5月26日にSONY様が開催した、「Xperia X Performance タッチ&トライ」アンバサダーミーティングに参加し、6月発売のXperia X Performanceについてのプレゼンを聞いたり、個別で機能の解説を聞いたりしてきました。今回は、その会場での様子のレポートです。
「Xperia X Performance タッチ&トライ」アンバサダーミーティングに当選しました。
超満員の会場で開催
東京会場は申し込みが非常に多く、#裏Xperiaアンバサダー が開催されるくらいには参加を希望したものの参加できない方がいらっしゃるほどでした。上の写真は実際の会場の様子ですが、皆様Xperia X Performanceを体験されています。
ちなみに、今回はXperia飯ではなくお弁当でした…ちょっぴり残念…
そして、タッチアンドトライコーナーでは、このように他社製品との比較や、内部のパーツの分解したものなども展示されていました。
では、この名札を付けて参加です。(何故か本名で申し込んだのでモザイクがかかっています)
各部門の開発担当者がプレゼンテーションを実施
当日は各部門の開発担当者の皆様が、X Performanceでの改善点について詳細にプレゼンしてくださいました。
そのすべてをご紹介するのは流石に面倒くさい長くなりすぎてしまうので、今回は個人的に気になった点をピックアップしたいと思います。
X5比2倍のCPUに、1.4倍のGPUへ
SoCにはQualcommのSnapdragon 820を搭載し、前作のXperia Z5に対してさらにさくさく使えるようになりました。CPUは2倍へ、GPUは1.4倍の性能を持つようになります。
さらに、通信速度についても、NTTドコモについてで1.5倍の375MBpsに対応するように鳴りました。
そもそも、個人的にはQualcomm社製のSoCを搭載したミドルレンジ以上の機種ではこの機種が初めて長期間使うものになるので、非常に楽しみです。(ローエンドでは210搭載のKATANA01をOrefolder様からお借りしました。)
バッテリーの寿命を伸ばす工夫も
CPUにおける改善のハードウェア面で30〜40%の電池持ちの改善を果たしただけでなく、X Performanceではバッテリーの状態を常時モニタリングして充電速度を調整することで、バッテリーの寿命を従来の2倍に改善させたとのことです。
また、背面パネルも、素材自体がメタルになったことによる熱拡散の効率化に加え、放熱シートや銅板の追加で30%放熱効率を向上させたとのこと。
先読みオートフォーカスでシャッターラグの最小化も実現したカメラ
Xperiaと言えば、SONY、SONYと言えばαシリーズ、ということで、SONYのカメラは私自身もα6000を愛用しているように、非常にレベルの高いものを登場させています。今回のX Performanceにもこの技術をふんだんに活用しているとかなんとかなのですが、αシリーズ系統との連携の言及は特にありませんでした。
さて、X Performanceでは高速起動・先読みオートフォーカス・新開発のフロントカメラによってカメラについて大きく改善しました。
起動速度は、ロックスクリーン状態からの立ち上げを0.6秒まで短縮し、また、撮影後にアルバムへ遷移する際のスピードも大きく改善しました。(実際に触ってみた印象では、0.6秒では流石にない印象でした…もっと遅かった…)
オートフォーカスについては、コントラストAFのと位相差AFの2つを組み合わせたハイブリッドAFに、(撮影禁止のあれこれ)による信頼度マップを利用し、AFの高速化と正確性の向上を図りました。
シャッターを押してから撮影されるまでのラグであるシャッターラグについても、先読みオートフォーカスによって改善したそうです。
フロントカメラのイメージセンサーは13MP 1/3のセンサーを搭載し、F1.8のレンズと合わせて高画質での撮影が可能になりました。また、Multishot NRによって実質ISOは6400まで拡大したとのこと。
ブラビアチームとも連携したディスプレイ
ディスプレイに関しては色域の改善が大きくなされました。カラーフィルターの新開発と、バックライトLEDの変更で、特に緑色の発色の向上を図ったとのこと。
さらに、ブラビアチームとの協力により、ブラビアでのチューニングアプローチを移植しOne SONYの画質の実現を図ったとのこと。実際、ディスプレイの美しさは私の手持ち端末と比較すると圧倒的でした。
オーディオ面では、録音面を大きく改善
動画の録画時や、音声録音時の音声性能を改善したとのこと。マイクを左右対称に設置したことで、ステレオ感の大幅な向上を図ったとのこと。音声処理性能は従来の16bit処理から24bit処理に変更になり、ノイズリダクション技術の改善により携帯電話とは思えない音質での録音を可能にしました。
実際にタッチ&トライの際には、某A社のiスマートフォンでの録音と、X Performanceでの録音の比較音声を聞くことが出来ましたが、X Performanceのノイズの無さ、そしてレンジの広さと解像度の高さにはスマートフォンのマイクとは思えない性能を感じさせられました。
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