持っていると家事の負担を大幅に削減し暮らしを便利にしてくれる家電といえば、毎日自動で床掃除をしてくれるロボット掃除機が挙げられます。私の個人的な友達などでも利用者が結構増えてきている印象で、ロボット掃除機の利便性の高さを知る人が増えたからと言えるかと。ただ、ロボット掃除機を導入する際の障壁が値段の高さ。今回は値段と性能を両立したTP-Linkのロボット掃除機Tapo
RV10 Plusをメーカーより提供していただいたのでレビュー。
RV10 Plusをメーカーより提供していただいたのでレビュー。
TP-Link Tapo RV10
Plusは、Wi-Fiルーターなどを多くリリースするTP-Linkから登場したロボット掃除機。2000Paのパワフルな吸引力と、ジャイロセンサーを利用したマッピング機能、水拭き機能に加えて自動でのゴミ収集にも対応。ロボット掃除機を使う上で面倒なゴミの回収まで全部できてしまうオールインワンモデルでありながら、34,800円(Amazon参照・クーポン適用後)という安さを両立した製品です。
Plusは、Wi-Fiルーターなどを多くリリースするTP-Linkから登場したロボット掃除機。2000Paのパワフルな吸引力と、ジャイロセンサーを利用したマッピング機能、水拭き機能に加えて自動でのゴミ収集にも対応。ロボット掃除機を使う上で面倒なゴミの回収まで全部できてしまうオールインワンモデルでありながら、34,800円(Amazon参照・クーポン適用後)という安さを両立した製品です。
※この記事はTP-Linkさまより製品の提供を受けています。
TP-Link Tapo RV10 Plus
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カエレバ
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コンパクトな本体に機能を集約。ゴミ収集スタンドも小型化
まずはパッケージから確認。パッケージは外箱と内箱の2重構造になっており、内箱には本機のポイントであるゴミ捨て不要な点などが記載。TP-LinkのスマートホームアプリであるTapoアプリと、Google
Home、Amazon Alexaに対応している旨もロゴが印字されて分かるようになっています。
Home、Amazon Alexaに対応している旨もロゴが印字されて分かるようになっています。
同梱品は本体の他にゴミ収集を行うためのドッキングステーション、水拭き用のモップ、予備のサイドブラシとフィルター、ゴミ収集スタンドの紙パック、説明書が付属します。ダストバッグや、メインブラシ、サイドブラシについてはAmazonなどで純正の交換品が販売中。一定程度で買い替える必要がありますが、簡単に交換品を購入できるのは安心できます。
ゴミ収集をする充電スタンドについても確認。後述しますが、本製品はロボットの進行方向後ろ側にゴミをスタンドに送るための排出口が配置されており、充電スタンドには後ろ向きで入っていきます。この排出口の構造もあってか、他社製品であるような充電スタンドの下部に大きな排出用の口などが必要なく、ゴミ収集部分がコンパクトになっている印象。
この充電スタンドの上部の蓋をあけると紙パックを利用したゴミ収集部分にアクセス可能。ダストボックスの容量は4Lを確保しており、メーカー公称では約70日分のゴミを集められるとか。ロボット掃除機本体のゴミ収集部は容量が限られるためこまめに中身の処分が必要ですが、その手間を大幅に削減できるのは魅力的です。
本体のデザインも確認。Tapo RV10
Plusは基本的な操作も含めてすべてスマートフォンのTapoアプリで行うため、リモコンは付属しないものの手動で動作させられる操作ボタンを本体上部に配置。すぐに掃除を開始したい場合には、押すだけで作動させることも可能です。
Plusは基本的な操作も含めてすべてスマートフォンのTapoアプリで行うため、リモコンは付属しないものの手動で動作させられる操作ボタンを本体上部に配置。すぐに掃除を開始したい場合には、押すだけで作動させることも可能です。
背面の構造もチェック。本機は掃除機周辺のゴミをかき集めるサイドブラシは片側のみに搭載している構造。前側にある回転するタイヤを利用することで進行方向を自由に変えながら部屋を掃除していきます。真ん中にはメインブラシを搭載し、後ろ側にダストボックスを搭載しています。
メインブラシは必要に応じて交換が可能。後述するように、サイドブラシ、メインブラシの寿命についてはTapoアプリからも確認が可能。適切なタイミングで最新のものに交換して使い続けることで、常に最適な掃除の性能を確保することができます。
ダストボックス部分は、ゴミを収集するダストボックスと水拭きをする際のウォータータンクの両方の機能を持っている仕様。このため、本体のダストボクスの容量は350mlと少なめです。高性能フィルターを搭載しており、0.3ミクロン以上の微細塵の99.9%をキャッチし、クリーンな排気を実現します。
本体のメインスイッチは側面に搭載。引っ越しなどでしまう際には、本スイッチをオフにすることで誤って動作する心配はありません。
ジャイロセンサーでも部屋全体を効率的に清掃。水拭き性能も十分
実際にTapo RV10
Plusを自宅に設置してその掃除性能や使い勝手を確認していきます。本機は前述したように本体上部に搭載しているボタンを使って掃除の開始を制御することが可能ですが、Wi-Fi経由でスマートホームデバイスとして利用するほうが、掃除のスケジュールを組んだり、結果の確認ができるため便利です。
Plusを自宅に設置してその掃除性能や使い勝手を確認していきます。本機は前述したように本体上部に搭載しているボタンを使って掃除の開始を制御することが可能ですが、Wi-Fi経由でスマートホームデバイスとして利用するほうが、掃除のスケジュールを組んだり、結果の確認ができるため便利です。
本機のネットワークへの接続にはTP-Linkの他のスマートホーム機器(ベッドライトや電球)で利用するTapoアプリを利用します。アプリからデバイスを追加しようとすると、本機が選択肢に出てくるため、アプリの私事に従ってセットアップを行っていきます。
基本的にアプリ側で表示されている内容に沿って、本体を操作しペアリングモードにした後はアプリ上での操作だけでネットワークへの接続が完了。セットアップ自体は非常にスムーズに進めていけ、数分で完了しました。
セットアップが完了すると、Tapoアプリの【マイホーム】画面と、【掃除機】のメニューの両方に本機の情報が表示されます。TP-Link側もこの掃除機については力を入れているようで、専用のタブで情報を集約できるようになっています。0
今回はセットアップ直後のタイミングでファームウェアアップデートが配信されていました。最新のアップデートでかなり機能拡張されていることもあり、今後も定期的にアップデートがされていくのではないかと期待できます。
TapoアプリをGoogle Homeに接続していれば、Google
Home側でも本機の情報が表示されます。Google
Homeアプリから掃除の開始や、充電ドックへの移動の指示を送れるのはもちろんのこと、Google
Nest Hubなどを利用して掃除の開始を指示することもできます。Google
Homeのルーティンに組み込んで、毎朝目覚ましを止めたら掃除を開始、なんてことも可能です。
Home側でも本機の情報が表示されます。Google
Homeアプリから掃除の開始や、充電ドックへの移動の指示を送れるのはもちろんのこと、Google
Nest Hubなどを利用して掃除の開始を指示することもできます。Google
Homeのルーティンに組み込んで、毎朝目覚ましを止めたら掃除を開始、なんてことも可能です。
Tapoアプリに戻って、Tapo RV10
Plusの清掃設定についても確認。設定可能な項目はシンプルで、部屋全体を何周清掃するのかと、その清掃時の吸引力、そして水拭きタンク取付時には水量の調整が可能です。
Plusの清掃設定についても確認。設定可能な項目はシンプルで、部屋全体を何周清掃するのかと、その清掃時の吸引力、そして水拭きタンク取付時には水量の調整が可能です。
Tapo RV10
Plusは掃除中のナビゲーションはジャイロセンサーを用いて行っていく仕様。このため、掃除を開始した際には掃除をした面積と、掃除時間は表示されるものの部屋の地図は表示されません。掃除中はいつでもアプリから充電ドックに戻る操作を行うことも可能です。
Plusは掃除中のナビゲーションはジャイロセンサーを用いて行っていく仕様。このため、掃除を開始した際には掃除をした面積と、掃除時間は表示されるものの部屋の地図は表示されません。掃除中はいつでもアプリから充電ドックに戻る操作を行うことも可能です。
掃除中はサイドブラシを利用しながら床のゴミを集めて、本体中央部のメインブラシでゴミを収集。カーペットの上といったゴミの回収しづらい場所でも、ブラシのパワーでゴミをぐんぐん吸い込んでいきます。また、私の自宅の場合は部屋と廊下の間に段差がありますが、スイスイ乗り越えて進んでいってくれます。
3倍速で掃除の様子を撮影したもの |
レビュー時にもともと不安に感じていたのが、本機のナビゲーション能力。最近の高機能なロボット掃除機(TP-Linkの上位モデルであるRV30 Plusも含め)では、LiDARを利用して部屋の地図を作成し、その地図に基づいて正確に位置を把握しながら部屋をまんべんなく掃除するようになっています。対して本機は、進んでいる方向をジャイロセンサーで認識しながら掃除するもの。果たして部屋全体をきちんと掃除できるのかは不安でした。
実際に動作させてみるとその心配は杞憂で、上の動画のようにスムーズに掃除が可能でした。仕組み自体は単純ですが、そのセンサーの精度の良さもあってか、同じ場所で無限ループしたり、一部の掃除漏れといったことなく効率よく部屋全体を掃除できました。
水拭き用のモップも利用。タンク内に水を入れて、モップをダストボックスに取り付けて、本体に装着することで、自動的にRV10
Plusがモップがけモードに切り替わります。先の掃除設定で水量の調整を行い、その設定に従って掃除中にモップに給水していきます。
Plusがモップがけモードに切り替わります。先の掃除設定で水量の調整を行い、その設定に従って掃除中にモップに給水していきます。
写真では若干分かりづらいですが、写真右側に水拭き前と後の部分の境目がありますが、水拭きしたフローリング部分は若干色が濃くなっていることが分かるかと。水拭き後の床は、濡れすぎない程よいレベルで、ゴミは取れるけれどもその後すぐに乾くちょうどよい水拭き加減で好感が持てました。
掃除が完了するとスマートフォンに掃除完了の通知が飛び、掃除した範囲のマップや、かかった時間を確認可能に。ジャイロセンサーのデータをもとにしたマッピングですが、LiDARで作成した地図(ECOVACS DEEBOT N8+・レビュー)と比較しても、大きなズレはないように感じるのが驚き。結果を見ると、掃除残しがないことが分かりやすい印象でした。
Tapoアプリ上では、過去の掃除の履歴を確認したり、RV10
Plusの詳細な設定、さらにはアプリ上で純粋に掃除機を操作するリモコン機能も搭載。掃除に関する設定で言えば、カーペットを検知した際に自動で吸引力を上げたり、玄関の段差を検知した際にそれ以上先に行かないようにする【玄関での落下防止】機能も搭載しています。
メインブラシやサイドブラシ、フィルターやゴミ収集用の紙パックについても稼働時間や吸引量からその寿命についてもアプリから確認可能。性能が低下しきってしまう前に適切なタイミングで交換品を購入しておくのが得策。ブラシとフィルターのセットで2,000円強で購入可能です。
手軽に導入して、気楽に使えるロボット掃除機
今回レビューしたTP-Linkのロボット掃除機、Tapo RV10
Plusは34,800円(Amazon参照・クーポン適用後)という安価な価格でありながら、大型のブラシと2000Paの吸引力を活かした吸い込み掃除と、水タンクを利用した水拭き、そして約70日ゴミ捨てを不要としたゴミの自動収集機能を備えた高機能なロボット掃除機でした。
Plusは34,800円(Amazon参照・クーポン適用後)という安価な価格でありながら、大型のブラシと2000Paの吸引力を活かした吸い込み掃除と、水タンクを利用した水拭き、そして約70日ゴミ捨てを不要としたゴミの自動収集機能を備えた高機能なロボット掃除機でした。
ゴミ収集機能付きのモデルは、最近では低価格な製品が出てきたとはいえまだまだ手軽に購入できる価格ではないのも本音。安価な価格で購入しやすさを確保しつつ、Tapoアプリを通じてGoogle
Homeなどのスマートホームにも対応したロボット掃除機、TP-Link Tapo RV10
Plusを導入してはいかがでしょう。
Homeなどのスマートホームにも対応したロボット掃除機、TP-Link Tapo RV10
Plusを導入してはいかがでしょう。
TP-Link Tapo RV10 Plus
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TP-Link Archer AX20
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