ここ最近はブログの更新がかなり滞り気味になってしまっていました。原因は卒業論文、まだ本論の提出が控えており予断を許さない状況ですが、そんな卒論執筆に秘密兵器を手に入れたのでファーストインプレッションをお届けいたします。Xiaomiが誇るハイエンドモバイルPC、Xiaomi Mi Notebook Proです。
Mi Notebook Proは、15.6インチのモバイルノートPC。最上位モデルでは、Core i7-8550UにNvidia GeForce MX150、16GB RAM、256GB SSD(PCIe)を搭載した非常にパワフルなモデル。昨年末の2018年に買いたい物としてご紹介していた本機種を、ようやく今回満を持して購入することができました。
Mi Notebook Proは現在1099ドル(クーポン必須)の最上位モデルの他に、1036ドルのCore i5+8GB RAMのモデルなどが存在。Mi Notebookシリーズはこれまでの13インチ版(レビュー)、12インチ版(レビュー)を購入してきましたが、その集大成とも言える本モデルを1週間ほど使ってみた感想をお届けいたします。
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シックで落ち着いたデザインが魅力の本体
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外箱 |
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緩衝材に包まれている中箱 |
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中箱 |
パッケージは、外箱の内側に緩衝材でがっちり保護された内箱が梱包。内箱のデザインは、白ベースで本体が印刷されたもの。ビニール&緩衝材のお陰で、ピカピカの状態でこれだけでテンションがあがります。
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本体 |
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本体天板 |
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本体背面。左右にスピーカーが見える。 |
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キーボードは黒色 |
内箱を開けると本体がすぐに登場。シルバーというよりは、グレーに近い色でよりシックにまとまっているのは好感。これまでのMi Notebook Airシリーズと同様、天板は完全に無地です。背面は、放熱用の通気口の他に左右にスピーカーを搭載しています。
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説明書は中国語のみ |
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付属する電源アダプター |
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以前レビューした「Xiaomi Mi USB-C Charger」(右)と同じもの |
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付属品はType-C充電器とUSB Type-Cケーブルのみ |
付属品は説明書(中国語)とUSB Type-C充電器、そしてUSB Type-Cケーブルのみ。充電器は以前当ブログでレビューしていたXiaomi Mi USB-C Chargerと同型で、出力は45Wの製品。若干出力が控えめなので、より急速な充電を望む場合はHyperJuice GaN100Wなどもいいかもしれません。
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本体 |
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本体 |
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キー配置は一列増えており押しやすく。テンキーレス |
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キーストロークは深め |
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タッチパッドには指紋認証センサーを搭載 |
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電源キーは独立し、押し間違いが減少 |
まずは本体の外観から再度確認していきます。完全に無地の天板が特徴のMi Notebook Proは、グレーの配色でシックに仕上がっています。キーボードの配列は一列従来モデルよりも増えたことで、HomeキーやEndキー、PageUp/Downキーを独立して配置。Deleteキーとの押し間違いの起きやすかった電源キーも独立させたことで、使い勝手が向上しました。
また、キーピッチは19.5mmに拡大し、フルサイズ並みのレベルを実現。さらに、キーストロークも1.5mmと深くなり、実際に打ってみたときの打鍵感も心地よく、そして疲れづらい印象です。タッチパッドには指紋認証センサーを搭載したことで、Windows Helloも標準で利用可能になったのも特筆です。
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右側面にはUSB Type-C*2(1つはデータ通信用)、SDカードスロット |
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左側面にはHDMI、USB Type-A*2、3.5mmステレオミニジャック |
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背面は、放熱用の通気口とステレオスピーカー |
端子類は従来モデルには搭載されていなかったSDカードスロットが追加。これまではAukeyのUSB Type-Cハブ(レビュー)などでSDスロットを追加する必要がありましたが、内蔵型になったことで利便性が大きく向上。デジカメで撮影した写真の取り込みも、よりスムーズにできるようになりました。
また、USB Type-C端子も2つに増えたことで、今後増加していくであろうUSB Type-C機器への対応を拡充。USB Type-CのUSBメモリなどを利用する際も、良さそうな印象を受けます。背面のステレオスピーカーは、従来モデルと同様AKGの監修を受けており、実際に利用してみた際もステレオ感のある仕上がりでした。
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在来線普通車グリーン席のテーブルにもぴったり収まるサイズ |
本体サイズ、厚みは15.6インチになったことで拡大。また、重量も1.95kgと約2kgのため決して軽いとは言えない水準です。何度か持ち運んでみましたが、ずっしりと来る印象は否めめませんでした。
ただ、限界までベゼルが絞られていることもあり、ギリギリモバイルノートとしても利用できるのも事実。電車内での膝上利用も問題なくでき、グリーン席のテーブルでも写真のようにテーブル内に収まるサイズだったのは嬉しいところ。移動中の生産性拡大には、本機は大きく貢献してくれそうです。
4コア8スレッドの圧倒的なパワー&超高速ストレージ
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4コア8スレッドのCore i7-8550Uを搭載 |
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SSDはSamsungのMZVLW256HEHP-00000(NVMe版)を搭載 |
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CrystalDiskMark 6.0.0 |
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参考:Mi Notebook Air 13でのCrystalDiskMark 6.0.0結果 |
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Windows 10 Homeを搭載 |
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指紋認証はWindows Helloで利用可能 |
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Adobe Lightroomもサクサク起動&動作 |
Mi Notebook Proの最大の特徴は、上位版(Core i7-8550U搭載モデル)ではモバイルノート用CPU(Intel Core-iシリーズに限る)としての初の4コアCPUを搭載したこと。これまでの2コアのi7に比べて30~40%の性能向上となり、i7らしくなったCPUです。
また、SSDの性能も向上。Mi Notebook Air 13の段階でPCIe接続のSSDが標準搭載でしたが、NVMe仕様のSSDに更にグレードアップ。シーケンシャルリードは3300MBに達し、従来モデルのMi Notebook Air 13の約2倍と高速。速度だけで言えば、私が昨年構築した自作PC(レポート)よりも高速です。
【ベストバイガジェット2017】ブログも、写真も、動画も、ゲームも完璧。6コア12スレッドのCore I7-8700K、32GB RAMの自作PC導入記
その高性能なCPUとSSD、そして16GB RAMに、GeForce MX150によって、すべての操作がデスクトップPC並に高速に。Adobe Lightroomも早速インストールし、現像を数枚してみましたが、起動はものの数秒で完了し、各種の調整を加えてもキビキビと反映され続けたのには驚かされました。
指紋認証はWindows Helloから設定可能。右手の人差指をひとまず登録していますが、認証速度も一瞬ですし、若干の水濡れであれば認証できる高性能さのお陰でログイン操作が簡略化。パスコードを打たないため、横から見られてしまう心配がないのも良かったですね。
最高のモバイル環境。デスクトップでも戦える、そんな性能です。
今回購入したXiaomi Mi Notebook Pro。ひとまず1週間ほど利用してみましたが、非の打ち所がない最高の機種でした。15.6インチという大画面のお陰で、作業効率も心なしか向上。それでいながら、まだ持ち運べるサイズ感を実現し、MWC訪問時にも力強い相棒になってくれそうです。
値段もだいぶ高いとは言っても、登場初期に比べたら300ドルほど値下がり。そろそろ、より高速な作業環境を手に入れるために本モデルを購入する頃かもしれません。GearBestでは、先日のクーポンセール利用で最上位モデルが1099ドル。購入者として強くおすすめしたい機種でした。
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