みながらコース料理をたっぷり時間をかけて食べる、というのはなかなか至高の時間。お酒が入ることで会話もはずみますし、美味しい食事も心ゆくまで楽しめるので、デジタルデトックスにはコース料理がおすすめです。




今回は嬬恋プリンスホテルに二連泊したので、翌日のディナーコースもこちらで楽しんでいます。きちんと2泊目では前日と異なる夕食が用意されているのもグッド。きちんとしたホテル・レストランでは当たり前ではありますが、こういった小さな気遣いが嬉しいところ。
温泉で一休みしたら昼でも夜でもお酒を楽しんで、語らうのも楽しい

嬬恋プリンスホテルは本白根温泉を利用した展望露天風呂を用意。開放感のある露天風呂で昼間は浅間山連峰を、夕方は夕陽を眺めながら体の疲れを癒やすことが可能です。昼13時~24時、朝は6時~10時まで利用できるので朝も夜もたっぷり温泉に浸かってリラックスできるわけ。



温泉から上がったら部屋で飲み語らうのも一興です。ワイングラスを借りてセッティングすればテーブルで部屋のみをスタート。営業時間という概念もないので、とにかくダラダラと過ごすことが出来ます。掛け布団でも被りながらソファーベッドでゴロゴロしつつ、お酒を飲み、談笑するというのができるのです。
今回は”デジタルデトックス”といいつつ完全にデジタルを排除できたわけではなく、途中からは手元に映像データのあった宝塚の雨に唄えばの公演動画を見るなんてイベントも。ただ、これに調子に乗ってなぜか踊る大捜査線の映画版(副総監誘拐の方)を見たり、他のドラマを見たりと動画を見る、というのにシフトしてしまったのは失敗。ダラダラおしゃべりをするなら、音楽をかけるくらいに留めておくのがベターです。
車を走らせれば毛無峠から破風岳のハイキングにも

嬬恋プリンスホテルから車を40分ほど走らせると「この先」「群馬県」「危険」の看板で有名な毛無峠に。この日はホテルは曇っていたものの晴れ間を信じて毛無峠に車を走らせたところ、快晴の毛無峠に出会うことができました。



ただデジタル・デトックスの会だといって昼から飲んだくれているのは楽しいものの、ホテルの部屋と温泉だけというのは流石に運動不足で不健康。せっかく自然の多い場所に来ているのですから、その自然を楽しんでなんぼです。当ブログでは何度か登場している毛無峠から30分ほどで登頂できる破風岳に今回は登ってみることにします。
破風岳への登山道は眼の前の斜面をただ九十九折にどんどん進んでいくというもの。九十九折の登山道といえどもそれなりに勾配があることと、そもそもの標高が高いことでどんどん息があがっていくコースです。登っている途中でも振り返ると毛無峠が遥か下に見えるようになるためなかなか登りごたえのあるコースです。
【Amazfit T-Rex 3】ヤマレコからGPXファイルを取り込んで等高線マップに表示できるスマートウォッチAmazfit T-Rex 3で毛無峠から破風岳へ登山してみました


山頂に登頂したらホテルの部屋で淹れておいたインスタントコーヒーを水筒から取り出してコーヒーブレイク。また、東京からはるばる持参したドローン(DJI Mavic Air 2)を飛ばしてちょっとばかしの空中散歩も楽しむことにします。ドローンを飛ばすのにはスマートフォンを利用しましたが、まぁ、これはドローンのためなのでセーフ、ということで。
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元ゴルフコースを利用した天然芝のグラスガーデンもおすすめ

ホテル南側には天然芝が広がるグラスガーデン嬬恋もおすすめ。ホテルに併設する嬬恋高原ゴルフ場は、もともと27ホール(=3コース)のゴルフ場でしたが、ここ近年のゴルフブームの下火により1コース分を閉鎖。一部はメガソーラー太陽光発電所に転用し、ホテルに近いコースについては広大な天然芝の広場として解放したものの。
2ホール分が解放されており、ゴルフをする方ならわかると思いますが1ホール目と9ホール目の部分がグラスガーデン嬬恋として転用。そのため300ヤード近い広さ×2の広大な広場になっています。ただ散歩するのも良いですし、ちょっと走り回るなんてことも良いかも。グローブとボールを持っていってキャッチボールとかしても良かったかも。

4ホール分は練習ホールとしても利用が可能。嬬恋高原ゴルフ場はハーフで回るというのができないため、基本的に18ホール全部回る必要があり、お気軽ゴルフ(大磯ゴルフ場のような使い方)には向いていません。この練習ホールなら嬬恋高原ゴルフ場の旧浅間コースを使って本物のゴルフコースを4ホールだけ楽しむ、ということが可能です。グラウンドゴルフも用意があるので、アクティビティには困りません。
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嬬恋プリンスホテルのレストランはランチ営業を行っていないため、お昼ごはんはどこか別の場所で食べる必要があります。ランチには、嬬恋村農産物直売所「あさまのいぶき」に併設の「食堂カフェきゃべつごはん」を利用。嬬恋村がキャベツの高原栽培で有名なのは社会科の授業でも記憶があると思いますが、嬬恋高原キャベツを1列に並べると地球約1周になるんだとか。思想が強い看板が立っていました。
今回はたっぷりキャベツのやまと豚丼を頂きました。新鮮なキャベツの甘みと豚肉の旨味で非常に絶品。写真からもわかるように、これでもかと言うくらい嬬恋キャベツが使われており野菜不足も解消できそうです。お土産に直売所で激安嬬恋キャベツを購入してホテルに戻りました。
都会の喧騒と、インターネット、SNSから離れてデジタル・デトックスをぜひ

今回は10月に友達を誘って行った群馬県は嬬恋村で楽しんだ「デジタル・デトックスの会」についてご紹介。部屋からの景色、地元の幸をふんだんに使った食事、絶景の温泉、そして住んだ空気の中で楽しむアクティビティと盛りだくさんで、都会の喧騒に疲れた私を癒やしてくれる旅でした。この記事を読んでいるあなたも、きっとSNSの投稿の反応に一喜一憂して消耗したり、都会の喧騒、仕事で消耗をしてるはず。ぜひ、自然豊かな場所で「デジタル・デトックスの会」、オススメです。
本記事はひかりさんのクリエイティブアドベントカレンダー2025、14日目の記事。昨日はぽむさんの「【世界一のドーナツ】ミスドのゴールデンチョコレートを初めて食べて感動した話」でした。明日はこぴぺんさんです。なお、この「デジタル・デトックスの会」はシーズンごとに場所を代えて定期開催することに。次回は12月でも暖かい伊豆・下田プリンスホテルで開催。今度は和室を抑えて全力で体を(物理的に)伸ばしてくることにします。その次も興味のある方はぜひお声がけを。
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