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【OTOUCH プロジェクター K3】1万円台で買えるフルHD画質での投影に対応したプロジェクター。Miracast対応のOTOUCH K3レビュー

梅雨ももう後半戦になった関東甲信越地方。日によっては晴れ間が続き、日中の最高気温が30℃を超える日も増えてきました。土曜日をメインに私は乗馬に行っていますが、毎回の騎乗がハードで、週末の片方は家に引きこもりたくなってしましまうほど。クーラーの効いた自宅でのんびり過ごすというのも良いですよね。
そういった際にダラダラ小さい画面を見るというのはもったいないようにも。大画面で映画などを投影して楽しめるプロジェクターがあれば、便利なはずです。今回はOTOUCHから登場しているOTOUCH
K3をメーカーより提供していただいたのでレビュー。クーポン適用後で15,800円という低価格でありながら、フルHD画質での投影に対応した製品で気軽に高画質な映像を楽しめるのが魅力の製品です。

スクエア型のデザインでデザイン性も◯。強力な台形補正機能で設置場所を選ばない

      
パッケージは本体のイメージがプリントされたもの。機種名よりも投影解像度である1080Pを強調しているのが謎ですが、時々見かける中華製品あるあるということでご愛嬌かと。パッケージ内にはキャリングケースがあり、その中に付属品一式が入っています。
同梱品は電源ケーブル、HDMIケーブル、RCAケーブルにメンテナンス用の綿棒とガーゼ、説明書といった感じ。2023年にも入ってRCAケーブルを利用している機器を見ることはまったくありませんが、万が一現役で利用していても問題ありません。ゲームキューブとか使っていたら便利かも?

本体は他社のプロジェクターが丸みを帯びたり、楕円形だったり、Emotn N1のように縦長だったりするのに対し真四角という斬新な構造。前面に大きなスピーカー部を備えています。
側面部(本体前面から見て右側)には映像の入力端子類を配置。HDMIに、RCA入力(変換ケーブル利用)、オーディオ出力(3.5mm)、USB
Type-A×2を搭載しており、多種多様な映像入力ソースを利用可能です。
なお、USB端子からは電力供給も可能なため、Amazon Fire TV
Sticの電源を接続することでFire
TVに対しての給電にも対応します。USB端子を利用すれば、USBメモリに入れた動画ファイルをそのまま再生できるので、簡単に高画質な動画を見れるのもポイントかと。

本体上部には電源ボタンを配置。他のプロジェクターのようにボタン類が集まっているわけでもなく、シンプルなデザインな上部は個人的には結構アリかと。映像入力端子の反対側の側面には電源入力と、ピント調整用のノブが配置されています。
本機は本体内に電源の変換部を持っており、電源ケーブルは単純なメガネケーブル。長さがそこまで長くないため、コンセントから設置場所が遠い場合は長いケーブルを別途用意しても良いかも。プロジェクターによっては、電源ケーブル内のトランス部分が邪魔、ということがありますが本体に内蔵しているためケーブルの取り回しがしやすいのもグッドでした。

本体底部には前方に角度調整用のネジを、真ん中に三脚穴も搭載。私の場合は比較的角度の自由が効くこともあり、マンフロットの小型三脚を利用して上向きに設置してみました。電源を接続して、電源ボタンを押せばすぐに投影を開始していけます。

起動すると上のようなメニュー画面が表示。Android
OSを本体には搭載しているようで、USBメモリー内の動画再生や音楽、画像の表示に加えてWPS
Officeアプリを利用してオフィスファイルの表示にも対応しています。
左側のメニューを利用すると、本体をBluetoothスピーカーとして利用するレシーバーモードや、RCA端子からの入力に切り替える「AV」、そしてHDMIからの入力への切り替えが可能です。

設定メニューの内容も確認。メニューの構成はタイル型で、若干日本語がおかしい部分(”About”の訳が”約”になっているなど)もあるものの、基本的には理解できる内容に仕上がっています。タイル型だと、目的のメニューにもすぐにたどりつくことが出来るのもポイントかと。
ネットワーク設定からは、Wi-Fiネットワークへの接続に対応。ただ、本機にはネットワークドライブからの動画再生機能や、Google
Playへのアクセス、インターネットブラウジングといった機能はないためわざわざネットワークに接続する必要は少ないと思われます。システムのアップデートでのみ利用するイメージです。
      
投影モードの設定画面では、プロジェクターをどのように設置したのか(天井吊り下げなのか、テーブルにおいているのか等)の「インストールモード」の設定、4点台形補正と簡易的な水平・垂直の補正機能を搭載。台形補正では4点を比較的広い範囲で修正できるため、角度が急であっても自然な投影状況に変更をすることが可能です。
なお、台形補正の範囲に関してはメーカーの公称では最大±50°の範囲で修正ができるとか。今回のレビューの際にはかなり下から上に向けて見上げる形で設置していますが、この状態でも問題なく補正することができました。
Bluetooth接続にも対応。外部スピーカーを本機に接続させることで、映像の投影はこのプロジェクターから、音声再生はBluetoothスピーカーから、というふうに使い分けが可能。試してはいませんが、キーボードやマウスも接続できるはず。WPS
Officeを組み合わせれば、本機単体でPowerPoint形式のファイルを開いてプレゼン、なんてことも可能です。

システムアップデート機能も搭載しており、ネットワークに接続した状態であればオンラインアップデートが可能。メニューの表示内容からもわかるように、ベースはAndroidを採用したシステムを採用していました。

Miracast・AirPlayにも対応。Fire TVと組み合わせたりと柔軟な使い勝手を実現

本機は単体でMiracast・AirPlayに対応。スマートフォンやタブレット、PCに保存している動画をHDMIケーブルを利用せずに、直接ワイヤレスで伝送し投影が可能。どうしてもMiracastの場合遅延は生じてしまうものの、映像が途切れたり乱れたりすることなくスムーズに再生することが可能です。

HDMI接続を利用する際は、HDMI端子にソース元を接続した上で、リモコンでプロジェクター側の入力元を変更するだけ。前述したように、本機のUSB端子からの給電でAmazon
Fire TV Stick
4Kが問題なく動作したため、常に挿しっぱなしにしておいても良さそう。

実際に今回はFire TV Stick
4Kを接続して動画を再生。これまで高価過ぎるプロジェクター(Dangbei Mars
Proなど)を試してきたため、それらと比べるとどうしても色は薄味。とはいえ、日常的にちょっと大画面で投影したい、というときに使うレベルでは十分な映像を投影できている感じ。若干青色系の色味ですが、見ている分には気になりません。
今回はOTOUCHプロジェクター本体のスピーカーでの音声も確認。製品ページでは「デュアルスピーカー」と謳っていますが、実際にはシングルスピーカーの印象。意外と迫力のある音が再生される印象ですが、人によってはちょっと物足りないかも。その場合は、Bluetooth経由で外部スピーカーを利用するのが良さそうです。

部屋の電気をつけた状態だと、上のような感じ。本機のライト部分の明るさは800ANSIルーメンを確保していますが、暗い部屋であれば良い感じではあるものの外の明かりが入ってきていると結構厳し目。動画鑑賞となると厳しそうですが、付けっぱなしにして音楽再生機として利用するのはありかもしれません。

手軽にフルHD解像度のプロジェクターを。クーポン利用で1.5万円

今回レビューしたOTOUCHのプロジェクターOTOUCH
K3は、クーポン適用後Amazonにて1.5万円という安価な価格なのが魅力の製品でした。強力な台形補正機能によって設置場所を選ぶことなく利用でき、本体単体でMiracast・AirPlayを利用した映像伝送にも対応したモデル。Amazon
FireTV Stickなどと組み合わせても良さそうでした。
今年も例年にも増して暑い夏がやってくるわけで、外でアクティビティに励むのも良いですがたまには涼しい家で映画を見るのも過ごしやすくて良いかも。テレビで見る、というのも良いですが簡単に大画面に投映することで没入感も、迫力もあるプロジェクター、結構手頃な価格で購入可能。ぜひOTOUCHのプロジェクターをお試しいただければ。

なお8月31日までの期間限定でさらに8%になるクーポン”CHINARCODE”もご提供いただきました。製品ページにある3,000円オフクーポンもあわせて14,048円(記事執筆時)で購入可能。フルHDでの映像投影をきちんと出来るプロジェクターは、この価格ではかなり貴重です。

OTOUCHプロジェクター K3のクーポン情報

・期間:2023年8月31日まで
・コード:CHINARCODE
・割引率:8%
・購入ページ:https://amzn.to/3XDBDuh

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています