緊急事態宣言も延長となり、花粉も飛びはじめてアウトドア派な私にとっては生きづらい日が続いています。先日は都内で非日常を楽しむホテルとしてアンダーズ東京の宿泊記を投稿。とはいえ、毎度毎度アンダーズに泊まる余裕などなく自宅で過ごす場面も多いはず。今回はそんな自宅で過ごすのに便利なプロジェクターを再びVankyoより提供していただいたのでレビュー。Vankyo
550Wプロジェクターです。
550Wプロジェクターです。
Vankyo
550WはVankyoから登場しているプロジェクター。これまでレビューしてきた他のモデルに比べより小さく小型化を実現。それでいながら、ネイティブ解像度はHD画質を実現、加えてスマートフォンからのミラーリングにも対応し使い勝手の良いモデルに仕上がっています。現在Amazonにて約9,900円(クーポン適用後)にて販売中です。
550WはVankyoから登場しているプロジェクター。これまでレビューしてきた他のモデルに比べより小さく小型化を実現。それでいながら、ネイティブ解像度はHD画質を実現、加えてスマートフォンからのミラーリングにも対応し使い勝手の良いモデルに仕上がっています。現在Amazonにて約9,900円(クーポン適用後)にて販売中です。
独特のデザインで小型化を実現。ボタンの配置は独特でした
パッケージは日本語で全て記されており、日本向けのものを準備。以前のVankyoのプロジェクターなどに比べるとパッケージデザインのセンスも向上した印象です。
付属品は本体の他には電源ケーブル、HDMIケーブル、3in1←RCAケーブル、リモコン、説明書。後述しますが、電源アダプターは通常のプロジェクターとしては珍しく、USB
Type-C出力です。
Type-C出力です。
本体は楕円形を歪ませた独特な形状。平坦な場所に置いている限りは傾くようなことはなく問題はなさそう。背面には電源用のUSB
Type-C、ヘッドフォン端子、3in1AV端子、HDMI、microSD、USB
Type-A端子を搭載。基本的にどんな機器であっても映像の入力に対応する多彩な入力系統は魅力的です。スピーカーは大型のグリルを搭載したシングル仕様です。
Type-C、ヘッドフォン端子、3in1AV端子、HDMI、microSD、USB
Type-A端子を搭載。基本的にどんな機器であっても映像の入力に対応する多彩な入力系統は魅力的です。スピーカーは大型のグリルを搭載したシングル仕様です。
底面に三脚穴は備えておらず、三脚に取り付けることは不可。角度の調整用のピンが本体の足の脇に備えられています。本機の特徴的なポイントは、写真のように持ち運ぶ際に便利な取っ手をつけていること。流石にこのプロジェクターを宿泊先に持っていく、ということは多くないにせよ自宅でも利用時以外は別の場所に置いて移動させることは多いわけで、あると案外便利です。
ピントや台形調整は手動で、大型のリングを指で回すタイプ。他のモデルに比べると、台形補正のリングが若干小さく、人差し指でないと回しづらかったもののそれ以外は特に普通の使い勝手です。
電源やメニュー用のボタンは上部の側部に配置。十字キーが1列に配置、かつ、投影方向からみて垂直になっているため、個人的にはこの配置は微妙。メニューなどを操作する際に、思っているキーと別のキーが常に選択されてしまうのは使いやすいとは言えませんでした。
本機は電源コネクターにUSB
Type-Cを採用。出力は21.0V=3.0Aの63W。この時点で同じ出力のUSB
PD充電器がないことに気がつく方が多いように、端子の形状は汎用品と同じではあるものの一般的なUSB
PD出力の充電器では給電できず、専用ACアダプターのみで宮殿できる仕様でした。以前レビューした超小型PCのGMK
NucBoxと同じわけです。汎用品で給電できれば便利なので要改善な点です。
Type-Cを採用。出力は21.0V=3.0Aの63W。この時点で同じ出力のUSB
PD充電器がないことに気がつく方が多いように、端子の形状は汎用品と同じではあるものの一般的なUSB
PD出力の充電器では給電できず、専用ACアダプターのみで宮殿できる仕様でした。以前レビューした超小型PCのGMK
NucBoxと同じわけです。汎用品で給電できれば便利なので要改善な点です。
プロジェクタースクリーンも同梱。要はただの大きな白い背景布なのでレビューは割愛。「ポータブル」と言っているものの結構大きめで、持ち運ぶメリットがあるかと言われると微妙です。
説明書は日本語化済み。メニュー表記が日本語化されている通り、利用時も日本語で設定をしたり、スクリーンミラーリング機能のセットアップが可能です。
発色や明るさは問題なし。投影時は設置場所は要検討です。
壁に投影しライブビデオやアニメなどを見てみましたが、発色や明るさは問題なし。明るい時間帯でもカーテンで遮光していれば十分明るく画面が見えないということはありません。結構角度をつけて投影していましたが四隅のボケは前モデル等と比較しても改善しています。
若干気をつけたいのが角度をつけて投影しているときに、本体のバランスが崩れること。角度調整用のつまみが中心になく、本体底面が丸みを帯びているため簡単に倒れるのは注意が必要でした。レンズキャップをうまい具合に挟めばなんとか倒れないようにできました。
本機は通常のHDMI接続といった映像入力に加えて、iOSやAndroid端末からのスクリーンミラーリングにも対応。説明書ではiOS端末、Android端末ともに有線ケーブルからの映像伝送にも対応している旨の記載がありましたが、手元のスマートフォン・タブレットでは動作を確認できませんでした。
今回は現在メインのタブレットとして大活躍しているLenovoの10インチAndroidタブレット、Lenovo XiaoXin Pad(Lenovo Tab P11)からスクリーンミラーリング機能を利用。通常のタブレットの操作をしたり、ChromeでWEBサイトを見たりする分ではさくさくと利用できました。
ただ、端末側・プロジェクター側の性能の問題から動画コンテンツを再生したときにはブロックノイズが出たり、コマ落ちする場面も。ストレスフリーで動画を再生するには、HDMI接続のPCを用意するか、SDに動画データを入れるかのどちらかが必要です。
自宅や外出先でも、プロジェクターを利用するたびにいちいちノートPCやデスクトップからHDMIケーブルを引き回してつなぐというのはかなり面倒。動画再生時には、他のことをするにも中途半端にリソースを食うこともあり専用のPCがあったほうが便利。
超小型のWindows PCであるGMK NucBoxとTaoTronicsのサウンドバー、TaoTronics TT-SK028をプロジェクター台に設置してまとめておけば、プロジェクターを使う際には簡単に独立したシステムが構築可能です。そこまでするならAndroid搭載のプロジェクターを買ったほうが楽な気もしますが、それぞれ別々に使えたほうが便利な場面もあるのでOKということで。
自宅のマルチメディア環境をパワーアップ。低価格なVankyo 550Wで
今回レビューしたVankyo
550Wプロジェクター。これまでもVankyoのプロジェクターはそれなりにレビューしてきましたが、その中でも最も小型化しつつ、スクリーンミラーリング機能とネイティブ720P解像度など抑えるべきところを抑えた製品でした。
550Wプロジェクター。これまでもVankyoのプロジェクターはそれなりにレビューしてきましたが、その中でも最も小型化しつつ、スクリーンミラーリング機能とネイティブ720P解像度など抑えるべきところを抑えた製品でした。
現在Vankyo
550WプロジェクターはAmazonにて約9,900円にて販売中。コンパクトサイズながらちゃんと使えるプロジェクターを試すならVankyo
550Wプロジェクター、おすすめです。
550WプロジェクターはAmazonにて約9,900円にて販売中。コンパクトサイズながらちゃんと使えるプロジェクターを試すならVankyo
550Wプロジェクター、おすすめです。