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【OpenRock Pro】ランニング中でもずれないフィット感と迫力ある低音再生を実現。完全ワイヤレスなオープンイヤー型イヤホン、OpenRock Proレビュー【PR】

夕方になると風もあり涼しく感じ秋の訪れを感じる季節。運動しやすい季節になってきたこともあり、私の自宅周辺でも夕方になるとランニングをしている人をよく見かけるようになってきました。ランニングやスポーツをしている際に、個人的には音楽を聴きながらノッて行きたいもの。ただ、ランニング中にちょうどよく使えるイヤホンはあまり多くありません。
当ブログでも様々なランナー向けのイヤホンをご紹介してきており、過去には超小型、かつ、ノイズキャンセリングも搭載した1MORE Comfobuds Miniや、空気伝導型のMu6 Ringなどをレビューしてきました。今回はまわりの音を聞き取れるオープンイヤー型(空気伝導型)で、完全ワイヤレスタイプのワイヤレスイヤホン、OpenRock
Proをメーカーより提供していただいたのでレビュー。
OpenRock
ProはOneOdioが生み出したスポーツ愛好家のためのオーディオブランド、OpenRockから初登場した製品。周囲の音が聞こえるオープン型でありつつ、低音再生能力を向上させたことで、音楽を楽しみやすくなった製品。Amazonでは16,000円台(記事執筆時点)で販売中で購入しやすい価格も魅力的です。

高い装着感を確保した、イヤーバンド部。ドライバー部分にも工夫が

      
OpenRock
Proのパッケージから確認。OpenRockのテーマーカラーである黄色を側面とアイコンに利用し、スタイリッシュなデザインです。スポーツ向けというのが分かりやすい前面の写真と、スペックについても詳細に記載しています。技適マークと認証番号も背面には印字されていました。

同梱品は本体の他には、充電用のUSB Type-A to
Cケーブル、説明書、クイックスタートガイドが付属。装着方法についてはイラストを中心とした解説も別途付属しており分かりやすいのも印象的でした。
      
説明書はイラストも交えて使い方を解説。もちろん日本向けのローカライズも行われているため、必要に応じて使い方を確認できます。ただ、そもそも専用アプリもないシンプルな操作性の製品のため実際に参照することはほぼないはず。

     
ケースに関してはイヤホン本体自体がそこそこ大きいため大型。他のワイヤレスイヤホンのケースから見ると2倍以上の大きさがあるため、大きいなと感じる部分は正直なところ。今どき珍しく、ケース内ではイヤホンは縦向きに収納します。底面には充電用のUSB
Type-C端子を搭載しています。

本体は特徴的なデザインをしており、耳の形状全体を覆うようにして装着するような構造。左右どちらのイヤホンのハウジング部にもOpenRockのロゴがシルバーベースの面に印刷されてスタイリッシュな仕上がりになっています。

      
スピーカー部分にあたるハウジング部には、物理ボタンを備えているのも特徴。通常は充電ケースに入れて行い、ケースに入れた段階で電源がOFFになり、取り出すと電源ONになるものの、本体のボタンでも電源ON/OFFができるため必要に応じて単体で持ち出すという使い方も可能です。
通常利用時には、この物理ボタンが音楽再生の再生/一時停止、曲送り、曲戻しのボタンとして利用可能。また、スマートフォンとの接続時には着信時の応答についても本ボタンから行います。

実際に装着してみた感じが上の写真。耳孔の上のあたりOpenRock
Proのドライバー部分がちょうど当たるような構造で、外の音を聞けるようにしながら音楽を楽しめるという形を実現しています。一部のレビューでは装着感に微妙な評価を下しているものもありましたが、個人的には十分許容できる範囲かと。
この装着感を実現しているのが。耳にフィットさせるために本体についているシリコン部分。このシリコンが自由に変形させられるため、耳の形状に合わせて本体の折れ曲がり具合を調整できるだけでなく、耳孔に対しての角度も調整することが可能です。ただ、利用を開始して最初の1週間ほどはこのバンド部の調整を繰り返していたため、ある程度慣れて調整がうまく行く必要がある、というのは留意が必要です。

実際に他のワイヤレスイヤホン(FiiO
FW3)と比較してみてもなかなか巨大。個人的にはですが、通常本モデルは荷物を気にするような場面では利用せず、それこそランニングやウォーキングなどで使うことが中心と思うためそんなに困らないのではないかと。ちょっと外すときには、前述のようにケースを使わずに電源をOFFにしてしまえば良さそうです。

意外と低音も出せる実力派。ながら聴きには最高の一品

OpenRock
Proの音質について、まずは率直な感想から。以前レビューしたことのある空気伝導型であるMu6
Ringはスピーカー部分を耳の外に置いていたことで、音質面ではスカスカ気味になってしまう印象がありました。対してOpenRock
Proは思っていた以上に音が出るという感じ。耳の中にイヤホンのように直接入っているわけでは無いにせよ、耳孔のすぐ上にある構造だからこそという感じ。

OpenRock Proは、OpenRockが独自開発した新技術であるOpenRock
TubeBassテクノロジーを採用。空気伝導型イヤホンの弱点である低音の再生能力を高められるような特殊設計で、20Hz~100Hzの低域であっても他社製品の2倍以上の再生能力を実現したんだとか。16.2mmの大口径のダイナミックドライバーもこの再生能力の要因となっています。

様々な曲を試しに聴いてみましたが、普通に音楽を楽しめるサウンドといった感じ。ただ、注意が必要なのがちゃんと耳にフィットした状態でないとそのサウンドは活かしきれない印象だったこと。
今回はレビューのためと言いつつ、私が所有する唯一の完全ワイヤレスタイプの空気伝導型の製品のため、日々のランニングやウォーキング、家事の際といったあらゆる場面で利用してその利用感を確認してきます。まずは、一番用途として多いであろうランニングから。
他のブログなどのレビューを見ていると、ランニング中にどんどん揺れが大きくなってしまうようなことが書かれていましたが、シリコンバンド部分をうまく耳に合わせられれば、かなり高いフィット感を実現できていました。30分ほどのランニングと、ジムでの筋トレ中ずっと付けていても、耳が痛くなることもズレて取れそうになることもなく快適そのもの。小型のカナル型の製品よりも長時間利用では最適という印象でした。
接続性能はかなり高く電車内であろうが桜木町駅前をランニングしようが接続が途切れたことは誇張でもなく一度もありませんでした。他社のワイヤレスイヤホンは一部では接続性能が悪化してしまうこともありますが、OpenRock
ProはQualcomm製のチップを利用していることが功を奏しているのか、高い接続性能を実現しています。

スマートウォッチ Amazfit Cheetahも水洗いOK
ランニングなど一通りの運動を終えると当然汗で汚れてしまいますが、OpenRock
ProはIPX5の防水性能を確保。汗自体が駄目という製品もあるなか、本製品なら利用したあとに水洗いしてもOK。私の場合、スマートウォッチも汚れているので帰宅してシャワーを浴びるまでの間にまとめて水洗いをし、風呂に入っている間に乾燥というふうに洗っています。

個人的に感じているもう一つのポイントが音漏れの少なさ。音を鳴らすスピーカー部分があくまでも耳の内側に向いていることや、特殊なデュアルパイプ構造を採用したことで耳孔の外に向かって漏れる音を打ち消すことで音漏れを防いでくれるというもの。実際に利用していても、音を上げたとしても音漏れを防げるため利用する場所を選ばない印象でした。
実際に電車の中で利用してみても、音量を上げすぎなければ問題なさそう。ただ、電車の場合周りの音が大きいため快適に使えるか、というところでは微妙ですが、アナウンスもきちんと聞けるようにしておきたい場面では重宝するかも。それこそ、空港などでは意外と便利に使えるかもしれません。ラウンジにいてもアナウンスを聞き取れそうですし。

音楽を楽しみながらランニングを自由に。最高の万能イヤホン

今回レビューしたOpenRock
Proは、最近どんどん数を増やしている空気伝導型のイヤホンの中でも完全ワイヤレスによる高い利便性と、OpenRock
TubeBassテクノロジーによって実現した開放型イヤホンの苦手な低音の再生能力を実現した製品。シリコンバンドによって装着感も高く、水洗いができることでランニングなどのスポーツに最適な製品に仕上がっています。
私も最近はAmazfitのスマートウォッチのZeppコーチにどやされながら、週2,3日はランニングをしており、その際の音楽再生にはOpenRock
Proがすでになくてはならない存在に。使ってみれば、この使い勝手の良さと音質で空気伝導型イヤホンの魅力を感じれるはずのOpenRock
Pro。ぜひ、これからの季節の運動のお供に購入してみてはいかがでしょう。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています