これまで当ブログではモバイルノートPCであるXiaomi Mi Notebook Airシリーズや2-in-1タブレットを多く紹介してきました。外でも作業に追われるビジネスマン(外で作業できない時代ですけどね)や、記事に追われるブロガーの方に出先での作業を快適に!としてきたわけですが、そんな時に大活躍するのがモバイルルーター。今回購入したNECのAterm MR05LNは国内の幅広いバンドに対応し、いつでもどこでもLTE回線を快適に利用可能です。
当ブログでは、以前7,800mAhのバッテリーを搭載したモバイルルーター、ZMI MF855をご紹介していましたが、正直なところモバイルルーターとしては若干バンド不足、モバイルバッテリーとしては若干量が少ないこともあり、中途半端な存在となっていました。Aterm MR05LNは、2,500mAhのバッテリーを搭載し、Wi-Fi接続で連続14時間の待ち受け画面を可能としたモバイルルーター。デュアルSIMにも対応し、利用スタイルに応じて使い分けが可能なのも嬉しいところ。
Aterm MR05LNはAmazonにて現在約15,000円にて販売中。値段自体は若干高価ですが、利便性の高さと、コンパクトなサイズ感のおかげで満足して利用できています。
コンパクトな本体
左側が本機。右側にあるのはZMI MF855 |
既に引き合いに出した7,800mAhのモバイルバッテリー搭載のルーター、ZMI MF855と比べると、かなりコンパクトに本体は仕上がっています。
厚みも薄く、幅も小さく、かなりコンパクト |
充電はmicroUSB端子を利用。 |
SIMスロットはデュアルnanoSIM |
付属品はmicroUSBケーブル、専用のAC-USBアダプタ、保証書、つなぎかたガイド、取扱説明書 |
黒色にまとめられた本体は、115gと軽量でコンパクト。カバンの中に一つ追加で入れてあっても全く気にならないレベルです。また、前面は全体がアクリル樹脂によって覆われており反射している感じがクールです。ただし、液晶部まわりは弱く液晶保護フィルムを用意するなど、注意が必要です。
高速LTE通信・屋内では5Ghz帯のWi-Fiも利用可
本機はBand19も含めたLTE通信網に対応。また、B1+B19を始めとするキャリアアグリゲーションにも対応していることで、いつでもどこでも高速LTE通信が可能。これまでMF855では若干バンドが足りず圏外や低速になっていた場所でも、本機なら快適に通信ができました。
また、Wi-Fiに関しても2.4GHz帯だけでなく5GHz帯にも対応。屋外での5GHz帯の利用は禁止されていますが、屋内であれば5Ghz帯を利用して混線の心配なく利用可能です。
ZMI MF855と比べてもう一点優れている点を挙げると、タッチ式ディスプレイを搭載していること。APNの設定やWi-Fiの周波数帯の切り替え、データ使用量の確認といった操作のすべてを本体のタッチパネル上で設定可能。スマートフォン上で設定するのと、本体ですべて完結するのとでは、意外と後者の方が便利でした。
どこでも高速LTE回線を
Aterm MR05LNが届いてからMF855には引退していただいて、基本的に本機を利用していますが、これまで以上に広いエリアで安定した高速回線を利用することが出来るようになりました。私の場合は出先でのブログの更新が主な用途ですが、レポートの作成や、PCを利用した調べ物でも大活躍。コンパクトでありながら高性能な本機は、個人的にはいち押しの製品です。
NECプラットフォームズ 自動SIM切り替え LTE モバイルルーター Aterm MR05LN ( デュアルSIM 対応 / nanoSIM×2 ) PA-MR05LN
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NECプラットフォームズ 2016-09-01