味噌汁飲みながら記事を書いていたので、味噌汁と合わせてみました |
先日フォトレビューを公開したTeclastのフラッグシップともいえる2-in-1タブレットTeclast X3 Proのセットアップも完了し、実際に使用し始めて見ましたので、そのファーストインプレッションを公開します。同じく2-in-1機であるCHUWI HiBookに対して非常にパワーのある機種で、よりパワフルな作業もこなせこちらも十二分に活用できそうです。
Skylake世代のCoreMプロセッサーに8GB RAM、128GB SSDを搭載して494ドルの超ハイスペック2-in-1タブレット、Teclast X3 Pro気になりません…?
【フォトレビュー】494ドルのCore Mに128GB SSD搭載のタブレット、Teclast X3 Pro到着です!
【レビュー】過度な期待は禁物、Teclast X3 Proのデジタイザーペンを試す!
Core Mプロセッサーのおかげで、ストレスフリーな使用感
CHUWI HiBookのレビューを公開した際に、Baytrail世代のAtomからCherryTrail世代になったことでWindowsでの使用感が向上したと書いていましたが、Core Mプロセッサーでの使用感はそれを遥かに超えるものでした。OSがWindowsだけというのが個人的に不安にも感じていましたが、その不安を吹き飛ばしてくれる性能でした。
Windows10の起動は高速起動を有効にしているのもありますが、15秒(実測)で立ち上がり、スムーズに作業を開始することができます。また、8GB RAMのおかげでGoogle Chromeをガッツリ使ってもRAM不足を感じることもなく、高性能なラップトップと同じ感覚で作業可能です。
大学のOffice 365のライセンスがあるので、早速Officeもインストールしましたが、操作感はなかなかのものでした。
PC MARK8のスコアは2072
今回、Windowsエクスペリエンス インデックスが何故か取得出来ませんでしたので、いい加減ちゃんとしたベンチマークを取ってみることにしました。
今回は鉄板とも言えるPC MARK8を回してみましたが、スコアは2072という数値でした。
GET-NETさんのページでの比較では、Atom X5-Z8300では1203ですので、それに比べると性能面が向上していることが伺えます。
Antutuは16万点台
AntutuのWindows版が出ていましたので試してみました。165,140点と、12万点台のLeeco Le MAX2も大きく引き離すスコアを記録しました。
11.6インチのフルHD液晶は小ささを感じないレベル
Teclast X3 Proは当ブログ市場1,2を争う人気コンテンツとなったCHUWI HiBookよりも更に大きい11.6インチのフルHD液晶を搭載しています。モバイルノートPCと呼ばれる製品群が11.6インチ帯から12インチ超に展開されており、それに匹敵する大きさです。
ThinkPad X240(下)とTeclast X3 Pro() |
そのように考えると大きすぎるように感じますが、あくまでもタブレットのためキーボードケースをつけた状態でも厚みは1.6cm(実測値)であり、持ち運びの上ではラップトップに対して優位性があります。
ThinkPad X240(12.5インチ)と重ねてみるとほぼ同じサイズ |
使用感としては、11.6インチ液晶は非常に大きく、10.1インチのHiBookではWindowsで2つウインドウを並べると窮屈に感じたのが、X3 Proでは特に違和感なく使用できています。作業効率に関しては、X3 Proの方が圧倒的に便利でした。
キーボードは若干重めなものの、満足なレベル
キーボードに関しては、Surfaceに似ているデザインの端末ではありますが、良い意味で真似をせず通常のメンブレン方式になっています。そのため、打鍵感もしっかりとあり、またキーピッチも余裕があるものになっています。若干キーが重めに感じますが、十分使えるレベルの製品です。