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中華タブレットの着脱式2-in-1機が熱い!注目の3機種を大紹介!

CHUWI HiBook

毎日記事を更新していると、前置きというか、この最初の挨拶に書くことがなくなってきますね。
(時事的な面に関してはあえて書いていないことだけはお断りいたします)
すっかりCHUWI Hi Bookの虜になっているあーる(@HokuYobi)です。
今日から、記事中では読点だけではなく、句点もつけるようにしました。(句点があったほうが読みやすいとOrefolderさんに寄稿した記事を読んで思いました)

さて、だいぶ前の話ではありますが当ブログ内にて中華タブレットの非着脱式2-in-1機を数機種ご紹介いたしました。
中華ノートPCの性能を舐めてちゃいけない!非分離型ノートPCを大紹介!!

この記事では、ディスプレイが取り外せず360度回転することによって2-in-1を実現した機種を取り上げましたが、今回はディスプレイの取り外しができるまさしく王道といえる2-in-1機をご紹介しましょう




着脱式と非着脱式の2-in-1の違いは?

せっかく着脱式と非着脱式の両方について紹介記事が出揃いますので、ここで2-in-1における2つのタイプについてその違いを解説いたしましょう。

着脱式のメリットとは

着脱式2-in-1の最大のメリットはやはり、画面が取り外せることです。
画面を取り外すことができることで、完全なタブレットとして利用することができますし、単体で持ち運ぶことも可能です。また、キーボードの分の重量がかからないことも大きなメリットです。

今回この記事で紹介する機種はすべてヒンジ付きのモデルなので、ディスプレイの取り付け方を工夫することで、様々な形で利用することも可能です。テントモードとかは、案外便利ですよね。
このように、着脱式2-in-1機では、キーボードとタブレットが分離することで様々な場面で柔軟な運用が可能となるのがメリットでしょう。

非着脱式のメリットとは

これに対して非着脱式のメリットは、何より実質的にはノートPCと変わらない構造であることからくるものが挙げられます。
キーボード部が常時接続されているため、ディスプレイ部ではなくキーボード部にバッテリーや基盤を搭載することができ、広いスペースを割り当てることができます。
通常のメーカー製の着脱式だと、この欠点の解消のためにキーボード部に補助バッテリーを載せている例もありますね。

他に非着脱式のメリットとしては、その拡張性の高さも挙げられます。前述したとおり、非着脱式ではキーボード部にも基盤をのせることが可能ですので、各端子類をキーボード部に付けることができます。
キーボード部であれば、もともと厚みがあるのでフルサイズのUSB端子も付けることが可能です。

と、非着脱式のメリットを書きましたが、なんのこっちゃない、ただの画面にタッチできるノートPCですね。そう考えれば簡単です。

それでは、前置きが長くなってしまいましたが個人的にピックアップした中華タブレットの着脱式2-in-1機をご紹介しましょう。(今回は10インチ帯に絞ります。一回り大きなサイズですとまた機種が増えますので。)
この大きさのレベルですと、iPad Airよりも一回り大きいレベルのサイズで済みますので、簡単にどこにでも持ち出すことができるのが特徴です。

CHUWI Hi Book

自分で買った機種なのですから当然ご紹介いたします。
CHUWI HI8という名機を登場させたメーカー、CHUWIが放つ着脱式2-in-1です。
CPUにはIntel Atom X5-Z8300(CherryTrail)を搭載し、4GB RAMで64GBのストレージ、OSはAndroid5.1とWindows10を搭載しています。

価格はGearBestで現在189ドル(セール中特価)で、別売りのキーボードは44ドルで販売中です。
詳しいスペックやレビューについては下の記事もご覧ください。

スペック

CPU:Intel Cherry Trail Z8300
GPU: Intel HD Graphics 第8世代
RAM:4GB
ROM:64GB
液晶:10.1インチ 1920*1200
カメラ:フロント500万画素、バック200万画素
バッテリー:6600mAh
Bluetooth 4.0
WiFi: 802.11 a/b/g/n
端子類:microHDMI,USB Type-C(3.0),microUSB,microSD,3.5mmイヤホンジャック
重量:550g(本体のみ)
大きさ:26.20 x 16.75 x 0.85 cm

CHUWI Hi BooK Proの販売ページはこちら

Cube iWork 10 Flagship

個人的に今になって「こっちの方が良かったんじゃないか…?」と思い始めてる機種をご紹介します。

この機種の基本的なスペックはHi Bookと同様です。ただし、この機種の特徴として挙げられるのはスタイラスペンを利用した入力に対応していることです。
デジタイザーの筆圧検知は256段階と少なめではありますが、非常に魅力的に感じます。

液晶のサイズは10.1インチで解像度は1920*1080のフルHDです。

もともとこの機種自体は知っており、興味を持っていた機種でしたが発売当初はWindowsのみのモデルしかなく、デュアルOSのタブレットが欲しかった私の中では選考対象外でした。しかし、今はWindowsとAndroid5.1のデュアルOS仕様のものも登場しており、十分に「アリ」な機種に感じます。
この機種もUSB type-CとmicroUSB、そしてmicroHDMI端子を搭載している機種です。(microSDは言わずもかなです)

こちらも、現在、GearBestで本体は188.9ドルで、Hi Bookとなんとほぼ同じ価格です。私が若干公開する理由もお分かりいただけるかと思います。ただし、CubeのWindowsタブに関しては、噂レベルでは怪しい話も(ライセンス周り)にありますので、購入する前に他の評判も確認したほうがいいかもしれません。

専用キーボードはGearBestでは56ドルでした。

スペック

CPU:Intel Cherry Trail Z8300
GPU: Intel HD Graphics 第8世代
RAM:4GB
ROM:64GB
液晶:10.1インチ 1920*1200
カメラ:フロント200万画素、バック200万画素
バッテリー:7500mAh
Bluetooth 4.0
WiFi: 802.11 a/b/g/n
端子類:microHDMI,USB Type-C(3.0),microUSB,microSD,3.5mmイヤホンジャック
重量:616g(本体のみ)
大きさ:26.30 x 16.90 x 0.80 cm

GearBestの販売ページ

Teclast TBook10

今までも何度か2-in-1機をご紹介したことのあるメーカーであるTeclastも、ついにヒンジ付きの2-in-1モデルを登場させました。こちらも、10.1インチフルHD液晶にIntel Atom X5-Z8300(Cherrytrail)、4GB RAM、64GBストレージを搭載した2-in-1モデルです。
この機種もWindows10とAndroid5.1のデュアルOSの機種になっています。

今までも、Teclast TBook11を初めとする機種を下の記事で紹介もしていましたが、実際に購入するにはヒンジがついていないことがネックになっていました。しかしこのTBook10では柔軟性の高いヒンジ付きとなり、個人的にはとても嬉しく感じています。

そして、この機種の何よりも最大の特徴はキーボード部にバッテリーを搭載していることです。バッテリーの詳細に関しては、謎の単位での記載はありましたが、通常のmAh表記がなく、参考にはなりませんでしたが…

平成28年4月19日追記:バッテリーの容量に関して、

電圧(V)と電流(A)を掛けた値が電力(W)なので
22800/3.8V=6000mAh

とのコメントを頂きました。自身の勉強不足を恥じるばかりです。情報ありがとうございました!

端子類については、この機種だけ他の2機種とは異なりUSB3.0の端子は搭載せず、microUSBとmicroHDMIが本体についている形です。若干拡張性については弱い印象がありますが、キーボード部のバッテリーは魅力的です…
こちらの機種も当然、キーボード側にはフルサイズのUSB端子がついていますので、ドッキングして使う上では困らないのかなと思います。

最後に、この機種だけまだプレオーダー中でGearBestでは4月20日以降の発送予定となっています。
また、専用キーボードの発売がなされておらず、場合によってはAliExpressなど他のサイトも探し回る必要がありそうです。(AliにもTBook10の販売はあるのですが、セットはまだ発売されていませんでした)

スペック

CPU:Intel Cherry Trail Z8300
GPU: Intel HD Graphics 第8世代
RAM:4GB
ROM:64GB
液晶:10.1インチ 1920*1200
カメラ:フロント200万画素
バッテリー:3.8V / 22800mWh
Bluetooth 4.0
WiFi: 802.11 a/b/g/n
端子類:microHDMI,microUSB,microSD,3.5mmイヤホンジャック
重量:574g(本体のみ)
大きさ:24.65 x 16.59 x 0.80 cm

GearBestの販売ページ

どの機種も一長一短で悩ましい3モデル

個人的にはどの機種も、それぞれに魅力があり悩ましいなと感じますね。
CHUWI Hi Bookについては、現在この記事をHiBookで書いてるような状況ですから、動くことは保証できます。そして、満足して使えています。
でも、筆圧検知のスタイラスペンに対応したCube iWork10 Flagshipも魅力的ですし、ちょっと拡張性に乏しいもののキーボード部に拡張バッテリーのついているTeclast TBook10も魅力的ですよね…

長くなってしまいましたが、中華2-in-1機もどんどん進化しており、気軽にさっと持ち出せるモバイルPCとして実用レベルになってきたなと感じます。
以前紹介していた非着脱式2-in-1機も合わせて、ぜひ春の新調品の一つとしていかがでしょうか?




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1 コメント

  1. Teclast TBook10のバッテリーは
    バッテリー:3.8V / 22800mWh
    22800ミリワットでしょうね。
    電圧(V)と電流(A)を掛けた値が電力(W)なので
    22800/3.8V=6000mAh
    に換算できると思います。

    Hi BookをぽちったもののCubeのバッテリー容量とスタイラス対応は魅力的ですね。
    まぁ絵心がないんでスタイラスなんてほしがる前にスケブと鉛筆買ってきて練習したほうがいいんですが…

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています