今年の3月に登場し、4月に世界初レビューを行っていた中国CHUWIの大ヒット2-in-1端末CHUWI HiBookを皆様御存知でしょうか?当ブログの転換点にもなったHiBookは液晶パネルを2K(2560*1440)にパワーアップさせた後継機、HiBook Proも登場しており、当ブログでもご紹介していました。今回中華通販サイトのbanggood様よりそのHiBook Proを提供していただけましたのでレビューいたします。
CHUWI HiBook Proは10.1インチの筐体に2K(2560*1440)の液晶を搭載、Intel Atom X5-Z8300プロセッサーに4GB RAM、64GBストレージを搭載し、Windows 10にAndroid 5.1のデュアルブート構成となった2-in-1タブレット。現在中華通販サイトのbanggoodで228ドルにて販売中。専用キーボードは47ドルで合計約276ドルで購入可能です。
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開封の儀・外観レビュー
今回は提供機ということで、banggood側で梱包し直したものになっています。その為外箱については付属しておりません。
本体はHiBookと瓜二つ。
背面もほぼ変わっていませんが、CEシールのみたされています。
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HiBook Proは564g |
重量は564g。
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無印HiBookは620g |
実は初代HiBookは620gで、重量については大幅に軽量化がなされています。70g以上も軽量化されていると流石に違いが感じられ、持ちやすくなったなぁと感動します。
厚みに関しても無印(上)に対して、HiBook Pro(下)ではガラスカバーに直接タッチセンサーを形成するOGS方式により薄型化が図られています。
薄型化にともなって、無印HiBookの専用キーボードはヒンジ部のサイズが異なるため使用できません。この点は誤算でした…気がついていればキーボードも購入したんですけどね…
背面のデザインは一切変更がないため、瓜二つです。(上がPro、下が無印)microHDMI端子について文字が消されていますが、スペック上は対応しているはずなのですが…おかしいな…
端子類は左からmicroSD、USB Type-C、microUSB、microHDMI、3.5mmステレオミニジャック
また、上部左側面に電源キーとボリュームキーが位置しています。
付属品は説明書、保証書、ACアダプター(日本不可)、USB Type-Cケーブル、変換プラグでした。
操作性は基本的に無印から変わらず
実際の使用感に関して、Windows側は変えようがありませんので(最初から日本語が選択できたのは好感が持てました)、Android側についての感想を。
基本的な操作性についてはCPUもRAMもストレージも構成も無印HiBookと同じですのでHiBookと同様です。
UIも素のAndroid 5.1に準じたものとなっています。
AnTuTuベンチマークでは55,915点。無印HiBookが53,414点でしたので僅かに点数が改善しています。
実際の操作感については無印HiBookと変わらない印象を受けます。ここ最近はハイエンドスマホを触ることが増えており、それらと比べるとヌルサクとは言えないのが残念。Snapdragon 820搭載のタブレットや、Core M系統搭載の2-in-1デュアルOS機とかが登場していけば良いのですが…
液晶画面は大きく改善
ディスプレイについては、無印HiBookから大きく改善。解像度が2Kに向上しただけでなく、OGS方式の採用に寄ってより明るく、鮮やかなディスプレイになっています。
実際にYouTubeやNASで動画を再生しましたが、スムーズに読み込み、そしてきれいに再生できます。
この点に関しては、違いを感じることができ嬉しいところ。ただ、2K液晶であることの利点に関してはWindows側でも特に感じませんでした…10.1インチだとどうしても文字が小さくなりすぎてしまい意味がなくなってしまいますね…
次買うならHiBook Pro一択
総評としては、今後2-in-1の廉価なデュアルOS機を購入する際はHiBook Pro一択といったところでしょうか。製品の完成度はHiBookから高いですし、スペックも若干古くなってきているもののまだ現役で使える構成。
さらに、無印HiBookから筐体も改善され、液晶はより美しくなり今後HiBook Proを選ばない理由が見当たらない機種でした。(無印比)