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【OneOdio SuperEQ S1】通勤時間も在宅勤務でもアクティブノイズキャンセリングで静寂な空間を実現。4,000円台で買えるBluetoothヘッドホンSuperEQ S1レビュー

気温の朝晩の寒暖差が大きくなり過ごしやすいようなそうでないような秋の始まり。私自身は流行病ではなく寒暖差に負けて風邪を引いてしまいました。さて、暑かった夏は通勤時にはイヤホンという事が多いですが、これからの季節は外音をシャットアウトしてくれるヘッドホンを使うと音楽を楽しみながら快適に通勤が可能。そんなタイミングでアクティブノイズキャンセリング搭載のヘッドホン、OneOdio SuperEQ
S1
が登場したので提供いただきレビュー。

SuperEQ
S1は、これまでも多くのヘッドフォンを登場させてきたオーディオブランド、OneOdioの放つBluetoothヘッドホン。アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し外のノイズを減衰させて音楽に集中できる環境を実現。さらにAACコーデックでの接続に対応し、SBCに比べて高音質な再生を可能としているのもポイント。それでいながら4,000円台で購入できるコストパフォーマンスに優れた製品でした。
OneOdio公式サイト:https://oneodio.jp/

デザイン:アラウンドイヤーで耳に密着。高い遮音性を実現

パッケージと同梱品は写真の通り。パッケージや、キャリングケースは緑色を使った派手な色合いが特徴的。説明書の他に充電用のmicroUSBケーブルと航空機用のアダプター、3.5mmステレオミニケーブルが付属。有線利用をする場面は正直あまり考えづらいですが、航空機利用時には機体の国籍によっては有線がマストなこともあるので有線利用が可能なのはマスト。

説明書は多国語対応のため最低限ではあるものの日本語での記載も確認。操作方法自体はシンプルのためそこまで説明書を見る場面はありませんが、必要なときには直ぐに確認できます。

本体の外側はつや消しのブラック。イヤーバンドの内側は赤色でスタイリッシュ。ヘッドバンドの長さは調整可能で、頭の大きい男性であっても難なく装着できます。耳と接着するイヤーパット部分は低反発のウレタン素材を採用し、圧迫感を軽減してくれます。

操作ボタンはすべて右側のハウジングに位置しています。一番底面に独立して配置されているのはノイズキャンセリング機能のON/OFFボタン。充電端子はmicroUSBでした。USB
Type-C化がオーディオ分野でも進んできているので、Type-Cにして欲しかったところ。

SuperEQ
S1のイヤーパット部分はアラウンドイヤーといって、耳全体を覆ってくれるタイプ。対するのがオンイヤータイプという耳たぶの上に直接乗ってくるタイプで、それにくらべて圧迫感も少なく装着できるのがポイント。ただし、本製品は若干側圧が強いことと、ヘッドバンド部分が少し小さめなこともあり頭頂部に圧迫感を感じることがありました。

AAC接続に対応し、パワフルなサウンドを実現。ノイズキャンセリング性能もOK

SuperEQ
S1はSBCとAACでの接続に対応。iPhoneシリーズだけでなくAndroidスマートフォンでもAAC接続対応の機種は増えてきており、高音質でヘッドホンと接続することが可能。手元のXiaomi
Mi 11 Lite 5GでもAACで問題なく接続することができました。

音質は一言で言えば低音を持ち上げるダイナミックなサウンドといったところ。解像度に関しては低めで、中高域のサウンドを持ち上げて迫力のある聴き応えのあるサウンドという感じ。また低音もしっかりならすためベースラインやキックドラムを拾いやすい音作りと言ったところ。ボーカルに関してはちょうど引っ込んだような音で聞き疲れしにくいサウンドです。
今回は製品到着後2,3週間に渡って通勤時のヘッドフォンとして毎日利用。このため特定の曲で、という評価の仕方は難しいのですが、ロック調の曲を多く好んで聴いていました。それこそMr.Childrenの重力と呼吸など。製品のコンセプト的にも音質的にも音の響きも楽しみたジャズピアノなんかは解像度の低さもあり合いません。
ノイズキャンセリングのON/OFF時では若干音質が異なっており、ノイズキャンセリングがONの際は若干ボーカル周辺がOFF時に比べて小さくなる印象。SONYのWH-1000XM4等ではON/OFF時でははっきりと音が異なるのに対して、本機はそこまで大きな違いはない印象でした。

SuperEQ
S1の魅力がアクティブノイズキャンセル機能を搭載していること。毎日片道1時間列車に揺られる生活をしていると、静寂な通勤環境は非常に重要。在宅勤務をする機会が増えたと言えども、完全在宅勤務というわけではないですし、自宅でもエアコンや扇風機、外の音など意外とノイズ源が多く集中力を削がれてしまう場面は多いはず。
ノイズキャンセル機能は右側ハウジングのボタンを1クリックすると起動。一番性能が気になる通勤電車で使ってみた感じでは、騒音の大部分、特に電車のモーター音等をシャットアウトしてくれました。ただ、車掌の肉声に関してはそこまでカットできずそれなりに聞こえてきた感じです。とはいえ、静かな環境を簡単に作り上げられたのは満足。
また、自宅でノイズキャンセル機能をつけた状態で使ってみても良さげ。気にしてないつもりでもエアコンの送風音や、PCのファンの音、外の救急車やパトカーのサイレンって案外気になっていて作業中の集中力を削いでいることも。記事の執筆時にノイズキャンセリングをONにしてみると、意外とスラスラと文字を打てており、集中して作業したい時にも簡単にその環境を作れました

そんなOneOdio SuperEQ
S1は現在Amazonを始めとする通販サイトで販売中。アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、移動中でも自宅やカフェなどでも静寂な環境を簡単に作れるワイヤレスヘッドホン、クーポン利用で4,000円台で購入可能なら試してみてはいかがでしょう。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています