【Elephone S7レビュー2】Helio X20搭載のハイエンドモデル。ベゼルレススマホ、Elephone S7レビュー！

あーる 2016年11月26日

先日国内最速レビュー（あーる調べ）の第1弾でフォトレビューをお届けした、Elephone S7。ベゼルレスディスプレイに、背面の特殊加工の美しい本機ですが、スペック面も4GB RAMに64GBストレージ、MediaTek Helio X20デカコアプロセッサーを搭載し、妥協のないハイエンド機となっています。第2回目のレビューでは、本機のスペック面についても徹底的にレビューしていきましょう。

Elephone S7は現在、中華通販サイトのGearBestにて販売中（一部モデルは予約受付中）。2GB RAMに16GBストレージの最下位モデルは179ドル。4GB RAMに64GBストレージの最上位モデルでも243ドルという価格となっています。

【Elephone S7レビュー1】某メーカーのS7そっくりのながら179ドル～の高級機、Elephone S7フォトレビュー！

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AnTuTuは若干低めの7.7万点

まずは定番のAnTuTuベンチマークの結果から。スコアは77,448点とあまり奮わない結果に。同じくHelio X20搭載のXiaomi Redmi Proが8.5万点でしたから、8,000点違うというのは残念ですね。

とは言っても、AnTuTuで5万点を超えて入れば日常使いで困るような場面はないと思っており、普段使いでは不満を感じないレベルではないでしょうか。

UIは基本的にAOSP型

本機のUIは特にElephone側で手が加えられた様子もなく、純粋なAndroid型といったところ。ホーム画面に関しても、無難にまとめられていて好印象でした。

ホームボタンの使い方については若干クセあり

本機はホームボタン1つのみを搭載したモデル。ハードキーに関しては、リターンキー、メニューキーともに搭載せず、ホームボタンのタップする回数で各種機能が割り当てられている仕様です。FREETEL REIのような感じでしょうか。

操作は

・軽くタップ：バックキー

・軽く2回タップ：ホームキー

・1回押す：ホームキー

・2回押す：ショートカットキー

・長押し：アプリ履歴表示

といった内容となっています。

また、設定を変更することでナビゲーションバーを画面上に表示させることもでき、ユーザビリティーに関しては損なわないように工夫がされています。

中華クオリティの域を脱しないカメラ

カメラに関しては、UIは基本的にAndroid標準のものとなっています。HDR撮影モードも搭載しないレベルで、基本的に手は加えられていないカメラです。

画質に関しては、作例をご覧いただければお察しいただけるように、細部の再現性に関してはシャープネスをかけることでごまかしている印象を受ける感じ。また、彩度が薄い印象がありますね。このクオリティに関しては、まだまだ中華の域を抜け出せていないように感じます。

指紋認証の精度はだいぶ向上した印象

中華スマホで気になる点といえば、指紋認証の精度。Elephone S7では指紋認証の精度についてはだいぶ改善され、認証に失敗する回数は体感的には10回に1回ほどといったところ。指紋認証の速度も改善され、指をおいてから1秒以内に画面が点灯するレベルで、個人的には満足できるレベルでした。

デザインと性能のバランスが比較的とれた良端末。サブでもメインでもOK

第1弾のフォトレビューとあわせて紹介したElephone S7。比較的安めの価格設定でありながら、美しいデザインと高性能を備えた機種で、これまでの安っぽいデザインという面も感じられた中華スマホの中では一線を画した機種ではないでしょうか？個人的には、かなり好きです。

Elephone S7は現在、中華通販サイトのGearBestにて販売中（一部モデルは予約受付中）。2GB RAMに16GBストレージの最下位モデルは179ドル。4GB RAMに64GBストレージの最上位モデルでも243ドルという価格となっています。個人的には、普通にオススメできる機種ですよ…?

【Elephone S7レビュー1】某メーカーのS7そっくりのながら179ドル～の高級機、Elephone S7フォトレビュー！

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