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【Xiaomi REDMI Note 17 Pro Max 5G・REDMI 17】10,000mAhの超大容量バッテリー搭載のREDMI Note 17 Pro MAX 5Gと、3万円で買える圧倒的なやすさを実現したREDMI 17。発表会レポート

スマートフォンは年を追うごとに性能が上がり、価格は下がっていく。長いあいだ当たり前だったその前提が、2026年に入ってはっきりと崩れはじめています。Xiaomiは8月下旬、メモリなど部材コストの高騰を理由に、Xiaomi 17T Proを119,800円から139,800円へ、POCO X8 Proを59,980円から79,980円へ、REDMI Pad 2を27,980円から39,980円へと、9月から順次値上げすると告知しました。その発表からわずか1週間後に登場したのが、今回の2機種です。

2026年8月27日、東京・赤坂で開いたREDMIシリーズとPOCOの新製品体験会に足を運び、この日に発表したREDMI Note 17 Pro Max 5GとREDMI 17に触れてきました。まず目を引くのはPro Maxの10,000mAhというバッテリー容量。モバイルバッテリー1台分に相当する電力量を本体に収めた格好のモデルです。もう1機種のREDMI 17はSoCをMediaTek Helio G91にRAMは4GBと割り切ったモデル。本記事では今回登場したREDMIシリーズ2機種についてご紹介します。

目次

REDMI Note 17 Pro Max 5GとREDMI 17の主要スペック比較

今回登場したREDMIシリーズの2機種は同じREDMI 17を冠するモデルではあるもののスペック、価格ともにかなり異なるモデル。REDMI Note 17 Pro Maxは8GB+256GBが79,980円(税込)、8GB+512GBが99,980円(税込)というミドルハイエンド。REDMI 17は4GB+128GBが34,980円(税込)、4GB+256GBが44,980円(税込)というエントリーモデルで、価格差はおよそ2倍です。

項目REDMI Note 17 Pro Max 5GREDMI 17
ディスプレイ約6.83インチ 1.5K CrystalRes AMOLED(2772×1280)、リフレッシュレート最大120Hz、ピーク輝度最大3500nit、瞬時タッチサンプリングレート3200Hz約6.9インチ HD+(1600×720)、最大120Hz(対応アプリ時)、タッチサンプリングレート最大240Hz、輝度675nit(標準)/825nit(HBM)
カバーガラスCorning Gorilla Glass Victus 2Corning Gorilla Glass 7i
SoCSnapdragon 6 Gen 5 Mobile PlatformMediaTek Helio G91-Ultra
メモリ/ストレージ8GB+256GB/8GB+512GB(メモリ拡張で最大16GB RAM相当)4GB+128GB/4GB+256GB(LPDDR4X+eMMC5.1、メモリ拡張で最大8GB RAM相当、microSDで最大2TB)
バッテリー10,000mAh(シリコン含有量16%の新技術)、通常使用で最大3日7,500mAh(標準値)、通常使用で2日以上
充電100W Xiaomiハイパーチャージ(100W PPS対応)、20分で1日分/27W有線リバース充電45Wターボチャージ(PPS対応)、ACアダプタ同梱/22.5W有線リバース充電
電池の寿命1,600回の充放電後も80%以上の容量を維持、最大6年使える設計1,000回の充放電後も初期容量の80%以上を維持
背面カメラメイン約5000万画素(OIS)+超広角約800万画素約5000万画素メイン(f/1.8)+補助レンズ
フロントカメラ約3200万画素約800万画素(f/2.05)
水中カメラモード搭載(REDMI Noteシリーズ初)。物理キー操作対応非搭載
防塵・防水IP66/IP68、TÜV SÜDによる水深2m×72時間の防水試験クリアIPX4/IP6X
堅牢性REDMI Titan Structure。SGS認証 最大3mからの耐落下(御影石)、内部コンポーネントも衝撃吸収設計Gorilla Glass 7i採用
スピーカーデュアルスピーカーステレオスピーカー、3.5mmヘッドホンジャック、FMラジオ(ヘッドホンジャック使用時)
生体認証光学式指紋センサー(画面内)/AI顔認証側面指紋認証センサー/AI顔認証
OSAndroid 16ベース HyperOS 3Android 16ベース Xiaomi HyperOS 3
サポート期間セキュリティアップデート6年/OSバージョンアップ4回セキュリティアップデート6年/OSバージョンアップ最大4回
AI機能Google Gemini標準搭載(Gemini Live、Gemini Omniによる動画作成・編集、オフライン対応AI通訳、リアルタイムAI音声認識)Google Gemini/「かこって検索」対応
NFC対応(日本のFeliCa/おサイフケータイには非対応)NFC/FeliCa ともに非対応
5G対応非対応(4G/LTEのみ)
SIMnanoSIM+nanoSIMnanoSIM+(nanoSIM または microSD)
通信Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 6.0Wi-Fi 2.4/5GHz、Bluetooth 5.4
サイズ約78.27×163.44×8.65mm(クラウドブラッシュは厚さ8.57mm)約78.42×170.12×8.8mm
重量約229.5g約232g
カラークラウドブラッシュ/ブラック/パープルディープブルー/ブラック/オークグリーン/ロータスパープル
同梱品本体/ACアダプタ(試供品)/USB Type-Cケーブル(試供品)/SIMピン/ソフトケース/保護フィルム貼付済/クイックスタートガイド45W対応ACアダプタ(試供品)/USB Type-Cケーブル(試供品)/SIMピン/ソフトケース/保護シート貼付済/クイックスタートガイド

グローバル出荷5億台を超えたREDMI Noteシリーズ初のPro Maxという位置づけ

発表会でまず語られたのは、Xiaomi Japanの日本向けスマートフォンのラインナップ構成です。ハイエンドをXiaomi無印とTシリーズ、ミドルレンジをREDMI Noteシリーズ、エントリーをREDMIのナンバリングモデルが担当し、そこにゲーミング志向のPOCOが横串で加わる形。5月に発表されたXiaomi 17T Proが119,800円からのフラッグシップでしたから、今回の2機種はその下の量販帯を厚くする位置づけになります。

続いて紹介されたのが、REDMI Noteシリーズの実績です。2026年5月時点でグローバル累計出荷は5億台を突破しており、会場のスライドには「信頼の証 5億人以上 グローバルユーザー」という文字が掲げられていました。今回のREDMI Note 17 Pro Max 5Gは、その節目にシリーズ初の「Pro Max」を名乗って登場したモデル。Noteの上にもう一段を積み上げた格好です。

プレゼンの序盤で出てきたのが、Counterpointのメモリコスト推移グラフ。9月からの値上げの根拠とも言えるグラフで、AIバブルなどの外的要因によってスマートフォンの性能において大きなウェイトを占めるDRAMとNANDの価格が上昇していることを如実にしめしていました。四半期ごとに平気で20%以上価格が上昇しているという異常事態なのがよくわかります。

安達氏がここで示したのが「価格上昇に伴う、ユーザーの期待値の高まり」というスライド。急速充電がほしい、画面を割りたくない、防水と耐衝撃がほしい、停電時にもバッテリーが持ってほしい、アフターサービスに不満がある、といったユーザーの声を6つの吹き出しで並べたものでした。値上げ局面でユーザーが求めるものは何か、という問題設定です。

その答えとして登場したのが「REDMI Note MAX」。7万円台の価格を据え置いたミドルハイモデルとしての登場でした。取材で価格について確認したところ、REDMI Noteシリーズの主戦場は日本ではなく新興国であり、所得やネットワーク環境の条件が厳しい市場のために「絶対的な価格帯」を維持する必要があるとのこと。ではその原資をどこから捻出したのか。SoCとカメラを据え置き、バッテリーと防水・堅牢性に集中させたという答えでした。

ではその原資をどこから捻出したのか。SoCとカメラを据え置き、バッテリーと防水・堅牢性に集中させたという答えでした。「3D(曲面)などリッチにしなかったことでバッテリーの容積を確保できた」という説明もあり、筐体設計の優先順位まで踏み込んだ回答が印象的でした。

MAX designの刷新されたフラットデザイン。メタリックフレームと新カメラデコレーション

最初の柱「MAX design」では、クラウドブラッシュの側面CGとともに一新されたデザインが紹介されました。上質なメタリックフレームと洗練のフラットディスプレイという組み合わせで、洗練の造形美と手に伝わる確かな高級感を訴求。カメラデコレーションも刷新され、細部にまで宿るクラフトマンシップという表現で説明されていました。

タッチアンドトライで実機を確認すると、側面はシルバーのフラットフレームで、電源キーと音量キーは片側に集約されていました。水中カメラモードで物理キーを操作する設計を考えると、押し込み感のはっきりしたキーには実用上の意味があるはず。約78.27×163.44mmというサイズは6.83インチクラスとして標準的で、片手で握ったときに幅が破綻する印象はありません。

背面を正対で見ると、天井照明のラインが映り込む艶やかな仕上がり。手に取ってみるとマット調で指紋が付きにくく、10,000mAhを積んだ機種とは思えないほど素直なフラット形状でした。曲面を削ってバッテリー容積を稼いだという安達氏の説明そのままの造りで、カメラユニットには「50MP OIS CAMERA」の刻印が入っています。

底面にはスピーカーグリル、USB Type-C、マイク、SIMトレイが並び、天面にもスピーカー穴とマイクを配置。デュアルスピーカー構成であることが端末の上下を見るだけで分かります。厚さ8.65mmという数値の割に、持ったときの角の当たりは柔らかい印象でした。SIMトレイはnanoSIMの2枚差しで、microSDカードには対応しません。

太陽光でピーチオレンジに変わるフォトクロミックのクラウドブラッシュ。カラーは3色展開

カラーの目玉となるのがクラウドブラッシュです。太陽光に反応して白からピーチオレンジへ変化するフォトクロミックカラーを採用しており、室内では落ち着いたホワイト、屋外に持ち出すと色が動きます。フォトクロミック層を持つぶん構造が異なるためか、厚さもこの色だけ8.57mmと他の2色より0.08mm薄い仕様です。重量は3色とも約229.5gで共通になっています。

カラーバリエーションはブラック、クラウドブラッシュ、パープルの3色展開。会場では3色の背面をアクリルスタンドに並べて展示していました。実物を見比べると質感の違いははっきりしており、クラウドブラッシュの白系グラデーションが際立ちます。ケースに入れて利用することが多いスマートフォンではあるものの、このクラウドブラッシュの色合いはなかなか綺麗。透明なケースに入れて使いたい気持ちにもなります。

REDMI Titan Quality。IP66/IP68と水深2m×72時間のTÜV SÜD認証防水

2つ目の柱「MAX quality」ではREDMI Titan Qualityについて説明。防水性能、耐落下性能、バッテリー性能、アフターサービスという4つの点が今回の製品のポイントになっています。まず最初のQualityとして挙げられたのが防水性能。

REDMI Note 17 Pro Max 5Gの防水性能はIP66とIP68の両等級に対応し、さらに水深2mで72時間という試験条件をTÜV SÜDの認証でクリアしています。一般的なIP68スマートフォンが想定する試験は水深1.5m前後で30分ですから、時間にして144倍の条件です。安達氏いわく「自社基準だけで言っても仕方ないので第三者機関に見てもらった」とのことで、客観的な裏付けを重視した形になります。

会場で注目を集めていたのが、水槽に実機を沈めた防水デモです。実際に発表会のあとも含めてずっと水の中にREDMI Note 17 Pro Maxを水の中に入れっぱなしにしておいて、それでも問題ないというのをアピール。

防水を支えているのが17項目に及ぶ専用のカスタム構造設計です。各パーツ単位、モジュール単位、本体全体という3カテゴリで10項目の気密性試験を実施しており、設計段階から浸水経路を潰しています。京セラのTORQUEやFCNTのarrowsといったタフネス志向のモデルが試験項目の多さを差別化点にしてきたジャンルですが、その領域の基準を8万円を切る汎用モデルに持ち込んできました。

この防水性能を撮影に振り向けたのが、REDMI Noteシリーズ初となる水中カメラモードです。スライドには水中を泳ぐ犬の作例が映されていました。水中ではタッチパネルが反応しないため操作は物理キーで完結する設計で、短押しでシャッター、長押しで広角と超広角の切り替え、音量キーで録画開始と画面オフ。陸に上がってモードを終了すると、スピーカーの振動で内部の水を排出する機能まで用意されています。

SGS認証の御影石3m落下試験とHardcore Guardian Challenge。TÜV SÜD 5つ星認証を取得

堅牢性を担うREDMI Titan Structureは、筐体の骨格から内部コンポーネントの固定方法までを含めた衝撃吸収の設計です。背面に高強度グラスファイバー、ミドルフレームに高強度かつ高熱伝導のアルミ合金、カメラ部には超柔軟ポリマークッション。メイン基板も高強度仕様で、カバーガラスはCorning Gorilla Glass Victus 2という組み合わせせで、基盤を徹底的に保護します。

この構造でクリアしたのが、SGS認証の落下試験。条件は御影石という硬い路面を想定した最大3mからの落下で、Premium Performance認証では5つ星を取得しました。一般的なスマートフォンの落下試験が1m前後を基準にすることを考えれば、高さにして3倍。タフネススマホではないものの登山などでも安心して利用できる耐衝撃性に仕上がっているわけです。

続いて流されたのが「Hardcore Guardian Challenge」という耐久チャレンジの映像。ROUND 1は「Continuous high-force impacts」として、サッカーゴールに設置した加撃マシンで連続的に衝撃を与えるテスト。12台のPro Maxを並べたパネルにボールを蹴り込むセットアップが映し出されます。

ROUND 2は「Extreme impact test」で、こちらは大型の加撃マシンを使用。12台を並べたパネルに衝撃が加わり、木の実の殻が飛散する派手な1コマも含まれていました。落下試験の数値だけでなく、映像で見せにきたところにこの機種の力の入れどころが表れています。

会場の展示でも、防水デモの隣に落下テストが並んでいました。実際にREDMI Note 17 Pro MAXを振り子の先に取り付けて振り下ろして板に当てるという耐衝撃テストが出来るようになっていました。私も本機を叩きつけるテストを試してみましたが、バン!という結構大きい音で本体が板にぶつかるものの本体には傷一つつかない頑丈さを見せつけてくれました。ただ、実際の利用環境では平べったい板にぶつかることは少なく、様々な場所に落としたり画面に物が当たる事が多いため、どこまでの実力かは未知数かもしれません。

ここまで見てきた防水と耐落下を、シャオミは「Titan Quality」としてまとめています。防水性能(水深2m×72時間)、耐圧潰・耐加圧・耐衝撃の耐落下性能、そしてバッテリー性能(最大72時間駆動、−40℃〜70℃の極限環境下での耐温度性能)という3領域で、TÜV SÜDから5つ星の認証を取得。安達氏いわく「自社基準だけで言っても仕方ないので第三者機関に見てもらった」とのことで、社内ラボの数値ではなく外部機関のテストを通して見せるという進め方に、この製品への自信が表れているのかもしれません。

モバイルバッテリー1台分に相当する10,000mAhというREDMI Note史上初の容量

「MAX experience」の目玉として紹介されたのが、REDMI Note史上初となる10,000mAhのバッテリーです。会場のスライドには「REDMI Note 史上初」の文字とともに10,000mAhが大きく掲げられ、登壇スクリーンにも「TITAN 10,000mAh」の表示が出ていました。シリコン含有量16%の次世代シリコンカーボンバッテリーを採用し、大容量ながら厚さは8.65mmに抑えています。

続いて示されたのが他社主力モデルとの容量比較スライド。5,000mAhから7,000mAh前後が並ぶなかに10,000mAhを置く構成で、掲げられたコピーは「さらば、モバイルバッテリー。」でした。同じ日に発表されたフラッグシップのPOCO F9 Ultraが8,050mAh、5月に登場したXiaomi 17T Proが7000mAhですから、シャオミの日本向けラインナップでは最大の容量になります。シャオミの公表値では通常使用で最大3日です。

タッチアンドトライで手に取った第一印象は、意外と重くないということ。約229.5gという重量はXiaomi 17T Pro(約219g)より10g以上重く、200g前後が標準的な6.83インチクラスのなかでは明確に重い部類です。ただし10,000mAhを積んで厚さ8.65mmに収めていることを考えれば、数値としてなかなか健闘した仕上がりです。結局軽量モデルを買ったところでケースに入れて10gくらい重くしている事を考えたら、誤差の範囲と思えるレベルかなと。

展示機の設定画面を確認すると、バッテリー残り時間は52時間37分と表示されていました。残量からの推定値ではあるものの、丸2日を大きく超える数字が出るスマートフォンはそう多くありません。さらに安達氏からは、GPSを常時オンにして1日30分のナビと通話を使う条件の「超ロングスタミナモード」なら最大14日間駆動するという説明もあり、登山やキャンプなど電源から離れる用途を想定した設計であることが分かります。

バッテリー性能を印象づけるために用意されていたのが「バッテリーマラソン」の比較。XiaomiのラボでGalaxy A57 5Gを用意して実際にYoutubeの動画を再生し続けていつバッテリーが0%になるかをテストしたというもの。REDMI Note 17 Pro Max 5Gの1台が32時間34分動き続けたのに対し、Galaxy A57は2台をつないで合計30時間02分という結果に。1台で他社2台分を上回るというもの。他社製品の機種名を一切ぼかさずに勝負させるというマーケティングにも驚きでしたが、確かにこのバッテリー持ちなら色んな用途に使っても安心できそうです。

100W Xiaomiハイパーチャージで20分1日分。27Wリバース充電と1,600サイクルの長寿命設計

大容量バッテリーの弱点となる充電時間には、100W Xiaomiハイパーチャージを充てています。公表値では20分の充電で1日分。100W PPSに対応しているため社外の急速充電器でも高速充電が利用でき、ACアダプタとUSB Type-Cケーブルを試供品として同梱するので購入直後から本来の速度が出せます。

27Wの有線リバース充電にも対応しており、スマートフォン1台を満充電にしてもなお約50%の電力が残る計算です。会場のデモではイヤホンケースを実際に接続して給電していました。ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ程度なら本体からまかなえるので、旅行や出張で持ち歩く充電器を1つ減らせます。

電池寿命は1,600サイクルの充放電を経ても初期容量の80%以上を維持する設計で、最大6年使える計算です。5月のXiaomi 17T Proも同じ1,600サイクル後80%以上を掲げており、ハイエンドと同じ基準がこの価格帯にも下りてきておりこれも嬉しいところ。10,000mAhあれば充電回数そのものが減るぶん、実際の劣化はこの計算よりも緩やかに進むはずです。

6.83インチ1.5K AMOLEDはピーク輝度3500nit。400%音量ブーストのデュアルスピーカー

ディスプレイは約6.83インチの1.5K CrystalRes AMOLEDで、解像度は2772×1280。パネルはXiaomi customのM10で、従来比11.4%の消費電力削減も実現しています。フルHD+を上回る解像度をミドルハイエンドで確保するのはREDMI Noteシリーズの伝統で、今回もそこは崩していません。

輝度はピーク3500nit、HBM時2000nit、最低輝度1nit。3500nitという数値はXiaomi 17T Proと同等で、ハイエンドと同じ輝度をこの価格帯で確保しています。フリッカー対策として3840Hz PWM調光とDC調光にも対応し、TÜV Rheinlandの3認証を取得しました。屋外で使う水中カメラモードを持つ機種だけに、明るさに振ってきたのは筋が通っています。

音響面ではデュアルスピーカーが400%の音量ブーストに対応します。この400%は、音量段階を17段階に拡張した場合と従来の15段階との比較値。防水と大容量バッテリーという性格上、屋外や浴室のように環境音の大きい場所で使う機会は多くありそうで、大音量で再生できるというのはきっと便利なはず。

5,000万画素OISメインカメラと2倍ロスレスズーム。ライブモーメントと4K撮影に対応

カメラは背面が約5,000万画素のメインとOIS、約800万画素の超広角というデュアルカメラ構成。焦点距離26mmの標準に加え、52mm相当の2倍ロスレスズームにも対応。インカメラは約3,200万画素です。26mm・f/1.5・1/60sで撮影された作例では、自然光の入る室内で肌のトーンを素直に描いていました。

2倍ズームのポートレートは52mm・f/1.5・1/449s、夜間のポートレートは26mm・f/1.5・1/25sという条件の作例です。夜市の混在光源でも人物の色が混ざらずに写っており、ミドルハイエンドとしては暗所まで手を入れた構成といえます。SoCとカメラを据え置いたモデルとはいえ、作例の水準は価格から想像するより上でした。

機能面で目を引くのが「ライブモーメント」機能です。静止画を短い動画として記録する撮影機能で、Xiaomi 17T Proの「ライカライブモーメント」に相当します。撮影したライブモーメントはレイアウト、ポスター、フィルムロールといった形式でコラージュにでき、SNSへの共有までを端末内で完結できるのがポイント。サードパーティのアプリを使わずに様々な形で思い出を加工して投稿できるわけです。

動画は4K撮影に対応するほか、前面と背面のカメラで同時に撮影するデュアルビデオも搭載。編集面ではAIクリエイティビティ・アシスタントとして、AI消しゴム、AI反射除去、AIビューティの3機能を用意しています。XiaomiのAI編集ツールの性能は結構高くサクッと編集できるのはなかなか便利です。水中カメラモードで撮った写真を見やすく色合いを調整するなんていうのもやりやすいでしょうしね。

Snapdragon 6 Gen 5とGoogle Gemini搭載。セキュリティ6年・OSバージョンアップ4回

REDMI Note 17 Pro Max 5Gのプロセッサは4nmプロセスで製造されたオクタコア構成のSnapdragon 6 Gen 5を搭載。AnTuTuスコアは公式資料に記載がありませんが、安達氏は口頭で約100万点と説明していました。SoCとカメラを据え置いた分をバッテリーと堅牢性に回した、という設計方針がここにも表れています。

メモリは標準8GBに、ストレージを使った8GBのメモリ拡張を加えて最大16GB相当まで拡張できます。ストレージは256GBと512GBの2構成で、実機の256GBモデルでは48.3GBを使用済み、207.7GBが利用可能という状態でした。プリインストールアプリ込みでこの空き容量なら、日常的な使い方で困ることはないはずです。

AI機能はXiaomi HyperAIとしてまとめられており、Google Geminiを標準搭載。会話形式で操作できるGemini Live、動画の作成と編集に対応するGemini Omniに加え、シャオミ独自の機能としてオフライン対応のAI通訳、AIライティングのDeepThinkモード、AIダイナミック壁紙を用意しています。通信環境のない海外でも翻訳が動く点は、電池持ちの長さと組み合わせて効いてくるはずです。

OSはAndroid 16ベースのHyperOS 3で、サポート期間はOSバージョンアップ4回とセキュリティアップデート6年。実機のセキュリティパッチは2026年7月1日の状態でした。取材で確認したところ、保証年数の最終決定は日本の品質保証・アフターチームが行うものの、ベースには今回の製品はグローバルとして保証を厚めにするという本社方針があったんだとか。根拠として挙がったのが、政府統計における平均買い替えサイクル4.3〜4.5年という数値で、我々のようなガジェットブロガーは当たり前のように毎年スマートフォンを買い替えていますが、実際の利用者の長く使うニーズに応えた結果のようでした。

アフターサービスも「REDMI Note史上、最も手厚い」を掲げています。24ヶ月の品質保証に加え、24ヶ月以内の画面無料交換が1回、リアカバー無料交換が1回、36ヶ月以内のバッテリー無料交換が1回。いずれも10月14日までに購入してアクティベートすることが条件です。落として画面を割る、電池がへたるという長期利用で実際に起きる事象を徹底的にカバーすることで安心いて利用できるようになっているわけです。

「3つの続く」を掲げるREDMI 17。7,500mAhバッテリーと45Wターボチャージで34,980円から

発表会の後半は、同時発表のエントリーモデルREDMI 17に移ります。掲げたコンセプトは「3つの“続く”が、毎日を変える。」で、余裕が続く、安心が続く、満足が続くという3本柱。ヒーローカラーは植物モチーフのテクスチャーを施したオークグリーンです。

余裕が続くを支えるのが7,500mAhの大容量バッテリー。エントリー機の相場が5,000mAh前後であることを踏まえれば、こちらも十分に大きい部類。公表値では約2日の駆動が可能で、内訳は音楽再生91時間、動画再生28時間、通話46時間、動画撮影12時間というロングバッテリー。電池寿命は1,000サイクル後に初期容量の80%以上を維持するようになっており、長期間の利用でもこちらも安心。

充電はエントリーモデルながら845Wターボチャージに対応しているのも特徴的。35分で1日分、約96分で満充電。PPS対応のACアダプタを試供品として同梱するため、エントリー機にありがちな「充電器は別売」という事態になりません。22.5Wの有線リバース充電にも対応しており、イヤホンやスマートウォッチ、友人のスマートフォンへの給電にも使えます。

実機では89%の充電状態で残り35時間7分という表示でした。Pro Maxの52時間37分には及ばないものの、エントリー機で丸1日以上を余裕で超えるのは7,500mAhあってこそ。充電の頻度を減らしたい人にとっては、この価格帯としては十分な水準です。

MediaTek Helio G91-Ultraと6.9インチHD+。TÜV Rheinlandのアイケア認証3種を取得

プロセッサは一応オクタコアのMediaTek Helio G91-Ultra。メモリは4GB RAMを搭載し、拡張RAM4GBを利用することで最大8GBで利用が可能。REDMI Note 17 Pro Max 5Gは8GB+8GBの構成だったので、それぞれちょうど半分という構成です。ストレージは128GBと256GBの2構成で、microSDカードなら最大2TBまで追加可能。REDMI Note 17 Pro MaxがmicroSD非対応なので、拡張性という一点ではREDMI 17のほうが上です。

ディスプレイは約6.9インチのHD+(1600×720)で、Pro Maxの6.83インチを上回る大型サイズです。リフレッシュレートは最大120HzのAdaptiveSyncに対応。目にやさしいディスプレイとして、TÜV RheinlandのLow Blue Light(Software Solution)、Flicker Free、Circadian Friendlyという3つの認証も取得。Pro Maxも同じくTÜV Rheinlandの3認証を取っており、両機種とも眼に優しいスマートフォンに仕上がっているのもポイントといえます。

カメラは約5,000万画素のAIデュアルカメラシステムを搭載。撮影モードも豊富でポートレートモード、前面と背面カメラの両方で同時に撮影するデュアルビデオに対応します。インカメラは約800万画素f/2.05で、Pro Maxのような2倍ロスレスズームや水中カメラモードには対応しません。

8色ダイナミックRGBライトと3.5mmジャック・FMラジオ。セキュリティ6年で5Gは非対応

タッチアンドトライで触れたのはロータスパープル。紫のメタリック調は価格から想像するよりずっと上等な見た目で、3万円台とは思えない十分に満足度の高い仕上がりでした。生体認証は側面の指紋センサーとAI顔認証の組み合わせ。個人的には側面指紋認証センサーのほうが画面をONにすると同時に指紋認証をクリアできるので好みです。

背面はヴィーガンレザー調のテクスチャで、ディープブルーとロータスパープルではかなり表情が違います。カラーは自然から着想を得た4色展開で、ブラックが定番、ディープブルーが深い青空、ロータスパープルが咲き誇る蓮の花、オークグリーンが四季を越えて佇むオークが由来になっているんだとか。

遊び心として、背面のカメラデコレーション部分に8色のダイナミックRGBライトを組み込んでいるのもポイント。着信や通話、充電の状況に合わせて色が変わる仕組みで、カメラまわりに光を仕込む装備は上位のPro Maxにはありません。ただし展示機は点灯した状態ではなかったため、実際の光り方までは確認できませんでした。

装備面ではステレオスピーカーに加えて3.5mmヘッドホンジャックを残しており、さらにジャックにイヤホンを挿した状態でFMラジオを受信できます。Pro MaxにはヘッドホンジャックもFMラジオもないため、ここだけは下位機が上位機を上回る構成。有線イヤホンを使い続けている方や、災害時のラジオ受信を重視する方には効いてくる装備です。

安心が続くを担うのが、REDMI Note 17 Pro Maxと同じセキュリティアップデート6年とOSバージョンアップ最大4回というサポート期間。安達氏いわく、SIMフリーだからこそローエンドでも同じサポートを出せるとのことで、「国内ローカル製品にすると2回とか、もっと短いサポートになってしまう」と語るように、あえて国内モデルを投入する某社との違いも説明。一方で5Gには非対応で通信は4G/LTEまで、防水等級もIPX4とIP6Xにとどまります。電池とサポート期間に資源を寄せた分、通信と防水性能は割り切った構成です。

FeliCaは2機種とも非対応。各層1機種ずつという方針とラインナップ上の役割分担

2機種とも日本のFeliCaとおサイフケータイには対応しません。公式のスペック表ではPro MaxのNFCが対応となっていますが、これは海外方式のNFCを指すもので、安達氏も発表会の終盤に「Redmi 17、Redmi Note 17 Pro Max 5Gどちらのモデルも……おサイフケータイには非対応となっております」と明言しています。

安達氏には2026年5月にも発表会のグループインタビューでお話を伺っており、その際に語られていたのが「エントリー・ミドル・ハイエンドの各層で1機種ずつFeliCa機を用意していく」という方針でした。今回のグループインタビューでもこの方針そのものは継続中。ただ、おサイフケータイ搭載モデルは前作であるREDMI Note 15 Pro 5Gと、REDMI 15 5Gが担うとのこと。

今回のモデルがFeliCa、おサイフケータイを採用しなかったことについて理由として挙がったのは市場規模。価格が上がるほど台数が出にくくなりFeliCaの開発費を回収しづらいという構造的な事情があるとのこと。取材の場でもREDMI Note 17 Pro MAXにFeliCaがあればという声は出ましたが、安達氏は「日本としては多い方が商売がやりやすい」「ローミッドで1機種ずつFeliCaを展開したいと本社にお願いしている」ものの今回は見送りとのことでした。

REDMI Note 17 Pro Maxは79,980円から、REDMI 17は34,980円から。10月14日までの早割価格

REDMI Note 17 Pro Max 5Gの価格は8GB+256GBモデルが79,980円(税込)から。8月28日から10月14日までの早割では各構成10,000円引きとなり、最安構成の8GB+256GBが69,980円と7万円を切ります。REDMI 17は128GBモデルが29,980円から、256GBモデルが39,980円からと、3万円以下で購入できる圧倒的なやすさを維持しました。

REDMI Note 17 Pro Max 5G 価格

構成市場想定価格(税込)早割価格(税込)
8GB/512GB99,980円89,980円
8GB/256GB79,980円69,980円

REDMI 17 価格

構成市場想定価格(税込)早割価格(税込)
4GB/256GB44,980円39,980円
4GB/128GB34,980円29,980円

※早割対象期間:2026年8月28日(金)〜10月14日(水)

REDMI Note 17 Pro MAXの購入特典として、対象チャネルでの購入者には先着・数量限定でXiaomi 3A Braided USB-C to USB-C Cable(1m)をプレゼント。さらにYouTube Premium 2ヶ月、Spotify Premium 3ヶ月、Google One 200GB 6ヶ月の無料トライアルが付き、Xiaomi CareもXiaomi Store各店とmi.comで20%OFFになります。

モバイルバッテリーを手放したい方に最適なミドルハイエンドと3万円台の長寿命エントリー機

今回の体験会で打ち出されたのは、値上げ局面でスペックを横並びに伸ばすのではなく、電池と頑丈さと長く使えることに資源を集中させるという選択でした。REDMI Note 17 Pro Max 5Gは早割69,980円で、スマートフォン本体に10,000mAhのバッテリー、水深2m×72時間のTÜV SÜD認証防水、御影石への3m落下試験クリア、6年間のセキュリティアップデートを実現しています。

タッチアンドトライで触れた印象としては、約229.5gという重量は確かに手に残るものの、10,000mAhを積んでこのフラット形状に収めた設計には驚きがありました。Galaxy A57 5Gとの同時比較検証を会場に置いてくるあたりも含め、バッテリーで他社製品を殴りにきた製品だと感じます。モバイルバッテリーを毎日持ち歩く生活から離れたい方、アウトドアや水辺に持ち出す機会が多い方にとって、REDMI Note 17 Pro MAXは有力な選択肢になるはず。

REDMI 17は34,980円(税込)からという価格で、7,500mAhの大容量バッテリーとPro Maxと同じ6年間のセキュリティアップデート、3.5mmジャックとFMラジオを備えたエントリーモデル。5G非対応という制約を受け入れられるのであれば、長く使える1台としてかなり手堅い選択肢といえます。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています