【Amazfit GTS 4 mini】16,000円でありながら心拍数もSpO2計測にも対応。見やすいAMOLEDディスプレイのスマートウォッチ、Amazfit GTS 4 Miniレビュー
コロナ禍始まって以来の初めての行動制限のない夏。とはいえ、コロナの感染者数は高止まりしており、自由に飲み会に行ってスポーツに、遊びにというわけではないのも事実。また、例年にない暑さで屋外で運動なんて困難を極めている状況も。そんな2022年の夏、私のように見事に運動不足になったという方も多いのでは。
体調を整えるには適度な運動と、一定時間以上の睡眠を取ることが何よりも重要。日常的な体の健康状態を適度にモニタリングしておくことは重要です。そんなモニタリングに便利なスマートウォッチを当ブログではこれまで高機能モデルを中心にご紹介。とはいえ、高くて手が出ないという方もいらっしゃったのでは。今回はわずか16,800円でありながら、スタイリッシュな外観、心拍数測定、血中酸素飽和度測定、内蔵GPSによる運動測定に対応したスマートウォッチ、Amazfit
GTS 4 Miniをレビュー。
GTS 4 Miniをレビュー。
Amazfit GTS 4
Miniは、スマートウォッチ/バンドシェア世界No.1のAmazfit(アマズフィット)から登場した最新のスマートウォッチ。小型な本体に1.65インチの大型AMOLEDディスプレイ、そして最大15日間のバッテリー持ちを実現しスマートウォッチとして高い利便性を実現したモデルです。19日から16,800円で発売。低価格なのも魅力的です。
Miniは、スマートウォッチ/バンドシェア世界No.1のAmazfit(アマズフィット)から登場した最新のスマートウォッチ。小型な本体に1.65インチの大型AMOLEDディスプレイ、そして最大15日間のバッテリー持ちを実現しスマートウォッチとして高い利便性を実現したモデルです。19日から16,800円で発売。低価格なのも魅力的です。
なお、特別に当ブログ専用のクーポンコードもご提供いただきました。“GTS4miniar”でAmazonの公式店舗で10%の15,120円で購入可能。十分な機能性でスマートウォッチを本格的に活用していきたいという方におすすめのモデル。
※本記事はAmazfitより製品提供を受けています
Amazfit GTS 4 Miniのスペック
ディスプレイ:1.65インチ 336×384 AMOLED
対応デバイス:Android 7.0以上、iOS 12.0以上
バッテリー:標準利用 15日間、ハード利用 8日間、省電力モード
45日間、GPS連続稼働 21時間
45日間、GPS連続稼働 21時間
バッテリー容量:270mAh
Bluetooth:5.2 BLE
測位システム:GPS+Beidou+Glonass+Galileo+みちびき
センサー類:BioTracker™ 3.0 PPG バイオメトリック センサー
(血中酸素、2PD+1LEDに対応 )、加速度センサー、地磁気センサー、環境光センサー
(血中酸素、2PD+1LEDに対応 )、加速度センサー、地磁気センサー、環境光センサー
防水性能:5ATM
寸法:41.8 x 36.66 x 9.1 mm
重量:31.2g(ストラップ付)
手首をスタイリッシュに見せるミニマムなデザイン
左からAmazfit T-Rex 2、Amazfit GTS 4 Mini(本機)、Amazfit GTR 3 Pro
Amazfit GTS 4
Miniはその名前の通りミニサイズ。当ブログで以前レビューしたAmazfitの最上位モデル、Amazfit T-Rex 2やAmazfit GTR 3 Proと比べるとその小ささが際立ちます。T-Rex
2自体がアウトドアモデルということもありますが、GTS 4
Miniは某社のウォッチと見間違う形と、無駄なボタンや装飾を削ぎ落とし純粋な時計としての能力に全振りしたデザインで、時計としての機能を重視する方にとってはかなり良さそう。
Miniはその名前の通りミニサイズ。当ブログで以前レビューしたAmazfitの最上位モデル、Amazfit T-Rex 2やAmazfit GTR 3 Proと比べるとその小ささが際立ちます。T-Rex
2自体がアウトドアモデルということもありますが、GTS 4
Miniは某社のウォッチと見間違う形と、無駄なボタンや装飾を削ぎ落とし純粋な時計としての能力に全振りしたデザインで、時計としての機能を重視する方にとってはかなり良さそう。
左からAmazfit T-Rex 2、Amazfit GTS 4 Mini(本機)、Amazfit GTR 3 Pro
本体の重量は非常に軽量で、バンド込みでの重量はわずか32g。アウトドアモデルのT-Rex
2から比較して約半分、GTR 3
Proと比較しても2/3以下と非常に軽量で装着時の負担が軽いのも嬉しいポイントです。
2から比較して約半分、GTR 3
Proと比較しても2/3以下と非常に軽量で装着時の負担が軽いのも嬉しいポイントです。
本体のデザインはかなりシンプルで1.65インチのAMOLEDディスプレイの他には右側にボタンがあるのみ。なお、ディスプレイ部は336×384と高精細で、また、AMOLEDの採用によって明るく鮮やかな発色を実現しています。
背面には、心拍数測定と血中酸素飽和度測定に対応したBioTracker™ 3.0 PPG
バイオメトリック
センサーを搭載。後述するように24時間の健康状態の監視にも対応しており、日々の細かな体調の変化にも気が付きやすいのも嬉しいところ。このセンサーを活かしてスポーツモードでの計測結果も充実しているのも特徴です。
バイオメトリック
センサーを搭載。後述するように24時間の健康状態の監視にも対応しており、日々の細かな体調の変化にも気が付きやすいのも嬉しいところ。このセンサーを活かしてスポーツモードでの計測結果も充実しているのも特徴です。
充電は専用の充電アダプターを利用。なお、Amazfit GTR 3/T-Rex
2の充電器とはサイズが異なっており共通利用はできませんでした。充電スピードは体感ではありますがかなり早め。丸一日利用したあと、夜にシャワーを浴びて少し休んでいる間に充電が完了。このスピード感であれば、充電に煩わしさを感じることも少なく便利です。
2の充電器とはサイズが異なっており共通利用はできませんでした。充電スピードは体感ではありますがかなり早め。丸一日利用したあと、夜にシャワーを浴びて少し休んでいる間に充電が完了。このスピード感であれば、充電に煩わしさを感じることも少なく便利です。
バッテリー持ちは非常によく、Amazfit T-Rex 2のレビューでも称賛していましたが本機はそれ以上の持ち具合を実現。丸3日、心拍数測定/血中酸素飽和度測定をフルに利用し、睡眠計測も2夜利用したあとでこの状況。1週間位ならなんとか持てそうなレベル感でした。
バンドは他の腕時計に比べると軽量化のためか、留具の先が若干簡略化。フックに引っ掛けたあとにバンドを内側に入れ込むタイプのため、ちょっと付け方には癖がありました。ただし、慣れてしまえば軽量、かつ、コンパクトで快適なつけ心地を楽しめます。
スマートフォンとの接続設定はシンプルで、初回起動時に表示されるQRコードを専用アプリであるZeppアプリで読み込むことでペアリングが完了。たいていは初回アップデートがあるため、接続完了後にアップデートを促され、アップデートを行うかと。
小さいけど見やすい大画面。上位モデルに劣らない豊富な機能も実現
Amazfit GTS 4
Miniは1.65インチの336×384、AMOLEDディスプレイを搭載。Amazfitシリーズの最上位モデルであるAmazfit
GTR 3 Proでも1.45インチのディスプレイだったため、GTS 4
Miniは「Mini」と唄いながらも大画面を実現。また、AMOLEDを採用していることで日光下であっても表示内容が見やすく、さらに低消費電力を実現しています。
Miniは1.65インチの336×384、AMOLEDディスプレイを搭載。Amazfitシリーズの最上位モデルであるAmazfit
GTR 3 Proでも1.45インチのディスプレイだったため、GTS 4
Miniは「Mini」と唄いながらも大画面を実現。また、AMOLEDを採用していることで日光下であっても表示内容が見やすく、さらに低消費電力を実現しています。
搭載するアプリや機能、通知表示などは上位モデルであるAmazfit GTR 3
Pro譲りで、低消費電力と美しい画面描写の両方を実現したAmazfitオリジナルOSであるZepp
OSの利点を引き継いでいます。GTR 3
Proなどに比べると画面の解像度が低いものの、大きな画面に読みやすい大きな文字でカレンダーや通知の内容が表示されるため読みやすいのも嬉しいポイント。
Pro譲りで、低消費電力と美しい画面描写の両方を実現したAmazfitオリジナルOSであるZepp
OSの利点を引き継いでいます。GTR 3
Proなどに比べると画面の解像度が低いものの、大きな画面に読みやすい大きな文字でカレンダーや通知の内容が表示されるため読みやすいのも嬉しいポイント。
なお、Amazfit GTR 3 ProやT-Rex
2で実装していた、LINEやWeChatへのスマートウォッチからの返信機能には非対応でした。ただし、SMSのみ返信に対応しており、アプリの通知に対しても実装しておいて欲しいところ。
2で実装していた、LINEやWeChatへのスマートウォッチからの返信機能には非対応でした。ただし、SMSのみ返信に対応しており、アプリの通知に対しても実装しておいて欲しいところ。
トップ画面周りであれば、メインの時計画面からのスワイプで天気予報を表示させることも可能。Zepp
OSで実装されている天気に合わせて背景を変えることももちろんでき、視覚的に見やすく、かつ、美しい印象。
OSで実装されている天気に合わせて背景を変えることももちろんでき、視覚的に見やすく、かつ、美しい印象。
画面を上から下にスワイプして表示するクイック設定パネルについては他のAmazfitのスマートウォッチと同じ挙動。バッテリー残量やカレンダー、明るさの調整や、GTS
4 Miniの画面を白く発光して懐中電灯代わりにすることが可能です。
4 Miniの画面を白く発光して懐中電灯代わりにすることが可能です。
その他のアプリ一覧は写真の通り。画面解像度が低めなことを逆手に取って、メニューのアイコンと文字が大きく見やすいのが嬉しいところ。なお、後述しますがサードパーティー製のアプリも少しずつ配信されており最後のようにナビゲーションやメモアプリを使うことも可能です。
純正のアプリ「Zepp App」で体の健康状態を一目で確認。24時間のSpO2計測も可能
他のAmazfit製スマートウォッチや、Xiaomi Mi
Bandシリーズと同じくスマートウォッチ/バンドから収集したデータは専用の「Zepp」アプリに常時収集。私が現在利用している体重計であるXiaomiスマート体組成計2の結果も合わせて同期することが可能で、運動量・睡眠状況・心拍数と血中酸素飽和度、そして体重/ボディスコアを一元管理できます。また、Google
Fitにデータを共有できるため、他のメーカーの製品に乗り換えてもデータを途切れさせずに蓄積できるのも嬉しいポイントです。
Bandシリーズと同じくスマートウォッチ/バンドから収集したデータは専用の「Zepp」アプリに常時収集。私が現在利用している体重計であるXiaomiスマート体組成計2の結果も合わせて同期することが可能で、運動量・睡眠状況・心拍数と血中酸素飽和度、そして体重/ボディスコアを一元管理できます。また、Google
Fitにデータを共有できるため、他のメーカーの製品に乗り換えてもデータを途切れさせずに蓄積できるのも嬉しいポイントです。
睡眠計測結果のUI周りは、これまでの縦長のスタイルから項目別にタイル型に分けた形に変更しよりコンパクトに。これはAmazfit
GTS 4
Miniだから、というよりは単純にZeppアプリのアップデートによるものですが個人的には見やすいかなと。なお、GTS
4 MiniではGTR 3 ProやT-Rex
2では可能だった睡眠中の血中酸素飽和度の計測結果の併記は不可になっています。
GTS 4
Miniだから、というよりは単純にZeppアプリのアップデートによるものですが個人的には見やすいかなと。なお、GTS
4 MiniではGTR 3 ProやT-Rex
2では可能だった睡眠中の血中酸素飽和度の計測結果の併記は不可になっています。
昼寝に関しても認識して結果を残してくれます。若干UIの構造が以前のUIを残している感じが、アップデート直後という感じ。
Amazfitのスマートウォッチは、スマートウォッチ内のアプリの設定も含めZeppアプリで完結できるのも魅力。設定ページのUIは他のAmazfitの製品とも大きく変わりません。
設定内では、BioTracker™ 3.0
PPGバイオメトリックセンサーで収集する健康状態の監視機能の設定が可能。心拍数モニタリングの感覚は1分間隔まで細かくできるため健康状態の変化に瞬時に気がつけるのも魅力。高心拍数/低心拍数時や、血中酸素飽和度が極端に低下している場合にはアラートを出すこともでき、体の状況を常に把握できます。
PPGバイオメトリックセンサーで収集する健康状態の監視機能の設定が可能。心拍数モニタリングの感覚は1分間隔まで細かくできるため健康状態の変化に瞬時に気がつけるのも魅力。高心拍数/低心拍数時や、血中酸素飽和度が極端に低下している場合にはアラートを出すこともでき、体の状況を常に把握できます。
通知に関しては大きい画面を活かして読みやすい表示が魅力的。アプリに応じて通知の同期をする/しないも制御できるため、本当に必要なアプリのみに表示を絞ることができます。なお、Amazfit
GTR 3 Proや、Amazfit T-Rex
2で対応していたLINEなどのSNSへの返信には非対応でした。ただし、SMSについては文面を編集して利用できるため、ちょっと中途半端なのが玉に瑕です。
GTR 3 Proや、Amazfit T-Rex
2で対応していたLINEなどのSNSへの返信には非対応でした。ただし、SMSについては文面を編集して利用できるため、ちょっと中途半端なのが玉に瑕です。
文字盤は予めかなり多くのタイプがダイヤルショップに無料で公開。スクエア型のディスプレイを活かしたデジタルな見た目のダイヤルから、通常の腕時計と同じ針があるタイプも用意しています。また、文字盤の常時表示にも対応しており、常時表示時の文字盤もデジタルとアナログ型の2種類を用意しており好みに応じて使い分けができます。
アナログ型の文字盤を適用してみると、意外とスクエア型ディスプレイにもマッチしていて良い感じ。余白部分に心拍数や歩数、天気情報をコンパクトに表示できるます。また、常時表示時の文字盤もこれまでの簡易的な内容に比べると意外と情報量が多くこれだけでも常用できるレベルでした。
その他の設定は上の通り。ナビゲーションWearや、メモ、株価情報など若干サードパーティ製のアプリもリリースされて独自OSのスマートウォッチでありながら拡張性を獲得しているのも魅力的。
明るさのメニューからは画面の輝度の自動調整のON/OFFや常時スクリーンON機能の利用有無を調整可能。前述したように詳細な表示を可能としている文字盤の他に、簡易的な常時ON時の文字盤も用意しているのも特徴的でした。
みちびきにも対応したGPSで高精度な運動測定を実現。対応する運動は120種類以上
運動測定に長けているAmazfitシリーズの特徴をAmazfit GTS 4 Miniでも受け継ぎ、本機でも120種類以上の運動計測に対応。みちびきを含めたGPSなどの位置計測にも対応しており、日本国内でも高い精度での位置計測機能を搭載しているのも特徴。運動時には、そのトレーニングでの目標をカロリーや距離ベースで設定したり、スマートフォンで再生している音楽の制御をすることも可能です。
ただし、Amazfit T-Rex 2で対応したルートナビゲーション機能には非対応。あくまでも最低限(とはいっても心拍数の常時モニタリングがあるので優秀ですが)の運動計測に対応していると思ったほうが良さそうです。
サイクリング時の計測結果では、移動したルートや移動距離、速度の遷移を簡単に表示。加えて心拍数の状況もモニタリングしていることで、その運動での運動効果を一目で確認できます。まだ残暑が厳しい季節でもあるので、昼間の運動はジムか、風を多く受けられるサイクリングに限ります。
ジムでの筋トレについても心拍数とラップごと(手動での切り替え)の回数を確認可能。簡易的ではあるにせよ心拍数から消費したカロリーも確認できます。なお、Amazfit T-Rex 2で対応していた運動内容の自動判別機能や記録機能は搭載していません。ただ、一定のルーティンでトレーニングをする分にはそもそもなくても困らないのかなという印象です。
ここまで高機能でも16,800円。メインとして使いたいオールインワンモデル
Amazfit GTS 4 MiniはAmazfitのスマートウォッチシリーズの中では、あくまでもエントリーモデルに位置する廉価なモデル。それでありながら、上位モデル譲りの睡眠計測や24時間の心拍数/血中酸素飽和度モニタリング、みちびきにも対応した高度な運動測定機能を搭載したオールインワンモデル。価格は16,800円に抑えられているというのも嬉しいポイントです。
Xiaomi 体組成計2
posted with カエレバ