花粉の飛散がいよいよ始まり、これまで花粉症ではなかった私も目のかゆみを覚えるように。ついに花粉症になってしまったかと耳鼻科の受診を検討しています。さて、外出中の花粉の影響を抑える方法は基本的に薬ですが、自宅での花粉の飛散を抑えることも花粉症の影響を抑えるのには重要。先日はTaoTronicsの空気清浄機をご紹介しましたが、今回は部屋掃除のアイテム、ロボット掃除機ECOVACS DEEBOT N7をご紹介します。
ECOVACS DEEBOT
N7は中国のロボット掃除機メーカー、ECOVACSから登場した最新のロボット掃除機。ECOVACSはロボット掃除機メーカーの中でも最大手の一角を占めており中国ではシェアの65%を占めているとか。(参考:フォーブス)そんなECOVACSから登場した最新のDEEBOT
N7をメーカーより提供いただいたのでレビューいたします。
N7は中国のロボット掃除機メーカー、ECOVACSから登場した最新のロボット掃除機。ECOVACSはロボット掃除機メーカーの中でも最大手の一角を占めており中国ではシェアの65%を占めているとか。(参考:フォーブス)そんなECOVACSから登場した最新のDEEBOT
N7をメーカーより提供いただいたのでレビューいたします。
ECOVACS DEEBOT
N7は吸引と水拭き掃除を同時に行えるOZMOモッピングシステムを搭載したロボット掃除機。2300Paの強力な吸引力と、LDSを利用した高度な部屋のマッピング機能、そして使い捨てモップにも対応したことでモップの洗濯の手間も無くせるモデル。そんなモリモリの機能を搭載しながら46,800円で大手メーカー製に比べても、また、ECOVACSのロボット掃除機の中でもコストパフォーマンスに優れたモデルです。
N7は吸引と水拭き掃除を同時に行えるOZMOモッピングシステムを搭載したロボット掃除機。2300Paの強力な吸引力と、LDSを利用した高度な部屋のマッピング機能、そして使い捨てモップにも対応したことでモップの洗濯の手間も無くせるモデル。そんなモリモリの機能を搭載しながら46,800円で大手メーカー製に比べても、また、ECOVACSのロボット掃除機の中でもコストパフォーマンスに優れたモデルです。
ECOVACS DEEBOT N7
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センサー、ブラシ、水拭きパットが効率よく配置された本体
パッケージは国内のAmazonで販売されているモデルながら、外箱と内箱の2つが用意され内箱と本体が保護される形になっていて好感。基本的に当社のアクセントカラーである青色が配置されたパッケージでした。
付属品は割り切っていて本体に説明書といったものの他には充電用のドックと使い捨てのモップのみ。リモコンすら付属しないという割り切り方が特徴です。
DEEBOT
N7周辺のゴミをかき集めるブラシは前面に2箇所搭載。左右で形状が異なっているようでブラシ側と本体についている識別用の色を目印に取り付けていきます。メインブラシは予め取り付けてあるのでそのまま利用可能。手入れをする場合は、蓋を外すことですぐに取り外せる仕様になっています。
N7周辺のゴミをかき集めるブラシは前面に2箇所搭載。左右で形状が異なっているようでブラシ側と本体についている識別用の色を目印に取り付けていきます。メインブラシは予め取り付けてあるのでそのまま利用可能。手入れをする場合は、蓋を外すことですぐに取り外せる仕様になっています。
後述しますが、ECOVACS DEEBOT
N7の一番の特徴は、他のロボット掃除機では吸い込み掃除かモップがけかのどちらかしか一回の掃除ではできないのに対し、本機は両方を同時に行う「OZMOモッピングシステム」を採用していること。このため、ウォータータンクと、ダストタンクの両方を同時に取り付けながら掃除をしていくことに。
N7の一番の特徴は、他のロボット掃除機では吸い込み掃除かモップがけかのどちらかしか一回の掃除ではできないのに対し、本機は両方を同時に行う「OZMOモッピングシステム」を採用していること。このため、ウォータータンクと、ダストタンクの両方を同時に取り付けながら掃除をしていくことに。
他のロボット掃除機に比べてウォータータンクはかなり薄型。容量が不安になるものの、このタンクで240mlの容量を実現。最大120分間の水拭き掃除に対応しているため、一回の給水で十分使えるわけ。なお、給水量はアプリから調整でき、廉価な製品でよくあるようなただ水を流すのではないため水がだだ漏れということもありませんでした。
左:Vankyo Kyvol e31 右:ECOVACS DEEBOT N7 |
レーザーナビゲーションシステムを搭載していたり、水タンクとダストボックスの両方がついていたりすることで本体の大きさは他のロボット掃除機に比べると大きめ。以前レビューしたジャイロセンサー搭載のVankyo Kyvol E31と比べてみても一回り大きく、また高いのも分かるかと。
ただ、本体の高さは93mmまでに抑えられており、ラックの下などもスイスイ入っていけるのでそこまで問題はない水準かと。私の家には基本的に段差はありませんが、仮にあったとしても最大20mmまで乗り越えられるので、行動範囲も広めです。
電源アダプターの裏には電源ケーブルをまとめられるようなスペースが用意されており、ケーブルがじゃまにならないようになっています。電源を接続して充電を開始したら、DEEBOT
N7の蓋を開けて電源をつければ接続待機モードに移行します。
N7の蓋を開けて電源をつければ接続待機モードに移行します。
リアルタイムの地図描写が良い感じ。セットアップしやすいアプリが魅力的
DEEBOT
N7のセットアップには”ECOVACS”アプリを利用。AndroidとiPhoneの両方に対応しており、今回はAndroidで利用することに。日本語のメニューを標準で利用することができ、アプリの指示通りに掃除機を操作していけば簡単にセットアップが完了します。
N7のセットアップには”ECOVACS”アプリを利用。AndroidとiPhoneの両方に対応しており、今回はAndroidで利用することに。日本語のメニューを標準で利用することができ、アプリの指示通りに掃除機を操作していけば簡単にセットアップが完了します。
DEEBOT N7の特徴はレーザーナビゲーションシステムである”SmartNavi
3.0″による強力なマップ作成機能。最大約6mの範囲まで一気に構造を把握できるレーザーを利用して部屋の形を認識、動きながら常時地図を更新していくことで正確性の高い地図を実現します。
3.0″による強力なマップ作成機能。最大約6mの範囲まで一気に構造を把握できるレーザーを利用して部屋の形を認識、動きながら常時地図を更新していくことで正確性の高い地図を実現します。
また、出来上がった地図の一部部分を指定して掃除したり、決まった曜日・時間で掃除をする予約清掃にも対応。毎朝部屋を掃除しておきたいというニーズにも、作業などで床の一部が汚れてしまった、という場合にも対応できます。
実際に地図データを再作成している際の画面の様子が上のような感じ。約17分間の掃除の中で最初は大雑把だった部屋の地図が徐々に正確な形になっていくのは見ていて飽きません。一回地図を作成してしまえば、次回以降の掃除の際にはマップを参照しながら掃除をしていくためもっと短い時間で部屋全体の掃除を完了してしまいます。
その他の設定画面は上のような感じ。吸引力やモップがけの際の水の量といった設定に加え、ブラシやモップの交換要否についてのリマインダー機能も搭載しています。掃除の記録は上のように一覧で確認することが可能で、いつ部屋のどこを掃除したのかも一目瞭然。初回清掃では17分ほどを要しましたが一度マップが出来上がればあとは10分ほどで部屋全体をくまなく掃除できるようになっています。
私の自宅の場合は1ルーム、かつ、キッチンなしのため部屋が分かれるという概念がありませんが、複数の部屋がある場合にはそれぞれを別の部屋として認識させることも可能。この部屋だけを掃除するーということも可能で、掃除をより柔軟に行えるのは便利です。
ほどよい水量で床を拭き上げるOZMOモッピングシステムは手放せない
製品の外観確認時にも一度触れたECOVACS DEEBOT
N7の特徴である”OZMOモッピングシステム”。このシステムではサイドブラシ+メインブラシでの吸い込み掃除と同時に、水拭き掃除を可能としているもの。
N7の特徴である”OZMOモッピングシステム”。このシステムではサイドブラシ+メインブラシでの吸い込み掃除と同時に、水拭き掃除を可能としているもの。
これまで当ブログでもiRobotのブラーバジェットや、iLIFE、そしてKyvolのロボット掃除機をレビューしてきましたが、吸い込み掃除と水拭き掃除の両方を同時に、しかも別々のダストボックスで可能にしているのはこのDEEBOT
N7だけ。Kyvol E31は水拭き時にはメインのダストボックスはあくまでも補助に徹しているなんちゃって同時掃除で、DEEBOTのこのシステムはピカイチの機能なんです。
N7だけ。Kyvol E31は水拭き時にはメインのダストボックスはあくまでも補助に徹しているなんちゃって同時掃除で、DEEBOTのこのシステムはピカイチの機能なんです。
吸い込み掃除と水拭き掃除を同時にフルパワーで行うことで、吸い込み掃除で取り切れなかった僅かなゴミをモップ部分ですべて回収でき、掃除の効率がアップ。また、大きめのゴミはメインのダストボックスに入っていくため、モップに付くゴミの量も減るためお手入れも簡単になるという良いことづくめ。実際に部屋を掃除させてみても、他の掃除機に比べて掃除残しがほとんど無くなっていました。
水拭き掃除の水量はよくあるダダ漏れということはなく、完全にコンピューター側で制御されておりほどよくモップが濡れ続けた状態を維持。拭き終わった床面は若干テカリが見えるもののすぐに乾くレベルでベタつかないのもポイントです。私の場合はマイペットをタンクに混ぜてフローリングをピカピカにしています。
学習が進んだ状態での部屋掃除の様子を動画でチェック。途中でベッドの下に入ってしまった部分については割愛していますが、掃除を開始してからまず部屋の外側を一周し、その後中心部をくまなく掃除している様子がわかります。こんな掃除の仕方は、部屋のどこに本体があるかをリアルタイムで認識しないとできない技。ロボット掃除機の学習能力はここまで進んだのかと驚かされました。
効率よく掃除をするのはロボットでも当たり前の時代。賢く掃除するならDEEBOT N7で決まり。
今回レビューしたECOVACS DEEBOT N7は、最近のロボット掃除機のトレンドであるレーザーナビゲーションシステムを搭載しただけではなく、モップがけと吸い込み掃除を同時に行うOZMOモッピングシステムの採用や、最大2300Paという強力な吸引力など、ロボット掃除機に欲しい機能をこれでもかと詰め込んだ製品でした。
同様の機能を搭載したロボット掃除機はECOVACSを中心に多数ラインアップされているものの、本製品は販路をAmazonに絞ったことで上位機種並みの機能を安価な価格設定で実現し、46,800円で購入することが可能です。ただ吸い込み掃除をするロボット掃除機は市場に溢れかえっている今はもう、賢い頭脳と確かな掃除能力のあるDEEBOT N7のようなロボット掃除機がマストバイです。
ECOVACS DEEBOT N7
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空気清浄機 TaoTronics TT-AP006
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