毎日更新の記録もついに崩壊し2日ぶりの記事になります
DTS Headphone:Xとはなんぞや
DTS Headphone:X™にミキシングされた音楽で、アーティストは、没入感のあるサウンドを最大11.1chで 提供する事を可能にします。
リスナーはまるでスタジオのミキシングチェアに座っているかのようにすべての曲を体験できます。
DTS Headphone:X™対応のヘッドホンは、忠実に音を再現し、DTS Headphone:X™で配信されたコンテンツを 最大限に再現する為にチューニングされています。
非常に翻訳感のある文章ですが、要は
2chの普通のヘッドホン(一応モデルが定められている)で擬似的に11chのサラウンドを流すことができるシステム/技術です
サラウンドヘッドホンと言うもの自体はすでにオーディオテクニカのATH-DWL5500などがすでに存在していますが、DTS-Headphone:Xでは、ヘッドホンの送信機側でサラウンドのデジタルデータを受ける必要がないという点で特徴的です
ただし、先ほど擬似的と書きましたが、擬似というよりは収録段階から11chで収録し、それを2chのヘッドホンで再現する、というのが正しいですね
Q. 今までのサラウンドとどのように違うのですか?
A. 2chや5.1chから7.1chに拡張されたようなバーチャルサラウンドとは違い、最大11.1chで収録された音源を、ミキシング時の音響ルームモデルを使ってコンテンツに作り込んでおり、ミキシングルームで聴いているかの
ように頭外に拡がるサラウンドを楽しめます。
公式サイトではこんな感じの説明ですね
では、ちょっと聴いてみますか
まぁ、非常に印象的なサウンドでしたのでよく覚えています
試聴機は、ONKYO ES-HF300
会場においてあった試聴機はONKYOのES-HF300でした
発売自体は13年の5月で、私自身が最後に視聴したのはまだ地方に在住している時で、地元のビックカメラが最後でした…
ただ、小さい割には下の厚い、そして比較的解像度の高い音を鳴らしていた印象が残っています
ドンは強め、でもそこまでシャリシャリしない印象です
今回は、このヘッドホンにDTS-Xのロゴを貼っつけたもので試聴です
試聴会場のセット
今度こそ、DTS-Xの感想を…
おまけ;バイノーラル録音ってどうなんよ
有名なバイノーラル録音の作品として挙げるならば、Dr. Chesky’s Sensational, Fantastic, and Simply Amazing Binaural Sound Show!かなと思います
この盤は
この音源はデヴィッド・チェスキーがその可能性をフルに引き出した名録音で、オルガンの残響が礼拝堂を満たす感触や余韻の滞空時間など、普段はなかなか意識が及びにくい響きが自然に耳に入り、脳を心地よく刺激する。スピーカーで再生しても臨場感が際立つが、ヘッドホンリスナーはまさに必携の音源。
http://www.phileweb.com/review/special/digitalaudio/recommend/index.php?id=249
という音源でして、NetAudio Vol.14ではMozart Ave Verumが特に良いという評価を得ていました
私自身もFiiO X3に付属していたため持っておりますが、実際のところそこまでバイノーラル録音では立体的なサウンドになるというわけではありませんね
もちろん、響き方などは自然な入り方をする良い録音ですし、解像度と言った面も素晴らしい物がありますが、今回のDTS-Xほどに立体感があるわけではない印象ですね
Chesky Records
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