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【Amazfit Bip5 Unity】1万円強でもLINEの簡易返信もOK。1.91インチの大画面のスマートウォッチAmazfit Bip5 Unityレビュー【PR】

一気に夏の陽気を感じる季節。そろそろ窓を開けて夜風に当たりながら就寝するというのも難しい寝苦しい夜がやってきそうな時期になってきました。私の勤務先でも急な気温の変化にやられてか体調を崩す人が増えており、適度な運動と十分な睡眠をとって体調を管理することの大切さを痛感します。そんな体調管理には自身の健康状態をきちんと把握することが重要です。

体調の変化が現れやすいのが心拍数の変化や、それを通じて把握するストレス度合い。常に健康管理のための指標を収集できるスマートウォッチを持っていれば便利なはずです。今回はAmazfitから発売された最新のスマートウォッチAmazfit Bip5 Unityをメーカーより提供いただきレビュー。1万円ほどの価格でありながら見やすい大画面と、24時間の心拍数、血中酸素飽和度測定機能を実現した実力派のモデルです。

Amazfit Bip5 Unityの発売記念セール情報

1.91インチの大画面で圧倒的な見やすさ!40gの軽量ボディも魅力

パッケージは白をベースに製品写真が印刷されたシンプルなもの。製品を覆っている台紙なども白で、グレーの本体と同じような配色になっています。同梱品は説明書の他には本体、充電用のUSBケーブルのみとシンプルでした。

今回提供を頂いたのはグレーモデル。「グレー」というよりはほぼホワイトに近い色で男性でも女性でも利用していても違和感のない落ち着きのありつつおしゃれな色合いになっています。

ディスプレイは1.91インチと大型で、若干外側に向かってカーブを描くデザインになっています。画面のふちの部分は銀色のエッジ加工がされており、若干きらびやかなアクセントになっているのも面白いところ。

背面には充電端子と心拍数・血中酸素飽和度のセンサーであるBioTracker PPG生体センサーを配置。バンドも含めた重量はわずか39.4gと40gを切っておりかなり軽量な仕上がりになっています。

ディスプレイの大きさはなかなか目立つもので、以前レビューしたAmazfit Active(1.75インチ)と比べても本機のディスプレイの大きさがわかります。Amazfit ActiveはHD AMOLEDディスプレイ(解像度390×450)を搭載していたのに対し、Amazfit Bip 5 Unityは320×380のTFTディスプレイを採用。画面サイズは大きくなりつつ解像度は若干落ちた形。とはいえ、イラストを表示させても十分な視認性を確保していて気になりませんでした。

実際にセットアップを行う際には、Amazfit Bip 5 Unityを起動して表示されるQRコードをZepp Healthアプリで読み込めばOK。あとはZepp Health上で指示されたとおりにセットアップを進めればすぐに利用できるようになります。

大きい画面だからこそ時計も、天気も、運動状態も見やすい。スムーズな操作性も魅力

Amazfit Zepp Bip 5 Unityの最大の特徴はスクエア型の1.91インチ大型ディスプレイ。時刻を確認したいとき、通知を確認したいときに腕を傾ければ瞬時に時刻が表示され、大きい画面だからこその視認性の高さでクラシカルなアナログ時計表示でも正確に時刻を確認することが可能。通知の文字も見やすくなっているのもポイントです。

ウォッチフェイスの画面を左右にスワイプするとあらかじめ指定しておいたアプリに直接アクセスできる「クイックアクセスアプリ」が表示。運動状況を表示するExerciseや、心拍数アプリ、天気予報に運動強度を自動計算してくれるPAIの表示も可能。Exerciseを直接選択できるショートカットも用意されておりすぐに運動計測を利用できるようになっているのも特徴です。

各アプリから収集した情報を1画面に集約して表示してくれるショートカットカード機能も、横スワイプの最後に配置。スマートフォンのZepp Healthアプリから表示順や表示するアプリを変更できるこの機能では、見たい情報を瞬時に確認できるだけでなく気になったアプリにそのまま遷移可能です。

アプリリストはデフォルトの設定では、Apple Watchのようなアイコンのグリッド表示を利用可能。アイコンを見ればなんとなく、どれがなんのアプリか分かるためこのまま利用しても良さそう。アプリ名が表示されていないと分からない場合には、通常のメニュー表示に変更することも可能です。

カレンダーアプリでは、スマートフォン内のGoogleカレンダーの内容を取得してスマートウォッチ上に自動的に同期。カレンダー表示でどの日に予定があるかを確認できるのはもちろん、具体的な予定の内容、時間もスマートウォッチ上で確認することが出来ます。

私の場合、Yahooの乗換案内で検索した内容を忘れないようにGoogleカレンダーにも登録していますが、カレンダーの項目に登録した具体的な移動経路もAmazfit Bip 5 Unityの画面上で全文表示が可能。ちょっと移動中に内容を確認した場合でもすぐに確認できるのは結構便利でした。

Amazfit Bip 5 UnityではAmazfitが開発しているスマートウォッチ向けOSの最新版であるZepp OS 3.0を搭載。独自OS搭載でありながらミニアプリの搭載に対応しており70種類以上のアプリを利用できます。

なぜか謎のゲームアプリもプリセットされており、スマートウォッチ上で楽しむことが可能。ゲームだけでなく電卓や、ヨガアプリ、スマートフォンのGoogle Mapのルート案内を表示するアプリなど用途に応じたアプリをダウンロードして自由に利用することが可能です。

スマートフォンに届いた通知の確認機能ももちろん搭載。Amazfit Bip 5 UnityではLINEなどのメッセージに対しての簡易返信機能も搭載していて、あらかじめZeppアプリで設定した文言をそのまま返信することが可能。WearOS搭載の製品に比べると、設定した文言のみの返信ではあるものの、手が離せないときに簡単にメッセージを送れるのは便利です。

スマートフォンのGPSを組み合わせて、ルート情報付きの運動計測を簡単に実現

本製品では120種類以上のスポーツモードを搭載し、心拍数計測結果と組み合わせた運動の効果計測を実現。ランニングやウォーキングモードではGPSを利用した距離やペースの計測も可能で、運動の効果を効率的に計測します。

Bip 5 Unityで計測中は、スマートフォンのGPSを利用して位置計測が可能

Exerciseアプリから計測したい運動の種類を選べば自動的に運動計測の待機モードに。本製品自体にはGPSは搭載しておらず、ペアリングしたスマートフォンのZeppアプリ経由で位置情報をリアルタイムで取得します。仮想ペーサーなども利用できるため、ランニングのペース目標に合わせたランができるようサポートも可能です。

ランニング中は運動時間や距離、心拍数にペースの情報をリアルタイムで表示。心拍数についてはグラフで確認したり、ペースについても平均ペースや消費カロリーも算出したうえで確認できます。この表示内容については、Bip 5 Unity上からカスタマイズも可能です。

計測が完了したデータはそのままZepp Healthアプリにエクササイズの結果として同期。アプリ上では過去の運動データと一緒に一覧化されてすぐに該当する運動のデータを確認できるようになっています。今回のランニングのデータであれば実際に走ったルート、ペース、心拍数の遷移や心拍数のゾーン(脂肪燃焼なのか、高すぎるのか)をグラフでひと目で確認できます。

また、過去のこれまでの自身の運動結果から、今回のランニング中の身体的なパフォーマンスを測定した「リアルタイムパフォーマンス」も表示。これは運動中にもスマートウォッチ上で通知として受け取る事が可能ですが、後からも確認して自身のコンディションの確認が出来るというもの。この他にトレーニングの効果や最大酸素摂取量(VO2 MAX)も自動的に算出してくれる高度な計測が魅力です。

日常の変化を見逃さない24時間心拍数、血中酸素飽和度、ストレス測定

Amazfit Bip 5 Unityでは廉価モデルでありながら24時間の心拍数測定に加えて、血中酸素飽和度測定と、ストレス度合いの計測機能に対応。体調の変化を常にモニタリングしてくれることで自身のコンディションの異変に気が付きやすくなっています。

集められた情報は自動的にZepp Healthアプリに同期。運動強度を示すPAIや歩数、睡眠計測のダイジェストに加えて心拍数にストレス、血中酸素飽和度や過去のトレーニングの結果まで幅広いデータを一元管理してくれます。

心拍数計測の結果は1日、1週間、月、年の単位で自動的にグラフ化。安静時心拍数の変動や心拍数の最大、最小値の変化を踏まえて体がどのような状況になっているのかを簡単に確認することができます。かの心拍数も週、月、年単位で確認できるため、長いスパンでの体の変化に気が付きやすいようになっています。

血中酸素飽和度についても自動的に計測。心拍数に比べると血中酸素飽和度の測定は若干時間がかかるため、椅子に座っているような動いていないタイミングで計測されています。一日の中での最大値、最小値の両方を記録してくれますが前回のTicWatch Pro 5 Enduroのレビュー中に判明したいびきのタイミングで大きく悪化している数値があるような…

身体的なストレス度合いについても計測が可能。これは心拍数の変化を踏まえて計測できるようになっており、血中酸素飽和度と同じように一定時間じっとしていないと計測できない様子。就寝中は低い傾向ですが、職場では比較的高めになるような印象でした。

就寝の状況についても自動的に計測。就寝時刻とその長さ、深い眠りやREM睡眠の時間といった睡眠ステージの変化を踏まえて自動的に睡眠スコアを算出してくれます。Amazfit Bip 5 Unityでは睡眠分析では心拍数と睡眠ステージのみを利用し、血中酸素飽和度の推移は利用しない形でした。

睡眠状況については、自動的に週単位や月単位といった広い期間でも規則性を確認が可能。起床時刻と入眠時刻の規則性をグラフ化したり、Amazfit独自の睡眠改善プログラムであるZepp Auraを利用した分析機能も使うことが可能です。睡眠についてのアドバイスや、詳細な分析を示してくれることで睡眠不足になりがちな現代人の強い味方になってくれます。

また、睡眠時の呼吸の質についても自動的に計測。就寝中に呼吸低下が疑われる回数を計測し、睡眠時無呼吸症候群になっている可能性を示してくれます。いびきの問題はありましたが、私自身の呼吸困難、呼吸低下が疑われる回数は1時間あたり1.4回と少なく、まだ正常な範囲のようで一安心。医療機器ではないため参考情報ではあるものの、日々の睡眠を見直す良いきっかけになるはずです。

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日々の生活状況を簡単にモニタリング。見やすい画面のスマートウォッチ

今回ご紹介したAmazfit Bip 5 Unityは、1万円強という安価な価格設定ながら1.91インチの見やすい大画面に、LINEの簡易返信機能、Zepp OS 3.0採用による豊富なミニアプリといった高い機能性を確保したスマートウォッチ。日常的な心拍数や血中酸素飽和度の計測機能に、睡眠時の睡眠状況の計測、ストレス度合いの計測など様々な計測機能を搭載し日々の生活の健康度合いを簡単にモニタリングできる製品でした。

これからどんどん気温が上がる季節だからこそ、健康にはなお一層の注意をはらっておきたいもの。また、薄着になればなるほどスマートフォンをカバンなどにしまって手が離せなることも多くなるはず。まだスマートウォッチデビューしてない方こそ、Amazfit Bip 5 Unityからはじめてみてはいかがでしょう?

Amazfit Bip5 Unityの発売記念セール情報

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています