
朝晩の冷え込みが本格化し、家の窓を閉めっぱなしにして暖房をつけて過ごすことが増えてきた季節になりました。巷ではインフルエンザの流行も始まり気温の変化とウイルスの両方に気をつける季節。また、春になったら花粉の飛散も控え家の中の空気をきれいに保つ事が重要な時期になってきました。手軽に家の中に設置して家の空気をきれいに保ってくれる空気清浄機は一家に複数台用意しておきたいところ。
今回はVEWIORから登場している空気清浄機VEWIOR HQSC-50をメーカーより提供していただいたのでレビュー。360°の全方位からの吸気と高速循環気流によって12~38畳までの広い範囲に対応し、高性能なH13等級のHEPAフィルターと脱臭活性炭の多層フィルターによって0.1μmまでの微粒子を99.99%除去してくれる高性能な空気清浄機。それでいながらセール中なら5,000円以下で購入できる手軽さが魅力の製品です。
VEWIOR 空気清浄機 HQSC-50のスペック
| 項目 | 仕様内容 |
|---|---|
| 製品名 | VEWIOR HQSC-50 |
| 対応畳数 | 12〜38畳 |
| フィルター | H13 HEPAフィルター+高密度活性炭フィルター |
| 除去性能 | 0.1μm粒子を99.99%除去 |
| 空気質センサー | PM2.5リアルタイム検知+数値・カラー表示 |
| 風量調整 | 4段階(睡眠/弱/中/強) |
| タイマー | 2・4・6・8・10・12時間 |
| 運転音 | 睡眠モード25dB以下/最大約50dB |
| 消費電力 | 3W以下 |
| アロマ機能 | 対応(アロマパッド付属) |
| サイズ | 約20×20×33cm |
| 重量 | 約2.3kg |
シンプルなデザインでどこにでも設置しやすい。アロマも対応しているのもポイント


VEWIOR HQSC-50のパッケージは緑色のVEWIORのロゴを右上に配置し、製品名とそのスペック、本体画像をあしらったシンプルなデザイン。本体を取り出すと説明書と交換用のアロマパッドが出てきます。電源コードについては本体のフィルター内に入っており、取り出す際にフィルターの袋も外すことになるようになっていました。


フィルターの収納部は、本体の底面から開けることが可能。空気清浄機の製品によっては本体のカバーが分離するタイプもありますが、本機の場合は筒の蓋を開ける形になっています。製品情報も蓋に記載されており、丸型PSEの事業者表記は勝家株式会社、製造者名はDONGGUAN HENGQIN ELECTRIC APPLIANCE TECHNOLOGY CO., LTDでした。


説明書はきれいに日本語化されており、操作パネルの利用方法はオイルトレイの使い方、フィルターの交換方法なども図も含めてかなりしっかり用意。若干日本語に怪しい点はあるものの、安心して利用できそうです。

本体のデザインは非常にシンプル。下側のグレーの部分に給気口を用意し、ここで吸い込んだ空気をフィルターを通して浄化し、上の排気口から吐き出すだけ。一般的な空気清浄機は真っ白なデザインのものが多いですが本機はグレーと白の2トーンでちょっとしたアクセントがあるのがいい感じ。
前面には操作用のパネルも用意しており、ここで電源のON//OFFやパワーの切り替え、タイマーの設定やフィルター交換後のリセットなどが可能です。なお、本機は特にスマートホームやリモコン操作には対応していないので、タッチパネルで操作するだけの非常にシンプルな仕組みです。

本体上部の排気口部分にはアロマパッドを格納できるオイルトレイも用意。アロマ用のコットンにエッセンシャルオイルを垂らして入れておけば、きれいになった空気に好みの香りをつけて部屋全体に匂いを広める事が可能です。ちょうどオイルトレイの部分に排気が入るこむような設計になっているので、かなり高速でアロマを部屋全体に広められるようになっていました。
弱モードならなかなか静か。空気の状況に応じてモードを自在に変更可能

早速設置して利用してみます。電源を起動したときの最初のモードは三段階で中のモードでそれなりの音が出ている印象。ウィーンというモーターで風邪を吸い込んでいる様子がわかる感じでした。一定程度の動作音があるという印象です。VEWIOR HQSC-50は【睡眠モード・弱・中・強】の4モードを備えており周囲の状況に応じて自由に変更することが可能です。


操作パネルは写真のように部屋の空気の状況(PM2.5の自動検知インジケーター)と、動作状況、タイマーの設定を確認できるようになっています。リアルタイムで空気の質を計測できるというのは面白いところ。日本で利用していると、PM2.5の濃度は少なく一般的に35μg/m³を下回ると良いと言われていますが、私の自宅では10μg/m³と非常に少ない結果で東京にほど近い場所であっても空気がきれいなことが分かります。
左上から時計回りでモード切り替えボタン、タイマー、電源ボタン、フィルター交換ボタンの配置になっており操作は非常にシンプル。PM 2.5のインジケーターの横はモードが表示され、写真では”中”を示す”2″になっています。タイマーに関しては2,4,6,8,10,12時間で設定可能で、2枚目の写真では8時間の設定という感じです。

本体のフィルターはHEPAフィルターを採用。0.1μmまでの微細粒子などを99.99%除去できるため約0.08〜0.12μmのインフルエンザウイルスや、新型コロナウイルス(約0.08〜0.14μm)についても除去することが可能。外から持ち込んでしまうことや、自宅内で感染者がいた場合にも空気感染のリスクを減らすことが可能です。もちろん花粉に関しても問題なく除去してくれる高性能さがポイントといえます。

私の自宅では最終的にリビングではなく玄関に設置することに。外から帰ってきて上着などを叩いたりしたら花粉やほこり、ウイルスも撒き散らしてしまうことになるので、入口でシャットアウトすることにしました。動作モードは中にしつつ、夜間は睡眠モードにするような形で利用することに。玄関であれば多少動作音があっても気にならないですしね。
こぶりなサイズとグレーと白のデザインでどこにでも置ける落ち着きと、PM2.5の検知機能、静音モードから高出力モードまで幅広い利用モードを備えたなかなか使える空気清浄機という感じ。純正フィルターを含めて多くの低価格な交換用フィルターが販売されているのも嬉しい製品。現在はセール時には5,000円を切る価格で販売中。冬のウイルスや春の花粉が気になり始める今こそ用意しておきたい製品です。

















