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【Ulefone Power 2レビュー】6050mAhで脅威のバッテリー持ち。性能もアップし実用性も向上したUlefone Power 2徹底レビュー

昨年GearBestとの提携問題の火付け役となり、そして、なんだかんだいろいろなブログから絶賛を受けていた大容量バッテリー搭載のスマートフォン、Ulefone Power。当ブログでは渦中にいながら実は実機を見たことすらなかったわけですが、今回その第2世代モデル、Ulefone Power 2をGearBest様より提供していただきました。6050mAhという大容量バッテリーを搭載したことで、稼働時間に関しても圧倒的なものを誇る本機の実力を徹底解説です。

意外と”普通”な見た目の筐体

早速開封していきます。Ulefoneのスマホ、特に高価格帯の製品はUlefone Future(レビュー)以来。Futureも箱も拘っていましたが、本機も同じようなこだわりようです。

中身を赤い部分を引っ張って文字通り引っ張り出すと、早速本体が登場。

今回は、前面にホームボタン型で指紋認証センサーが搭載されました。筐体は、大容量バッテリー!と言ってる割には普通のスマートフォンという感じ。とてもⅡ倍のバッテリーが積んであるとは思えません。

背面は、カメラとフラッシュのみの構成。なお、フラッシュはあくまでもシングルフラッシュです。

気になる重量は213g。200gを超えてしまっているため、ちょっと重めという印象は避けられません。ちょうど、XiaomiのMi Powerbank Pro(10,000mAh)と同じ重量ですね。

 各側面も見ていきましょう。右側には、ボリュームキーと電源キーが位置。

 下部はmicroUSB端子とスピーカーです。そろそろUSB Type-Cに移行して欲しいのが本音ですが、フラグシップじゃないと駄目のようですね。

 上部には3.5mmステレオミニジャック。最近は下部に搭載する例が多く、少し珍しい印象もあります。

左側面にはSIMスロット。2スロットで、両方共nanoSIM。片方はmicroSIMとの共用スロットです。

付属品に関しては、microUSBケーブルに、PumpExpress対応の充電器(EUプラグ)、OTGケーブルに専用ケース、リングに液晶保護ガラスと盛り沢山。届いたらすぐに便利に使える-、それってとても大事ですもんね。

脅威のバッテリー。一日持ち歩いても70%以上の残量

早速Ulefone Power 2のバッテリー性能を確認していきましょう。まずは、満充電の本体を用意します。
午前0時44分、スタートです!
最終的に午後9時59分まで頑張った結果がこちら。21時間14分で減ったバッテリーは僅か30%
予測ではバッテリーの残量が0%に達するのは5月11日の0:23とか。(約95時間強スタンバイ出来る計算です)今回のテスト中は、流石に自宅放置は良くないということで外に持ち出し、SIMカードをぶっこんた状態でスタンバイ状態で丸一日過ごした結果。カメラテストのために、何度か画面を点けてカメラを利用していてもこの有様です。まさにバッテリーモンスターです。
なお、充電に関してもMediaTekの急速充電規格Pump Express 2.0への対応により3時間以内に充電が完了するとか。ただし、付属の充電器はEUプラグであり、さらに独自規格ということで今回はパス。USB PDかQuickCharge 3.0の方が有り難いんですよね…

性能はそこそこ。若干もたつく印象も…?

気になるのはその性能。今回はよく指標として用いられるAntutuベンチマークと、Geekbenchの結果を掲載しておきます。Antutuのスコアは41,686点とちょっと低めと言ったところ。ただし、4万点台であれば基本的な作業はそつなくこなせます。3Dの点数が低く、グラフィックを多用するゲームは厳しそうですね。
実際にChromeやTwitterを利用してみての印象としては、基本的な作業に関してはそつなくこなしてくれるという感じ。ただし、S821搭載の端末と比べるとレスポンスは若干見劣りする印象はあります。それでも、十二分に実用に耐えるレベルでしょう。

1600万画素のカメラは画質が意外と向上。十分実用的です

1600万画素にパワーアップしたカメラの性能についても見ていきましょう。UIに関しては、MediaTekの標準のものとは若干カスタマイズされて異なったものになっています。
設定項目に関しては、一通りの機能は揃っている感じ。ただし、シャッタースピードの調整などは不可能です。
撮影モードは非常にシンプルな3種類。通常の撮影とHDR撮影、そして、パノラマ撮影の3種類でした。
実際の作例をとりあえず4枚貼ってみました。下の3枚はすべて、国立新美術館。現在、草間彌生展とミュシャ展を開催しており、今回は草間彌生展に行ってきました。次回はミュシャ展もお邪魔したいところ。
さて、写真に関しては若干色見が黄色がかかった暖色系という印象を受けます。その一方で、描写力に関しては十分なレベルに達している-そんな感じでしょうか?
HDRでの作例は上記の3枚。HDR撮影の強みである、高コントラスト性に関しては一応出来ている、そんな感じ。ただし、撮影時間が長く移動しているものに関しては、残像が映ってしまっています。その点は、他のスマートフォンに比べるとマイナスですね。

設定項目も豊富。ゴツいUIに仕上がりました

本機はUlefone機にしては珍しくUIがだいぶカスタマイズされています。特に、アイコンに関しては大容量バッテリを意識してか、ゴツい印象を出すものに変更されていました。
クイック設定ツールに関しても、デザインが若干変更が加えられています。

 設定画面も、画像の通りアイコンについてはカスタマイズされています。画像に写っているなかではMediaTekの独自機能のHotKnotが参照できますね。

 ジェスチャー機能も豊富で、好みの操作にカスタマイズすることも可能です。

 搭載OSはAndroid 7.0。セキュリティパッチは3月5日のものが適用されていました。最新のOSならではの安定性と、バッテリー持ちは大事ですね。

指紋認証の精度もOK。指をのせるだけでロック解除

画面下部には指紋認証センサーを搭載。Ulefone Power 2ではボタン式ではなくセンサーになり、指をのせるだけでロック解除がなされるようになりました。精度も色々な向きから指を乗せてもしっかり反応するレベル。反応速度も十分速くなりました。
なお、このセンサーは解除後は”リターンキー”として動作。長押しで”アプリ履歴”、2回タップで”ホームキー”として動くようになっています。

バッテリーの心配無用で使える端末です

長々とレビューしてきたUlefone Power 2。これまで隠していましたが、当ブログでは6400mAhを超えるバッテリー容量をもつ端末、Leagoo Shark 1も実はレビューしていました。さて、そんなときから約1年後に本機をレビューしていますが、性能も向上し使いやすく、そして便利な機種に仕上がりました。
長時間に渡って安心して使えるバッテリー容量と、日常作業や通常のゲームなら軽々とプレイできる性能。その2つを併せ持った端末として、Ulefone Power 2は魅力的です。現在、GearBestでは169ドルで販売中。今年のヒット端末の予感がします。

スペック

液晶: 5.5inch 1920 x 1080
CPU: MediaTek MT6750T(Bluboo Maya MAXと同じ)
OS: Android 7.0 Nougat
RAM + ROM: 4GB RAM + 64GB ストレージ
カメラ: 1300万画素(バックカメラ)、800万画素(フロントカメラ)
指紋認証: 搭載
Bluetooth: 4.0
USB:micro
SIM Card:デュアルSIM・デュアルスタンバイ(nanoSIM*2・1スロットはmicroSD兼用)
バッテリー:6050mAh
重量:210g(本体のみ)
大きさ:15.50 x 7.76 x 0.99 cm
ネットワーク:
2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 900/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/900/1800/2100/2600MHz

1 コメント

  1. banggoodで購入したのですが、使用して一週間くらいでボタン効かなくなり返品になりまさした、
    初代ulefone powerの方がしっかり作られていた感じかあるかなと思います。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています