カメラ女子という言葉がもてはやされるように、カメラの需要はカジュアル化が進行。簡単な写真撮影はスマートフォンでできるからこそ、ミラーレスやフルサイズといった本格的なカメラに対する人気が拡大。実際に私の周りもミラーレスを持つ女性が増えてきた印象。カメラを始めるにあたって一つの壁となるのが交換レンズの高価さ。今回紹介するYONGNUOは初心者でも使いやすいAF対応ながら安価で、それでいて描写力も持ち合わせたメーカーです。
5,000円台の圧倒的安さ。50mm F1.8の撒き餌レンズ
当ブログでは購入当初にレビュー掲載。その後も旅行や普段のお出かけに持ち出して利用。F1.8までぼかす場面というのはなかなかないものの、絞った状態ではなかなかの解像度を実現しており、持っておいて損はない一本という感じ。しかも、レンズ単体は208gと軽量だからこれだけつけてフルサイズを持ち出すなんて使い方も十分可能。
Canon版に関しては本家のレンズのバージョンアップに合わせて新世代モデルYN50mm F1.8Ⅱが登場中。デザインもスッキリし、絞り羽根は7枚に変更。値段は8,180円と本家Canon版に比べて安いとは言えどもそもそもの値が張る用になってしまったのは残念。AF性能も向上したとかでNikon版の登場も気になる品になっています。
【YONGNUO YN50mm F1.8】F1.8で切り取る世界。たった6,000円でも明るいYONGNUO 50mm F1.8レビュー
ポートレートといえば85mm。85mm F1.8は2万円台
勇気はいるけどクオリティは抜群。14mm F2.8
YONGNUOで国内販売されているレンズ群の中でも特に値段が張るのがこのモデル。Canon EFマウントもNikon Fマウントも56,000円という価格設定のモデル。他社も含めて広角で標準的な14mmでF2.8の明るさを実現。絞り羽根は7枚で開放すればボケも楽しめるという代物。なにせ、価格で言えばSAMYANGの14mm F2.8よりも高いのだから購入にあたってはなかなかの勇気が必要。でも、AF対応&電磁絞りなのは魅力的。
14mmという広い画角を活かし、またF2.8という明るさを十分に活用してヨーロッパの建築物の美しさや街角、カフェの空気感まで切り取れるレンズでした。通常の中望遠単焦点では決してできない表現ができるわけ。Canon EFマウント、Nikon Fマウントともに56,680円で販売中。価格帯からは考えられない性能を実現した製品でした。
ニコンFマウントのパンケーキはYONGNUOだけ。YN40mm F2.8N
かゆいところに手が届く明るいマクロYN60mm F2 MF
単焦点レンズを使っていると感じるのが、最短撮影距離が意外と遠いこと。50mm F1.8でも料理の写真を撮る際には、上からの構図では特に苦労する場面が結構多かったり。花を撮る際にも寄るとピントが合わなくなってしまうため、なくなくトリミングで済ますことも。そんなときに欲しいのがマクロレンズ。YONGNUOはちゃんとマクロレンズを登場させており、しかも60mmでF2と明るいのが特徴。
製品ページより |
YONGNUO YN60mm F2NE MFはYONGNUOから登場しているマクロレンズ。最短撮影距離は23.4cmで花や虫の撮影でもかなり近寄って撮影が可能。本レンズは珍しくAFは非対応なためフォーカスリングはかなり大きめ。絞りは電磁絞りで使いやすさも両立。Canon EFマウント版は国内で30,280円。Nikon Fマウント版は国内は未登場で、AliExpressでは239ドルです。
YONGNUOのレンズ、あなたもぜひ一本。きっと役に立つはず
CP+会場にて |
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