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【Lepow Z1】USBケーブル1本でスマホもPCも作業環境を拡張!仕事環境を大画面化する15.6インチのモバイルディスプレイ、Lepow Z1レビュー

新型コロナの影響というのは思っていた以上に私達の生活を大きく変え、事務系を中心に在宅勤務を取る会社も増えてきました。また、社内の印鑑廃止、ペーパーレス化も一気に進み、紙の資料を使わないようになってきてもいます。私の職場も多分にもれずペーパーレス化を推し進めていますが、そんな時に困るのがモニターの狭さ。職場のPCの小さな画面では複数の資料を同時に見比べるのが大変。

今回はAmazonで多くのモバイルディスプレイを販売しているLepowから最新のモバイルディスプレイ、Lepow Z1を提供していただきレビュー。1920×1080のフルHDの解像度と、sRGBカバー率118%の広い色域、そしてノングレアディスプレイにより見やすい画面を実現した15.6インチのモバイルディスプレイ。Lepow Z1は現在Amazonを始めとする通販サイトで22,280円クーポン”R98J84AF”で21,780円で販売中です。

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Lepow Z1のスペック

  • サイズ:15.6インチ(16:9)
  • パネルタイプ: IPS
  • 色域: sRGB118%
  • 解像度: 1920*1080
  • コントラスト比:1000:1
  • 最大表示色:1670万色
  • 輝度(標準値): 300 cd/m2
  • 応答時間:5ms
  • 入出力端子:Mini HDMI、イヤホンジャック側のType-C(給電&映像出力フル機能)、ダイヤルボタン側のType-C(給電のみ)、3.5mmオーディオ
  • 本体重量: 727g(実測値)

細いベゼルに大画面。スタイリッシュな本体が魅力

パッケージはメーカーのロゴマークが印刷されたシンプルなもの。シンプルな外装とは異なり、付属品はとても充実しており、HDMIケーブル(miniHDMI→HDMI)にUSB Type-Cケーブル、説明書、液晶保護フィルム、専用カバー、USB Type-A to Cケーブル、AC-USBアダプターという感じ。付属品だけでUSB Type-Cのみで映像伝送できるデバイスからHDMI経由のデバイスも含め一通り対応できるのは嬉しいところ。

本体には出荷時に液晶を守るためのフィルムカバーもつけられており、写真のように簡単にめくって外すことが可能。このフィルム自体もかなり良いものを使っている印象で、わざわざ外すようにするなら、最初から液晶保護フィルムを付けておいて欲しかった気も。

付属している液晶保護フィルムは、画面のサイズぴったりに作られており貼り付けはかなり難儀。定規を駆使して気泡を追いやりながら作業をしないと、気泡まみれになってしまうので集中力が試されました。若干気泡が残ってしまった分は、ある程度は時間が経つと吸収されることと、実際に使っている最中はそこまで気にならないためほどほどに頑張れば大丈夫です。

端子類も確認。正面から見て右側側面には充電用のUSB Type-C端子と電源ボタン、+/-、エンターキー。+/-キーは通常使用時は明るさの調整キーになっており、メニューなどを経由せずにすぐに明るさだけは自由に変更可能です。

左側には映像の入力に対応したUSB Type-C端子とminiHDMI端子、ヘッドホン出力用の3.5mmステレオミニジャックが配置。USB Type-Cのみで映像入力と給電が可能な場合は左側のみで問題ありませんが、HDMI端子を利用して映像を入力する場合は電源は右側、HDMIは左側になるため配線では工夫が必要です。

背面はシルバーに仕上がっており安っぽさは感じさせない形。左上に日本仕様のラベルが貼り付けられており、PSEマークも掲示。丸形PSEなのであくまでも第三者機関による認証を受けているわけではないものの、日本市場を意識していることだけは伝わります。

専用カバーは本体とはマグネットで接着するタイプ。本体にはスタンドなどは付いておらず自立できないため、実際に使用する場合はこのカバーをスタンドとして利用する形。

本体の重量は727g。15.6インチとなるとどうしても重くなってしまい、同サイズのノートPC(Xiaomi Mi Notebook Proなど)に比べれば軽いものの、専用カバーが200g超であることを考えれば大体1kgになってしまいます。

そう考えると例えば外出先にノートPCとこのディスプレイを持っていくという場合には合計で2kg超、ノートPCを2台持っていくのとあまり変わらない重量になってしまうため、持ち運び前提で考えるのはちょっと難しそう。どちらかといえば、自宅かオフィスに置いておいて必要なときにすぐに接続できるディスプレイ、というイメージのほうが良さそうです。

専用のカバーを利用することでディスプレイを立てることが可能。カバーには2箇所目印がついており、目印に合わせてディスプレイを合わせることで、傾きを2段階で調整することが可能です。


ただ、結構この折り方が曲者で、思い通りの傾きにならなかったり、安定しなかったりというのが最初は気になりました。
一度慣れてしまえば問題ありませんが、本体にスタンド機能を付けて自立するような形(Surface型)でも良かったのではとも思います。

スマートフォンからもPCからも、USB Type-C一本で接続OKな利便性

モバイルディスプレイを活用する場面として、これからの時代はスマホと持ち運んで外部モニターとして使うことも考えられます。私の持っているSamsung Galaxy S10は外部ディスプレイと接続した際に、PCのような使い方のできるDeXモードを搭載しており、USB Type-C to Cケーブルを利用することで上のような使い方が可能。

Galaxy S10だけでなくHuawei製のスマートフォンにも同様のPCモードが搭載されており、対応しているスマートフォンならUSB Type-C to Cケーブルを一本用意するだけで、大画面で作業をしたり、動画を見たりすることが可能。なお、USB Type-C to Cケーブル一本だけで接続できるスマートフォンは以下の通りで、PCモードを搭載していなくても便利に利用することが可能です。

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PCを接続して使用するのももちろん問題なし。現在のノートPCはUSB Type-C端子を搭載している製品が多く、その大部分がType-C端子からの給電と映像伝送に対応。私の持っているXiaomi Mi Notebook Proはもちろん、会社のシンクライアント端末として使用されているDELLのPC(Latitude 5290)も伝送できました。

今の時代、会社からシンクライアント端末の貸与を受けて社内や自宅で仕事をするということも増えています。現に私自身も会社で導入しているシンクライアントを使って仕事をしていますが、画面の小ささに辟易とする場面が多いのも事実。そんなときにこのディスプレイがあればただ画面の大きさを大きくするだけでなく、サブディスプレイとして参考書類を表示させながら作業ができるわけ。ペーパーレスを進めていく上でもデュアルディスプレイ環境を手軽に実現できるのは本機の魅力です。

ただ、Mi Notebook Proの場合は給電用のUSB Type-Cからしか伝送できず、ディスプレイ使用時は本体の充電ができませんでした。そのためノートPC本体も充電したいという場合にはHDMI端子を使うしかない場面も。ディスプレイ側にType-C一本で給電できるといっても、PCも含めた配線については工夫が必要そうです。

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肝心の画質については、解像度はフルHD画質(1920×1080)のため特に問題なし。このサイズのディスプレイだと4K解像度の製品もありますが、15.6インチで4Kは個人的にはオーバースペックに感じるので問題はなさそう。

個人的に気になったのは色味が青っぽいところ。一応設定メニューから色味を変更することはできるものの、暖色にすると色が不自然になってしまったため正直微妙でした。色のカバー率はNTSC85%/sRGB118%と広くなっているものの、色味に癖があるため写真の編集といった正確な色が求められる場面では難があるかも。

大きい画面で快適に作業できるディスプレイ。自宅や会社でのサブディスプレイに

今回レビューしたモバイルディスプレイ、Lepow Z1。15.6インチという大画面とUSB Type-Cケーブル1本だけでスマートフォンやPCに接続して使える利便性の高さが特徴の製品でした。自宅や会社、もしくは外出先での作業環境の拡張や、ゲームを接続してどこでも大画面でプレイするというのも可能。様々な用途で利用することが可能です。

Lepow Z1は現在Amazonを始めとする通販サイトで22,280円クーポン”R98J84AF”で21,780円で販売中。手軽に大画面を手に入れられるモバイルディスプレイ、今後働き方が変わっていく中で、購入しやすくなった今こそ試してみても良さそうです。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています