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【Bluboo Maya Maxレビュー】152ドルの激安6インチファブレット、廉価ながら使い勝手良くまとまった端末。

久々にスマートフォンのレビューをお届けいたしましょう。ここ最近は中華スマホの中では製品名に”Max”を感した6インチのモデルが多く登場しており、今回レビューするBludoo Maya Maxも多分に漏れず6インチの大型液晶を搭載したモデルとなっています。今回は中華通販サイトのGearBestから提供して頂きました。

Bluboo Maya Maxは6.0インチHD(1280*720)液晶を搭載し、性能の要となるSoCにMediaTek MTK6750(オクタコア)、3GB RAMに32GBのストレージを搭載したミドルハイモデルとなっています。現在中華通販サイトのGearBestでは139ドル159ドルで販売中。150ドルほどの廉価な価格で手軽に大型液晶のスマートフォンを利用できる製品となっています。

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パッケージ・外観レビュー

それでは、外観とパッケージの内容をチェックしていきましょう。箱はクラフト地にメーカーのロゴがはいったシンプルなものになっています。

中華メーカーでよくある袋に入った形で本体が登場。

本体には予め液晶保護フィルムが貼られており、表面のフィルムを剥がすだけで保護された状態で利用可能。

背面は加工のされたプラボディとなっています。

結構綺麗な加工で安っぽさを感じさせず、好感が持てますね。

6インチのスマートフォンといえば、手元にHuawei mate8がありますので並べてみました。若干Bludoo Maya Maxの方が大きい印象です。

厚みも比較してみましょう。若干ではありますがMaya Max(上)の方が厚め。ただ、Maya Maxは背面が丸みを帯びているため持ちやすさの面では同レベルかと。

写真では分かりづらいですが、液晶部は2.5Dのラウンドエッジ加工がなされています。個人的にはあまり好きな加工ではありませんが、持ちやすさの面では利点があります。

各側面も確認します。まず右側面。電源キーとボリュームキーの標準的な構成です。

左側面にはファンクションキーとSIMカードスロット。

SIMスロットはmicroSIM×2の仕様。nanoSIMはアダプターをかましても厳しそうです。仕様上は4G+にも対応しています。

上側面は3.5mmステレオミニジャック。

下側面はUSB Type-C端子の構成です。

重量は212g。以前購入していた6インチのLeagoo Shark 1は公称240gという重さで、とてもではありませんが片手で持てるような重さではありませんでした。この212gならギリギリ許容範囲という印象。

ちなみに、Huawei mate8は190g。どうして22gも差がでるのか分かりませんが、軽いですね。

付属品は、クイックスタートガイド、保証書、ACアダプター(中国用)、液晶保護フィルム、USB Type-Cケーブル、シリコンケース、となっています。純正品のシリコンケースが付いているのは嬉しいところ。ただ、ダサいですが。

クイックスタートガイドにはなんと日本語も。ただし、日本語のレベルはお世辞にも良いとはいえません。(連絡いただければ翻訳くらいしますよ、メーカーさん)



予想以上にキビキビ動くUI

若干オリジナル要素のあるUI
動作に関しては非常に俊敏な印象を受けます。SoCにはMediaTek MTK6750(オクタコア)を採用し、Helio P10シリーズに比べると若干性能は落ちているものの日常生活では困ることがないレベルの動作です。
ただし、WEBサイトの閲覧時に読み込みについては若干遅い印象を受けました。それ以外に関しては、少なくとも1,2日触ってみての印象では特に不満のない動作です。

AnTuTuベンチマークは4万点台

AnTuTuベンチマークでは42,427点でした。Helio P10搭載のUlefone Futureの50,930点に比べると若干低めではありますが、そこそこの点数となっています。Helio X10搭載のLeTV 1Sの48,514店に比べても低めです。

及第点のレベルの指紋認証

背面の指紋認証センサーの精度に関しては及第点はあげられるレベルです。認証速度、精度はXiaomiやOnePlus製のスマートフォンには到底及びませんし、Ulefone Futureとくらべても良いとは言えませんが、許せる範囲でしょう。指紋認証の失敗率は50%ほどでしょうか。2階に1回は失敗する、というのをどう捉えるかは人それぞれですが、個人的にはまだ許せます。

液晶の発色は若干薄め

液晶の発色自体は若干薄めの印象。また、青みが少しかかった発色になっているように感じました。また、Maya Maxは6.0インチでありながら液晶の解像度はHD(1280*720)であり、個人的には画面が高解像度の機種に比べるとぼやけている感が否めません。

UIはほぼ素のAndroid

UIに関しては基本的にほぼ素のAndroidとなっています。OS自体はAndroid 6.0。初回起動時に早速更新が落ちてきたのは好感が持てましたが、セキュリティパッチは5月1日時点で止まっているのが若干残念ですね。

手軽に6インチのファブレットが体感できる端末

液晶解像度はHDで若干スペックも劣る本機ではありますが、実際の使用感は予想を超えるものでした。手軽にミドルハイレベルの性能の大型液晶スマホを体験できる価値のある機種に感じます。
現在、中華通販サイトのGearBestでは159ドルで販売中。大型スマホは視認性の高さ、操作のしやすさの面では利点が非常に高く感じており、個人的にはぜひ一度体験していただければと思っています。日本では小型の機種のほうが喜ばれますが、私は大型派です。Mi MAX買いましたしね。
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スペック

液晶: 6.0inch 1280 x 720 2.5D
CPU: MediaTek MTK6750
OS: Android 6.0 Marshmallow
RAM + ROM: 3GB RAM + 32GB ストレージ
カメラ: 1300万画素(バックカメラ)、500万画素(フロントカメラ)
指紋認証: 搭載
Bluetooth: 4.0
USB:Type-C
SIM Card:デュアルSIM・デュアルスタンバイ(microSIM)
バッテリー:4200mAh
重量:212g(本体のみ・実測値)
大きさ:16.22 x 8.18 x 0.90 cm
ネットワーク:
2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 850/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています