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【FiiO M6】LDACも、高音質も、もっと小さくていい。超コンパクトでも音質に妥協しないFiiO M6レビュー

昨年末に当ブログではワイヤレス元年でしょ!ワイヤレス!という記事を書いて、ワイヤレスについて全力で推す記事を書いていました。どのくらいの方がワイヤレスに興味を持たれたかは分からないものの、まだ導入に至れていない方に朗報。LDACやapt-X HD、Huawei HWAに対応した高機能なDAPの最新機種が登場。さらに小型に、スタイリッシュ、そして安くなったFiiO M6の登場です。

FiiO M6はLDACやapt-X HD、Huawei HWAといった高音質ワイヤレス規格に対応した最新DAP。有線接続でもESS9018Q2Cや、2系統の高精度水晶発振器、専用FPGA回路を搭載し妥協なし。さらにWi-Fiも搭載したことでSpotifyやKKBOXといったストリーミング配信にも対応。AirPlay経由での再生にも対応し、「ぼくが考えた最強のDAP」を実現それでいながら2万円、買いですよね。

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小さいけど、手に馴染むデザイン。しかも軽量。

ズボンの後ろポケットにもすんなり収まる薄さ

パッケージはこれまでのFiiO製品と同様。内箱を開けると本体が出てきますが、その小ささが目立つのがポイント。前回購入していたFiiO M7も十分小さい製品だったものの、M6はさらに小さく軽量化。重量はわずか86gとなり、ワイシャツの胸ポケットでも重さを感じないレベルに。

本体前面には3.2インチ LG製IPS液晶を搭載。明るく発色もよく、タッチ感度もよいディスプレイで視認性と操作性を両立。小さい本体ながら十分な操作性を実現したのがポイント。

本体は黒一色で、M7やM9のような角ばったデザインから丸みを帯びたデザインに変更。背面は鏡面仕上げになっていたりとチープさを感じさせないデザインはグッド。小さい筐体ながら電源キーにボリュームキー、再生/一時停止キーを搭載。USB Type-Cと3.5mmステレオミニプラグも抑えています。microSDは最大2TBまで対応し、大容量化する情勢にも対応。

付属品は説明書やUSB Type-Cケーブルに加えてシリコン製のケースも。また、プラスチック製の液晶保護フィルムも付属していることでディスプレイの保護も問題ナシ。ただし、貼り付けは液晶の角が丸みを帯びていることもありちょっと難しめ。

シリコンケースは正直なところデザイン面は微妙。個人的には革製のケースがあるといい感じな印象。今回はAliExpressで革ケースを購入。ただ、M7の青色のケースに比べると微妙かも。そこは好みが分かれそう。

FiiO LinkにLDACもOKのBluetooth接続。ワイヤレス性能はバッチリ

FiiO LinkでスマートフォンからもM6の操作が可能に
FiiO Linkでの接続

FiiO Link

FiiO Link

FiiO Link
各種ストリーミング配信も対応(SpotifyもOK)
FiiO M6の特徴は低価格エントリーモデルでありながら、M7では搭載していなかったWi-Fiの搭載や、スマートフォンから本体の選曲や操作が可能となるFiiO Linkへの対応。Hiby Link等競合他社ではすでに実装されておりFiiOでも対応したことは嬉しいところ。時々接続が切れて、再生が止まってしまう場面があるなど、安定性にまだ難はあるものの、総じて使いやすく好感の持てる機能でした。
ワイヤレスの接続精度は、FiiO M7のときと比べて改善。満員電車では途切れがちという面が否めなかったLDACの接続でも安定した接続を実現したのもポイント。この点は後発機種としてブラッシュアップを重ねてきた感じ。小さいながらもこのクオリティを出してきたのは嬉しいところ。
DAPを謳っている以上、有線接続での音質もマスト。当ブログですっかりおなじみのFiiO F9 ProやSONY WH-1000XM2を接続して確認。 基本的な構成は統合チップのESS9018Q2を使用しており上位モデルのM7と同様。オーディオ回路の再設計によりM7よりも50%高い高出力を実現したとのことで、単純なパワーでいえばM6のほうが上
今回はM7は紛失、X5 3rdはバッテリー膨張のため比較できないものの、単体としては文句なしのレベルを実現。パワーは確かに向上しており、ボリューム30~40/120でイヤホンもヘッドホンも鳴らせる感じ。ただし、解像度は上位機種に比べて劣っているのが隠しきれずハイレゾ音源の再生時には物足りなさが際立ちます。
他機種のご多分に漏れず、音の傾向はボーカルを前面に押し出す弱ドンシャリ。ことに女性ボーカルは前に出てくる印象が強く、楽しく聴く分ではとってもよい感じ。ただ、ちょっと聴き疲れしやすいかもしれない音の感じは、元気すぎる感じも否めないかも。

ポケットに高音質を。もっと手軽になったFiiO M6は必見。

FiiO M7から本格的に始まったFiiOのMシリーズ。ワイヤレスと有線の両方で高音質を志向する新しいラインナップは、有線にも拘ったM9を含めなかなか高価格。そんな中国内でも2万円強で済む価格を実現したM6は初心者にも嬉しい機種。しかも、小型で軽量だから他のどんな機種よりも持ち運びやすく、手軽に楽しめるわけ。

FiiO Linkやストリーミング配信対応によって利便性も大きく向上したFiiO M6。今年こそワイヤレスデビューしたい方にも、もうとっくにワイヤレスデビューしてるという方にもおすすめしたいモデル。発売は24日から、今すぐ予約一択です。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています