【東京ゲームショウ2026】ROG設立20周年で「ROG Edition 20」が国内初の全ラインナップ集結。34型QD-OLEDのPG34WCDNは3440×1440・360Hz、24.5型eスポーツ有機ELのXG259QWPG Aceは540Hz。チェアやスーツケースまで揃ったASUS ROGブースを徹底レポート


東京ゲームショウは今年で30周年の節目の年。会期はこれまでの4日間から1日増えて9月17日から21日までの5日間になりました。キャッチコピーも「史上最長、遊びづくしの5DAYS」と会期が長くなったことをアピールし力の入りよう。今年は9月17日、18日がビジネスデイ、一般公開が19日から21日の予定です。2023年から4年続けてASUS Japanさまにご招待をいただきお邪魔してきたので、本記事ではホール6 06-N03のASUS ROGのブースをご紹介します。
ROG設立20周年。記念シリーズ「ROG Edition 20」が国内初の全ラインナップ集結

ROGの設立は2006年。東京ゲームショウが10年目に入った年に生まれたブランドなので、30周年と20周年が同じ年に重なっているというわけ。ブースを見上げると「20TH ANNIVERSARY EST.2006」の文字が出ていて、今年の展示はこの20周年が全体の柱になっています。

壁一面のバナーに並ぶのが「限界を壊せ。頂点を極め続けろ。」と「20年の革新を力に、さらなる高みへ(INNOVATE. PERFORM. DOMINATE.)」の2本。そのシルエットにGPU、ケース、モニター、マウス、ヘッドセット、キーボード、チェア、ルーター、バックパックが入っています。記念モデルを1製品や2製品で済ませていないのが今年のROG。

そのEdition 20をひととおり組み上げた状態で置いてあったのが、この2台目のデモPCです。構成カードには、マザーボードが「ROG CROSSHAIR X870E EDITION 20」、グラフィックスが「ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20」、冷却が「ROG RYUJIN 360 EDITION 20」、電源が「ROG-THOR-3000T3-GAMING-20TH」、ケースが「ROG GR20 EDITION 20」という並び。記念モデルだけで1台組める、というのをそのまま見せる展示でした。
器になっているオープンフレームの「ROG GR20 EDITION 20」は、EATXからMini-ITXまで対応して最大368mmのGPU、360mmのラジエーターが入ります。付属ファンはPWMで最大2500rpmのクロスフロー式。設置は縦置き・斜め置き・横置きの3通りで、サイズが285×513×470mm、重量9.3kg。フロントI/OにUSB 3.2 Gen2x2のType-Cを2基持つあたりが、この価格帯らしいところです。
グラフィックスの「ROG Astral GeForce RTX 5090 EDITION 20」は32GBのGDDR7で、OC時2760MHz、デフォルト2730MHzのブーストクロック。361×139.3×93.9mmで4.7スロットを占有し、推奨電源は1200W以上、コネクタは16ピンのGC-HPWRというモデル。4.7スロット占有するためケース選びが重要になりそうなモデルです。

周辺機器の卓は、その20周年仕様の有機EL「ROG SWIFT OLED PG27AQWP-G Edition 20」を背にした構成。透明トップのカスタムキーボード「ROG AZOTH X EDITION 20」と「ROG SCABBARD II XXL EDITION 20」のマウスパッド、そして金色のマウスが置かれていました。AZOTH Xは内部のプレートが透けて見える作りで、金の装飾が入るのはトップケースの縁と刻印の部分だけ。20周年モデルという触れ込みのわりに、派手さの出し方はむしろ抑えたほうです。

その金色のマウスが「ROG HARPE II EXTREME EDITION 20」。仕様カードによると、キースイッチがROG 100M光学マイクロスイッチで形状は左右対称、接続はUSB 2.0(Type-C to Type-A)とRF 2.4GHz、そしてBluetooth 6.0のトライモード。最大解像度65,000DPI、最大速度800IPS、最大加速度70G、レポートレート8,000Hzで重量82gという数字が並びます。65,000DPIを使い切る場面はちょっと想像しにくいところで、効いてくるのは8,000Hzのほうかも。

チェアの「ROG Destrier Edition 20」はヘッドレストに金の20周年ロゴ入りで、背もたれはメッシュ。通路側に置いてあったので座り心地までは試せていません。周辺機器の記念モデルはよくある話ですが、チェアとスーツケースまで同じシリーズでやってくるブランドはそう多くないはず。
ROG XBOX Ally X20は10月16日発売の258,800円。TGSで試遊解禁

今年の目玉が「ROG XBOX Ally X20」。9月17日に予約開始したばかりの商品です。7.4型のROG Nebula HDR Displayはベゼルを削減して大型化を実現。有機ELでピーク輝度1,400nits。スティックはホール素子ではなくTMRセンサーで、デッドゾーンは3%まで詰めてあります。プロセッサがRyzen AI Z2 Extreme、メモリ24GBにストレージ1TB。起動するとWindowsのデスクトップではなくXboxのフルスクリーンエクスペリエンスが出るのもポイントです。
20周年の上位構成にあたる「ROG XBOX Ally X20 Bundle」は442,800円(税込)で、ARグラスの「ROG XREAL R1 Edition 20」、dbrand製のKillswitchアクセサリ、ROGとペリカンのケースが付属します。本体単体の258,800円との差が184,000円なので、ARグラス込みでどう見るかという判断になりそう。

試遊台で動いていたのがFINAL FANTASY VII REVELATION DEMO。グリップのドット状のテクスチャが指に引っかかる感触で、スティックのリングは金色です。試遊タイトルはVirtua Fighter 5 R.E.V.O. World Stage、ソニックレーシング クロスワールド、ペルソナ3 リロード、龍が如く 極3、龍が如く3外伝 Dark Ties、STREET FIGHTER 6、FINAL FANTASY VII REBIRTH、EDENS ZERO、ワンス・アポン・ア・塊魂、GRANBLUE FANTASY: Relink – Endless Ragnarok Demo、ELDEN RING NIGHTREIGN、餓狼伝説 City of the Wolves、THE KING OF FIGHTERS XVなど14タイトル以上が用意されていました。
本機の詳細は9月17日に公開したROG XBOX Ally X20の内覧会レポートで記載。可変式D-Padの仕組みやXboxモードの挙動、20周年モデルとしての位置づけまで扱っているので、買うかどうかを決める段階の方はそちらをどうぞ。
ROG XBOX Ally X20 スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロセッサ | AMD Ryzen AI Z2 Extreme |
| ディスプレイ | 7.4型 ROG Nebula HDR Display(有機EL) |
| ピーク輝度 | 1,400nits |
| メモリ | 24GB |
| ストレージ | 1TB |
| ジョイスティック | TMRセンサー(デッドゾーン3%) |
| OS | Windows 11+Xboxフルスクリーンエクスペリエンス |
| 価格 | 258,800円(税込) |
| Bundle価格 | 442,800円(税込) |
| Bundle同梱品 | ROG XREAL R1 Edition 20、dbrand製Killswitch、ROG×ペリカンケース |
| 予約開始 | 2026年9月17日 |
| 発売日 | 2026年10月16日 |
世界初の有機ELeスポーツモニター「ROG Strix OLED XG259QWPG Ace」

モニター側の目玉が24.5型のeスポーツ向け有機EL「ROG Strix OLED XG259QWPG Ace」。「世界初 OLED eスポーツモニター」を自称するモデルで、24.5インチのフルHDにタンデムWOLED、表面処理はTrueBlack Glossyを採用。最大540Hzに応答0.02ms(GTG)、最大輝度1,700nitsのゲーミング仕様になっています。あわせてGaNパワー、進化したNeo近接センサー、クイックメニュー、eスポーツカラーもポイントのモデル。

もう1機種、同じ24.5型フルHDで最大720Hzの「ROG Swift OLED PG259QWS Ace」も出展。Gamescom 2026に続いて世界で2番目の実機展示という位置づけで、モニターの高さと傾斜角度を検出して画面に表示するポジションセンサーを搭載しています。スタンドに目盛りまで刻まれているのは、大会会場で普段どおりのセッティングを短時間で再現するため。eスポーツ向けの試遊席は横一列に伸びていて、どの席にもROGのキーボードと黄色いマウスパッドが敷いてありました。
Ace Collectionにはマウスの「ROG Gladius IV Ace」も入ります。56gの軽量ボディにROG AimPoint Pro 65Kセンサーで最大65,000dpi、SpeedNova 8K Gen IIで最大8,000Hz。3g・5g・7gのウェイトを組み合わせて7通りの重量調整ができる仕様で、ブラックとホワイトを国内初公開という扱いでした。
ROG Swift OLED PG259QWS Ace・ROG Strix OLED XG259QWPG Ace スペック表
| 項目 | PG259QWS Ace | XG259QWPG Ace |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 24.5型 | 24.5型 |
| 解像度 | フルHD | フルHD |
| パネル | タンデムWOLED | タンデムWOLED |
| 表面処理 | TrueBlack Glossy | TrueBlack Glossy |
| 最大リフレッシュレート | 720Hz | 540Hz |
| 応答速度 | 0.02ms(GTG) | 0.02ms(GTG) |
| 最大輝度 | 1,700nits | 1,700nits |
| 固有機能 | ポジションセンサー、スタンドの目盛り | GaNパワー、Neo近接センサー、クイックメニュー、eスポーツカラー |
| 展示の位置づけ | 国内初、世界で2番目の実機展示 | 国内初公開 |
34インチQD-OLEDの「ROG SWIFT OLED PG34WCDN」でDEATH STRANDING 2

ウルトラワイド側の主役が「ROG SWIFT OLED PG34WCDN」。34インチのQD-OLEDで3440×1440、HDRピーク輝度1,300cd/m²、コントラスト比1,500,000:1、最大360Hzに応答0.03ms(GTG)でHDR10対応です。入力はDisplayPort 2.1とHDMI 2.1、そしてUSB-C。USB-Cは90Wの給電に対応していて、USBハブとイヤホンジャックまで載っているので1台で完結できるモデルです。

画面で動いていたのがDEATH STRANDING 2: ON THE BEACH。荷物を背負って荒野を歩く場面で、34型の湾曲と3440×1440の横幅が効いていました。ゲーム側の色が濃いこともあって、QD-OLEDの黒の締まりは離れて見ても分かるレベルでした。
ROG SWIFT OLED PG34WCDN スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 画面サイズ | 34インチ |
| パネル | QD-OLED |
| 解像度 | 3440×1440 |
| 最大リフレッシュレート | 360Hz |
| 応答速度 | 0.03ms(GTG) |
| コントラスト比 | 1,500,000:1 |
| HDRピーク輝度 | 1,300cd/m² |
| HDR | HDR10 |
| 映像入力 | DisplayPort 2.1、HDMI 2.1、USB-C |
| USB-C給電 | 90W |
| そのほか | USBハブ、イヤホンジャック |
20周年デモPCのケースは国内初展示の「ROG Cronox ARGB」


ブース中央の白いフルタワーが「ROG TGS2026 DEMO PC」。ガラスサイドの内側でARGBファンが7基回り、ラジエーターの液晶に28℃台と33℃台の温度も表示。構成としてはマザーボードがROG MAXIMUS Z890 HERO、CPUがIntel Core Ultra 7 265K、メモリがDDR5-6000の16GB×2、SSDがSanDisk OPTIMUS GX PRO 850X 4TB、グラフィックスがROG-ASTRAL-RTX5090-O32G-BTF-GAMING、電源がROG-STRIX-1000P-GAMING、冷却がROG STRIX LC IV 360 ARGB LCD。そしてケースが「ROG Cronox ARGB」で、国内初展示の新作をそのままデモ機の器に使っています。
ROG Cronoxはパノラマ型のフルタワーで、フロント下部に9.2型のLCD、最大14基の120mmファン、回転式のファンブラケット、最大400mmのGPUに対応。ブラックとホワイトの2色展開です。組み合わせているケースファンの「ROG Eurux GR120 ARGB」には、通常回転とリバースブレードの2種類があります。リバースブレードは吸気側に付けてもブレードの向きを揃えられるので、ガラスサイドのケースで見栄えが崩れないようになっています。

DIYパーツの卓にはマザーボードやGPUをまとめて展示。ROG STRIX Z890-F GAMING WIFIとROG MAXIMUS Z890 EXTREMEのマザーボード、ROG STRIX LC IV 360 ARGB LCDの簡易水冷、ROG-STRIX-RTX5070TI-O16G-GAMING、空冷のROG STRIX AEOLUS、そしてAMDとカプコンの協業によるTUF Gaming Radeon RX 9070 XT ONIMUSHA EDITIONが並びます。
ROG Flow Z13とTUF Gamingノートで14タイトル以上を試遊


個人的に気になったのが「ROG Flow Z13」(GZ302EA-AI916C)。Ryzen AI MAX+ 395に内蔵のRadeonグラフィックス、32GBのLPDDR5X-8000、1TB、13.4型の2560×1600で180Hz、Windows 11 Homeという構成です。重量はタブレット単体で約1.2kg、デタッチャブルキーボードを付けて約1.5kg。キックスタンドを開いてキーボードを付ければノートPC、外せばタブレットになるMicrosoftのSurfaceを彷彿とさせるデザインのモデル。
13.4型で画面が外れる構成は、この日に回った他社のハンドヘルドとちょうど中間に位置します。ハンドヘルドより画面が大きく、ノートPCより軽い。この重さならどこにでも持ち運べるので、活用できる幅が広そうなモデルです。


16型の「ASUS TUF Gaming 16」(FX610JH-I7161TR5050S)はPALWORLD 1.0を試遊できる状態で展示。仕様はIntel Core i7-14650HXにGeForce RTX 5050 Laptop GPU、標準16GBで最大64GBまでのDDR5-5600、1TBのPCIe 4.0×4、16.0型1920×1200で144Hz、約2.2kgという仕様で、Xbox Game Passの2か月利用権が付きます。


14型の「ASUS TUF Gaming A14」(FA401GM-AI9R5060)は真・三國無双2 with 猛将伝 Remasteredで、ちょうど1Pのキャラクター選択画面。Ryzen AI 9 465にGeForce RTX 5060 Laptop GPU、32GBのLPDDR5X-7500、1TB、14.0型2560×1600で165Hz、約1.46kgです。16型より0.7kg以上軽くて、解像度とリフレッシュレートは上になっているモデルです。

試遊台は列になっていて、どの台にもゲームのカードと白いROGマウス、Xboxコントローラーが置いてあります。PC側の試遊タイトルはオーバーウォッチ、DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH、PRAGMATA、カリアのアトリエ、真・三國無双2 with 猛将伝 Remastered、APEX Legends、ARC Raiders、太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル、Palworld、AION2、007 First Light、仁王3など。ハンドヘルドとPCを合わせると、かなりの本数を1つのブースで触れます。
ROG Flow Z13・ASUS TUF Gaming 16・ASUS TUF Gaming A14 スペック表
| 項目 | ROG Flow Z13 | TUF Gaming 16 | TUF Gaming A14 |
|---|---|---|---|
| 型番 | GZ302EA-AI916C | FX610JH-I7161TR5050S | FA401GM-AI9R5060 |
| プロセッサ | Ryzen AI MAX+ 395 | Core i7-14650HX | Ryzen AI 9 465 |
| グラフィックス | Radeon グラフィックス | GeForce RTX 5050 Laptop GPU | GeForce RTX 5060 Laptop GPU |
| メモリ | 32GB LPDDR5X-8000 | 16GB DDR5-5600(最大64GB) | 32GB LPDDR5X-7500 |
| ストレージ | 1TB | 1TB PCIe 4.0×4 | 1TB |
| 画面サイズ | 13.4型 | 16.0型 | 14.0型 |
| 解像度 | 2560×1600 | 1920×1200 | 2560×1600 |
| リフレッシュレート | 180Hz | 144Hz | 165Hz |
| 重量 | 約1.2kg(キーボード込み約1.5kg) | 約2.2kg | 約1.46kg |
| OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
| そのほか | キックスタンド内蔵のデタッチャブル | Xbox Game Pass 2か月利用権付属 | ― |
20周年だからこそあらゆる製品が揃うASUS ROGブース

2023年はROG AllyとROG Phone 7、2024年はARグラスのASUS AirVision M1、2025年はROG Xbox Ally X。毎年ひとつ顔になる製品があったブースが、今年はオールラインナップという感じでした。モニターは24.5型の540Hzと720Hzから34型のQD-OLED、4Kデュアルモードまで。DIYはケースとファンとマザーボードと電源と簡易水冷が一式。周辺機器はマウスとキーボードとマウスパッド、チェアにバックパックにスーツケース。ネットワークはWi-Fi 8の参考展示まで。ひとつのブランドが20年でどこまで手を広げたかを体験できるブースになっていました。
ぜひ、新商品のROG XBOX Ally X20や、世界初のゲーミングOLEDモニターなど多用なラインナップが揃う東京ゲームショウ2026のASUS ROGブースに足を運んでみてはいかがでしょうか?



















