ガジェット レビュー

【TicWatch Pro 5 Enduro】WearOSの機能性と丸2日以上持つバッテリー性能を実現した、最強のスマートウォッチTicWatch Pro 5 Enduroレビュー【PR】

先日製品が発表になったことをお伝えしていたWear OS採用のスマートウォッチ、Movboi TicWatch Pro 5 Enduro。Google謹製のWear OSを搭載したことによる高い機能性と、TicWatchの特徴でもある2層式ディスプレイによってWear OSモードでも最大90時間利用できるバッテリー持ちを実現。Qualcomm Snapdragon W5+ Gen1を採用することでレスポンスの良さも確保した製品です。

今回は本製品をメーカーより提供いただきレビュー。Wear OSによる使い勝手の良さやカード決済機能といった利便性と、日常使いでも2,3日余裕で使えるバッテリー持ちで機能性を落としたくない方にも満足な性能でした。TicWatch Pro 5 EnduroはすでにAmazonや楽天の公式サイトで販売中。フェーズフリーな使い勝手を実現したTicWatch Pro 5 Enduroを是非試してみてください。

TicWatch Pro 5 Enduroのスペック

項目スペック
サイズ(mm)50.15 x 48 x 11.95
重量44.7 g
カラーオブシディアンブラック
ウォッチケース材質ステンレス、 7000シリーズアルミウム、高強度ナイロン、グラスファイバー
ディスプレー材質サファイアクリスタルガラス
バンド材質フッ素ゴム(フルオロエラストマー)
ストラップ24mm
搭載OSWear OS by Google
チップセットSnapdragon W5+ Gen 1 ウェアラブルプラットフォーム
メモリーRAM: 2GB / ROM: 32GB
ディスプレイ1.43インチ(466×466) 326ppi、AMOLED (有機EL)+ 超低消費電力ディスプレー(FSTN液晶)の2層ディスプレイ
通信方式Bluetooth 5.2、Wi-Fi: 2.4GHz
衛星測位方式GPS+Beidou+Glonass+Galileo+QZSS(日本・みちびき)
スピーカー/マイク/バイブレーダー
センサー加速度センサー、ジャイロセンサー、 HD PPG心拍センサー、 SpO2センサー、皮膚温度センサー、低遅延オフボディセンサー、気圧計、コンパス
バッテリー容量628 mAh
耐久性5ATM、オープンウォータースイミング対応、MIL-STD-810H

ビジネスシーンでも、アウトドアにも似合うクラシカルなデザイン

パッケージは前作TicWatch Pro 5 Proと同じく縦長のデザイン。TIcWatch Pro 5 Enduro本体と説明書、充電ケーブル、安全ガイドをコンパクトに収納しています。説明書は多言語対応のものになっており、各言語それぞれ縦長3ページのみと割り切った構成です。Wear OSの利用にマニュアルなんていらない、という感じでしょうか。

本体の盤面のデザインはただの時計という感じ。一部のアウトドア向けスマートウォッチにあるようなゴツゴツしたタフネス形のデザインというわけではなく、ベーシックで、クラシカルな腕時計のデザインという感じ。ゴツゴツしたタフネスモデルだと、どうしても会社や商談の場で着けるのはTPO的に憚れますが、このデザインなら安心です。

見た目は普通の腕時計ですが、某雨水、防塵性能は確保しており5ATMまでの防水性能でスイミングでも問題ないんだとか。中央部にはAMOLEDディスプレイとTN液晶の二層ディスプレイが鎮座し、普段はスポーツウォッチのような液晶表示、スマートウォッチとして利用する際にはすぐにAMOLEDの画面に切り替わってWear OSを利用できるようになっています。

背面にはセンサー類と、充電端子を搭載。体の状態をチェックするセンサーは、HD PPG心拍センサーに、SpO2(血中酸素飽和度)センサー、そして皮膚温度センサーも搭載。体の状態をリアルタイムで監視し、健康状況やストレスのレベルまでチェックできるようになっています。

側面は大型の回転リューズとファンクションキーの2つを搭載。回転リューズは全モデルに比べてサイズが大型化。また、ボタンの押したときの感度についても調整されており実際に出先などで押してみたときに押しやすくなっていました。ファンクションキーはアプリを一つ割り当ててワンタップで起動できるようになっています。

バンドも合わせたTicWatch Pro 5 Enduroの重量は74.9g。前モデルがバンド込みで約60gだったことを考えるとそこそこ重量アップな印象。本機の前に利用していたのがAmazfit Active(レビュー)だったこともあり、ずっしりとした印象を感じました。とはいっても、普段から腕時計をつけていればすぐに慣れるレベルの重さです。

前作TicWatch Pro 5と比べてみるといくつかの点で外観にアップデートが入っている事がわかるかと。わかりやすいところで言えばバンドの素材が変わっているのもポイント。バンドに関してはただのシリカゲルゴムからフッ素ゴム(フルオロエラストマー)にパワーアップ。耐熱性や耐油性が向上したことで、過酷な場所で利用しても痛みづらい、耐久性の高い素材を搭載しました。

微妙な違いのようで大きかったのが回転リューズ部分の進化。前作TicWatch Pro 5から比べて少しだけリューズ部分が大きくなり、また、押した際の押し込み具合に微調整が加えられてただけ。ただ、回しやすさと押しやすさがかなり向上していて、片手で操作したいような場合でもスムーズにスクロールすることができました。

AMOLEDディスプレイとTN液晶の2層構造がTicWatch Proシリーズの伝統。TicWatch Pro 3の頃から最新版のWearOS+TN液晶の組み合わせは変わっていませんが、明るい場所でも確実に見やすく、そして必要な情報をひと目で確認できるTN液晶の良さを活かせているのがこのTicWatchシリーズの良さかと。

様々な場所や旅行などで使っていきTicWatch Pro 5 Enduroの性能をテストしていきますが、機能性、バッテリー持ちのどちらの面でも優れた性能を確保しています。

WearOS搭載の利便性をいつでも。圧倒的な電池持ちで旅行でも安心

TicWatch Pro 5 Enduroを身に着けて旅行やゴルフ、お出かけなど様々な場面で徹底的に使い倒してみました。通知を確認できるだけなら他のAmazfitなどのスマートウォッチと何ら変わりませんがWearOS搭載の本機は音声入力やキーボードを使って直接返信を打ったり、Gmailのメールボックスを見に行ったりと一歩先の操作を行えるのが嬉しいポイント。

まずは時計の文字盤表示から。ウォッチフェイスについては、もともとTicWatch Pro 5 Enduroにインストールされているものに加えて、同じMovboi開発のTimeShowアプリの利用も可能。私の場合、基本的にスマートウォッチであってもクラシカルな時計スタイルが好みですが、程よいデザインの文字盤を見つけることができました。

ウォッチフェイス画面から上に向けてスワイプすると過去の通知一覧を表示。スマートフォン本体と基本的に同じアプリのアイコンで、かつ、全く同じ内容を表示することができるため見やすさはピカ一です。左右にスワイプすることで各アプリのショートカットカードを表示可能。運動状況や心拍数など自身で表示したい内容をすぐに確認できるようになっています。

ウォッチフェイスから下向きに画面をスワイプすればクイック設定ツールにアクセス可能。クイック設定ツールでは通信のON/OFFはもちろんのこと、画面を白色で点灯する懐中電灯モードやサイレントモード、Google Payなども簡単にアクセスできるようになっています。

回転リューズを押し込むとアプリリストに遷移。Snapdragon W5+ Gen1の動作性の高さはこの挙動でも活かされておりアプリの一覧から起動ももたつくなくスムーズにすることが可能です。スマートフォンで再生している音楽などのメディアコントロール機能も合わせて搭載しているため、音量や曲送り/戻し、音量調整もスマートフォンを取り出すことなく行うことが可能です。

WearOS搭載のスマートウォッチの最大の利点が、スマートウォッチ上でLINEをそのまま起動できること。Amazfitなどの独自OSのスマートウォッチでもあらかじめ設定しておいた定型文を返信する簡易返信機能は当たり前に搭載していますが、LINEの過去のやり取りを見たり、そのままキーボードや音声入力で返信は不可。スマートフォンをしまっていてすぐに取り出せないときにも、TicWatch Pro 5 Enduroだけで自由な文章を返信することが可能でした。

WearOSを搭載していて不安になるのがバッテリー持ち。TicWatch Pro 5 Enduroの場合、基本的に通知が来たタイミングや、回転リューズを押して操作をしない限り勝手にWearOSの画面を表示することはありませんが、そもそも就寝中はWearOSの機能はOFFでも問題がないはず。それを考慮して、本機には自動的に夜間就寝を検知するとWearOS機能を切った「エッセンシャルモード」への自動切替機能を搭載しています。

設定画面から「タイマーによる自動切替」を開くと、夜何時から朝何時までの間でエッセンシャルモードに切り替えるかを指定可能。スマートエッセンシャルモードでは、就寝を検知すると自動的にエッセンシャルモードになるというもので、上の写真であれば22:30を過ぎたからといってすぐに切り替わるのではなく寝たタイミングで初めてそうなるという感じ。また、TN液晶のバックライト点灯もOFFにできるので、就寝時に予期せぬ明かりでじゃまになるということも避けられます。

Googleウォレットを利用したクレジットカードのタッチ決済にも対応。腕時計だけで決済が可能に

TicWatch Pro 5 EnduroはNFCを利用したクレジットカードのタッチ決済にも対応。対応するクレジットカードはスマートフォンのGoogleウォレットでタッチ決済(QUICPayやIDではないもののみ)が利用できるものと同じ。VISAであればエポスカードや、デビットカードのSONY BankWalletなどが対応します。三井住友VISAやセゾン系はそれぞれiDやQUICPayになってしまうためTicWatch Pro 5 Enduroには登録できません。

カードを登録した状態でクレジットカードのタッチ決済に対応したレジで、TicWatch上でGoogleウォレットを起動した状態でタッチすればすぐに決済が完了。決済後にはスマートフォンにオーソリの情報が飛んでくるためどこでいくら使ったのかも簡単に確認できます。様々な場所でタッチ決済を試してみましたが、コンビニではうまくいかず、100円ショップのセリアやまいばすけっとでは一発で決済出来るなど、若干挙動については怪しい点がある印象でした。

Googleウォレットをセットアップする手順はかなり簡単。TicWatch Pro 5 Enduro上でGoogleウォレットを起動し、カードの追加を行うとスマートフォン上からセットアップが開始。すでにGoogleウォレットに登録してあるカードが候補としてでてくるため、ここから追加したいものを選び、利用規約に同意するだけ。

TicWatch上でGoogleウォレットを利用するためには、TicWatchにパターンを利用し画面ロックをあらかじめ登録しておく必要がある点は注意。また、スマートフォンのFeliCa(おサイフケータイ)とは異なり、支払時には都度GoogleウォレットをTicWatch上で起動しておく必要があります。

豊富なアプリでゴルフなどのアクティビティでも活躍。Google Mapの見やすさもグッド

WearOSならではを感じるのが、サードパーティ製のアプリの多さ。例えばゴルフ好きの方からすれば、各ショットの際の残り距離や方角をスマホなどを使わずに人目で確認して、スコアをリアルタイムで記録できたら、と思うはず。WearOS搭載のTicWatch Pro 5 Enduroならこれが簡単に実現できてしまいます。

今回はショートコースではありますが大磯ゴルフコースで楽天ゴルフアプリを利用。スマートフォン側でラウンド情報を設定して開始すれば、自動的にTicWatch側で現在地からホールまでの距離を示してくれます。また、TicWatchの画面上からホールごとのスコアを記録していくことができるため、スマートフォンを見ることなくラウンドを回っていけるというもの。これはなかなか便利な印象を受けました。

アウトドア関連のアプリでいえば、登山では当たり前のヤマレコやYAMAPも利用が可能。TicWatch上のGoogle Mapを使うということもナビゲーションとしては利用できますが、それよりも専用アプリを使えば地形図を見ながら登山ができるためやっぱり便利。こういった各アクティビティ毎にアプリを自由にインストールして使えるのはWearOS搭載の本製品ならではでした。

初心者も中級者も楽しめる程よい難易度と、気持ちの良い海を感じられる大磯ゴルフコース

アウトドア利用時にはきちんとサクサク動いてくれるのか、日光の下で利用して発熱しないのか、という不安もありましたが、大磯ゴルフコースを回っている際にはその心配は全くありませんでした。各ホールを回り終えたらその場でスコアを入力して、スマートフォンに自動送信。あとは、スマートフォンでスコアを確認して保存するだけで完了してしまいます。

WearOSなら他社製のスマートウォッチでありがちなOpenStreetMapではなく、通常のGoogle Mapをそのまま利用可能。ルート案内モードなら地図を画面上に表示しながら現在地を確認したり、次の分岐地点を確認したりとスマートウォッチ上だけで簡単に場所を確認することが可能です。

涼しい時期ならスマートフォンを手に持ってしまえばすぐに地図を確認することが可能。外出先で地図を確認する際は、地図データはその場でスマートフォン経由のBluetoothでのダウンロードとなるため所要時間が長めになるのは要注意。あらかじめTicWatch Pro 5 Enduro上でルートを表示してマップをキャッシュしておくか、Wi-FiテザリングでTicWatch自体が直接インターネット接続できるようにしておくとベターです。

GPS搭載の高度な運動計測機能で、運動の結果を手軽に分析

TicWatch Pro 5 Enduroには100種類以上の運動計測に対応したTicExerciseアプリを搭載。TicWatch上に搭載されている心拍数、血中酸素飽和度計測センサーとGPSを組み合わせて正確で、かつ、様々な情報を分析できる高度な運動計測機能を利用することが可能です。

TicExerciseで計測している際は、通常は時刻表示を行うTN液晶がスポーツモードに変化。運動継続時間と、ケイデンス、心拍数の状態を表示。また、液晶のバックライトは心拍数によって色が変化するようになっており青色は平常時、写真の黄色で脂肪燃焼、赤色になると高心拍数というふうにグラデーションをつけて心拍数の状態を示してくれるようになっています。

より詳細な情報を確認したいときには、回転リューズを押せばWearOS側で持続時間やペース、距離や歩数、消費カロリーにGPSで取得した軌跡をひと目で確認できるようになっています。WearOS側とTN液晶側で常時同じ情報を表示できるようになっているというわけです。

運動終了後はその結果をスマートフォンのMovboiアプリから確認が可能。持続時間や心拍数、ペースといった基本的な情報に加えて、最大酸素摂取量(VO2 MAX)も自動的に計算して表示が可能。この運動がどれだけの効果が合ったのかを簡単にチェックすることができます。

また、運動の結果を踏まえて次に運動するまでどれだけの期間休むべきかの回復時間も合わせて表示。長距離ランといった激しい運動を行った後は、十分な休息が必要ですがスマートウォッチのTicExercise側でもこの回復時間を常に示してくれることで、怪我のない運動を実現できるようサポートしてくれるわけです。

24時間心拍数も、血中酸素飽和度(SpO2)も常時計測。強力な健康サポート機能も魅力

TicWatch Pro 5 Enduroは身体の状況を常に測定できるセンサー類を豊富に搭載。HD PPG心拍センサー、 SpO2センサー、皮膚温度センサーの3つを組み合わせて心拍数や血中酸素飽和度に加えてストレス度合いや就寝時は睡眠の質も計測して分析することが可能です。

TicWatch上で収集したデータはスマートフォンのMovboiアプリに自動的に同期。Movboiヘルスアプリ上では自身の健康状態についてカード上で簡単に確認できるようになっています。例えば一番上のハートヘルスモニターでは、心拍数のリアルタイム計測の結果から心臓に以上があるかどうかを参考値として示してくれるというもの。

この心拍数カウントについては前述した睡眠中のエッセンシャルモードであってもリアルタイム計測を続けられるようになっており、お風呂に入っている際に時計を外しているとき以外はずっと記録し続けてくれるというわけです。また1週間や1ヶ月の単位で安静時心拍数を確認できるのもグッド。傾向を確認できることで、以上に気が付きやすくなっています。

いびきの計測も可能に。Movboiアプリと組み合わせて睡眠を徹底分析

睡眠計測機能自体はAmazfitをはじめとして多くのメーカーのスマートウォッチが一通りの機能を搭載しており、珍しいものでもない印象。TicWatch Pro 5 EnduroではMovboiアプリを通じたいびきの計測機能を搭載することで一味違った計測モードを実現しました。

就寝時にMovboiアプリ側で「スリープを開始します」と押下すると睡眠計測モードに移行。1MOREの寝ホンである1MORE ComfoBudsシリーズや、先日レビューしたAmazfitの睡眠改善プログラムのZepp Auraと同じようにヒーリングサウンドを選んで再生することが可能。ヒーリングサウンド無料で利用できるものと、VIPのスリープメンバーシップ(1年間は自動的に付帯)で利用できるサウンドを用意しています。

ヒーリング音楽を再生したら「今から寝る」を押して睡眠モードに移行。TicWatch Pro 5 Enduroで体の動きや心拍数、血中酸素飽和度に皮膚の温度を計測しつつ、スマートフォンのマイクを使っていびきの状況を分析していってくれます。

朝になれば自動的に睡眠レポートが作成されており、TicWatch本体で記録した睡眠段階の割合のグラフや、心拍数、血中酸素飽和度、呼吸の推移を自動的にレポート。また、TicWatchシリーズの特徴として皮膚の温度の変化も記録してくれていて、平均の状態と比べて皮膚の温度が正常な範囲なのかどうかを確認してくれるというもの。ちょっとした体の状態の変化を知る一つのきっかけになれるのがこの皮膚温度というわけです。

そして注目したいのが「いびき記録」の項目。就寝中にスマートフォンアプリ側でマイクを使って睡眠を監視しており、その中でいびきをかいていた音を自動的に録音をして保存しておいてくれています。データインサイトの項目では、これまでの睡眠の状況を分析して睡眠の傾向を示してくれるため、規則的な睡眠が取れているかもひと目で確認できるというわけです。

いびきの記録を開くと「いびき報告書」というダイレクトなネーミングの項目に遷移。録音したいびきのデータをそのまま再生して、ただの騒音を記録していたのか、本当にいびきをかいていたのかを確認することが可能。私の場合、このいびきに関しては6つ録音されているうち1つは本物のいびき、残りは窓を開けていたことで入っていたバイクなどの音でした。

その他、いびきの音のデータを分析して、どれくらいの音量だったのか、どの時間帯にどのような種類のいびきを観測していたのかを確認が可能。軟口蓋によるものなのか、会厭(喉頭蓋)なのか、それとも肥満などが原因の舌根のいびきなのかを周波数から分析もしてくれます。残念ながら私の場合は、舌根が原因とされており、今後のことを考えるとあまり良くない傾向であることが分かってしまいました…

いびきの音声の記録方法や保存期間についても設定が可能。TicWacth Pro 5 Enduroに最初から1年間付帯するVIPサービスではクラウドストレージでの保存にも対応。また、VIP会員なら30日、180日のデータ保存が可能となり、数カ月後に自身のいびきの音声を必要に応じて確認できるようになっています。睡眠計測の機能性についてはTicWatchもなかなかという感じです。

フルで利用しても1日に30%ほどのバッテリー消費。急速充電も嬉しいポイント

TicWatch Pro 5 Enduroの良さで見逃せないのはバッテリー消費量の少なさ。ゴルフコースで楽天ゴルフをフル活用した1泊2日の大磯旅行の後でもバッテリーの残量は40%以上を確保。前日の夜に充電をした状態で職場にTicWatchを着けていって、日常的な通知の確認をして利用して帰宅すると、バッテリー残量は70%ほど。大磯旅行でも、日常使いでもだいたい1日30%ほどのバッテリー消費で、丸2日間は充電無しでも安心して利用できるバッテリー持ちを実現しています。

充電スピードについても本機はスピードアップを実現。628mAhの大容量のバッテリーを搭載しつつ0%の状態から30分で2日間の利用が可能なレベルまでの充電が可能。実際に41.58%の状態から充電をしてみると約40分ほどでほぼ満充電が完了。毎日充電をする、という使い方ならシャワーを浴びている間の20分ほどで30%の利用レベルなら満充電できるため常に安心して利用できるバッテリー残量を確保できます。WearOS搭載のスマートうこっちとしては脅威のバッテリー持ちがこのTicWatch Pro 5 Enduroというわけです。

WearOSの機能性×電池持ち×どこでも使えるデザイン。最強のスマートウォッチの定番モデル

今回レビューしたTicWatch Pro 5 EnduroはWear OS by Googleを搭載しているからこそ実現できるLINEアプリの利用や、音声入力といった高い機能性と、AMOLEDディスプレイとTN液晶の二層構造による圧倒的電池持ち、24時間の心拍数、血中酸素飽和度測定による高度な健康分析機能を兼ね備えた、まさに最強のスマートウォッチ。米国国防総省規格にも対応したタフネス性も持ち合わせながらも、どこでも使えるデザインを実現したことも最高の製品でした。

性能面、電池持ちの面、そしてデザイン面とすべての点で圧倒的な性能を兼ね備えているTicWatch Pro 5 Enduro。スマートウォッチにいろいろな機能を求めたい方にとっては唯一無二とも言える性能を持ったモデルで、もはや買わない理由がない製品。49,000円台でAmazonや楽天などで購入可能です。

【Amazfit T-Rex Ultra】オフラインマップ機能で現在地やルートを簡単にチェック。LINE簡易返信に心拍数測定も搭載したスマートウォッチAmazfit T-Rex Ultraレビュー【PR】
【Amazfit Active】今年の冬こそ本気の健康管理を。レディネスもLINE返信も心拍数計測も、14日間のバッテリーも全部入りのスマートウォッチAmazfit Activeレビュー【ガジェ獣】

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています