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【INIU Power Bank P41】スマホ並みの軽さ182g!薄型1.8cm&急速充電対応の10,000mAhモバイルバッテリーINIU P41レビュー【PR】

当ブログでは多くのモバイルバッテリーをご紹介してきていて、最近では40,000mAhというマンモス級のバッテリー容量を実現した140W出力のAOHi The Future Starshipをレビューしていました。大型のモバイルバッテリーは、旅行や出張の際にノートパソコンやタブレットなどバッテリーを多く利用する機器の充電に便利。ただ、ちょっとした外出程度であれば小型で持ち運びやすいものがあると使い勝手が良いはずです。

今回は薄型軽量でもパワフルなモバイルバッテリー、INIU Power Bank P41をメーカーよりご提供をいただきレビュー。10,000mAhのちょうどよい容量と、USB Type-C×2、USB Type-A×1を備えて3台の機器に同時に充電できる実力派の製品。最大出力は22.5W、最大入力は20Wの急速充電に対応しており、スマートフォンを高速で充電し、バッテリー本体へも急速充電が可能な製品。2,000円台で購入できる手軽な価格も嬉しい製品です。

重量182g、厚み1.8cmの薄型軽量サイズが嬉しい

パッケージは白地に本体のイラスト、製品名が記載されたシンプルなもの。付属品は本体の他にキャリングポーチ、USB Type-A to Cケーブル、説明書が同梱されていました。説明書は多言語対応のもので、日本語も含まれている仕様でした。

本体はつや消しマットのデザイン。本体にはINIUのロゴと肉球デザインのバッテリー残量インジケーターが用意されています。本体は手のひらに収まるくらいの小型サイズ。本体の厚みも抑えられた薄型サイズになっており、外出時の鞄の中にも忍ばせやすいサイズに仕上がっています。本体寸法は11cm×6.7cm×1.8cmです。

本体の重量は182gとスマートフォン並の重量感。一昔前は200gを超える重量のバッテリーが10,000mAh級の当たり前だったことを踏まえると、軽量の製品が多くなったのは嬉しいところ。持ち運びの際の負担が最小限に抑えられるので、とりあえず鞄の中に放り込んでおくという使い方ができます。

端子類はUSB Type-C入出力端子×2とUSB Type-A×1の3ポートを搭載。また、USB Type-C端子の間にはLEDライトを備えます。2つのUSB Type-C端子は両方ともが本体への充電、他の機器への電源出力の両方に対応。このため、バッテリーを充電しようとしたときに、どちらのUSB Type-Cに挿せばよいのか迷うことなく使えるのも嬉しいポイントです。

入出力は以下の構成

  • IN1 (USB-C): 5V/3A (15W), 9V/2.2A (20W), 12V/1.67A (20W)
  • IN2 (USB-C): 5V/3A (15W), 9V/2.2A (20W), 12V/1.67A (20W)
  • OUT1 (USB-C): 5V/3A (15W), 9V/2.2A (20W), 10V/2.25A (22.5W), 12V/1.67A (20W)
  • OUT2 (USB-C): 5V/3A (15W), 9V/2.2A (20W), 10V/2.25A (22.5W), 12V/1.67A (20W)
  • OUT3 (USB-A): 5V/3A (15W), 9V/2A (18W), 10V/2.25A (22.5W), 12V/1.5A (18W)

最大22.5Wでの出力に対応しているため、スマートフォンを十分な速度で急速充電することが可能。通常外出先でスマートフォンを使う分には十分なはず。理論上は22.5Wで出力すれば、Xiaomi 13T(5,000mAh)を20分で25%ほど(変換効率を85%と仮定)充電できるわけで、外出先でちょっと充電したいというニーズには十分という印象です。

なお、本体への充電に関しても12V/1.67A=20Wでの入力に対応しているのもポイント。特に充電完了までの時間を公表しているわけではないので、簡易的に計算をするとおおよそ2.5時間ほどで本体への充電を完了させられる計算に。流石に家を出る前に充電し忘れに気がついたとなると厳しいですが、気付いたタイミングで充電しておけば満充電した状態で外出することができます。

INIU Power Bank P41の特徴的なデザインは、この肉球型のインジケーター。真ん中の部分も含めると5段階(20/40/60/80/100%)でバッテリーの残量を確認できるようになっており、横並びの単調なデザインに対して遊び心とみやすさの両立をしているのが特徴的。普段は消灯しており、電源ボタンを押すことで簡単に確認できるようになっています。

あまり使い道は浮かびませんが、電源ボタンを長押しすることでUSB Type-C端子同士の間にあるLEDを点灯させて懐中電灯のようにして使うことが可能。思った以上に明るくなっており、万が一の停電のような場合には役に立つかも。ただ、使い道は別に浮かびませんけどね。

22.5Wの急速充電で旅行や外出時のサクッと充電するに便利

INIU Power Bank P41の一番の魅力は薄型軽量ながら22.5W出力に対応していること。写真のようにスマートフォンよりも小さく、厚みもケースを付けた状態のスマートフォンより少し分厚い程度のレベル感に収まっており、持ち運んで利用する携帯性の高さが嬉しいところ。この厚さだと、リュックやトートバッグのポケット部分に入ってくれるためとりあえず放り込んでおくという使い方ができるわけ。

そして22.5W出力による急速充電性能によって、外出時に移動中にスマートフォンを充電してしまいたい、という場面や、旅行中にカフェでお茶を飲んでいる間にバッテリー残量を安心できるレベルまで充電したいというニーズを満たすことができるわけ。小型のモバイルバッテリーはワイヤレスの製品などもありますが、サクッと充電してすぐにしまえるのが機動性も高くて便利ですしね。

実際に私も京都を観光する際に、小さめのリュック一つに必要なものを詰めて観光した際にはこのINIU Power Bank P41を使ってカフェに立ち寄った際にサクッとスマホを充電。1時間ほど滞在した間にバッテリーをかなり回復することができ、パワーのある充電性能を体感しました。

小型のモバイルバッテリーも進化中。機動性の高いモバイルバッテリー

今回レビューしたINIU Power Bank P41は、10,000mAhというスマートフォンと組み合わせるのにはちょうどよい容量でありながら、厚さ1.8cmの薄型サイズと、22.5Wの高出力による機動性の高さを実現した製品。長らく小型のモバイルバッテリーはレビューしていませんでしたが、着実に進化を重ねていることを感じさせられました。INIU P41はAmazonなどで2,000円台で販売中。そろそろ古くなったモバイルバッテリーをパワーアップさせる時期かもしれません。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています