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【INIU Power Bank P64】25000mAh&145W出力でゲーミングPCもOKなモバイルバッテリー!旅行・出張の必需品INIU P64-E1レビュー【PR】

先日投稿した出張で便利なガジェット特集でも、大容量、かつ、高出力なモバイルバッテリーを便利な製品としてあげていました。ノートPCを持ち歩いてあちこちに移動するという場合には、PCに対しての給電が可能な最低でも45W以上の出力が必須。ただ、そういった製品はAOHi The Future Starshipのように巨大で、かつ、重く使い勝手に難があることもあります。30,000mAh(111Wh)などになると飛行機への持ち込みにも制限もかかってしまいますしね。

今回は25,000mAh(92.5Wh)で飛行機への持ち込みの制限もなく、様々な場面での使い勝手の良さと、最大145W出力に対応したモバイルバッテリーINIU Power Bank P64-E1をメーカーより提供していただいたのでレビュー。最大3ポートを同時に利用して、PCやスマートフォン、モバイルルーターなどに急速充電もできるすぐれものです。Amazonでは1万円弱で販売中でお買い得なのも嬉しい製品です。

500g以下の小型・軽量さが嬉しい。サイズとパワーを両立したデザイン

まずはパッケージから。パッケージは白をベースに製品の写真がプリントされたシンプルな形状。後ろ側はサポートへの連絡先と、正規品であることの確認用のシールが貼付されています。同梱品はシンプルで本体の他には説明書、キャリングポーチ、USB Type-Cケーブルが付属します。

今回ご提供いただいたのは黒色のモデル。INIU P64-E1は複数色展開されていて、白色や赤色といったモデルも用意。好みの色のものを購入することが可能です。本体上部にはバッテリー残量や、出力状況、残り時間を表示できるディスプレイを用意しています。

出力端子はUSB Type-C 出入力(140W出力・80W入力)とUSB Type-C出力(45W出力)、USB Type-A出力(18W)出力を用意。本製品は入力端子と出力端子は一番左側のUSB Type-Cで併用するため、パススルー充電時には140W出力側は利用することはできません。

各ポートを同時に利用した場合には、

  • USB Type-C端子を2ポート利用した場合
    • USB Type-C 1:100W
    • USB Type-C 2:45W
  • USB Type-C 1とUSB Type-Aを利用した場合
    • USB Type-C 1:100W
    • USB Type-A:18W
  • USB Type-C 2とUSB Type-Aを利用した場合
    • USB Type-CとType-Aの合計で24W

という出力に。2ポート同時利用であっても100W出力ができるため高出力の電源を必要とするゲーミングノートPCであっても十分充電が可能。スマートフォンとノートPCに対して高出力で同時に充電することができるので外出先でも安心です。

なお、3ポートを同時に利用した場合でもUSB Type-C 1端子では100W出力を実現。USB Type-C 2端子とUSB Type-Aは合計45W出力に制限されますが、ノートPCを充電しながらスマートフォン、モバイルルーターをすべて同時に充電したいという欲張りな状態でも対応が可能。それこそ出張などで限られた移動時間にすべての機器を充電するというニーズを満たすことが出来ます。

本体の側面部分にはバッテリー残量を確認するインジケーターを表示したり、インジケーターの表示モードを切り替えられるボタンを用意しています。

本体の重量は494g(実測)。一般的なスマートフォンの200g以下の重量に比べれば重いものの、モバイルバッテリーとしてはそれなりという感じ。大容量でかつ、145W出力という高出力さを考えれば個人的には持ち運びやすい重さで良い感じでした。

バッテリー容量が40,000mAhと25,000mAhでかなり違いますが、40,000mAhのAOHi The Future Starshipと比べると厚みは半分以下とかなり小ぶりなサイズに。AOHiの40,000mAhもアウトドアなどでは最強ではありますが、出張の荷物にしては重すぎることもあり、本製品のように容量は少なくしても持ち運びやすいサイズ、重量の製品は嬉しいかも。

INIU P64-E1の容量に関しても注目で、25,000mAhはWh換算すると92.5Wh。この容量が重要なのが飛行機に乗るとき。多くの航空会社が100Wh以上のモバイルバッテリーについては持ち込み個数や、国際線の場合は書類の提出が必要になったりと制限を設けていますが、92.5Whは100Wh以下のためこの航空機持ち込みの制限がほぼないのがポイント。海外に持っていくという場合や、遠方への旅行の際にも安心です。

最大28V/5Aの140W出力が嬉しい。ディスプレイでは、出力と残り時間を簡単に確認

INIU P64は高W数の電源を必要とするゲーミングノートPCであってもパワフルに充電できる140W出力に対応。また、80W入力に対応することでバッテリー本体も1.8時間で充電することが可能です。他のモバイルバッテリーを大きく上回る高性能さが魅力というわけ。

USB電力チェッカーであるFNB58を利用して実際に対応している充電規格についても確認します。USB PDについては140W出力に対応。また、5V/2.4AのAppleの高速充電やSamsungのAFCにも対応します。なお、FNB58ではSamsung・Galaxyの超急速充電のSamsung Super Fast Charging 2.0の確認ができませんが、INIU P64自体は対応しておりGalaxyシリーズであれば30分で75%充電できるようです。

USB PDの通知内容についても確認。20V/5A=100WまでのUSB PDに加えて3.3V-21.0V/5AのUSB PPSにも対応。相手先機器の状況などに応じて出力を調整することも可能です。140W出力は28V/5Aで対応。一部のノートPCの20V/7A=140Wの出力には非対応でした。

実際に100Wでの充電に対応しているXiaomi Redmi Book Pro 16を充電。92Wで給電されることでかなりの高速充電を実現することができました。バッテリー残量19%の段階から92Wで充電するとWindows上の表示では1時間16分で充電完了できるとなっており、その高速充電ぶりに驚かされます。(Redmi Book Proのバッテリー容量は99Wh≒26,756mAh)

Xiaomi Redmi Book 16とXiaomi 13Tを同時に充電してみると、合計で約130W出力に。ノートPCに対しては95W出力を維持しながらスマートフォンに対しても27Wで急速充電。外出先などで限られた時間でスマートフォンもPCも同時に充電したいという場面であってもこれなら安心のクオリティです。

ディスプレイ部分では、充電中なのか放電中なのかという情報と、バッテリー残量、現在の出力/入力のW数、そして現在の入出力での残り時間を表示。1枚目の写真ではUSB Type-C 1端子で92.8Wの出力、現在のバッテリー残量92.8%、残りバッテリー時間は1.2時間。2枚目はUSB Type-C 1端子に76.5Wの入力があり、残り0.6時間(約36分)で満充電になる、ということを表示しています。画面表示自体はデジタル表示のみのため若干見づらいものの必要最低限の情報をコンパクトにまとめている印象でした。

INIU P64はモバイルバッテリー本体へ外部から給電しながら、他の機器に対して出力するパススルー充電にも対応。本機の入力端子自体はUSB Type-C 1端子のみが利用できるめ、必然的に出力端子は45W出力のUSB Type-C 2端子とUSB Type-Aに限られます。この場合はおそらく入力W数が表示され残り充電時間が表示される形に。また、入力、出力を表示するインジケーターは両方が点灯するようになっていました。

カバンに手軽に入れられるので、どこでも活躍。出張のお供にもぴったり

INIU P64-E1は薄型かつ、500g程度と500mlのペットボトルと同じくらいの重量のため、持ち運びやすくまた電車のシートポケットなどにしまいやすいサイズ感に。レビュー記事を書いている際に日帰りの出張に行ったのですが、生憎通路側座席には電源の用意のない新幹線の通路側に。東海道新幹線のSWork車両を取ってTeams会議にモバイルルーターをフル活用しながら参加していたのでノートPCのバッテリーの減りが不安になるところ。早速INIU P64-E1をカバンにいれて持ち出しました。

これまでこういった出張の際に電源が不安になるときは、AOHiの超巨大バッテリーであるAOHi The Future Starshipを利用していましたが、流石に重く、また、40,000mAhのバッテリーをすべて使い切るほどの作業はしないことで余剰気味になっていました。INIU P64はこの点でまさにぴったりサイズという感じ。Web会議+オフィス作業+客先でのスクリーンへの提示くらいならちょうどよい容量と重量のバランスでした。

USB Type-C端子が2ポートあるので、利用時にはノートPCとモバイルルーターに同時に給電。両方とも家で満充電にしてから持ってきているので実際の電力消費量はそんなに多くはなく新幹線に2時間弱乗ったときの状態でバッテリー残量は67%という感じ。移動先のカフェなどで電源を確保できることを考えたらこれだけならちょうど良さそうという印象でした。

この日は途中で窓側の人が下車したため電源をつなぐことに成功。このため、途中からは出力を45WまでのUSB Type-C 2を利用する代わりに65Wでバッテリー本体に給電しながら使うことに成功。実際には45W出力しているためバッテリー本体への充電は20Wほどの低速ではあるものの、接続したPCとバッテリーの両方を充電できたのでバッテリーにかなりの余裕をもたせることができました。

飛行機にも持ち込める容量と、145W出力でPCを持ち歩く場合でも安心できるバッテリー

今回レビューしたINIU P64-E1。25,000mAhの飛行機への持ち込みにも制限のない大容量と、145W出力でノートPCとスマートフォンや周辺機器を一気に充電できるハイパワーによって限られた移動中の時間などでも必要な機器を十分充電できる能力を持った使い勝手の良いポータブルバッテリーでした。10,000mAhの165W出力のバッテリーなんてものも登場しましたが、正直PCを使う上では容量不足な感が否めないもの。25,000mAhでノートPCも安心して充電できるのが良さそうです。

INIU P64-E1は現在1万円弱の価格で販売中です。出張の際や、旅行などでPCを持ち歩いたり長時間充電をするような場合にはぴったりな製品といえるはず。普段から持ち歩くのにもコンパクト、かつ、軽量なこともあり様々な場面をカバーできる製品です。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています