【Baseus BladeHD】100W出力・20,000mAhなのに厚さ1.8cm!ノートPCも爆速充電できる超薄型モバイルバッテリーBaseus BladeHD レビュー【PR】

仕事で出張をしたり、プライベートで旅行に行く際には手元のスマートフォンやタブレット、ノートPCの充電が不安になってしまうもの。今の時代、多くの列車内にはコンセントも用意されるようになっていますが、必ず自身の席にコンセントがあるわけではなく、また移動先のカフェで作業をするとなると充電が心許なくなってしまいます。ノートPCも充電しようとすると10,000mAhのバッテリーだと容量不足、かといって大容量の製品は場所も、重量も重く持ち運びづらいところ。
今回は数多くの充電機器を販売しているBaseusから登場している20,000mAhのモバイルバッテリー、Baseus BladeHDをAliExpressより提供していただいたのでレビュー。100WのUSB PD急速充電性能と20,000mAhの大容量を備えながら、厚さは1.8cmの極薄ボディを実現した製品。ノートPCなどと一緒にインナーケースに収納したり、リュックの外ポケットに簡単に入れてしまう事が可能な製品です。現在AliExpressでは65ドルで販売中です。
Baseus BladeHDのスペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | Baseus BladeHD |
| 容量 | 20000mAh |
| 搭載ポート | 2x USB-C, 2x USB-A (合計4ポート) |
| 最大出力 | 100W |
| 最大入力 | 60W |
| 各ポートの出力(詳細) | – USB-A1/2: 4.5V=5A / 5V=4.5A / 5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A(最大30W) – USB-C1/2: 5V=3A / 9V=3A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A(最大100W) |
| 同時出力時の出力(2ポート時) | – A1+A2: 30W+30W – A1+C2: 65W+30W – C1+C2: 65W+30W – A2+C1: 65W+30W – A1+C1: 15W – A2+C2: 15W |
| 同時出力時の出力(3ポート時) | – C1+(C2+A2): 65W+(合計15W) – C2+(C1+A1): 65W+(合計15W) – C1+A1+A2: 合計30W – C2+A1+A2: 合計30W |
| 各ポートの入力(詳細) | – USB-C1: 60W (Max) – USB-C2: 60W (Max) – USB-A1/USB-A2: 入力非対応 |
| サイズ | 約13.4 x 13.4 x 1.88 cm |
| 重量 | 455g(実測値) |
テーブルの上でも、ポケットにも様々な場所で使える薄型デザイン




まずは本体のパッケージから確認。パッケージは黄色のBaseusのロゴと製品情報、簡単なスペック、そして製品画像がプリントされたもの。裏面には多言語で製品情報が印字されています。日本語の記載はありませんでしたがPSEマークについては丸型PSEが記載されていました。PSEマークに記載の事業者表記はBaseusの日本法人である倍思科技日本株式会社です。
本体はモバイルバッテリーらしからぬデザイン。通常のモバイルバッテリーは筒型の形状をして20,000mAhの製品の場合はスマートフォンを分厚くしたようなデザイン。対して本製品は板のようなデザインになっておりモバイルバッテリーらしさを感じさせない形状です。裏面にはテーブルの上などに設置したときに使えるゴム足を備えています。

付属品はクイックスタートガイド、注意事項、ステッカーとUSB Type-Cケーブル。USB Type-Cケーブルは本製品の最大出力である100Wに対応したものになっています。とりあえず使いたいという場合でも製品のポイントを最大限活かせるケーブルが同梱しているのは嬉しいポイントです。

側面部には電源ボタンと、4つのポートを用意。USB Type-A×2は最大30W(12V=2.5A)出力に対応。USB Type-C×2は最大100W(20V=5A)出力に対応しています。最大出力であればノートPCを超急速充電できるポテンシャルを持っているというわけ。

本体の重量は455g(実測値)でした。メーカー公称値は489gのため、実測値のほうが軽量な結果に。薄型デザインで独特な形状はしているものの、重量自体は20,000mAhの他のモバイルバッテリーとあまり変わらない印象なのは好印象でした。
複数ポートを同時に利用した場合の出力は図の通り。USB Type-Cの2ポートを同時に利用した場合は65W+30Wの95W出力になり、ノートPCとモバイルルーターやスマートフォンを同時に充電する、という使い方が可能。なお、利用するポート数が増えると出力は減るようになっており、3ポートを同時に利用した場合は合計80W、4ポート同時利用時は合計30W出力に低下。ベストな使い方はUSB-C1ポートとUSB Type-A かUSB C-2の合計2ポート利用が良い感じのようです。


本体にはバッテリー残量と、出力、入力のW数、フル充電/放電までの残り時間を表示してくれるスマートLEDディスプレイを搭載しているのも特徴。写真はBaseus BladeHD本体に対して給電をしている状態。大きく表示されている数字が残量を示しており、写真では46%の状態。また、約60W(20V=3.0A)で給電されており満充電まで約41分というのがわかるようになっています。
実際に充電状況を電流チェッカーで確認しても59Wの表示となりほぼ正確な結果に。60Wの最大入力で充電した場合、上の写真の46%→100%で41分とすると空の状態から満充電までは約76分という結果に。カタログスペックでは約2時間で、こちらのほうが正確と思われますが外出先などで使い倒したあとに充電する際も急速充電できるためかなり便利です。
移動中の電車内でも、カフェスペースでもPCをいつでも急速充電

早速Baseus BladeHDを持って仕事や旅行に出発します。長距離移動の新幹線では窓際の席を取れば確実にコンセントにありつけますが、首都圏の東海道線系統の普通車グリーン車はコンセントがない状態。これで例えば横浜から埼玉県は行田あたりを移動すると1時間半ほどに。WiMAXのモバイルルーターと、ノートPCで作業をするといい感じにバッテリーを消費していくことに。
そんなときこそ使いたいのが本製品。これまで20,000mAh級のモバイルバッテリーを電車内で使う際には、リュックにバッテリーを入れてそこからケーブルを伸ばすようにしていました。どうしてもシートポケットには太くて入り切らなかったので仕方ない印象でした。

Baseus BladeHDのわずか1.8cmの薄さのお陰で、グリーン車や特急列車の小さいシートポケットであっても問題なくいれることが可能に。これでリュックとケーブルを駆使してなんとかバッテリーを使う、という自体からも開放されるというわけ。

あとは気兼ねなくPCで作業できるので便利でした。特に一部のノートPCではバッテリー駆動時には露骨に性能が下がり、レスポンスが悪化するようなこともあり外出先でも電源に繋いでおくことが生産性を維持する意味でも重要。外部電源を確保できない電車内での作業においてもピッタリでした。

先日は東京から日帰りで盛岡に出張。この際にも本機を持って出張先に向かいました。客先での打ち合わせの際には電源を出さずPCとWiMAXルーターをバッテリー駆動し、その後はカフェで作業。さらに別の場所に移動して作業をする、となるとみるみる間にPCのバッテリーが減っていきます。幸いカフェでは電源をゲットできましたが、次の移動場所では電源にありつけませんでした。



そんなときにBaseus BladeHDが登場。電源はないもののそれなりに広いテーブルだったこともあり、本機をPCの横においてノートPCとWiMAXルーターに給電。ノートPCもWiMAXルーターの両方ともある程度充電されていた状態からだったこともあり給電自体は20Wほど。20W給電の状態では本体の利用可能時間は2時間半ほどの表示に。長時間作業をする場合でも安心して利用することができました。
結局この場所では約2時間半ほど作業。あくまでも満充電状態のノートPCとルーターに給電するという使い方なので、急速充電で一気にバッテリーを充電するというわけではなかったこともあり60%ほど消費するような結果に。単純計算でいえば4時間近く給電し続けて使う事ができる計算のため外出先でフルパワーでPCを使うというのにも適していると言えそうです。



複数の機器に同時に充電している場合であってもスペック通りの高出力ができていることを確認。写真の状況ではノートPC、スマートフォンともにある程度バッテリー残量があるためW数は最大まで行っていないものの、PCとスマホのどちらにも十分なパワーで給電できることが分かるかと。
持ち運びやすさや、使う場所も妥協しない薄型バッテリーとして便利な製品

今回レビューしたBaseusの薄型モバイルバッテリー、Baseus BladeHD。わずか1.8cmの薄型サイズを実現しつつ20,000mAhの大容量に最大100W出力に対応した高出力で、薄型サイズと入出力性能の両立を実現した製品でした。カバンのポケットなどにも邪魔にならないように収納できるコンパクトさがなかなかいい感じでした。
個人的に嬉しかったのが特急列車や、普通車グリーン車のシートポケットに簡単に収まってくれること。厚みがある製品だとうまく収納することができないスペースであっても簡単に入れられるので取り回しよく使うことができました。現在はAliExpressで65ドルで販売中。持ち運びやすさも妥協できない方にぴったりのモバイルバッテリーです。

















