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【大磯ゴルフコース】都心から1時間のショートコースとSPAで温泉、サウナを楽しむリゾートステイ。大磯ゴルフコースと大磯プリンス利用レポート

初夏の訪れを感じる暖かく晴れた日が増えつつある6月の東京。ただ平日をオフィス街を過ごして土日は家で、というのはちょっともったいない季節になってきました。そういった休日にはちょっと都会を離れた場所でゴルフは気持ちが良いかも。ロングコースを回るとなるとちょっと大変ですが、ショートコースを楽しめばちょっとした運動を楽しめる良い休日に出来るはず。

今回は海沿いの風を楽しみながら1時間ちょっとののんびりゴルフを楽しめる大磯ゴルフコースを訪問。ゴルフのラウンド初心者でも、中級者でも楽しめる適度な難易度と、海風を浴びられる心地の良さの両方を楽しめる、これからの季節にピッタリのコースでした。気軽に土日にゴルフを楽しみたいなら最高のロケーションのコースです。

海が見える1~3ホールに、意外な起伏の楽しめる後半まで程よく楽しめるコース

今回は大磯プリンスホテルのフロントから歩いてゴルフコースのクラブハウスまで移動。意外と距離があるように見えますが、大磯ゴルフコースのバス停脇からテニスコートの脇をぐんぐん進めば起伏なくクラブハウスまでたどり着くことができます。大磯ゴルフコースのクラブハウスはかなりミニサイズで、1階は受付とロッカールーム、シャワー、2階には食堂のみ。温泉大浴場は設置されていないため、日帰り入浴をしたい場合は大磯プリンスホテルのTHERMAL SPA S.WAVEの日帰り利用が必要です。

項目価格 (通常)価格 (宿泊者)
レンタルクラブ(ハーフセット)¥2,200¥1,100
レンタルシューズ¥1,100¥550
レンタルパター(1本)¥550
レンタルバッグ¥550
貸ロッカー¥330

今回は完全に手ぶらで来場したためレンタルを利用。レンタルクラブのハーフセットや、レンタルシューズが準備されており基本的に相当在庫に余裕はある様子。レディースのレフティーなどではあらかじめ予約したほうが良いですが、それ以外なら当日飛び込みでも余裕があるはず。大磯プリンスホテルに宿泊すればレンタル代は半額でかなりお得に利用することが可能です。

大磯ゴルフコースはセルフプレーで、かつ、手押しカートで回るスタイル。通常のゴルフ場のように電動カートのような便利なものはないため叩いても叩かなくてもひたすらカートを押して歩くことになります。当然載せられるクラブの数にも限界があるので、アイアンを厳選して持っていくとベターです。

クラブハウスの前にはアプローチ練習場も設置。大磯ゴルフコースは通常のゴルフコースと比べても余裕のあるプレー間隔で初心者でも安心してスタートできるようになっています。そのため、スタートまでの時間は素振り練習場などで適宜時間を使っておくとベターです。

No.1ホール

大磯ゴルフコースはPAR27、レギュラーティーで1040ヤード、9ホールの構成。全ホールがPAR3でありつつ、コースによっては最長160ヤード、短いもので83ヤードとコース長も、その難易度も工夫が凝らされたレイアウトになっています。1~3ホールは一番海側に面しており101,105,85ヤードとストレートでもちょっと長めのコースです。

4番ホールまではアイアンで飛ばしつつ、軽快に進んでいける心地の良いコース。カートを押しながら目を向ければ海が見えるロケーションで、リゾート感のある景色が広がっています。コースの芝はかなりきれいに刈り取られており、コースメンテナンスは抜群。グリーンに乗せるまでは、自身がうまくなったように錯覚させられるほどでした。

対してグリーンは意外と難易度が高くなっており、前半のホールではそこまで叩かなかったとはいえ、それでもあたふたしてしまう場面も。短いコースでもゴルフの楽しさが詰まったホールになっています。

大磯ゴルフコースは基本的にアイアンで回っていくアイアンコース。ティーショットもマットに直接ゴルフボールを置いてそのまま打っていきます。各組の間隔が空いていることもあり、基本的に待つことがありませんでしたが、待ち時間も快適に過ごせるよう各ホールにパラソルと椅子が設置されており、ちょっとした休憩にも最適。当然後ろの組の迷惑にならない程度に、ではあるものののんびり回っていくことができます。

通常のロングコースでは初心者はカートに乗る時間も少なく、かつ、後ろの組もすぐに近づいてくることもあり時間に追われがちなこともありますが、大磯ゴルフコースは全体的にゆったりとした時間が流れていました。内陸側のコースは徐々に起伏のあるコースになってきて、意外と飽きない作りになっているのもポイント。

最終ホールである9番ホールは125ヤード。OBのローカルルールが用意されていたり、シニア、レディース用の特設ティーも用意されていたりする難易度高めのコース。まっすぐグリーンにのせられないと左側の坂の下に転がってしまう、そんなコースレイアウトです。

グリーンも全体的に坂になっていてパッティングの技術も求められるようになっているのもポイント。グリーンまでサクサクと乗せられても、最後に叩いてしまうような程よい難易度を実現していました。だいたい1時間強で9ホールを回り終わるような長さでした。

コースを回り終えたらクラブハウス2階の食堂で食事を楽しんだり、クラブハウスの脇に設置されている椅子で少し休んだりと思い思いに過ごすことが可能。誰もいなかった(最終スタート後)ので喫煙所で休みましたが眼の前に海が広がる絶好のロケーションでした。

休んでいるうちにチェックインの時間が近づいてきたので、またテニスコートの脇を通ってホテルに向かいます。大磯ゴルフコースの最終スタートは午後2時、最終ホールアウトは午後3時半。テニスコートの営業時間は午後9時まで(ハードコートは日没まで)のため、運動し足りないひとはテニスコートでさらに汗をかくことも可能。今年使用料金も宿泊者は半額で土日の人工芝でも1時間2,750円なのでなかなかお手頃。機会があればテニスも楽しんでも良さそうです。

もと来た道をもどって行けばバス停脇からホテルに戻ってこれます。大磯ゴルフコースのロッカールームは有料のため、大きな荷物がある場合はホテルに預けてホテルとゴルフコースの往復はほぼ手ぶら、というのが良いですね。ちなみに、通常のラウンドではロストボールしがちですが、大磯ゴルフコースでは2人とも一球もロストしなかったのも安心ですね。

サウナブームも過ぎて過ごしやすくなったスパで、リフレッシュもバッチリ

ゴルフのあとは大磯プリンスホテルのTHERMAL SPA S.WAVEを利用するのがグッド。シャワーを浴びてインフィニティプールで海風を浴びるのもよし、サウナでさらに汗をかいてくるのも良いかも。サウナブームの頃はサウナが混雑してしまっていましたが、土日でも今ではゆったりと浸かることができるので安心です。

個人的には岩盤浴が気持ちよくておすすめ。フィンランドサウナで一気に汗をかくのも良いですが、20分ほど入っていると一気に汗が吹き出してくる岩盤浴なら、暑いのが苦手な方であってもスッキリ出来るはずです。

岩盤浴やサウナで温まったあとは、アイスルームで涼んだり、外のジャグジーやリクライニングチェアで風にあたって体を落ち着かせればリフレッシュ完了。あとは、SPAの下の階にある天然温泉に浸かって体の汚れを落とせば最高のゴルフからのSPA体験となるはずです。

北京ダックも楽しめる中華に、アメリカンブレックファーストで優雅な朝食も、美食ステイに

SPAを楽しんだ後は部屋で一休みして、1階の中国料理 滄へ。訪問時は大磯プリンス自体が空いているようで、飛び込みでも入れるような印象でしたが、基本的に予約しておくと安心。中国料理 滄ではコース料理の他にアラカルトも楽しめるようになっていて、今回は美食を徹底的に思いのままに堪能することにしました。

個々の料理の解説はしませんが、どれも腕によりをかけて作られたものばかり。普段は横浜中華街の湖南料理専門店の湖南人家を愛する私ですが、日本のホテルの中国料理の日本人ナイズしつつこだわりを持って作られた食事の美味しさはなかなか。プリンス系は、中華はおいしいと思っておりなかなか格別の味でした。

中国料理 滄で楽しんでほしいのが、北京ダック。まず日本の町中華でもまず見かけることがない北京ダックを3,400円(上の写真・2名向け)で楽しむことが可能。提供時に包むかどうかを聞かれ、頼めばその場で巻いてくれるため失敗のない北京ダックを簡単に楽しむことができます。味は言うまでもなくなかなかのもの。中国料理 滄を訪ねた際にはぜひ味わって欲しい一品です。

朝食はSPA棟の1階にあるS.DININGでアメリカンブレックファーストを。再混雑期(7月7日~9月15日)は提供なし、かつ、日曜日(と、一部の祝日)限定ですが全面ガラス張りの開放的なS.DININGから外を眺めながら健康的なサラダ、焼き立てのブレッドにエッグベネディクトの優雅なセットメニューを楽しむことができます。

S.DININGは広々とした窓はもちろんのこと高い天井で開放感があるデザインなのも魅力的。ゆったりとした空間で美味しく、かつ、健康的な朝ご飯を陽の光を浴びながら食べれば前日の疲れもリフレッシュできました。アメリカンブレックファーストのメニューは先着順の数量限定のメニューのため、気になる方はあらかじめネットから予約しておくと良いかもしれません。

朝食料金については、通常の朝食と同じ価格(3,200円)での設定。朝食付きプランで予約している場合や、プリンスプラチナ会員の朝食プレゼントでも利用することが可能。ホテルの朝食ビュッフェも好きですが、こういうセットメニューもぜひお楽しみにいただければ。

ゴルフにサウナ、温泉のリゾートステイを都心から1時間で。大磯プリンス

今回は海沿いの風を楽しみながら1時間ちょっとののんびりゴルフを楽しめる大磯ゴルフコースを訪問。ゴルフのラウンド初心者でも、中級者でも楽しめる適度な難易度と、海風を浴びられる心地の良さの両方を楽しめる、これからの季節にピッタリのコースでした。気軽に土日にゴルフを楽しみたいなら最高のロケーションのコースです。

大磯ゴルフコースと大磯プリンスホテルは、東京駅からでも約1時間の大磯駅からバスで20分ほどで到着できる都心からの近さも魅力的。普段の旅行やゴルフでは片道2時間超の時間を覚悟しなければならないところドア to ドアで1.5時間もあれば到着してしまう近さでありながら喧騒を忘れられるリゾートを楽しむことが出来ました。

ぜひ、ちょっと気軽なリゾートステイを楽しみたい方こそ大磯ゴルフコースと大磯プリンスホテルでのちょっと贅沢な土日を過ごしてみては。余裕があれば併設のテニスコートでテニスを楽しんだり、ボウリングセンターでボウリングを久々に楽しんだりと、アクティビティに尽きない大磯をぜひお楽しみください。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています