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【CHUWI HiGame】初めてのデスクトップに。動画編集もサクサクなRadeon RX Vega M搭載のハイスペックPC、CHUWI HiGameレビュー

巷では外出時の持ち運び端末としてiPad Proが持て囃され、自宅ではMacBook Proというブルジョアジーな方々が増えている(あーる調べ)2018年。今年のベストバイとしてXiaomi Mi Notebook Proをご紹介した身としては、ノートPCはあくまでも外用というのがポリシー。そうなると問題となるのが自宅PC。私も昨年自宅PCを自作したりしていました。

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自作PCの最大のメリットは、安く済むことと。それだけでなく、各パーツを入れ替えて性能アップを簡単にできることや、故障した際も当該部分の入れ替えだけで済むのもグッド。しかし、反面ケースが場所を取ったり手間もかかります。今回は、超小型でありながら高性能、そして、低価格なデスクトップPCCHUWI HiGameをCHUWIよりお借りしたのでご紹介します。

現在AmazonにてCore-i7/8GB RAMが登場中。119,000円ですが特別クーポン”AXQ2IUZO”で2万円引き。下手なデスクトップPCを購入するよりも遥かにお得に購入できるHiGame、おすすめです。

コンパクトサイズで、机の上にも簡単設置

中にデスクトップPCが入っているとは思えないレベルのシンプルなパッケージ。この大きさだと、せいぜい一眼レフくらいにしか見えません。しかし、開けてみるとたしかにPCが登場。シルバーを基調にしたスタイリッシュなデザインが魅力的。

前面は電源ボタンとThunderbolt™ 3端子一つのみと非常にシンプル。そのついでに手に持って撮影できるくらいには軽くて小さいのもおわかりいただけるはず。

HiGameはIntel Core i5-8305G/i7-8709Gに加えてRadeon RX Vega Mを搭載。この点は紛れもないデスクトップ機であり、その排熱を効率的に排出するためにファンもしっかり搭載しているのもポイント。

背面の端子類もチェック。USB Type-A(3.0)は5ポート、ギガビットLAN端子、HDMI×2にDisplayPort×2も搭載。外付けHDDを多用するという場合には、正直物足りない面があるかもしれませんが、基本的にこれだけ取り揃えていれば十分といったレベル。

説明書は、説明書(英語・中国語)の他に保証書と検査証。説明書では内部のソケットも説明がなされており、SSDやRAMの入れ替えをしたい方にも分かりやすいかも。ただ、英語・中国語オンリーなのと、そもそも改造をする方には説明は不要かも。

ブラウジングだけじゃもったいない!ビデオもゴリゴリ編集OK!

PCのレビューでは、タブレットも含めてとりあえずベンチマーク走らせて、ブラウジングして、OK!なんてレビューが散見されるのは、我々ブロガーとして反省すべき点。今回は貸与機でありながらAdobe Creative Cloudをインストールし、その性能を徹底検証。実際に、Premiere Proで動画編集にも挑みました。
その前に基本性能のチェックも当然必要。PC Markは諸般の事情によりインストールしなかったため、SSDの性能のみCrystal Disk Markで確認。拡張スロットはPCIeにも対応しており、貸与機に搭載してあったのはIntel 600pシリーズ 256GB M.2 PCIEx4というPCIe接続のSSD。
計測結果は上の通り。Readは3,000MB/Sオーバー、Writeも1249MB/Sと驚異のスピード。同じくPCIe接続のXiaomi Mi Notebook Proに匹敵する速度でした。内蔵ストレージへの読み書きであれば、どんなことにも困ることはないと言って過言ではありません。

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Adobe Premiere Proでテスト。写真や動画の編集も問題なしです

検証するときには、ただのベンチマークの数字だけでなく、実際に使うソフトウェアをインストールすることこそが重要。今回は、Mi Notebook Proに入れているAdobe Premiere Proを一時的に無効化し、CHUWI HiGameにインストール。過去に編集したファイルを参照しながら、その性能を検証します。

エフェクトを多用した映像編集時も余裕

2K動画編集でも動じないのが強い

1枚目では、大昔に制作した映像の編集。ゴリゴリにエフェクトを掛けた映像に、さらに数画像を合成。若干、GPU(Intel)の使用率は上がっているものの、CPU利用率も低くまだまだ余裕の性能を感じさせられます。

2枚目は、DJI Phantom 3 Standardで撮影した映像の編集。基本的にPhantom 3では2K画質で撮影しており、フルHDに比べてもCPUとGPUにかかる負担は大きいもの。特にエフェクトをかけていないというのも一因ではあるものの、負担的に言えば全くどうじていないのは素晴らしいところ。Premiere Proでの動画編集も余裕でできてしまいました。

解像度は2704*1523。ビットレートは62.89(最大117.86Mbps)で書き出し

Video Encodeが0%のまま…

編集がサクサクできるのは当然として、書き出しもスピーディーであることも重要。実際に2K画質(解像度:2704*1523)ビットレートは62.89(最大117.86Mbps)で書き出しもしてみました。5分の動画のエンコードにかかった時間は約5分。1分/1分のペースなので、十分使えるレベル。

ただし、CPU・GPUの使用率を見てみるとIntel HD Graphicsはフル回転しているのに対し、本機のウリでもあるAMD Radeon RX Vega Mはほぼ動かず…Premiere ProはRadeon RX Vega Mも対応のはずですので不思議です….

同じく2Kでエンコード済みだったドローンの映像も再生。こちらではRadeon RX Vega Mが動き、スムーズに再生。2Kの動画の再生くらいだと、そもそもIntel HD Graphicsでも余裕な時代ですので、テストとしては正直不十分かもしれないのはご了承を。

ドローンを持って出かける鹿児島・南九州で過ごす最高の週末。おしゃれカフェに、田んぼアート、海を堪能できるまちでした。

1台で理想的なデスクトップ環境を実現。手頃に始めるなら、この機種

当然、この記事はCHUWI HiGameで書かれている
デスクトップPCは、ハイスペックな環境が欲しいと思った人にとっては、避けては通れないもの。しかし、大概にして高価で、サイズも大きく購入を躊躇してしまうもの。しかし、CHUWI HiGameなら手で持てる小型サイズでありながら、大満足の性能を実現。
ノートPCでも中華製ゲーミングノートを候補に入れれば、同レベルの性能の実現は可能なものの、拡張性の面や電源の安定性の面ではHiGameのほうが安心。これからAdobe製品の導入を考えている方や、ノートPCだけの環境に疲れてきた方には最適な1台。現在AmazonにてCore-i7/8GB RAMが登場中。119,000円ですが特別クーポン”AXQ2IUZO”で2万円引き。下手なデスクトップPCを購入するよりも遥かにお得に購入できるHiGame、おすすめです。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています