ガジェット レビュー

【Amazfit T-Rex 3】デュアルバンドGPSで高精度な測位を実現。AI・Zepp Flowを利用した音声入力も対応するアウトドアスマートウォッチAmazfit T-Rex 3レビュー【PR】

世間的な風潮として健康管理を進めてより長い間健康的に過ごせるようにする、という雰囲気が高まっているようにも感じる今日。先日レビューした世界で初めて自律神経パワーを計測できるスマートフォン、arrows We2 PlusスマートリングのAmazfit Helio Ringの発売が予告されたり、健康管理に便利な製品も市場に増えて来ています。そんな健康管理できるデバイスの中でも日本で多くの製品を発売しているのが中国のZepp Health。先ほど触れたスマートリングやスマートウォッチを多く発売しています。

今回はそんなAmazfitから発売となったスマートウォッチAmazfit T-Rex3をメーカーより提供を頂いてレビュー。Amazfit T-Rex 3は1.5インチの大型480×480ディスプレイを搭載したアウトドア向けスマートウオッチ。デュアルバンドの6衛星測位システムや、通常のマップ、等高線を含む山岳地図、スキーマップの3種類のオフラインマップ機能に、Open AIのGPT-4 oを採用したAI機能Zepp Flowを搭載したハイエンドモデル。通常仕様で27日間のロングバッテリーも実現し高い利便性を確保した製品です。

【Amazfit T-Rex 3】ヤマレコからGPXファイルを取り込んで等高線マップに表示できるスマートウォッチAmazfit T-Rex 3で毛無峠から破風岳へ登山してみました

Amazfit T-Rex 3のクーポン情報

  • 販売価格:39,900円
  • 正式販売開始日:10月10日(木)
  • クーポン有効期間:9月27日(金)~10月26日(土)
  • クーポン割引率:5%オフ(1,995円分の割引)
  • 割引後価格:37,905円
  • クーポンコード:TREX3PR13

Amazfit T-Rex 3のスペック

項目Amazfit T-Rex 3
カラーOnyx(オニキス), Lava(日本発売時期未定)
サイズ48.5 × 48.5 × 13.75mm
重量(ストラップを除く)68.3g
ボディ素材ステンレススチールベゼル、ポリマーミドルフレーム
ボタン4
防水性能10 ATM
ディスプレイAMOLED, 1.5インチ
解像度480×480, 322PPI、最高輝度2,000nits
バッテリー容量500mAh (定格値)
充電方法マグネット式充電器
充電時間2時間以内
バッテリー寿命通常使用: 27日, バッテリーセーバーモード: 40日, ハードな使用: 13日, 精度GPSモード: 42時間, 時計モード: 81日
GPSモードデュアルバンド & 6衛星システム
センサーBioTracker™ PPG 生体センサー(血中酸素レベル対応)、加速度、ジャイロ、地磁気、バロメーター、温度センサー
接続Wifi 2.4GHz、Bluetooth 5.2、BLE
対応デバイスAndroid 7.0 以上, iOS 14.0 以上
OSZepp OS 4.0
アプリケーションZepp App

1.5インチの大画面に2,000nitsのAMOLED採用の見やすいディスプレイと、タフなデザインが魅力

パッケージは白地にAmazfitのロゴマークと製品画像を大きくプリントしたシンプルなもの。同梱品はシンプルで充電用のアダプターと、時計のバンドを交換した際のカバー、調整用のピン、説明書が付属します。本モデルから充電アダプターの仕様が大きく変更になり、これまでのケーブル一体型からケーブルと充電マウンター部分が分離する形状に。

これまでの充電アダプターは、USB Type-Aのケーブル一体型だったため自宅に常設する場合にはUSB Type-A端子を専有し、また旅行などで持ち運ぶ際にはケーブル部分でスペースを取るデメリットがありました。本機の場合はこのアダプター部分だけを持ち運んで、あとは他のスマホなどを充電するUSB Type-Cケーブルを持っていけばOKというわけ。こういうのでいいんですよ、こういうので。

実際にAmazfit T-Rex 3の裏面に充電アダプターをつけてみると上の感じ。Amazfitのこれまでのモデルは、充電アダプターの磁力が弱く充電中に外れてしまうということがありましたが、本機はこれまでのモデルに比べてかっちりとくっついてくれる印象なのも好印象。自宅の中での充電もこれなら安心できます。先程触れたバンド交換用のピンについては箱に使い方が載っていましたがイマイチ使い方はよく分かりませんでした…

Amazfit T-Rex 3は1.5インチ、480×480、最高輝度2,000nitsの大型で高精細、高輝度なAMOLEDディスプレイを搭載。どこから見ても見やすい画面に仕上がっているのが特徴的です。前面はアウトドア、スポーツウォッチらしくディスプレイを保護できるようにベゼル部分ががっしりとしたデザインになっています。ディスプレイ自体もゴリラガラスを採用しており傷がつきにくくなっているのもポイント。

背面には電源アダプターとの接続部と血中酸素濃度測定にも対応したBioTracker™ PPG 生体センサーを搭載。すでに前述のように充電アダプターが本モデルから刷新されており過去の製品のアダプターを流用することはできなくなっています。

左右の両側面にファンクションキーを配置。右側には上からセレクトキーとバックキー、左側は上下キーの構成になっています。なお、セレクトキーについては標準では長押しすることで本機でも搭載しているZepp HealthのオリジナルAIであるZepp Flowを呼び出せるようになっています。Zepp Flowの詳細は後述しますが、以前取材したAmazfit Helio Ringの発表会の際には正直なところ期待していませんでしたが意外と便利。Amazfitのスマートウォッチを使う上では、活用しない手はないと思いました。

大画面だからこその見やすさが嬉しい。各アプリの画面もきれいになって使っていて楽しいスマートウォッチに

Amazfitを始めアウトドア向けや電池もちを売りにしているスマートウォッチメーカーは、TicWatchシリーズという例外を除いて基本的にGoogle謹製のスマートウォッチ向けOSであるWearOSを採用せず、独自開発のOSを採用しています。Amazfitの場合はZepp OSというOSを採用しており、Google Playストアが使えるWearOSと違いサードパーティ製のアプリをインストールして機能を拡充する、というのが難しいのが事実。

ただ、Zepp OSでは簡易的なアプリなら動作できるようになっており、少し機能を追加することが可能。また、独自OS採用のスマートウォッチではどうしてもカッコいいデザインや、一つ一つの画面に動きをつけるということが苦手ですがZepp OSはリッチできれいな画面を実現しているのもポイントです。上の写真の文字盤もグラデーションもふんだんに使っていてクールに仕上がってますしね。

スマートウォッチを開いたときに最初に見る文字盤は、Zeppアプリから数十種類のデザインがダウンロード可能。デジタル調のものからアナログ型の文字盤まで多くの種類を好みの合わせてダウンロードして利用できます。無料でダウンロードできるものでも十分種類がありますが、有料の文字盤をダウンロードして利用することも可能で、これまで以上に多くの種類のデザインを楽しめます。

文字盤の画面を上から下にスワイプするとクイック設定ツールが表示。スリープモードやスマートフォンを探す機能、明るさやカレンダー、アラームなどの設定をすぐに呼び出せるようになっています。これまでのモデルになかった面白いものとしては、画面を赤色等にする夜間モード。アウトドアなどで夜にAmazfit T-Rex 3の画面を点けて使いたいというときに、全体を赤色、オレンジ、グリーンにすることで視認性と暗さを両立できるようになっています。

毎朝朝になるとその日の天気や予定、前日夜の睡眠状況に運動の結果をまとめてレポートにしてくれる「モーニング・アップデート」機能も搭載。この画面も過去のモデルからブラッシュアップされており、通知からモーニング・アップデートを開くと気温と日付が大きく表示され、その後各レポートを表示できるようになっています。朝のうちに知っておきたい内容をさっと確認できる本機能は結構便利でおすすめの機能です。

GPT-4oを搭載しスマートウォッチを音声操作。Amazfitの生成AI機能Zepp flowが便利

Amazfit T-Rex 3はOpenAIの生成AIであるGPT-4oを搭載した生成AI機能、Zepp Flowを搭載。これまでのスマートウォッチに搭載されているAIやアシスタント機能は、なにか質問をしたら答えてくれるという検索系がメインでしたが、本機能はスマートウォッチ本体の操作を行うことが可能に。例えば、「ランニングの運動を開始」と音声入力することで自動的にスポーツモードの、屋外ランニングに移行することも可能です。

このランニング開始時の画面についてもこれまでのモデルからブラッシュアップ。過去のモデルは単純に運動の種類の名称、GPSの取得状況が表示されているシンプルなものでしたが、T-Rex 3では運動のアイコンが追加されどの運動モードを開いたかがひと目で分かるようになっています。また、GPSの取得状況についてもアンテナマークが見えやすくなっており、運動開始時に見れる情報が増えているのも印象的でした。

Zepp Flowを利用することで、これまでAmazfitのスマートウォッチではできなかった音声入力での返信が可能に。いままではあらかじめ決めておいた定型文を返信か絵文字を返信することしかできませんでしたが、Zepp Flowの採用によって返信したい内容を声で入力することで自由に変身できるようになっています。認識精度は、一般的な日本語であれば上々、ただし「せやで」「もーまんたい」などの一言、かつ、AIには認識しづらい単語は正しく認識できない印象でした。

引き続きZepp Healthアプリで文章を登録しておいて、それを選んで返信する簡易返信機能も搭載。Zepp Flowの音声認識を使うまでもない簡単な返信であれば、ここに登録しておけばOK。Zepp Healthアプリの設定メニュー内にある「アプリ通知」の「クイックレスポンス管理」で5種類登録しておくことで、サクッと返信できるのは嬉しいところです。

ちなみに通知の表示機能も実は前モデルからアップデートされていて、通知に画像がついているような場合にはその画像も表示できるようになっています。これまで以上に通知の中身をひと目で確認できるようになっているので結構便利になっている印象。大抵のアプリのアイコンも連携されているのも嬉しいところですね。

GPSの測定速度も早く、正確な計測ができる運動モード

Amazfit T-Rex 3は170種類を超える運動モードに対応。これまでのアウトドア向けモデルのT-Rex Ultraでは160種類以上だったため、他のAmazfitのどのモデルよりも多くの運動の種類に対応します。なかなか他のスマートウォッチでは見かけないスキーやスノーボードといったウインタースポーツや、乗馬といったマイナーなスポーツまでカバーしてくれるわけです。

運動モードでの計測時に気になるのはGPSの精度。GPSの測位速度が遅いスマートウォッチの場合、せっかく運動を開始してもその結果を正しく計測できないということが起きてしまいます。T-Rex 3は円偏波・デュアルバンド(L1+L5)6衛星測位システムを搭載しており、他のスマートウォッチを圧倒する測位精度を実現。実際に自宅の回りや会社の近くなどのビルの多い場所で計測をしようとしても、十数秒で測位が完了するためスムーズに運動を開始することができました。

運動計測中は運動時間やランニングであればその速度、心拍数などを一画面にコンパクトに表示。画面をスワイプすれば心拍数のグラフを確認したりマップで一を確認したりすることも可能です。運動中に音楽を楽しむということは私も含め多いはず。計測画面を右から左に向かってスワイプすると音楽コントローラーの画面も表示でき、スマートフォンで再生中の音楽を操作が可能です。計測が終われば自動的に移動距離や時間、カロリーなどを表示するので運動の結果もひと目で確認できるようになっています。

運動の結果は自動的にZepp Healthアプリに同期。アプリ上では移動した距離やエクササイズ時間、平均速度や消費カロリーなどをコンパクトにサマリーとして表示してくれるため、その運動の成果をすぐに確認できるようになっています。

運動の種類によって詳細に確認できる内容は微妙に異なっており、一番項目数が多いのはランニングとウォーキング。ストライドやケイデンスも計算して表示してくれるようになっています。サイクリングの計測結果であれば速度の推移や心拍数の推移、運動終了後の3分間での心拍数の減少度合いも計測してくれます。また高度の推移や勾配分布、トレーニングがどれだけの効果があったのかというのも表示してくれるわけ。7kmサイクリングした割には意外とトレーニングの効果が少ないのがちょっと残念。

まだスキーシーズンにもなっておらず、また、レビュー期間中に登山をすることもなかったため試すことができませんでしたが、Amazfit T-Rex 3は3つのマップの表示機能に対応。以前レビューしたAmazfit T-Rex Ultraもスキーマップ機能を搭載していましたが、T-Rex 3ではスキーマップに加え、等高線が表示された登山向けのコンターマップも搭載。あらかじめWi-Fi経由でダウンロードしておけば必要な場所ですぐに地図を確認できます。

実際にスポーツモード中に地図を表示させてみるとこんな感じ。これまで通った場所の軌跡と向いている向きが地図上に表示されるため、現在地と今後の進路もわかりやすくなっているのが特徴。メニューを一度表示すればズームイン/アウトや地図の移動も簡単にできるため、あらかじめルートを決めておいてランニングや登山をするという場合には便利です。

【Amazfit T-Rex Ultra】デュアルバンドGPSとオフラインスキーマップで手元でゲレンデマップを確認!スキーヤーのマストアイテムなスマートウォッチAmazfit T-Rex Ultraで雫石スキー場へ【PR】

24時間の心拍数・血中酸素飽和度測定で健康な生活へのサポート機能を豊富に搭載

Amazfit T-Rex 3はスマー0とな健康アシスタント機能を多く搭載。Zepp OS 4.0と先進的なBioTracker PPG光学センサーによって血中酸素飽和度レベル、ストレスレベルを24時間365日モニタリングすることが可能、また、心拍数はデュアルランプ5PD心拍モジュールによって計測することで正確さも確保しています。計測したデータを基に精神的、身体的な回復状況を示すレディネススコアも計算してくれる、健康のための機能を多く搭載しています。

Zepp Healthアプリ上で計測したデータは統合管理。体の回復状況を示すレディネススコア、運動の負荷を示してくれるPAIスコア、歩数に睡眠状況、心拍数にHeart Rate Variability(心拍変動・HRV)、ストレスレベル、血中酸素に運動記録、カロリー消費状況、ワークアウト状況を一画面にまとめて表示。体重とボディスコアは別売りのXiaomiスマート体組成計2で計測した結果が同期されています。

【Xiaomi スマート体組成計2】体重、体脂肪、内臓脂肪レベル等の13の体組成をスマートフォン上で管理できるXiaomiスマート体組成計2レビュー

レディネススコアの詳細画面では、夜間の睡眠時の心拍数や心拍変動(HRV)、呼吸の質に加えて皮膚の表面温度の状況からどれだけ身体的な面とメンタル面の双方でエネルギーを回復できているかを表示してくれます。結構ちゃんと寝ているつもりなのですが、スコアが100を撮れないのが結構不思議。ただ、このスコアが低いときは確かに気分が低かったりと当たっているような気もします。

運動系のデータは各運動ごとに記録されるのはもちろんのこと、運動強度を示す個人生理活動指標「PAI」の形でも収集。このPAIが100の状態を維持することで、将来的な心血管疾患による死亡のリスクを減らすことができるんだとか。指標を維持するためには継続的に運動強度の高い運動を行う必要があり、運動を続けるモチベーション維持になるはず。

歩数のデータも常に同期されており、1日の歩行距離や歩数、消費カロリーも常に確認可能。データは週ごと、月ごとの平均も見れるため、運動状況の変化の様子も確認できます。

睡眠計測については単純な睡眠時間、時刻の規則性はもちろんのこと睡眠ステージがどのように推移しているかも分析してくれます。Zepp Health上では入眠時刻と起床時刻、睡眠時間の規則性も重視しており、過去一週間でどのように推移しているかを確認できるようになっているのもポイント。以前ご紹介したAmazfitの睡眠分析AIであるZepp Auraからのアドバイスも確認できます。より詳細なアドバイスを求めたい場合には、サブスクリプションへの加入が必要です。

また、睡眠時の呼吸の質と呼吸数についてもどういう仕掛けか正直わかりませんが計測。呼吸低下の回数も算出するため簡易的に睡眠時無呼吸症候群のリスクを確認できるようになっています。私の場合は呼吸低下の回数は少なく問題ない水準のようでした。

睡眠中の睡眠ステージや心拍数、呼吸数がどのように推移しているかはグラフでも確認できるようになっています。この日はやけに疲れが残っていたことと、20時頃から飲酒をしていたこともあってか入眠直後は心拍数が高めで徐々に下がっていっていました。心拍数は平均すると54拍/分のため正常な範囲で、呼吸数もここは適切なレベルになっていました。

24時間の心拍数計測の結果も分析が可能。安静時心拍数や平均心拍数も算出して提示してくれていました。睡眠時のHRV(心拍変動)についても自動的に計測。睡眠中に心拍数がどの程度変動しているのかを示しており、このHRVが高い状態は副交感神経が優位でリラックスしていることを、低い場合には交感神経が優位でストレスを感じていることが分かるんだとか。

HRVから分析できることは多く、ストレスレベルの他に体調や運動の効果、身体の回復度も計測できるんだとか。基本的にこのHRVが高い方がよく、Amazfit T-Rex 3では普段の心拍数の状態からHRVのベースラインを自動的に計算。利用者一人ひとりに合わせてHRVの状況を示してくれるので、その日の健康状態を簡単に把握できるようになっているわけです。

このHRVなどの指標を組み合わせて日常的なストレスレベルも常に計測。自身の状況とストレスレベルを見返すことでどの場面でストレスを感じていたのかを確認できます。血中酸素飽和度の結果もSpO2メニューで確認可能。若干おかしい数値が出ていますが、これは真実なのか…単発の結果よりかは、それぞれの傾向を掴むことでどういう状態なのかを把握するとベターかも。

ワークアウトの状態では、どの運動でどれだけの強度だったのかも確認が可能。運動の状況についてはカロリー消費量だけでなくVO2 MAX(最大酸素摂取量)を計測したものを確認することも可能。このVO2 MAXが高いと効率よく酸素を体内に取り込み、エネルギーに変換できることを示しており、持久力の高さや運動効率の良さ、そして心臓や肺の機能、筋肉の能力が総合的に高く健康状態が良いとも言えるんだとか。

また7日間、28日間のワークアウト負荷(EPOC=運動後過剰酸素消費)についても計測してくれます。運動中は体内に乳酸が蓄積されたり、体温が上昇したり、筋肉が損傷しますが、これをもとに戻そうとするのに通常よりも酸素を多く取り込みエネルギーを消費するのを示すのがこのEPC。過剰に高い状態は良くないですが、適度な高さにしておくことで運動後もカロリーを消費し続け脂肪燃焼効果が期待できるんだとか。

これらの運動や健康状態、睡眠状況の計測機能についてはZepp Healthアプリ上から簡単に設定を変更可能。こういった健康モニタリング機能を利用していると不安になるのがバッテリー。本機はバッテリーの持ち時間の長さも圧倒的で体感では運動計測モードを1,2時間GPSをONにして利用したあとでも1日経過後のバッテリー残量は85%超と1日で20%も利用しないほどのレベル。利用環境等によってバッテリーの減り方は当然変化しますが3,4日程度ならスポーツ計測モードでGPSをガンガン使っても持ちそうなレベルでした。

もちろんこの結果はあらゆるモニタリングをONにしたときの状況。バッテリー残量が心許ないときにはより長時間利用できるようにする省電力モードも利用可能です。1泊2日、2泊3日程度の出張や旅行の際には充電器はもたず、それ以上の場合には持っておくとベターという感じでした。

高精度な運動計測も、音声入力を使ったLINEの返信もOK。パワーアップしたアウトドアスマートウォッチ

今回レビューしたAmazfit T-Rex 3は1.5インチ・最大輝度2,000nitsという明るいディスプレイと、超高精度なデュアルバンドの6衛星測位システム、GPT 4oを採用したAIであるZepp Flowで独自OSでありながら音声入力を利用したLINEなどの返信にも対応したアウトドア面でも、機能面でも最強の性能を持ったスマートウォッチでした。秋のアウトドアシーズンに向けて、ぜひ本機を持って登山やランニングなどのスポーツを楽しんでみては。

【Amazfit T-Rex 3】ヤマレコからGPXファイルを取り込んで等高線マップに表示できるスマートウォッチAmazfit T-Rex 3で毛無峠から破風岳へ登山してみました

Amazfit T-Rex 3のクーポン情報

  • 販売価格:39,900円
  • 正式販売開始日:10月10日(木)
  • クーポン有効期間:9月27日(金)~10月26日(土)
  • クーポン割引率:5%オフ(1,995円分の割引)
  • 割引後価格:37,905円
  • クーポンコード:TREX3PR13

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています