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【OPPO Find X】最高の一体感を実現。カメラがスライドして出てくるOPPO Find Xの開発秘話に迫る!Engadgetナイトレポート

昨日20日に国内発表になった注目のスマートフォン、OPPO Find X。今回はEngadget × OPPOのカメラが飛び出すスマホ「OPPO Find X」をいち早く試そう:Engadgetナイトに参加し、Find Xの開発秘話やこぼれ話を聞いてきました。もちろん、実機のハンズオンも。カメラと本体の一体感が最高で、使って楽しい、でも実用的な機種。

OPPO Find XはOPPOが放つフラグシップモデル。画面占有率は93.8%という驚異の水準を達成。さらに、スライドしてくる3Dカメラや35分でのフル充電を可能としたVOOCフラッシュチャージを搭載。Snapdragon 845に8GB・RAMで妥協のない性能を実現したモデルです。

【OPPO Find X】スライドカメラの一体感と、圧倒的高画質撮影。パフォーマンスも妥協しないOPPO Find Xハンズオン
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デザインも、カメラも、性能も妥協なき機種。

日本で最初からOPPOを追っていた人といえば、山根博士こと山根康宏氏

Engadget JP編集長 矢崎飛鳥氏

イベントではまず、日本で最初からOPPOを追っていた人といっても過言ではない、山根博士こと山根康宏氏とEngadget JP編集長の矢崎飛鳥氏のセッション。はじめは、Find Xの美しいグラデーションデザイン。ここ最近のスマートフォンは、もはやあえてケースを付けずに背面の美しさを楽しむレベルになってきたとか。そんな背面をFind Xでも実現しています。

カメラを起動すると上部にカメラが出現

Find Xの一番のポイントは、本体内部に通常時は格納され、使用時にだけ出てくる機構のカメラ。すでにVivo NEXなども近い機構を採用していましたが、Find Xは”カメラだけ”が出てくるのではなく、全体が飛び出るような仕掛けを採用。このおかげで、カメラ使用時も一体感を保ったデザインを実現しています。

カメラのスライド機構は、徹底的にその耐久性もテスト済み。300,000回以上の動作テストを実施しており耐久性はバッチリ。また、バッテリーへの影響も200回のスライドで1%というレベルで誤差と言っても過言ではないレベルに落とし込まれているのも特徴。

そんな仕掛けをもったカメラは、画質面でも徹底した高画質化を志向。296箇所も顔の特徴をスキャンし、800万通りの美顔データから最適な補正を追加するA.I.インテリジェント3Dカメラを採用。さらに、モアレ紋を除去する仕組みも搭載し、日本での前作OPPO R15との対比でもカメラのクオリティ向上を謳うレベル。自社製品との比較というのも好感がもてます。

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OPPOといえば、独自の急速充電技術VOOCも有名。他社製品との互換性がまったくないこの規格ですが、そのかわり圧倒的な速さを実現しています。Find Xに搭載されたSuper VOOCでは35分で満充電が可能なレベルに。朝充電し忘れていたとしても、満充電で家を出れるレベルです。

OPPOの担当者も登場。開発秘話や疑問点も徹底解説

OPPO 海外市場プロダクトディレクターの党壮麗氏

OPPO Japan 営業本部 商品企画部 部長の李毅氏

会場にはOPPO 海外市場プロダクトディレクターの党壮麗氏も登壇。なんと10年以上に渡ってOPPOの製品開発に携わってきており、OPPO製品を知り尽くしていると言っても過言ではない方。午前中の発表会にも登壇後、今回のイベントにも参加されるハードスケジュールをこなされていました。山根博士からの質問や、会場内からの質問に対し、熱く語ってくださいました。その一部をご紹介します。

Q.いったいどこからスライド構造を思いついたのか

A.スライド構造は問題を解決するために考えられたもの。その問題とは、フロントとバックの全てになんの障害もなく、一体感をもたせることであり、そのためにスライド構造となった。一体的で美しいものを作りたいというニーズを満たすことができたのがこの構造だった。

Q.過去の機種N3では、手動でカメラを動かせた。なぜFind Xは自動なのか

A.それは一つの過程。ソリューションの一つの過程で、手で動かすというのも自動で動かすというのもある。今回のFind Xで自動化したのかといえば、Nシリーズでの経験から。様々なユーザーからのフィードバックを頂いており、大多数のユーザーは面倒だったり、自動で動いたほうがいいと考える人が多いと感じていた。
また、Find Xには電話のアンロックに使う3D eyeもあり、いつもつかうものが手動はよくないと考えた。その面も含めて自動化、という答えにたどり着いた。

Q.カメラのポップアップの速度はどのような基準で決められたのか

A.このポップアップの機能を初めてラボで見たとき、とても興奮した。だが、どのくらいのスピードがちょうどよいのか疑問になった。
Find Xのモーターは最速0.4秒でスライドすることができるが、どれくらいのスピードがちょうどよいのか、さまざまなスピードを設定してモニターに体験してもらい考えた。結果、0.6秒となった。ユーザーが携帯手にとって持ったときにちょうどよく自然にポップアップするというのに、この時間を設定した。

Q.なぜ指紋認証を本機では搭載しなかったのか

A.多くの方から聞かれた質問。3D eyeでも解決したい問題は同じ。決済であったりアンロックであったりの目的は同じ。どういった方法が解決できるのか、そういう視点で選んだ。

それぞれのエラー率を比較すると、指紋認証が5万分の1,3D Eyeが20万分の1。写真撮影のインカメラに今回搭載した3Dライティングは新たな世界を開いたと考えている。実はこの機能の延長線では、ホログラフィーや3D動画通話といった様々なことができるようになると考えている。問題を解決するだけでなく、さまざまな可能性を開いてくれた。最先端を行き続けるものになる。また、OPPOとっては、美しさ、自然である、一体感というのが重要。その面において、指紋認証より3D Eyeによる顔認証を選んだ。

セルフィーの鬼、ITジャーナリストの富永彩乃さんも絶賛のインカメ

山根博士(右)とAyanoさん(左)

Ayano氏。服はサイレントブルーに合わせたとか

もはや恒例行事の全員でのセルフィー

後半のセッションでは、日本で最初からOPPOを追いかけていたツートップのもうひとり、ITジャーナリストの富永彩乃さんも登壇。山根博士とAyanoさんは、Find Xのセルフィーを徹底解説。会場では、実際にセルフィーを撮影し、その画質をチェック。

Find XのA.I.インテリジェント3Dカメラをインカメラにも搭載。自動的に800万通りの美顔データから最適な補正を追加してくれる仕様。ただ、個人的には若干白に振りすぎている感も否めない印象でした。

山根博士とAyanoさんは、なんとOPPOの工場見学ツアーも実施。そのレポートでは、機械ではなく人の手によって作られる様子や、端末のひねりテストに落下テストの様子も公開。実際に種々の試験を経て出荷されているのを目の当たりにすると、OPPOの品質管理姿勢の高さに驚かされます。

本記事では、Engadgetナイトのレポートをご紹介。次回は会場で実際に触ってみたFind Xのハンズオンをご紹介いたしますのでぜひチェックを。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています