Xiaomi Mi Band |
スマートフォンから通知を受信できて、歩数計にもなり、睡眠測定もできてしまう、一部機種は心拍数測定にも対応しているーそんなスマートウォッチ・バンドは最近は多くのメーカーから登場しています。実際に当ブログ内でもスマートウォッチに関しては相当な数の機種を、スマートバンドについても格安スマートバンドの先駆的存在であるXiaomi Mi Bandをレビューしてきました。
スマートウォッチとスマートバンドでは、機能が大きく違う代わりにスマートバンドの方は最小限の機能で、価格は10ドル台からと非常に安価に購入可能です。今回は、そんなスマートバンドの中でもこれまで中華スマホ・タブレットメーカーとして名を馳せてきたメーカーによる製品をピックアップしてご紹介いたしましょう。スマホ・タブレットメーカーの方が、ソフトウェア面では長けていそうですしね、偏見ですが。
Xiaomi Mi Band 2
記事の題名からは外れてしまいますが、一応この機種もご紹介しましょう。とはいっても、以前Mi Band2に関しては特集記事を組んでいますし、その前世代のMi Band Pulseに関しては実際に購入してレビューしていますので簡潔に。
Xiaomi Mi Band2は、超格安スマートバンドで名を馳せたMi Bandの後継機となる機種。OLEDディスプレイを搭載し、時刻や歩数、心拍数をその場で確認できるようになった機種です。電話の着信通知機能や、アプリの通知にも対応し、これ一つでかなりスマートフォン使用時の利便性も向上する機種です。
現在、中華通販サイトのGearBestを始め、AliExpressのセラーを含め多くのサイトで30ドル台~で販売されています。
CUBOT V1
今回紹介する3機種の2機種目は中華スマホメーカーのCUBOTによるV1です。CUBOTといえば、60ドル台で購入できる超格安スマホCubot Rainbowや安価ながらデザインに優れるCubot X16sをご紹介したことがありましたね。そのCUBOTのV1はXiaomi Mi Band2をかなり意識したデザインになっています。
歩数や距離、カロリーを液晶部をタップすることで切り替えて表示することができるようになっている機種です。電話の着信通知にも勿論対応です。
iOSとAndroidの両方に対応し、アプリのデザインはスクリーンショットを見る限りは良い感じですね。
Cubot V1は現在、中華通販サイトのGearBestで12ドルで販売中です。
Teclast H30
最後にご紹介するのは、タブレットメーカーTeclastによるスマートバンドH30。こちらは、CUBOT V1とは趣向の異なるデザインで、若干ごつい感じです。
H30の特徴は安価でありながら心拍数測定機能を搭載していること。また、液晶部が他の機種よりも大きいことで、メールなどは本文を一部表示することも可能です。(日本語非対応)
当然ながら歩数計機能も搭載です。
<画像がMoto360の公式画像の加工との指摘を受け、削除しました。深くお詫び申し上げます>
睡眠計測も勿論可能。ただ、アプリのスクリーンショットを見る限り、アプリのデザインはちょっと褒めれるものではなさそうです。着信通知、SMSの通知にも対応しています。そして、電話の着信時には電話番号も表示できるのは便利ですね。
現在、Teclast H30は中華通販サイトのGearBestでは17ドルで販売中です。
格安スマートバンドは手始めには便利かも
今回ご紹介した3機種のうち、Mi Band2についてはあまりにも人気で有名なのでコメントするまでもないかと思いますが、残りの2機種はある意味埋もれていた機種ではないでしょうか?両方とも10ドル台で購入することが可能で、スマートウォッチやスマートバンドの便利さをひとまず体験してみたいーそんな方にはちょうどいい製品ではないでしょうか…?
実際に私自身、今でこそ高機能で高価格帯に位置するHuawei Watchを使用していますが、スマートバンド系で最初に購入したのはXiaomi Mi Band Pulseですし、低価格のものから試して少しずつ自分の求めるレベルの製品を購入していくのが賢いように感じます。