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【Xiaomi新商品発表会】FeliCa採用のXiaomi Remi Note 9Tに、SIMフリーのRemi 9T、Mi Watchシリーズが一挙発表。日本市場を本気で攻めるXIaomiの新商品を一気にチェック

本日2月2日にオンライン上でXiaomiの新商品発表会が実施。Xiaomi初となるFeliCa/おサイフケータイ採用のスマートフォン、Xiaomi
Redmi Note 9Tや、圧倒的な価格を実現したXiaomi Redmi
9T、そしてスマートウォッチのMi WatchにMi Watch
Liteを一気に発表。以前から徐々に日本での販売量を増やしていたXiaomiが本気で日本市場の攻略に舵を切り大注目の内容でした。

FeliCa採用・5G対応・Mediatek Dimensity 800U採用のRedmi Note 9T

今回の一番のメインは、ソフトバンクから発売するスマートフォン、Xiaomi Redmi
Note 9T。SoCにMediatek Dimensity 800Uを採用し、4GB
RAM、64GBストレージ、6.53インチのFHD+ディスプレイを採用し、さらに5G通信にも対応したミドルハイレベルの性能を実現。カメラは4800万画素+200万画素+200万画素のトリプルカメラで、写真撮影能力も高い製品。それでいながら、販売価格は19,000円台(税別)を実現。
通信方式は5Gはn77のみのサポート、4GはFDD-LTE1,2,3,4,5,7,12,17,18,19,26,28に対応しソフトバンクのプラチナバンドに加え、ドコモのプラチナバンド帯にも対応。ソフトバンク専売機種ではあるものの単体購入、SIMロック解除を行えばドコモ網でも利用可能です。

写真のクオリティは1万円台の機種でありながら4800万画素のAIカメラを採用。Xiaomiのカメラの質の高さはこれまでレビューしてきたRedmi K30 5Gでも分かっている通りで、宣材写真レベルはさておき誰でも簡単に思いのままの写真の撮影が可能です。
また、見逃せないのがFeliCaを搭載したことでおサイフケータイに対応したこと。いよいよ3月からは伊豆方面への特急・踊り子でもえきねっとチケットレスサービスが開始になるなど紙の切符を使わず、Suicaだけで日本全国を回れるようになってきた中ではおサイフケータイはマスト。2万円以下で使えるのはかなりアドです。

15,900円で必要な性能はすべて満たす、Xiaomi Redmi 9T

最低限スマートフォンが使えれば良い、という需要は一定程度存在しており、その要請に答える機種は多く日本でも登場しています。ただ、廉価モデルはその価格なりにカメラ性能やディスプレイの性能を削ぎ落としているのも事実。ただ、Xiaomiは例外でした。15,900円(税別)で4800万画素のカメラにQualcomm Snapdragon
662、そして6.53インチのFHD+ディスプレイ
採用のRedmi 9Tが登場です。

何よりも嬉しいのが圧倒的なカメラ性能。廉価版を極めたRedmi 9Cでも意外ときれい、なんて驚いていたXiaomiのカメラですが、本機は4800万画素の高画質を実現。広角カメラも800万画素、200万画素のマイクカメラと深度センサーを搭載し誰でもボケ感のある写真の撮影が可能です。

スマートフォンにおいてディスプレイは一番の命。大画面でも解像度が低ければ台無しでづし、発色も、カメラの配置も利用していく中では重要なポイントに。Remi
9Tはしずく型のフロントカメラを採用し、ディスプレイのベゼルを極限まで抑えた大画面を実現。解像度は2340×1080で映像も高精細に楽しめるのも魅力的。

ここまで諸々に搭載したXiaomi Redmi
9T、価格の攻め方も他社の追従を許さないレベルで、税別15,900円。すでに家電量販店などでは予約が始まっており、楽天ビックなどでは17,490円(ポイント還元有)で予約受付中。安くても性能面で追い求めたいというニーズに対して最適解を出してきたRedmi
9Tはサブにも、メインにも最適な一台になるはず。

12,980円で血中酸素飽和度測定も対応。Xiaomi Mi Watch

最も衝撃的だったのが新しく登場したスマートウォッチ、Xiaomi Mi Watch。おそらく中国で販売されているMi Watch Colorが日本上陸した形ではあるものの、その性能、機能に対しての価格が圧倒的。税込12,980円で最長16日間のバッテリー持ちに、血中酸素飽和度測定まで実現した製品です。

健康状態のチェックには24時間常時測定できる心拍数測定と、血中酸素飽和度測定機能を利用可能。自動で睡眠計測まで行えるため、機能としては4万円弱のTicWatch Pro 3 GPS並みの性能を実現したもの。
GPS性能も高くGPSだけでなくGLONASS、Galileo、BeiDouの4つの衛星に対応。流石にみちびきには対応していないものの、全世界で高い精度の位置測定が可能になりランニングなどの運動の記録でも正確な位置の把握が可能。

バッテリー持ちも非常によく通常の利用時には16日間利用可能。省電力モードなら22日間、屋外スポーツモードの利用時でも50時間もバッテリーが持つため、普段は充電を意識せずに使い倒せるのも魅力的。

運動計測機能も大幅にパワーアップ。17種類の通常の運動モードに加えて、100種類もの運動計測機能に対応。心拍数、速度、消費カロリーなどを正確にモニタリングすることが可能。公式サイトのリストには「乗馬」もあり、乗馬を始めたばかりの私も安心の種類の豊富さでした。

Xiaomi Mi Watchのスペック

ディスプレイ:1.39インチ 454×454 AMOLEDディスプレイ
OS:MIUI For Watch(Android Wearベース)
SoC:不明
RAM・ストレージ:不明
センサー:心拍数センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、地磁気センサー、気圧センサー、環境光センサー
Bluetooth:5.0 BLE
位置測定:GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou
バッテリー:420mAh
稼働時間:14日間(通常時)、22日間(節電モード)、22時間(スポーツモード)
防水性能:5気圧防水
サイズ:46.2 × 53.3 × 11.4mm

8,000円で買えるスマートウォッチ、Mi Watch Lite

本格的な運動計測をするといった場合にはMi Watchがおすすめですが、最低限の健康状態の測定と運動計測ができれば良いという場合は廉価版のMi Watch Liteがベター。税込み8,999円という価格で買えるスマートウォッチです。

ディスプレイは1.4インチの大画面TFTディスプレイを採用。解像度はMI Watchに比べると低めの320×320ではあるものの十分な精細さを実現。健康モニタリング機能も充実しており、心拍数測定も睡眠測定も自動で実施。日常生活のリズムをスマートウォッチを通じて確認し健康管理にも役立てる製品です。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています