Amazfit Balance 3(ステンレススチールモデル)のレビュー記事のアイキャッチ
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【Amazfit Balance 3】最大3,000nitの1.5インチAMOLEDとサファイアガラス、HybridChargeで旅の疲れまで見える。実測81.0g・ステンレススチールモデルを約2ヶ月使ったAmazfit Balance 3レビュー

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本記事はAmazfitより製品(Amazfit Balance 3)の提供を受けて作成しています。

Amazfit Balance 3(ステンレススチールモデル)のレビュー記事のアイキャッチ

スマートウォッチは、スマートフォンの通知を手元で確認するだけでなく、睡眠や心拍数の記録、ランニングの計測まで1台でこなす道具になりました。当ブログでもAmazfitのスマートウォッチは、アウトドア向けのAmazfit T-Rex 3や1.5インチの大画面を持つAmazfit Active Max、ランニング向けのAmazfit Active 3 Premiumと数多くレビューしてきました。仕事の場面でも着けるとなると、選びたいのはラウンド型で腕時計らしいデザインのモデル。ただ、これまでのラウンド型のスマートウォッチには、腕時計らしいデザインではあっても若干の野暮ったさが残っていた印象です。その点、ステンレススチールのフレームを使ったモデルなら、金属の質感のおかげでジャケットの袖口からのぞいても腕時計として違和感のない見た目になります。

今回はAmazfit Balance 2の後継モデルにあたるAmazfit Balance 3のステンレススチールモデルを、メーカーより提供していただき約2ヶ月使用してレビュー。最大3,000nitの1.5インチAMOLEDディスプレイにサファイアガラスを組み合わせ、デュアルバンド・6衛星測位、64GBストレージ、Bluetooth通話に対応したスマートウォッチです。身体のエネルギー残量を示すAmazfit独自の指標のHybridChargeにも対応し健康管理もバッチリ。価格はステンレススチールモデルが63,800円(税込)、チタンブラックモデルが75,800円(税込)です。登山や海外旅行に持ち出した様子は、アウトドア編として別の記事にまとめる予定です。

Amazfit Balance 3のスペック

手首に着けたAmazfit Balance 3(HYBRID文字盤)
項目スペック
OSZepp OS
ディスプレイ1.5インチ AMOLED(480×480、323ppi、最大3,000nit)
カバーガラスサファイアガラス
本体素材ステンレススチールモデル: ステンレススチール製フレーム&パーツ、繊維強化ポリマー製シェル / チタンブラックモデル: グレード5チタニウム製フレーム&ケース、ステンレススチール製ボタン
サイズケース直径51.4×51.4mm / 厚さ12.5mm(心拍センサー含む14.6mm)
重量ステンレススチール62g / チタンブラック55g(ストラップ除く) / 81.0g(ストラップ込み・実測)
防水性能10ATM
バッテリー容量658mAh(定格値)
バッテリー駆動時間標準使用 最大21日間 / ヘビーユース 最大10日間 / 常時表示 最大7日間
GPS使用時の駆動時間高精度GPSモード 最大41時間 / 省電力GPSモード 最大84時間
測位システムデュアルバンド、円偏波アンテナ、6衛星測位システム
健康センサーBioTracker 6.0 PPG 生体認証センサー(5PD+2LED)
接続Bluetooth(BLE 5.2、Bluetooth通話対応)、Wi-Fi 2.4GHz
ストレージ64GB
スポーツモード180種類以上
対応OSAndroid 8.0以上 / iOS 17.0以上
カラーステンレススチール / チタンブラック(本機はステンレススチール)

ステンレススチールのフレームとサファイアガラスで仕上げた八角形ケースの丸型ボディ

Amazfit Balance 3は約51.4mm×51.4mm×12.5mmというサイズに、ストラップ込みの実測81.0gの重量を持つスマートウォッチ。今回提供していただいたのはステンレススチールモデルで、パッケージは黒地の化粧箱に「amazfit」のロゴと本体の写真、「BALANCE 3」の文字だけを置いたシンプルなデザインです。裏面には入力DC 5V 1.5A、Bluetooth V5.2、対応OSといった仕様と同梱品の一覧を記載しています。

Amazfit Balance 3の正面

本体はステンレススチール製のフレームに、繊維強化ポリマー製のシェルを組み合わせた構成。円形のディスプレイを八角形の縁取りが囲み、ケースの四隅とストラップの付け根には肉抜き穴を設けています。画面の外周には目盛りを刻んだリングを配置し、カバーガラスにはサファイアガラスを採用。金属のフレームが前に出たデザインで、ステンレスの質感がラウンド型にありがちな野暮ったさを抑えてくれる印象。文字盤しだいで、一般的な腕時計に近い雰囲気にもできます。

ボタンはリューズを含めて4つ。右側面の上部にリューズ、その下にボタンを1つ、左側面に2つのボタンを配置しています。ボタンの縁には緑のラインが入っており、銀色のフレームのなかでちょっとしたアクセントに。ストラップは表が黒、裏がグレーのシリコン製で、穴を並べたデザインになっています。幅は22mmで、手首周囲140〜210mmに対応します。

Amazfit Balance 3の裏蓋と心拍センサー

裏蓋の中央には、BioTracker 6.0 PPGセンサーを配置。周囲には「SAPPHIRE」「STAINLESS STEEL」「DUAL BAND GNSS」「10ATM」の刻印が並び、ステンレススチールモデルであることはここでも確認できます。下側には充電用の2つの接点を搭載し、充電器は他の最近のモデルと共通の有線接続タイプです。防水性能は10ATMで、低圧・高温・低温・温度衝撃・振動・衝撃のミリタリーグレード耐久試験もクリアしています。

重量をはかりで計測してみたところ、ストラップ込みの実測値は81.0g。公称値の62gはステンレススチールモデルの本体だけの重さなので、ストラップのぶん重くなっています。チタンブラックモデルは本体55gと、さらに軽い仕様になっています。ストラップ込みで81gというのは腕時計としては少々重いものの、約2ヶ月使ってみて重さや装着感が気になることはありませんでした。

Amazfit Balance 3の同梱品(説明書・注意書きカード・充電台)

同梱品は、ストラップを取り付けた状態の本体と、磁気式の充電台、説明書、充電台についての注意書きカード。注意書きカードには、専用の充電台を使うようにという案内が日本語を含む多言語で書かれています。充電台は本体裏の2つの接点に合わせて置くタイプ。充電台につなぐケーブルとACアダプタは付属しないので、手持ちのものを用意する必要があります。

最大3,000nitの1.5インチAMOLED。常時表示は文字盤に合わせた簡易画面でバッテリーを節約

Amazfit Balance 3は1.5インチ・480×480のAMOLEDディスプレイを搭載。最大輝度は3,000nitで、画素密度は323ppiという仕様です。写真の文字盤は天気や歩数、心拍数、バッテリー残量までを1画面に詰め込んだ情報量の多いデザインで、小さな数字までくっきり表示できています。

あわせて画面を点けたままにする常時表示にも対応。通常の画面をそのまま表示し続けるとバッテリーの消費が激しくなるので、操作をやめてウォッチが待機状態に入ると、明るさを落として要素を減らした簡易的な画面に切り替わります。手首を上げると、通常の画面に戻るので使っている分にはスムーズなため気になることは少ないもの。写真の右側がその簡易画面で、背景の色が抜けて全体が暗くなり、針や数字はグレーの線で残る形に。今回試した3つの文字盤では、どれも通常の画面と同じレイアウトのまま簡易画面になっていました。

デジタルの文字盤では、通常の画面に緑と白の大きな数字で時刻を表示。常時表示の簡易画面では数字が塗りつぶしから輪郭線だけになり、色の付いたアイコンも消えます。心拍数や歩数、消費カロリー、バッテリー残量の表示は暗めの文字で残るので、手首に目をやるだけで必要な情報は確認可能です。

アナログの文字盤は、時針・分針・秒針に加えて、デジタルの時刻や天気、心拍数、日付、歩数を表示するタイプ。常時表示の簡易画面では秒針が消え、数字とインデックスが暗いグレーに変わります。時針・分針とデジタルの時刻、天気や心拍数の表示は残るので、いちいち画面を点けなくても時間はそのまま読み取れるところ。なお常時表示を使う場合、公称のバッテリー駆動時間は最大7日間と、標準使用の最大21日間より短くなります。

HYROX文字盤

HYROXの名前を入れた文字盤も用意。黄色を差し色に、EPOC・歩数・VO2maxといったトレーニング向けの指標を時刻の上に並べたデザインです。Amazfit Balance 3はランニングと筋力系の種目を組み合わせるHYROXにも対応しており、文字盤の下部にはHYROXとamazfitのロゴを配置。今回HYROXのトレーニング自体は試していないものの、この競技に取り組む方を意識したモデルであることが文字盤からも伝わってきます。

スマートフォンの通知をアイコンや画像まで表示。丸型で仕事中にも着けやすい見た目

コントロールセンターとY!天気の通知

Amazfit Balance 3は、スマートフォンのアプリ通知をそのまま手元で確認できます。写真は駅のホームでコントロールセンターを開いたところで、フラッシュライトなどのボタンが並ぶ下に、Y!天気の通知が届いていました。アプリのアイコンと名前、受信した時刻、本文の冒頭が1枚のカードにまとまって表示されます。

サムネイル画像付きの通知

通知を開くと、タイトルと本文に加えて、通知に含まれるサムネイル画像まで表示。480×480の画面なので、天気予報の動画ニュースの画像でも、どんな内容なのかが分かる大きさで表示されます。タイトルも大きめの文字で2行に折り返して表示され、途中で切れずに読めるようになっています。

Gmailの通知

Gmailの通知では、日本語の件名と本文の冒頭がそのまま読めるので、メールをすぐに開くべきかを手元で判断できます。約2ヶ月使ったなかで、一番便利だったのがこの通知の見やすさ。丸型の画面とステンレススチールのフレームで見た目は腕時計に近く、仕事の日にも着けたままにしやすいデザインです。なお、通知へのクイック返信は公式の仕様ではAndroidのみの対応となっています。

Zeppアプリでペアリング。ダイヤルショップとAPP STOREで文字盤とアプリを追加可能

Zeppアプリの初期設定画面

Amazfit Balance 3は、スマートフォンのZeppアプリとペアリングして使います。初期設定もZeppアプリから行い、ウォッチとの接続が始まると「デバイスが初期化中です」の画面に切り替わる流れ。対応OSはAndroid 8.0以上とiOS 17.0以上で、通信はBluetooth(BLE 5.2)とWi-Fi 2.4GHzに対応しています。

Zeppアプリのダイヤルショップとアプリストア

Zeppアプリのデバイスの画面からは、文字盤を探せる「ダイヤルショップ」と、ウォッチ用のアプリを入手できる「APP STORE」にアクセス可能。ダイヤルショップにはアナログ調から情報量の多いデジタルまで、様々なデザインの文字盤が並んでいます。APP STOREにはZepp OS向けのアプリがそろっており、アップデートの通知もここに表示。

Zeppアプリのデバイスアプリケーション設定

デバイスアプリケーション設定には、ウォッチに入っているアプリの設定項目が並びます。Zepp Flow、Zepp Messenger、トレーニング、ゴルフ、メンバーシップカード、スマートフォン、音楽、Podcast、天気、アラーム、カレンダー、To-Doリスト、世界時計、ボイスメモ、時差ボケマネージャー、マップの管理といった具合で、ウォッチ単体でできることの幅広さが分かるかと。64GBのストレージを備えているので、地図や音楽をウォッチに入れておく使い方にも対応。今回の約2ヶ月ではZepp Flowやゴルフの機能は試していません。

HybridChargeで睡眠の回復と日中の消耗を数値化。旅行の疲れが心拍数の変動にも表れる

Zeppアプリの概要タブとHybridChargeインサイト

Amazfit Balance 3は、BioTracker 6.0 PPGセンサーで心拍数や睡眠を24時間計測。Zeppアプリの概要タブでは、HybridCharge・睡眠・努力の3つを円グラフでまとめて表示してくれます。その下には、エクササイズでスコアが少し下がったことを知らせるひと言や、最近のトレーニングが持久系に偏っているので筋力系のセッションを、といったAIによるインサイトがその日の提案をしてくれます。過去7日間のトレーニングバランスも、持久力と筋力トレーニングの割合で確認可能なのもポイントです。

アクティビティの欄には、AIが自動で検出したウォーキングが記録されていました。運動の記録を始める操作をしなくても、歩いた分を拾ってくれるようになっています。コアメトリクスでは安静時心拍数、心拍数の変動、睡眠時間、ディープスリープ、努力負荷、トレーニングフォームを一覧でき、項目ごとに評価の言葉と色が付くので、数値の意味をいちいち調べる必要はありません。

Amazfit独自の指標であるHybridChargeも自動的に計測して表示。これは、身体のエネルギー残量を0〜100のスコアで示すもので、従来のBioChargeをアップグレードした機能で、睡眠をとるとスコアが回復し、日中に運動や活動をすると消耗して下がってくようになっています。オールデイHybridChargeのグラフでは、眠っている間に上がり、起きてからの活動で下がっていく1日の流れを確認可能。朝のスコアは3段階で評価してくれるほか、睡眠でどれだけ回復したか、ウォーキングなどの日常イベントでどれだけ消耗したかも個別に表示してくれます。

直近7日の朝のHybridCharge・心拍数の変動・安静時心拍数

約2ヶ月使ったなかで、数字の変化がはっきり出たのが旅行の前後。直近7日の推移を見ると、帰国の移動日だけ朝のHybridChargeが大きく下がり、旅行中は低いままだった心拍数の変動が、帰国した翌日から元の水準に戻っていました。安静時心拍数も、移動日だけ高くなっています。旅行の疲れが、HybridChargeと心拍数の変動という2つの指標にそろって表れるように体の状態に合わせてきちんと確認できるのもポイントといえるかも。

睡眠タブでは、睡眠スコアと過去7日間の睡眠時間をまとめて表示。過去の睡眠状況を踏まえてAIの睡眠洞察が、就寝時刻と起床時刻を毎晩一定にしましょう、のようなひと言を添えてくれます。睡眠ステージの移り変わりはグラフで確認でき、スリープメトリクスでは睡眠時間、睡眠の規則性、ディープスリープ、レム睡眠、覚醒の時間と割合を一覧可能。睡眠の長さだけでなく、毎晩の寝る時間のばらつきまで指摘してくれるのがポイントです。

週間トレンドレポートの睡眠スコアと睡眠時間

週間トレンドレポートでは、1週間の睡眠スコアと睡眠時間を日ごとに比較できます。旅行から帰国する移動日は、飛行機の機内で寝ていたため睡眠時間が週のなかで突出して短い結果に。HybridChargeが大きく下がった日とも重なっており、短い睡眠と体力の数値の落ち込みが同じ日に表れていました。先週の平均と比べてどれだけ増減したかも表示してくれます。

努力タブ

努力タブは、その日の目標に対する達成度をリングで表示するタブ。今日の活動として、日常活動やウォーキングでどれだけ積み上がったかを確認できます。毎日の提案では、運動の強度や心拍ゾーン、時間の目安も示してくれるので、その日にどのくらい体を動かせばよいかの参考にもできるわけです。

デュアルバンド6衛星測位でランニングを記録。ケイデンスや接地時間までZeppアプリで分析

Amazfit Balance 3は、デュアルバンド・6衛星測位と円偏波アンテナを搭載。実際に公園の周りの道路を屋外ランニングで走ってみたところ、走った道筋に沿った軌跡が記録されていました(場所が分からないよう、地図は軌跡以外にモザイクをかけています)。軌跡は走る速さに応じて色分けされ、地図の下には気温や湿度、風向きと風速も表示してくれます。走り終えたあとには、エクササイズ時間や平均ペース、勾配補正ペース、平均心拍数、消費カロリー、平均歩行頻度をまとめた集計を表示してくれます。

ペースのグラフでは、ペースが落ちたり止まったりした区間が谷になって表れるので、走っている間の波がひと目で分かります。勾配補正ペースのタブに切り替えれば、坂の影響を補正したペースも確認可能。心拍ゾーンはライト・インテンシブ・有酸素・無酸素・最大酸素摂取量の5段階に分かれており、それぞれのゾーンにいた時間と割合、心拍数の範囲を表示してくれます。どの強度で走っていた時間が長かったのかを、走り終えてからすぐに振り返ることができます。

ケイデンスやストライド、垂直振動、垂直比、接地時間といったランニングダイナミクスまで記録できるのもポイント。垂直振動は走っているときの上下の動きの大きさ、接地時間は足が地面についている時間を示す指標です。それぞれ平均と最大(接地時間は最小)の値に加えて、走っている間の推移もグラフで確認可能。ストライドが伸びた区間や接地時間が長くなった区間を、走り終えてから見直せます。

トレーニング効果

トレーニング効果は有酸素と無酸素の2つに分けてゲージで評価し、「良好」「効果なし」のような言葉も添えて表示してくれます。そのランニングがどちらの能力に効いたのかが分かる仕組みで、今回は有酸素の効果が中心という結果に。

ウォッチの努力を評価する画面

運動を終えたあとには、ウォッチ側で「努力を評価する」画面から、どれだけきつかったかを10段階で入力できます。数字を選ぶと「快適」のような言葉も表示され、入力したくないときはスキップするボタンも用意。計測した数値だけでなく、自分の感覚も一緒に記録に残せるようになっていました。

運動タブの週間レポートでは、その週に記録した運動の回数や距離、時間、消費カロリーをまとめて表示。旅行の週は31回の運動のうち30回がウォーキングとして記録されており、運動の記録を始めていなくても、旅行中に歩いた分を自動検出で拾ってくれていたというわけ。同じ運動タブのワークアウト状態では、VO2最大値とワークアウト負荷、次の高強度トレーニングまでの回復時間の目安を確認可能。ランニング乳酸閾値として、閾値の目安となる心拍数とペースも算出してくれるので、練習の強度を決めるときの参考になります。

計測をすべてオンにすると3日ほどで約80%を消費する658mAhバッテリー。充電は約1時間半で完了

Zeppアプリのバッテリー残量19%

Amazfit Balance 3は、658mAh(定格値)のバッテリーを搭載。公称値は標準使用で最大21日間、ヘビーユースで最大10日間、常時表示モードで最大7日間となっており、GPSを使い続ける場合は高精度GPSモードで最大41時間、省電力GPSモードで最大84時間とのこと。ただ、今回は常時表示に加えて心拍数と血中酸素の連続計測もすべてオンにして使っていたので、電池の持ちはこの公称値より短くなりました。

私の日常の生活では、充電から4日で残り19%まで減りました。このペースだと1週間は持たない計算で、常時表示モードの公称値である最大7日間には届きません。公式が示す常時表示モードの条件は心拍数の計測が1分に1回などで、血中酸素の連続計測は含まれていないので、まったく同じ条件での比較ではない点には注意が必要です。

旅行では減り方がさらに早くなり、出発前の時点で充電から2日で残り46%、旅行中は充電から3日ほどで残り20%に。3日で約80%を消費したことになるので、GPSを使う場面が多い旅行では3日に1回は充電したいペースです。2泊3日を超えてくるような旅行や、アクティビティを多くする予定なら、充電台は忘れずに持っていく必要があります。

充電中のバッテリー残量96%

充電は付属の磁気式充電台で行います。残り20%から充電を始めると、約1時間20分で96%まで回復し、約1時間半でほぼ満充電に。このくらいの時間で済むので、数日充電せずに過ごしてしまったという場合でもお風呂の時間+αで充電しておけば寝る前に充電を済ませておけます。

電池持ちを優先するならAmazfit T-Rex Ultra 2も候補。公称値と見た目を比較

登山のように充電しにくい場面で使うなら、もう1台の候補になるのがT-Rexシリーズ最上位のAmazfit T-Rex Ultra 2です。写真の左がAmazfit Balance 3、右がAmazfit T-Rex Ultra 2で、1.5インチ・最大3,000nitのAMOLEDにサファイアガラス、64GBストレージという構成は共通。ケースの大きさも51.4mm角と51.0mm角で、ほとんど変わりません。違うのは見た目の方向性で、Amazfit T-Rex Ultra 2はGrade5チタン合金のベゼルにねじを見せ、ストラップには赤の差し色も入る、アウトドア向きのデザインに仕上がっています。

項目Amazfit Balance 3Amazfit T-Rex Ultra 2
価格(税込)63,800円89,900円
重量(ストラップ込み)81.0g(実測)89.2g
バッテリー容量658mAh870mAh
標準使用最大21日間最大30日間
ヘビーユース最大10日間最大15日間
常時表示最大7日間最大10日間
高精度GPSモード最大41時間最大50時間
省電力GPSモード最大84時間最大90時間

はっきり差が出るのは電池持ちで、Amazfit T-Rex Ultra 2は容量が約1.3倍の870mAhバッテリーを搭載。公称値は標準使用で最大30日間、常時表示モードで最大10日間と、どちらもAmazfit Balance 3を上回ります。高精度GPSモードも9時間長い最大50時間。ただし、これらはあくまで公称値の比較で、2台を同じ設定で並べて計測したわけではありません。Amazfit T-Rex Ultra 2のレビューでは、心拍数の連続計測をオンにしても入浴中の充電だけで足りていました。

手袋をしたまま操作できるグローブモードや、ナイトビジョンモードを備えているのもAmazfit T-Rex Ultra 2の特徴です。仕事の日にも着けたいならAmazfit Balance 3、山や長い旅行で充電の回数を減らしたいならAmazfit T-Rex Ultra 2という選び方になるかなと。価格差は26,100円です。詳しい使用感は、以下のレビューにまとめています。

【Amazfit T-Rex Ultra 2】Grade5チタン合金・3,000nit AMOLED・870mAhバッテリー搭載で最大30日間駆動。45mダイビング・オフラインマップ・Zepp Flow AI対応のT-Rexシリーズ最上位スマートウォッチAmazfit T-Rex Ultra 2レビュー【PR】

TPOを選ばずに使えるステンレススチールのデザインと、見やすいAMOLEDを両立したスマートウォッチ

手首に着けたAmazfit Balance 3(HYBRID文字盤)

Amazfit Balance 3は、63,800円(税込)という価格で、最大3,000nitの1.5インチAMOLED、サファイアガラス、デュアルバンド6衛星測位、HybridChargeと睡眠の分析、658mAhバッテリーを実現したスマートウォッチでした。ステンレススチールのフレームを使った八角形のケースは、ストラップ込みの実測81.0g。より軽いチタンブラックモデルは75,800円(税込)で用意されています。

通知の見やすさは非常に優秀で、アプリのアイコンや画像まで含めて手元で内容を確認できました。HybridChargeでは、旅行の疲れが朝のスコアと心拍数の変動にそのまま表れ、体の状態を数字で振り返ることができます。通知をしっかり読めて、体調の変化も数字で追いたい方には、Amazfit Balance 3は最高の選択肢になるはず。

気になったのは、計測をすべてオンにした使い方で、電池が公称の常時表示モードの最大7日間より早く減ったこと。特にGPSを使う旅行では、3日ほどで約80%を消費しました。63,800円(税込)という価格も、気軽に手を出せる金額ではないかなと。ただ、ステンレスの質感で野暮ったさを抑えた丸型の見た目と通知の見やすさ、ランニングダイナミクスまで分析できる計測機能と、仕事でも着けたい方、旅行に持ち出す方、ランニングやHYROXに取り組む方にとってはぴったりな製品といえました。なお、登山や長い旅行で電池持ちを優先するなら、標準使用で最大30日間のAmazfit T-Rex Ultra 2も検討してみても良いかも。

良かった点

  • ◎最大3,000nitの1.5インチAMOLEDで、通知のアイコンやサムネイル画像まで手元で読める
  • ◎ステンレススチールのフレームと丸型の見た目で、仕事の日にも着けたままにしやすい
  • ◎HybridChargeで旅行の疲れが、朝のスコアと心拍数の変動に表れた
  • ◎睡眠スコアやステージ、睡眠時間の規則性まで、AIのひと言付きで確認できる
  • ◎ケイデンスや接地時間などのランニングダイナミクスまで、Zeppアプリで分析できる

気になった点

  • △常時表示・心拍数・血中酸素の連続計測をすべてオンにした使い方では、充電から4日で残り19%。公称の常時表示モード最大7日間に届かない
  • △GPSを使う旅行では、3日ほどで約80%を消費した
  • △63,800円(税込)という価格は、気軽に手を出せる金額ではない

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています