【TourBox】Lightroomでの写真編集を一気に効率化!左手でAdobe LightroomもPhotoshopも自在に調整。最高の左手コントローラー、TourBoxレビュー
当ブログの写真をご覧の方なら御存知の通り、私はカメラでの写真撮影が趣味。土日の外出時には必ずと言っていいほどフルサイズ一眼レフであるNikon D750にYONGNUO YN50mm F1.8をつけて持ち出してちょっとした瞬間を撮影しています。
日常的に写真を撮りさらに旅行時にも写真を撮る生活を送っていると、いざその写真を整理して編集しようとする時にあまりの量に絶望するのが悩みのタネ。今回はそんな編集作業の効率を最大化するPCコントローラー、TourBoxをお借りし「クリエイターのためのコントローラー」を徹底的にテストいたします。
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クリエイターのためのコントローラー、TourBoxとは
TourBoxは現在Makuakeにてクラウドファンディングを実施しているPCコントローラー。Adobe Photoshop、Lightroom、Capture Oneといった画像処理ソフトや、ペイントソフト、さらには動画編集ソフトでの編集作業をキーボード・マウスでの操作よりも遥かに直感的に操作できる製品。現在は製品価格の21%オフの15,480円で購入できるメニューが残っており、他のコントローラーよりも安価に手に入れることが可能。なお、Makuakeでのプロジェクトは2月14日まで。あと少しで終了します。
TourBoxでは、各種ソフトウェアの機能をTourBoxの各ボタンに割り当てることが可能。上のようにAdobe Lightroomでの写真編集時なら、ノブを操作することで露出やホワイトバランスを調整可能。ノブの種類によって調整幅も変更でき、マウスやキーボード以上に細かな編集を手軽にできるスグレモノ。
私の場合は今回Lightroomでのみテストをすることとなりましたが、標準のプリセットではPhotoshopも内蔵。他にも自分でカスタマイズしていけば、Adobe Premiere Proや、Saiといったお絵かきソフトでも自在に操作することができ、右手でマウス、左手でTourBoxというように両手をフル活用して思いのままに作品作りに没頭できる製品です。
結構小型サイズで、左手に絶妙にフィットするボタン配置が魅力
早速今回お借りしたTourBoxを開封。付属品は非常にシンプルで本体の他にはPCとの接続に利用するUSB Type-A to Cケーブル、クイックスタートガイド、説明書のみ。PCとの接続の際には専用のドライバとソフトウェアのインストールが必要なものの、インストールもすぐに完了するため、すぐに使い始めることができます。
本体には複数種類のノブとボタンが配置。細かい操作については後ほど解説しますが、所狭しと配置されたボタン類は大きさも形状も手に馴染むように工夫。材質はラバーに近いものになっており、触った感じもなめらかなのはいい感じ。
上部の側面にはPCとの接続用のUSB Type-C端子と、USB Type-A端子が配置。最近のPCではUSB Type-A端子の搭載数が減ってきており、TourBoxで一つType-Aを使ってしまっても、TourBoxの端子を利用できるのは嬉しい配慮です。
ボタンが所狭しと配置されているTourBox。ただ、実際に触ってみるとそのコンパクトさに驚かされるのもポイント。よくあるPCコントローラーは大型サイズで持ち運ぶなんてもってのほかですが、TourBoxならノートPC(Xiaomi Mi Notebook Pro)の横においてもこのサイズ。
レビューでお借りした期間は約2週間でしたが、実際に外出先に持ち出してみて、その場で画像編集をしたりも。PCの天板に収まってしまうサイズ感なおかげで、持ち運ぶのも簡単、カフェのテーブルの上に置くのも問題なしという具合はなかなか良い感じのサイズ感でした。
ドライバーは標準搭載の場合も。専用ソフトも直感的で使いやすい
PCコントローラーを利用する際に必ず必要になるのが専用のドライバー。TourBoxのWEBサイトから専用のドライバーとソフトウェアをダウンロードすることが必要ですが、本製品の場合によってはWindows側で勝手にドライバーをインストール可能でした。私の場合は自作PCでは自動でインストールされたドライバーで、Mi Notebook Proの場合はドライバーのインストールが必要と同じWin10でも動作が分かれる結果でした。
実際にTourBox上でのキーの割当を行うのは、専用の”TourBoxコンソール”。標準ではLightroomとPhotoshopに最適化されたプリセットが搭載されており、この2つの場合はそのまま選択すればすぐに使える感じ。プリセットは書き出して共有することも可能で、利用するソフトウェアに応じて設定したり、誰かがセットしたプリセットをダウンロードして使うことも可能です。
私の場合は今回Lightroomでの編集作業に利用するのが主だったため、自分自身でプリセットを編集する必要に迫られませんでした。プリセットを利用する場合でも、すべてのキーの設定は自分好みに変更可能。ただノブを回すという操作だけでなく複数のキーを組み合わせてメニューの移動をすることも可能で、TourBox上のボタン類は最小限に抑えながら最大限の作業ができるわけ。
実際にAdobe Lightroomで写真編集をテスト。微調整が簡単にできるのが嬉しい
また、TourBoxなら現像中の調整時にマウスやキーボードの十字キーでは難しい微調整もノブを利用して可能だったのもポイント。標準のプリセットでは3種類のノブがパラメーターの調整に割り当てられており、そのうちの一つは設定値を1単位で調整可能。露出の微調整はもちろん、ちょっと動かすだけで大きく写真が変わるWBの補正も自在にできました。
実際の編集の様子は上の動画をご覧いただければ。1月に訪問した大阪の写真を、露出WB→シャープネス→色ごとの露出調整と編集。ノブを回すだけで調整できるため、サクサク編集していくことができました。
クラウドファンディング終了間近。コンパクトでも有能なTourBoxで写真編集を一気に効率化
今回試したTourBox。コンパクトなサイズながら必要な機能が凝縮され、写真編集を一気に効率化してくれるアイテムでした。現在はクラウドファンディングサイトのMakuakeで出資募集中。出資期間は2月14日までと終了間近。本記事ではLightroomでの写真編集に特化してテストし、ご紹介いたしましたがPhotoshopやPremiere ProといったAdobe製品、さらにはSaiといったお絵かきソフトでも利用可能なTourBox、ぜひ、作業効率化に出資してみると良さそうです。
現在は製品価格の21%オフの15,480円で購入できるメニューが残っており、他のコントローラーよりも安価に手に入れることが可能。なお、Makuakeでのプロジェクトは2月14日まで。あと少しで終了します。
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