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【TP-Link Archer AXE5400】Wi-Fiでも実測900Mbps超の超高速接続を実現!Wi-Fi 6Eに対応しながら1万円強の価格を実現したTP-Link Archer AXE5400レビュー【PR】

自宅でも会社でもWi-Fiを利用してパソコンやスマートフォン、タブレットにスマートホーム機器をインターネットに接続する、というのは当たり前に。同時にWi-Fiに接続する台数も、動画のストリーミングなどで通信量はどんどん増大する一方です。Wi-Fiの通信規格では数年前から2.4Ghz帯と5Ghz帯の両方の周波数帯を利用することで安定して高速な通信を実現できるWi-Fi 6が主流になってきましたが、5Ghz帯も利用機器が増えて速度が出しづらくなってきていました。

2022年9月からは日本でも6Ghz帯の周波数帯域を利用して混線を防ぎつつ、高速なインターネット接続を実現できるWi-Fi 6Eが利用可能に。従来の5Ghz帯にくらべてチャンネル数が増加しただけでなく、同じ周波数帯域を利用する気象レーダーや航空レーダーへの影響を防ぐためのDFS機能の影響を6Ghz帯では受けることなく利用できるのもポイント。常に安定した通信が実現できるというわけ。
これまでの低価格で高性能なWi-Fiルータを多く登場させてきたTP-LinkからもWi-Fi 6E対応の最新ルーターTP-Link Archer AXE5400が登場。トライバンド対応で最大2402Mbps + 2402Mbps + 574Mbpsの5.4Gbps通信に対応した製品で、有線通信並みの速度を手軽に実現できるようになった製品。価格は約12,000円(記事執筆時点)と購入しやすいのも魅力的です。今回はメーカーよりご提供をいただきレビューいたします。

Wi-Fi 6E対応で突然のWi-Fiの不安定化もおさらば。すべての機器が最速通信を実現

TP-Link Archer AXE5400はWi-Fi 6Eに対応し、最大5.4Gbpsの超高速通信に対応したWi-Fiルータ。Wi-Fi 6Eによってこれまでよりも利用できる周波数帯が増加したことや、航空レーダーなどによって5Ghz帯の利用を停止するDFS機能の影響を受けないことは説明した通り。もう一つ大きなメリットがあり、それは他の5Ghz帯や2.4Ghz帯を利用するスマートホーム機器や、低速通信だけで十分な機器と競合しないこと。

Wi-Fi 6Eに対応する機器自体、まだ一部のスマートフォンやタブレット、PCのみ。そしてそういった機器は大容量のデータ通信を行ったり4K画質の動画のストリーミング再生を行ったりと高速通信が特に必要な機器と言えます。そういった高速通信を必要とする機器を他の低速でも問題ない機器と周波数帯を分けることで更に高速な通信を実現している、というのがWi-Fi 6Eと思うとわかりやすいかと。

Wi-Fi 6Eでは単純に6Ghz帯が利用できるようになった、だけでなく6Ghz帯で利用できるチャンネル数も多いのも魅力的。帯域幅とスループットが他の帯域幅に比べて倍になる160Mhzチャンネルを6Ghz帯では3チャンネル利用可能。5Ghz帯では160Mhチャンネルは2チャンネルしか利用できなかったのに対しWi-Fi 6Eでは7チャンネル(5Ghz帯の2チャンネルを合わせて9チャンネル)利用できるのもポイント。周囲のアクセスポイントとの干渉も防げ高速通信を実現しやすいわけです。

他のモデルと変わらない縦置き出来るコンパクトさで、設置場所は従来通り

      

 

パッケージはこれまでレビューした他のモデルと変わらずTP-Linkのコーポレートカラーをベースにしたもの。Wi-Fi 6Eに対応したことを強くアピールしており、通信速度やWi-Fi 6Eは金色で強調しています。
同梱品は本体の他に縦置きや壁掛け時に利用できるスタンド、LANケーブル(Cat 5e)、電源アダプター、説明書一式。付属品だけで追加で何かを購入することなくそのままフルで性能を活かせるようになっているのは嬉しいところ。

 

 

      
本体は縦置きしやすい縦長のデザイン。本体の右上にはWi-Fi 6E対応を示すロゴが金色で印字。左側の側面には通信状況を示すインジケーターが用意されています。反対側の側面には壁掛け時にマウントを取り付けるための穴が配置されており、設置場所を問わないで利用できるようになっているわけです。

 

ポート類は上の写真の通り。インターネット側であるWANポートは青色の2.5Gbpsポートと、1Gbpsポート(WAN/LAN切り替え可能)の2つを搭載。LANポートはオレンジ色のポートが3ポート、1Gbps WANポートを切り替えれば4ポートをLANとして利用できます。NASを接続するくらいなら十分なポート数と言えそうです。

 

LANケーブルはCat 5eのものが付属。おそらく1mの長さのもので十分な太さと取り回ししやすい柔らかいケーブルのため、このまま他の機器やONUとの接続をして2.5Gbps接続を利用することが可能です。

 

Archer AXE5400の嬉しいところは、他のTP-Link製のルーターに比べてパワーアップしたにもかかわらずサイズが同じこと。今回は自宅に設置していたWi-Fi 6対応のルーター、TP-Link Archer AX73Vを本機で置き換えましたが、寸法が同じだったため家具などを移動せずに設置することが出来ました。

 

我が家ではnuro光のマンションタイプを契約しており、専用のONUであるZTE F660Pが設置済み。このONUのすぐ横にArcher AXE5400を設置。付属する台座を取り付けておくことで縦置きでも安定して設置できるため、日本の狭い家屋であっても好みの場所に設置することが出来ました。

ウィザード形式で設定を完了。アクセスポイントモードはPCから操作が必要

 

TP-Linkはモバイルアプリでの設定操作のしやすさに優れており、先日レビューしたモバイルルーターのTP-Link M7450と同じようにスマートフォンアプリで設定を行うことが可能です。利用するアプリはM7450のtpMiFiではなくTetherアプリを利用。アプリの指示に従いArcher AXE5400のアクセスポイントに接続して設定していきます。

 

     

 

  
     

 

Tetherアプリでの設定はたった4問のウィザードで終了。今回はすでに宅内にルーターが存在しているため本来は「アクセスポイントモード」にする必要がありますが、アプリからは選択できないため「動的IP」として設定。MACアドレスのランダム化機能の利用有無や、自動アップデートの設定を終えればすぐに利用を開始できます。

 

動的IPモードで接続した際の管理画面は上のような感じ。ネットワークステータスをひと目で確認することも簡単に出来るようになっています。緑色と白色をベースにした管理画面のデザインは目にも優しく見やすいのも嬉しいところ。

 

 

 

すべての設定画面をお見せしてもあまり意味はないので一部に限って掲載。PPPoEなどの一般的なインターネット接続を本機をルーターとして利用した場合は、ポート転送やDMZの利用が可能に。自宅の宅内のネットワークで外部からの接続を利用したい、という場合にはこの設定は必須となることが多くルーター上で簡単に設定できるのは嬉しいところ。
ただし、TP-LinkのルーターではMAP-E(IPv6プラス)で接続を行う際にはNAT転送系の機能(ポートフォワーディングなど)は利用不可。IPv6プラスのプロバイダーでポート転送機能を利用したい場合は残念ながらTP-Link以外のルーターを利用するか、別途ルーターを設置して本機をアクセスポイントとして利用する必要があります。

我が家はnuro光のマンションタイプを利用。nuro光の場合光回線の回線終端装置とルーターが一体化しており、宅内LANのルーター部分は回線終端装置であるZTE F990Pを利用します。Archer AXE5400の動作モードをアクセスポイントモードにしたうえで、ルーター系の機能(DHCPサーバー機能)をOFFにして利用します。

Wi-Fi 6E接続には専用SSIDを利用。実測900Mbpsを超える超高速接続を実現

TP-Link Archer AXE5400を利用して通信を行うと、単体での通信速度はもちろんのこと複数機器で同時に接続したり、長時間の通信を行った際の安定性を実感します。すでにその特徴を紹介しているWi-Fi 6Eによってチャンネル数を確保していることで、PCとスマートフォンの同時接続の速度の速さには目を見張る物がありました。

 

 

2.4Ghz帯と5Ghz帯を分けていたWi-Fiルーターが一時期多かったものの、TP-Linkルーターは標準で2.4Ghz帯と5Ghz帯のSSIDを同一にする「スマートコネクト機能」が利用可能。このため、従来のWi-Fi 6までと2.4Ghz帯はスマートフォンやPCといったクライアント側は一回の設定で最適な方に接続出来るようになっています。
対してWi-Fi 6Eの周波数帯である6Ghz帯に関してはこれらの2.4Ghz、5Ghz帯とはSSIDで分離。標準設定では2.4Ghz、5Ghz帯のSSIDに”_6G”がついてひと目で6Ghz帯とわかるようになっています。チャンネル幅に関しては20/40/80/160Mhzを自動選択できるようになっており、高速通信を実現しやすいようになっていました。
複数機器での同時接続を拘束するOFDMA機能とルーターと、接続先の機器とルーターとの間でいつ通信を行うのかを調整することで省電力化を実現するTWT(Target Wake Time)にも対応。両機能をONにしておいたほうがメリットは大きい印象です。

6Ghz帯がいかに速いのかは6Ghz帯に接続した状態での結果がすべて。現在の自宅の回線はnuro光・マンションタイプからTP-Link Archer AXE5400に有線した構成。nuro光の回線終端装置、兼ルーターであるZTE F660PがLAN端子が1GbpsのためArcher AXE5400が接続できる理論値は最大1Gbps=1,000Mbpsとなっています。

そんな状態でSpeedTestを行うとPC1台で行うと上下約900Mbpsを叩き出す結果に。有線ですらここまでの速度は回線とルーターのコンディションが良くないと出せませんが、Archer AXE5400では理論値に迫る速度を実現することができました。大容量のデータのやり取りをしたり、4K以上の画質のストリーミングをするという場合でも余裕すぎる速度です。

 

今回はTP-Link Archer AXE5400を設置したリビングと、リビングから廊下を挟んだ先にある書斎の2箇所でWi-Fi 6E対応のPC(Intel AX210を搭載)2台と、スマートフォン、タブレットなどを同時に利用して接続速度を徹底検証。3台同時に接続したり、1台や2台でスピードテストを実施した際にどれらけの速度を実現できるかを検証します。

端末
端末 *はWi-Fi5・6のみ対応 (単位:Mbps・小数点以下切り捨て)
書斎デスクトップ
(Intel AX210)
リビングPC
(Intel AX210)
Xiaomi
Redmi Pad*
Xiaomi
13T
合計
場所 Down UP Down UP Down UP Down UP Down UP
リビング 921 917 921 917
リビング 799 923 422 551 1221 1474
リビング 862 677 862 677
書斎 619 322 619 322
書斎 290 133 290 133
書斎 397 381 397 381
書斎 500 222 28 122 218 189 746 533
書斎 497 222 337 393 834 615
同時 179 109 186 441 365 550

 

テストの結果は上のような形に。まず、リビングのPCでの計測結果から。Intel AX210はWi-Fi 6Eに対応していることから先ほども紹介したようにほぼ理論値である921Mbpsを確保。スマートフォン・Xiaomi 13Tと同時に計測した際には平均値では合計1,221Mbps(下り)を確保し、同時接続時でも圧倒的な速度を実現していました。
リビングから離れた書斎ではPC単独での接続速度は下り619Mbps、上り322Mbpsに減少。それでも大容量動画のダウンロードでも十分すぎる速度を確保しています。PC、タブレット、スマートフォンを同時に利用した場合でもPCに500Mbps、スマートフォンに218Mbps、タブレットに28Mbps(いずれも下り)を確保することで、どの機器でも快適なインターネット接続を確保していました。

高速回線時代だからこそWi-Fiも高速に。新時代のWi-Fi 6E導入に最適な製品

今回レビューしたTP-LinkのWi-Fi 6E対応ルーター、TP-Link Archer AXE5400。実測900Mbpsを超える超高速なWi-Fi接続を実現したことで有線接続と同レベルの品質の無線を簡単に実現できる製品でした。Wi-Fi 6E対応機器では他の2.4Ghz/5Ghz帯の機器に影響されない快適な通信を実現し、他の機器でもそれぞれの機器に最適な速度での通信を確保ができるというもの。
自宅までは2Gbpsの高速回線が来ているのにWi-Fiルーターが非力なことでその回線の性能を満足に活かしきれないというのはもったいないはず。超高速接続が当たり前の今だからこそ自宅のWi-Fiルーターも高速なものを利用するべきって思いません?TP-Link Archer AXE5400は1万円強で購入できる手軽さもあってインターネット回線の最高のお供になれるはずです。

 

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています