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【Amazfit GTR 3】独自OS採用のスマートウォッチ、Amazfit GTR 3シリーズでメッセージの返信機能に対応

近時はスマートウォッチはかなり市民権を得てきて、私の前職のような銀行であっても当たり前のように行員がスマートウォッチをつけている光景を見るようになりました。その割合としては、Apple
Watchが圧倒的に多くAndroid系のWear
OS搭載機や、AmazfitやXiaomi、GARMINなどといった独自OSモデルを利用している割合はかなり少ない印象。
そんな独自OSを採用したスマートウォッチを導入する上で障壁となるのが、機種によっては通話ができなかったり、通知は見れても返信ができなかったりすること。緊急で返信をしなきゃいけない、スマートフォンを出すことすらできない、という場面は少ないにせよ、ちょっとしたLINEの返信を手元で返せたら便利なはず。
先日、これまでは通知を読むことしかできなかったAmazfitのスマートウォッチ、Amazfit GTR 3 Pro、GTR 3、GTS
3でも返信機能に対応
。定型文と顔文字のみの返信ではあるものの、大きな進化と言えそうです。返信機能がないことでAmazfitの導入を躊躇っていた方には、かなりの朗報とも言えそうです。

通知画面からのLINEやメッセージへの返信に対応

先日のAmazfit GTR 3
Proのアップデートにより、Androidユーザーでは通知画面からのメッセージ返信に対応。海外のフォーラムを参照すると、少なくともAmazfit
GT 3シリーズと呼ばれる
の3機種で今回返信機能に対応したよう。それ以前のAmazfit StratosシリーズやGTR
2などは特に対応したという情報はありませんでした。
・reddit:GTR 3 update
    
私の所有しているAmazfit GTR 3
Proではファームウェアバージョン8.37.3.2で返信機能が配信。アップデート自体はこれまでの他のアップデートと比べて変わらない容量、時間で終了。アップデート後は、Zepp
Appの設定画面内「アプリ通知」ページに「迅速な返信管理」が追加されました。

     
この後紹介しますが、Amazfit GTR 3
Proはキーボードを搭載していないため、返信できるのは定型文のみ。標準の定型文は左側のように硬い内容の印象。たしかに、かかってきた電話に対してのクイック返信としては有能ですが、LINEで友人等にサクッと返すのには不向きな印象。
返信する文章は最大6個まで登録できるようで、私の場合は右側のようにサクッと返したい内容だけを登録。クイック返信の中身は、必要に応じて変更できるので利用状況に合わせて変更できるのは便利そうです。

    
実際に返信をする場合は、上のようにメッセージの通知画面から「返信」を選択することで返信用のメッセージが表示。そこからメッセージを押すだけで返信が完了します。また、絵文字を返信する場合は絵文字から選択をするだけ。絵文字については、かなり広い範囲から選択できるため、「ありがとう!」「🙏」という風に返信することも可能です。
なお、現在私の手元ではLINEの通知でのみ返信が可能なことを確認済み。おそらく、Androidのクイック返信が利用できるもので対応していると思われますが、TwitterのDMでは不可であったりと一部アプリでは対応していないようでした。

より使い勝手が

Amazfit GTR 3 Proなら電話も可能

今回のアップデートによって、Amazfit GTR 3 Pro、GTR 3、GTS
3の3機種で、LINEなどのメッセージにAmazfit本体から簡単な返信や顔文字の送信が可能になりました。Amazfit
GTR 3
Proなら電話をかけたり、出ることも可能で、スマートウォッチ単体でできることがかなり広くなった印象。
通知を確認し、そして心拍数や血中酸素濃度を測定できるだけでも十分使い勝手が良い製品でしたが、メッセージへ簡単に返信できることでより利便性が向上。今回のアップデートを機に、ぜひAmazfitシリーズの購入を検討してみては。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています