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【深圳日記②】Xiaomi Mi Note 3や、15.6インチMi Notebook Proなど、Xiaomiの最新作を一気にチェック!北京&深圳の小米之家レポート!

Xiaomi Mi Note 3を推す北京の小米之家

先日13日から今週にかけて、中国を絶賛訪問中のあーるです。ガジェット好きにとって中国で最も熱いブランドと言えば小米(Xiaomi)。今回は旅の途中でよった北京と深圳の延べ3店舗の小米之家で、Xiaomiの最新商品を触りまくってきましたのでレポートいたします。なお、今月11日に発表された端末の中で、最も注目を集めていたXiaomi Mi MIX 2に関しては既にレポートをお送り済み。合わせてご覧頂ければ幸いです。

今回のレポートでは、Mi MIX 2と同じタイミングで発表されていた最新端末であるMi Note 3と、15.6インチ版Xiaomi Mi Noetebook Proをレポート。さすがXiaomiと言える高品質で、かつ、「買いたい」と思える端末たちでした。

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訪問したのは北京の小米之家と、深圳の小米之家2店舗

今回訪問したのは、北京市内にある小米之家と、広東省深圳市内の2店舗、計3店舗の小米之家。昔はXiaomiは実店舗よりもインターネット上での販売をメインで行っておりましたが、最近では実店舗での販売も強化中。昨年深圳を訪問した際はちょうどMi MIXの第一世代の発表直後でしたが、深圳の小米之家は移転閉店で空振りの結果に。今回は深圳市内の店舗は3店舗に拡大しバッチリ新商品をチェックすることが出来ました。

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小米之家(左)とHuaweiストア(右)の人の入りの差

小米之家はちょうどMi MIX 2やMi Note 3、Mi Notebook Proなどが発表され、予約が開始されたばかりということもあり、いち早く新商品を試したいという人で溢れていました。深圳市内で一番大きな科学館店はちょうどHuaweiの店舗の隣に位置していますが、人の入りはこの差。Huaweiに関しては、10月16日のMate 10の発表会を待ちたいところ。

Snapdragon 660を搭載したXiaomi Mi Note 3

まず最初にチェックしたいのは、昨年もヒットしたXiaomiの大型端末Mi Noteの最新作Mi Note 3。今回は、残念ながら最上位のSnapdragon 835ではなく、ミドルハイであるS660を搭載。RAMは6GB、ストレージは64/128GBで性能としては必要十分な機種に仕上がりました。

実際の操作性に関しても、ミドルハイレベルのSoCを搭載していることもありなかなか良好。よっぽど3Dをゴリゴリ使うようなゲームをしない限り力不足に感じるようになることはなさそうでした。

黒色が映える背面

基本的なデザインは、今年の前半に発表されていたフラグシップモデルであるMi 6のそれを踏襲。背面は黒色が映えるデザインとなっており、カメラはMi 6と同様のデュアルカメラを採用。画質は万画素で、Mi 6と同様にデュアルカメラ(1200+1200万画素)を活かしたボケ機能も搭載しています。

Mi Note 3のカメラでもう一つ特徴的なのはフロントカメラ。1600万画素の高解像度なセンサーと226点での骨格認識機能によって、自撮り写真をより明るく、そしてより美しく撮影することが可能に。これからの自撮りニーズをしっかり捉えた性能です。

右側面・電源キーとボリュームキー

左側面・SIMスロットのみ

上部・何もなし

下部・スピーカーのみ。3.5mmステレオミニジャックは省略

側面の端子やボタン類も基本的には同様。ただし、Mi MIX 2と同じくステレオミニジャックに関しては今回より省略となりType-Cのアダプターや、Bluetooth機器が必要となります。Type-Cでの再生に関してはDAC機能を搭載したCyberDrive Clarity Featherも試していたので、こちらもおすすめです。

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Core i7プロセッサにGeForce MX150を搭載したMacBook Pro対抗品、Mi Notebook Pro

もう一つ小米之家で注目を集めていたのは、サプライズ的に発表されたMi Notebook Airの最新版であるMi Notebook Pro。これまでの12.5インチ版と13.3インチ版に加えて、最上位版として登場しました。CPUにはCore i7-8550Uを搭載。GPUに関しても最新のGeForece MX150を搭載し、MacBook Proに対してスペック面でも本気で対抗した一品です。

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搭載するCore i7-8550Uは8月22日にIntelから発表されたばかりの最新第8世代「Coffee Lake」の上位版(最上位は8650U)。第8世代では、薄型ノートPC向けのUシリーズでも、物理コア数が増加。4コア/8スレッドになったことで、第7世代Core-i7に比べて最大40%も高速になったモデルです。

Mi Notebook Proでは、そんな第8世代Core i7をいち早く搭載。ターボ時クロックは4.0GHz、キャッシュメモリは8MBで、どんな作業でもサクサクこなせる仕上がりです。

また、GPUに関してもすでにMi Notebook Air 13の最新版でも採用されているGeForce MX150を採用。Adobe Premire ProやPhotoshopの動作がよりサクサクなのはもちろんのこと、ゲームもプレイできるレベルになっています。

一部のゲームでは、フルHD環境での60fpsでのプレイも可能なレベル。本格的なゲーミングノートには敵わないものの、どこにでも簡単に持ち出せるモバイルノートPCでありながら、ここまでの性能を実現しています。

本体のカラーは、これまでのシルバー/ゴールドから、より高級感のある落ち着いたグレーに変更。よりシックな仕上がりになっています、

キーボードの配列はUS6段配列ですが、一列増えたことで”Home”キーや”PageUp/Down”キーをそのまま押せるようになりました。間違って押しやすい場所にあった電源キーに関しても改善され、より使いやすい配列になったといえます。キーピッチは19.5mmと押し間違いのないレベルのフルサイズを実現。

また、キーボードのパンタグラフ部分も改善。キーストロークは1.5mmと、他のモバイルノートPCよりも深めに。実際にMi Notebook Air 13.3等と押し比べてみたところ、より深くなったことで打鍵感を確保。タイピングもより快適になりました。

左側面・USB Type-A×2、HDMI、3.5mmステレオミニジャック

右側面・USB Type-C×2、SDスロット

タッチパッドには指紋認証センサーも搭載

インターフェイスについても、フルサイズのUSB-A端子を2つ。フルサイズHDMI、3.5mmステレオミニジャック、SDカードスロット、USB Type-C端子×2と充実。タッチパッド上には指紋認証も搭載したことで、Windows Helloにも対応し使い勝手が向上しました。

スペックの大幅な向上、そして、ディスプレイサイズの拡大に伴って重量も増加。これまでの12.5ならびに13.3インチ版は片手でも持ち上げられましたが、流石に本機の1.95kgは片手で持ち続けるのは厳しそうです。

そんなMi Notebook Air 15.6も既に一部各種通販サイトで予約を開始。ちなみに、GearBestの日本語担当であるKさんは、予約開始初日になんと予約に成功。「まだ発送されない」と嘆いていましたが、「これ一台で完璧になるはず」とのこと。通販サイトの中の人も思わずポチってしまう、そんな機種です。

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スペック(Mi Notebook Pro)

OS:Windows10
CPU:Intel Core i7-8550U/i5-8250U
GPU:GeForce MX150
RAM:8GB/16GB
SSD:256GB(PCI-E)
液晶:15.6インチ 1920*1080
カメラ:フロント100万画素
バッテリー:8000mAh/7.4V
Bluetooth 4.1
WiFi: 802.11  a/b/g/n/ac
端子類:USB Type-C*2,USB 3.0*2,HDMI,3.5mmステレオミニ,SDカード
重量:1.95kg(本体のみ)
大きさ:36.07 x 24.36 x 1.59 cm]

こちらもタッチパッドに指紋認証を搭載

小米之家では、純正のカバーフィルムを貼り付けたバージョンのMi Notebook Airも展示中。写真のモデルは、指紋認証を搭載した最新版の13.3インチ版。ここまで徹底的にフィルムを貼ると、これはこれで所有欲を満たしてくれるデザインに早変わりします。まだ、Mi Notebook Airを持っていないという方も、既に利用中の方も、デコレーションフィルムを使ってみるのも一興ですね。


Xiaomi Mi MAX 2や、Redmi Note 5Aも展示。豊富なバリエーションもXiaomiの強みでした

展示してあったスマートフォンはMi MIXやMi Note 3のような”超”ハイエンド端末だけではありませんでした。Snapdargon 625を搭載した6.4インチのXperia Z Ultra難民用端末、Mi MAX 2も展示中。すでに前世代機は入手困難となっていますが、Mi MAX 2もなかなか良い感じです。

また、Snapdragon425を搭載したRedmi Noteシリーズの最新作、Redmi Note 5Aも登場中。5.5インチのディスプレイと、2/3GB RAM、16GB/32GBのストレージと、必要十分な性能と、119ドルから購入可能という価格を両立させた機種です。

小米之家には、とっても魅力的な商品がいっぱい

今回訪ねたのは、昨年の香港や、今年の台湾とは違い中国本土の、まさにXiaomiの主戦場。本土の小米之家でしか見られないスマート家電も含めた様々な機種が展示中。今回紹介しきれなかった製品に関しては、次回のレポートでお届けいたしましょう。ぜひ、次の記事もお楽しみにしていただければ幸いです。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています