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【Amazfit GTR 3】心拍数も血中酸素飽和度測定にも対応。高度な健康管理機能と最長21日間のバッテリー持ちを実現したスマートウォッチ、Amazfit GTR 3が発売

「普通の腕時計」と「スマートウォッチ」というように、スマートウォッチを選ぶことが当たり前の時代。心拍数測定機能はもちろんのこと、血中酸素飽和度の測定機能、GPSなど多くのセンサーを搭載し、日々の健康管理にもスマートウォッチが欠かせないアイテムになってきました。ただ、気になるのがバッテリー持ち。2021年に登場したTicWatch Pro 3 GPSはTNディスプレイとAMOLEDの二層式で解決を図っていました。
ただ、実際にはWear
OS搭載の製品はバッテリー持ちは頑張っても限界があり、バッテリーの劣化も相まって最近はTicWatch
Pro
3に至っては丸一日バッテリーが持たないレベルに。バッテリー消費は少なく、でも便利な機能が捨てられないというのは永遠の悩みです。
そんな中、今回はXiaomiエコシステムの一つであるZepp
Health(旧Huami)から最新のAmazfit GTR
3シリとAmazfit GTS 3が登場。GTR 3はAMOLEDディスプレイに、心拍数測定、血中酸素飽和度測定、みちびきにも対応のGPS、さらに21日間ものバッテリー持ちを実現した最新作。世界での発表からすぐに日本でも発売となった期待の新製品です。

最長21日間のバッテリーに、見やすいAMOLEDディスプレイが魅力

Amazfit GTR
3シリーズの特徴は上の図の通り。当ブログでこれまでレビューしていたAmazfit製品である、Amazfit
Stratos
3など従前の製品では心拍数測定までに対応し、血中酸素飽和度測定は非対応でしたが、本製品でついに対応。Amazon
Alexaの搭載などより便利に使える機能が多数搭載されたのも魅力的。

Amazfit GTR 3のスペック

ディスプレイ:1.39インチ 454×454 AMOLED
対応デバイス:Android 7.0以上、iOS 12.0以上
バッテリー:標準利用 21日間、ハード利用 10日間
バッテリー容量:450mAh
Bluetooth:5.1 BLE
測位システム:GPS+Beidou+Glonass+Galileo+みちびき
センサー類:BioTracker 3.0 PPG バイオメトリック
センサー(6PD+2LED)、加速度センサー、ジャイロスコープ
センサー、地磁気センサー、環境光センサー、気圧高度計センサー
防水防塵性能:5ATM
充電時間:2時間
寸法:45.8×45.8×10.8mm
重量:32g
素材:アルミニウム合金+シリコン
Amazfitシリーズの強みは、バッテリー持ちの良さ。スマートウォッチの標準的な選択肢であるApple
Watch、Wear
OS製品ともにその高機能さ故にバッテリーもちが悪く、1日に1回は充電しなければならないことが多い印象。Amazfit
GTRなら標準的な状態で21日間ハードに使っても10日間バッテリーが持つ、省電力性を実現。GPSの連続稼働は最長35時間と、スポーツの記録をしたい場合でも最適です。

 

円形のAmazfit GTR
3はサンダーブラックとムーンライトグレーの2色展開。どちらもアルミニウム合金製の本体に抗菌シリコンのストラップでできており、ストラップに関しては汎用品に交換することも可能です。

 

ディスプレイは1.39インチの大型なAMOLEDディスプレイを採用。解像度は454×454で、PPIは326と高精細。明るい日光の下でも見やすいAMOLEDで必要な情報をすぐに確認することが可能なのも魅力的。
画面は常時ONディスプレイに対応し、タップなどの余計な操作なしに時刻や通知を確認することが可能。常時表示可能なウォッチフェイスは100種類以上用意されており、好みのデザインで自分好みにカスタマイズ可能です。

運動も自動認識。心拍数、血中酸素飽和度も測定し健康管理をサポート

 

 

Amazfit GTR
3には心拍数測定センサーと、血中酸素飽和度測定センサーといったバイオメトリックセンサーを搭載。必要な時に測定するのはもちろん、毎日24時間に渡って自動的にモニタリングを行い、健康状態を管理。また、運動や各種センサーの数値を総合した健康評価「PAI」を毎日提示し、健康維持に向けた取り組みを簡単に可視化してくれます。

 

睡眠測定機能も搭載し、就寝時には睡眠の質を自動で計測。睡眠のサイクルや、睡眠の質の改善に向けたアドバイスも提示してくれるとか。

 

スポーツ測定機能も非常に高度な機能を搭載。ランニングやウォーキング、サイクリングや水泳といった8種類の運動は自動で認識して測定可能。加えて150種類以上の運動計測に対応しており、どんなスポーツでも体にかかった負荷を確認し、日々の運動と健康管理を効率化してくれます。

 

そんな高度な機能を支えるのが、Amazfitシリーズに搭載されるZEPP
OS。Androidベースであることには変わりはないものの、Wear
OSに比べてパフォーマンスを最適化し、より少ないバッテリー消費で高度な機能を実現しているわけ。

 

Amazon
Alexaにも対応し、アラームや質問に対して簡単に対応することが可能。日本語ではオフライン音声アシスタントには非対応ですが、声だけで思った通りの操作ができるのは便利です。

 

Amazfit GTR 3では独自OSのZEPP
OS搭載ですが、欲しいスマート機能ももちろん搭載。アラームや世界時計、ストップウォッチはもちろん、天気予報やカレンダー機能も搭載しています。

スクエア型のAmazfit GTS 3もほぼ同機能で登場

 

 

ここまでは円形ディスプレイのAmazfit GTR 3をご紹介。スクエア型のAmazfit GTS
3も同時に登場し、GTR
3とほぼ同様の機能を備えながら、8.8mmという薄型かつ軽量化を実現。画面サイズは1.75インチと大きく、必要な情報を簡単に確認できるのも魅力的な製品。

 

 

Amazfit GTR 3に比べるとGTS
3はバッテリーサイズが小さいため、バッテリーの持続時間は短め。標準利用で12日間、ハードな利用では6日間の利用が可能。とはいっても、他のWear
OS機などに比べれば遥かに長いのがポイントです。

 

高度な機能と長く使えるバッテリー持ち、マストバイな本命スマートウォッチ

 

今回ご紹介したAmazfitの最新スマートウォッチ、Amazfit GTR 3とGTS
3。Amazfitの製品の魅力である驚異的なバッテリー持ちはそのままに、心拍数測定、血中酸素飽和度測定機能など高度な健康管理機能を搭載した魅力的な製品でした。
現在楽天を始めとした公式通販で販売開始中。GTS 3は2万円台から、GTR
3も3万円強で購入可能で、マストバイな本命スマートウォッチ、ぜひ購入して健康管理に役立てて見てください。

 

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています