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【レビュー】大型6インチ、MTK6753のミドルスペック機Leagoo Shark 1レビュー!

先日、開封の儀とフォトレビューをお送りした6インチのミドルレンジスマホ、Leagoo Shark 1の使用感を確認していきましょう。SoCはMTK6753でザ・中華スマホの王道とも言えるもので、まさにミドルレンジスマホという仕上がりになっています。背面はプラスチックですが、6インチであの感じなら十分使えそうです。
大きい画面こそ正義!6インチのミドルレンジスマホ、Leagoo Shark 1をポチったぞ!
【開封の儀】大きい!6インチの中華スマートフォン、Leagoo Shark 1実機ファースト・インプレッション

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目次

そこそこキビキビ動く印象です

スペックに関しては、既に嫌というほど紹介をしているので下の記事をご覧いただければ幸いです。

中古のミドルスペックモデルで定番で、最近ではFreetelのREIにも採用されたMediaTek MTK6753をSoCに採用したスマートフォンです。RAMは3GBでストレージは16GBと、昔使っていたUlefone Be Touch3を彷彿とさせるスペックです。

動作の印象としては、流石にカクつくということはありませんが、Helio X10搭載のLeTV 1SやSnapdragon 820のXperia X Performanceに対してはどうしてもワンテンポ遅い印象があります。
同じアプリ内での動きは早いのですが、アプリの切り替え・立ち上げは若干遅くなります。

AnTuTuでは34,000点

AnTuTuベンチマークでは34,356点でした。ちょっと低めですね。
もう少し頑張って欲しい印象です。

WEBページの読み込みが遅い

個人的に気になったのは、WEBサイトの読み込みの遅さです。
手元のスマホすべて、今は5GHz帯の電波を拾えてない(Xiaomiのルーターとの相性が良くないスマホが多いです)ため、自宅では2.4GHz帯でネット接続していますが、他のスマホに対して1.5倍くらいの読み込み時間がかかっている印象です。
画面が大きいのも一つの理由かもしれませんが、もう少しキビキビして欲しいですね。

アニメーションがやけに薄いです

キビキビ動くように見せたいのか、アニメーションがすごく短い印象を受けます。
本当に性能が高い機種であれば、アニメーションがない方がストレスなく操作することができる、自然な感じになるのですが、ミドルレンジスマホではアニメーションで誤魔化す面もありますので…

6インチの液晶は綺麗です

最初に性能面で散々な評価でしたが、液晶に関しては非常に綺麗で驚きました。
写真では分かりづらいのは重々承知しておりますが、とりあえず左からLeagoo Shark 1、LeTV 1S、Xperia X Performanceです。液晶の色に関しては若干尿液晶気味な印象を受けましたが、発色や明度についてはLeTV 1S以上の品質に仕上がってると言っても過言ではありません。
個人的にはこの液晶品質については大満足でした。

カメラの性能は画質は良好

カメラの性能については、実際にLeTV 1Sと撮り比べをしてみました。
LeTV 1SではSamsungのISO CELLをセンサーに採用しており、Shark 1は製造元不明のセンサーです。どのような結果になるのでしょうか…?(貼り付けている写真は基本的に圧縮済みです)
とりあえず並べてみました。ちょっとわかりづらいので拡大してみます。
正直なところ、大きく変わらないですね。Leagoo Shark 1 VS LeTV 1Sの対決は引き分けでいいように感じます。

オートフォーカスとシャッターラグは最悪

動画を撮ればよかったのですが、三脚を用意するのがめんどくさいので撮っていません。文字だけで判断していただければ幸いです。
オートフォーカスのスピードについては、お世辞にも褒められるレベルではありませんでした。家の中で試した際には、明らかに中から機械音が聞こえてきましたが、中の機構自体の動きが遅い印象です。もちろん、静止しているものを撮るのには十分かもしれませんが、動いてるものを撮るのは厳しそうです。
また、シャッターに関してもラグが0.5秒くらいは体感であるんじゃないでしょうか。こちらも、AFと同様の所感です。

画質自体は青みがかかった感じ

まだ殆ど持ち出せておらず作例があまりないのですが、自宅で岩下の新生姜を取ってみるとこんな感じです。(画像はすべて圧縮済み)
Leagoo Shark 1
Xperia X Performance
ちょっとピントを合わせた先が異なりますが、SONY Xperia X Performanceではこんな感じです。
leTV 1S
ちなみに、LeTV 1Sではこんな感じです。

指紋認証の精度・速度は残念

このShark 1もご多分に漏れず背面指紋認証を搭載しており、指紋認証のタップだけでロック解除が可能となっています。
しかし、その認証制度はUlefone Be Touch3にも劣るレベルでストレスフリーとはいかないものでした…
設定自体は、普通のスマートフォンと変わらないものでしたが、感度がダメですね。
LeTV 1Sにも精度は明らかに劣り、速度も遅いですね。
このレベルだと、パターン認証の方が早いかもしれません。

微妙に独自UI

UIは素のAndroidに近いようで地味に違います。
下のナビゲーションバーに関しては設定でその配置を変更できるので問題ありませんが、個人的にはアプリ切り替えの動作が標準のものとは異なるのが不満です。

右側の画面はMIUIにそこはかとなく似ているアプリ切り替えですが、これは真ん中のホームキー長押しで表示されるもので、右側の本来のAndroidでの切り替えキーはメニュー表示用となっています。現在では絶滅した機種が多い状態でこの動作は、若干おや…?と感じなくもないですね。

ナビゲーションバーに関しては隠すことも可能です。標準では隠されており、戸惑いました。

大きくて安いことだけが取り柄、でもそれが偉大なスマートフォン

総評としては、大きいことに意義がある、大きいことが正義、だから他のことは少しは目を瞑れる、そんな方には十分使えるスマートフォンだと感じています。ただ、書き忘れましたが(重量が)重いです。電車の中で片手で…というのは無理です。それは覚悟して下さい。
ガジェットギークのくろえさんが激おこのFREETEL 「SAMURAI REI」とSoCは同じですし、動作も基本的には変わらないはずです。性能面では、実用上は全く問題ない仕上がりです。
また、この6インチという大画面かつ、高精細・高明度で鮮やかなディスプレイで、外出先でちょっと映画を見たり、動画を見たり、写真を見たり-という用途では最強です。流石に、私電車の中で10.1インチのCHUWI HiBookで動画は見づらいですし。
タッチ感度は十分ですので、大画面を利用してスクリーンキーボードの打ち込みは非常に楽でしたので、きちんと用途を合わせてやれば使えるスマートフォンになるはずです。

バッテリーの持ちに関しては、まだ使用時間が短いため次回のレビューで…

私も、Xperia X Performanceと一緒に持ち歩いて、その性能などをもう少し見極めてまたレビューいたします。

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2 コメント

  1. Shark1ひとつきほど使っております。だいたい同じ感想ですが、ひとつ、何回かグーグル検索をしていると途中で検索を読み込まなくなります。同じ症状でますか? 不思議です。リセットするとまた使えるのでそんなに苦労しておりませんが不思議です。

    • はじめまして。おそらく、Google Nowのアプリでの検索でしょうか…?幾つかのスマートフォンで、タスクがうまく終了できず、検索できない例があり、Shark 1ではその傾向が強いように感じますね。
      LeTV 1Sなどでは、タスクを終了させてやると治るのですが、Shark 1は直らないですしね…
      私の場合は諦めてChromeの検索バーを利用しています。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています