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【UGREEN NASyncシリーズ】第12世代Intel Core i5や最大160TBストレージに10GbE×2で高速接続を実現したUGREENの新型NAS、UGREEN NASync解説

当ブログでは自宅で音楽などのマルチメディアを楽しむために、Jriver Media Centerなどをフル活用してメディアネットワークを構築したり、オーディオPCを用意したりと逸般の家庭のオーディオシステムを用意していました。ただ、手軽に構築できるものとは言い難く、一般のご家庭の方にはもっと手軽な製品がおすすめなはず。今回は充電器などのアクセサリーを多く展開しているUGREENからNAS、「NASync」シリーズが登場。アクセサリーメーカーUGREENが本気で開発した「NASyncシリーズ」です。

NAS(ネットワークアタッチドストレージ)って聞いたことあるけど、正直「クラウドでいいじゃん」って思う人も多いはず。実はUGREEN、2022年頃からNAS市場に参入する準備を進めてきて、Kickstarterでのクラウドファンディングでは13,000人以上の支援者から660万ドル以上を集め、「Best of Kickstarter」賞を受賞するほどの注目度。今回はその中でも特に話題の「NASync DXP6800 Pro」を中心に、シリーズ全体の魅力と驚くべき性能をたっぷりお届けします。データのバックアップ、動画編集、メディアサーバー…全部この一台でストレスフリーにしたい方にオススメの製品です。

※本記事はUGREENの提供で執筆しています

UGREEN NASyncシリーズとは?ブランドの進化とNASへの挑戦

UGREENと聞くと、充電器やUSBハブ、ケーブルとかの高コスパアイテムを思い浮かべる人が多いはず。でも実は、このブランドはここ数年で大きく進化しています。元々は「手軽で高品質」をモットーにしたアクセサリーメーカーだったUGREENが、NASという新しい領域に挑戦。NASyncシリーズは、家庭でのデータ管理からクリエイターや中小企業向けのプロユースまでカバーするラインナップが特徴。エントリーモデルの「DXP2800」からフラッグシップの「DXP8800 Plus(日本発売は未定)」まで、幅広いニーズに対応しています。

特に注目したいのが「NASync DXP6800 Pro」。6ベイの大容量ストレージとThunderbolt 4や10GbEといった最新規格を搭載したこのモデルは、UGREENが「NAS市場で本気を出してきた」証拠。QNAPやSynologyといった老舗ブランドと肩を並べるどころか、価格と性能のバランスで一歩リードしてるかも、と感じるほどの仕上がりです。デザインもシンプルで洗練されていて、デスクに置いても違和感ゼロ。まさに「次世代のデータ管理」を体現するシリーズと言えます。

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UGREEN NASyncシリーズのスペック一覧

モデルDXP 2800DXP 4800 PlusDXP 6800 Pro
通常価格 (税込)55,880円99,880円169,880円
CPUモデルIntel® N100Intel® Pentium Gold 8505Intel® Core i5 1235U
CPUアーキテクチャX86
4 Cores 4 Threads
X86
5 Cores 6 Threads
X86
10 Cores 12 Threads
RAM8GB DDR58GB DDR58GB DDR5
拡張可能なRAM (最大)16GB64GB64GB
フラッシュメモリ
(システムディスク)
eMMC 32GBSSD 128GBSSD 128GB
SATAドライブベイ246
M.2 SSDドライブスロット222
RAIDJBOD/Basic/RAID0/RAID1JBOD/Basic/RAID0/1/5/6/10JBOD/Basic/RAID0/1/5/6/10
最大ストレージ64TB (24TB×2 + 8TB×2)112TB (24TB×4 + 8TB×2)160TB (24TB×6 + 8TB×2)
LANポート (RJ45)2.5GbE×12.5GbE×1 + 10GbE×110GbE×2
PCIe拡張X4×1
Thunderbolt 4ポート2×TBT4
USB 31×Type-C Gen2
1×USB3 Gen2
1×USB3 Gen1
1×Type-C Gen2
1×USB3 Gen2
1×USB3 Gen1
2×TBT4
2×USB3.2 Gen2
USB 22×USB2.02×USB2.02×USB2.0
SDカードリーダーSD 3.0SD 4.0
HDMI4K4K8K

NASyncシリーズのスペックを徹底解剖!DXP6800 Proを中心にご紹介

UGREENの「NASyncシリーズ」は、ニーズに合わせて選べる3機種が魅力。まず「DXP 2800」は55,880円(税込)でNAS初心者にピッタリ。Intel N100(4コア4スレッド)と8GB DDR5 RAM(最大16GB)、2ベイ+2つのM.2で最大64TB、RAID 0/1対応と、手軽にデータ管理を始めたい人に最適。2.5GbEポートと4K HDMIで、自宅でのバックアップやメディア再生も快適です。次に「DXP 4800 Plus」は99,880円(税込)で中級者向け。Intel Pentium Gold 8505(5コア6スレッド)、RAMは最大64GB、4ベイ+M.2で112TB、RAID 0/1/5/6/10と柔軟性アップ。10GbE+2.5GbEのデュアルLANとSD 3.0リーダーで、趣味や小規模オフィスにちょうどいいバランス型。

そして「DXP 6800 Pro」は169,880円(税込)のフラッグシップ。Intel Core i5 1235U(10コア12スレッド)、6ベイ+M.2で160TB、10GbE×2とThunderbolt 4×2で超高速転送。8K HDMIやSD 4.0、PCIe拡張もあり、プロの動画編集やビジネス用途に抜群。3機種ともUSBポートが豊富で、DXP 6800 Pro以外はType-C Gen2などを備え、周辺機器との連携もバッチリ。システムはDXP 2800がeMMC 32GB、ほかはSSD 128GBで動作もスムーズ。価格と性能の幅が広く、個人からプロまでカバーするNASyncシリーズは、データ管理を次のレベルに引き上げたい人にオススメです。

1. 一般の家庭にも36TB(6TB×6)のストレージを簡単に構築

「DXP6800 Pro」は6つの3.5インチHDD/SSDベイを搭載。1台あたり24TBのドライブを使えば、単純計算で144TB、さらに2つのM.2 NVMeスロットを加えると合計184TBもの容量が実現可能です。現実的なラインでいえば6TBのHDDを6本入れられるので36TBストレージを構築できます。RAID 0/1/5/10に対応しており、データの冗長性(万が一の故障に備える仕組み)もしっかり確保。たとえばRAID 5なら、1台のドライブが壊れてもデータが復元できる安心感があります。エントリーモデルの「DXP2800」でも2ベイで最大44TB+M.2で8TBと、個人ユースには十分すぎる容量です。

2. 10GbEポートによって最大2,500MB/sの超高速伝送を実現

データ転送速度はNASの命。「DXP6800 Pro」はデュアル10GbEポートを搭載し、リンクアグリゲーションで最大20Gbps、ダウンロード速度は2500MB/sに達します。10GBの4K動画ファイルをわずか4秒で転送できる計算。Thunderbolt 4ポートも2つ搭載し、単ポートで40Gbpsの超高速転送が可能。外付けHDDやSSDをつなげば、バックアップもすぐに完了させることも可能です。自宅のWi-FiでNASにアクセスして、リビングのTVに4K動画をストリーミング…なんてこともサクサクできちゃうんです。

3. 12世代Core i5を搭載しハイエンドノートPC並みの性能を確保

「DXP6800 Pro」は12世代Intel Core i5(10コア12スレッド・Core i5-1235U)を搭載。NASってただのストレージと思うかもしれませんが、このCPUなら仮想マシンやDockerコンテナを動かすのも余裕。たとえば、Plexで動画をトランスコーディングしながら、同時にバックアップ作業をしても余裕の動作を実現します。メモリは8GB DDR5(4800MHz)からスタートで、最大64GBまで拡張可能。これなら重いアプリを複数動かしてもサクサク動きます。ちなみに、エントリーモデルの「DXP2800」はIntel N100を搭載するものの、日常使いなら十分なパフォーマンスを発揮します。

4. セキュリティ:大事なデータを守る鉄壁の守り

データ管理で心配なのがセキュリティ。「DXP6800 Pro」はETSI EN 303 645やTRUSTe認証を取得し、国際基準の安全性が保証。内部にはウイルス検出機能や詳細なアカウント管理があって、不正アクセスをしっかりブロック。さらに、近日中のアップデートで2要素認証(2FA)も追加予定とのこと。これならリモートワークで会社のデータを扱うときも安心。たとえば、外出先からNASにアクセスしてファイルを編集しても、データ漏洩のリスクがぐっと減ります。

5. アルミニウム合金でスタイリッシュなデザイン

本体は高強度アルミニウム合金製で、耐久性と放熱性バッチリ。サイズはコンパクトで、「DXP6800 Pro」は約25cm×18cm×20cm。デスクの上でも邪魔になりません。ドライブトレイは工具不要でスライド式を採用し、HDDの交換も簡単。静音性も優秀で、動作音は約30dB(ささやき声くらい)で、夜中に使っても家族を起こさないレベルです。見た目はスペースグレイのミニマルデザインで、リビングに置いてもおしゃれに馴染みます。

6. 画像検索機能や、類似する写真の削除ができるスマートデータ管理機能も搭載

NASyncシリーズ専用のアプリは、スマホやPCからファイルを管理したり、動画をストリーミングしたりするのに超便利。たとえば、外出先から自宅のNASにアクセスして、子供の写真をチェックなんてことも簡単。さらに、世界初のLLM(大規模言語モデル)を搭載したNASとして、AIチャット機能や自然言語処理も近日実装予定とか。たとえば「去年の旅行写真を探して」と言うだけで、AIがサッと見つけてくれる未来がすぐそこに。Docker対応でPlexやNextcloudもインストールできるから、カスタマイズ性も抜群です。

UGREEN NASyncでデジタルライフを次のステージへ

UGREENのNASyncシリーズ、特に「NASync DXP6800 Pro」は、性能・価格・使いやすさのバランスが抜群で、NASの未来を感じさせる製品でした。クラウドより高速でコストパフォーマンスが良く、セキュリティも万全。写真や動画のバックアップ、メディアサーバー、仕事のデータ管理…一台でなんでもこなせる頼もしさを持った製品と言えます。下位モデルの「NASnc DXP2800」も2ベイで最大64TBの容量を確保できるためホームユースなら十分なパワーを実現します。

データの管理をもっとスマートにもっと快適にしたいなら、NASyncシリーズは絶対チェックすべきアイテム。デジタルライフを次のステージに進めたいならばUGREEN NASyncをチェックしてみては。現在はGREENFUNDINGでクラウドファンディング中。25%オフで予約可能です。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています