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【ガジェ獣】空き巣被害から学ぶ。保険とスマートセキュリティの実践対策① – 盗難発見から通報、保険金入金までの28日の記録

帰宅したら、なぜか玄関のドアが開いていて、部屋が荒らされていた。そんな経験ありませんか?普通はありませんよね。私もそう思っていました。

でも、あるんですよ、空き巣被害に遭うこと。
というわけで、実際に空き巣被害に遭った私が、空き巣被害に遭ったときにどう行動したのか、そして被害後、どのようなことをしたのかと言うのを供養も含めて共有できればと思い寄稿させていただきます。
今回は一戸建て、盗難保険加入有(特約も加入有)と言うケースです。個々人によってもちろんやるべき対応、できる対応も異なると思いますので、参考程度にご覧いただけたら幸いです。
本記事は星影さん(@unsoluble_sugar)が主催するガジェ獣 Advent Calendar 2023、10日目の記事です。昨日はらいふうっどさんの「今年買って良かったガジェット 12/09 Raspberry Pi Zero」です。ラズパイ、結局使い道が思い浮かばず買ったことがないんですが、そろそろ色々とチャレンジしたいかも。

時間のない方へ:本記事の内容

本稿では、突然の空き巣被害に遭った経験をもとに、効果的な対処法や手続きについて共有します。空き巣を完全に防ぐのは難しい現実を踏まえると、早めの気づきや証拠をきちんと残すこと、そして昼間の時間の対策が有効です。保険に加入しておくことも重要。保険手続きや警察手続きをスムーズに進めることがポイント。本稿では第一弾として空き巣に入られてから警察や保険会社とのやり取りについての時系列をお伝えします。ポイントとしては、
  • ・空き巣は完全に防ぐことはできないので、早めに気が付くこと、入られたときに証拠が残るようにするのがベターな対処方法。
  • ・昼間の空き巣はインターホンを鳴らしてから入ってくるので、出先でもスマホでインターホンに対応できる商品が防御としては有効。
  • ・結局は保険。保険は絶対的な正義。火災保険に盗難補償も付けることができるので、怖いなと思ったら付けておくと安心。
というお話です。

主な時系列

0日目:空き巣被害発生。警察官が来て操作を開始。保険会社、ハウスメーカーに第一報。
1日目:被害のあらましが判明。ハウスメーカーの方が来て修理等の見積もり作成用の作業を行う。
3日目:保険会社から連絡があり、担当者が決定。保険鑑定人が来ることに。
4日目:セキュリティ強化のためにビックカメラに。保険鑑定人さんから連絡。
5日目:保険鑑定人さんによる現場・状況のチェック。追加の被害届を警察に提出。
9日目:被害箇所の見積書が届いたので、保険会社に申請書類一式を送付。
14日目:保険会社より書類受け取りの通知が届く。
25日目:保険会社より金額が確定したとの電話。
27日目:保険会社より入金。
28日目:権利移転届が届いたため、記入して返送。

0日目(金曜日)

写真AC

19時過ぎに一泊の旅行から帰宅すると、自宅の玄関のかぎが開けっぱなしであることに気が付き、閉め忘れたかな?と思いながら家の中に入ると、明らかに雰囲気がおかしく、リビングから音がすることから、リビングに行くと、冷凍庫が開けられていてそれが音の原因と判明。他、開けられる引き出しと言う引き出し、全てが開けられている状況で、空き巣に入られたと認識しました。

その場でまずは警察に電話、警察から、なるべく何にも触らず、家の中になるべく入らないで欲しいと言われたので、廊下の端の部分をなるべく歩きながら家を出て、外で待機。警察官の到着を待ちました。
20時前に警察官の方々が到着。総勢5名ほどでガチに指紋を取ったり(手袋をしていたようで指紋はなかったのですが)、足跡を取ったりしていて「おー、ドラマと一緒」と感動。その時に侵入経路が吐き出し窓で、吐き出し窓を強引にバールでこじ開けて入ってきたことが判明しました。ちなみに、これを防ぐにはシャッターを閉めておけば良かったのですが、玄関扉なども同じ方法でこじ開けることができるとのことで、空き巣を完全に防ぐことは不可能ということが分かりました。

警察官が家中確認して、証拠写真を撮影している間に、私はとりあえず監視カメラのデータを確認したのですが、中々見つからず。動きがあると撮影するタイプのカメラなので、細切れのファイルを確認したものの、夜中のデータはそこまであるわけではなく、なぜか撮影できていないのかとあきらめかけたところ、一応、昼間のデータも見てみるかと確認。なんと、16時前に怪しい影が。インターホンの映像データを確認すると、なんとばっちり写っていました、犯人。というわけで、犯人はまだ明るい夕方、インターホンを鳴らした上で入ってきたことが確認できました。鉢合わせしなかったことをただただ感謝すべきですね。

警察官の方々と被害箇所を確認して指さして写真を撮っていったのですが、なくなっていたのは小物と貯金箱程度で、ほとんど被害がないのかな?という感じでした。
結局、警察官が捜査を終え、被害届を書き終わったのは23時前。さすがに食欲も何もなかったのですが、とりあえず保険会社とハウスメーカーに連絡。受付のみで、実際の対応は週明けになるとのことで、この日は疲れ切って何もする気が起きず。果物だけ食べて、ベッドに入ったものの、そんなにしっかりは眠れず、ちょっと不安な夜を過ごしました。

1日目(土曜日)

10時過ぎにハウスメーカーの担当者さんから電話があって、午後には一度見に来て、できる限り応急処置などをしてくれるとのこと。
一晩経って、まぁ、悩んでも仕方ないし片づけを始めることに。ここで、初めて結構いろんなものが盗まれていることに気が付きました。警察官にも「他にも盗られていることに気付いたものがあれば、追加で被害届を出せるので、連絡してくださいね」と言われていたので、とりあえず、何がなくなっているのかまとめようという事に。というか、時計がケースごとなくなっていたり、買ったばかりのライターが箱から抜かれていたりしていたわけで、被害点数は結構な数になりそうに。
午後、ハウスメーカーの方が来て(普段からお世話になっている顔なじみの方です)、被害状況の写真撮影と原状回復費用の見積もりをしてくれることになりました。保険会社にもこの見積もりが使用できるので、とても頼りになります。

3日目(月曜日)

保険会社から電話があり、担当者が決まりました。その際に、保険鑑定人なる人物が調査に来ることが伝えられました。その他、書類なども送ってくださるとのことで、手続きは一歩前進です。
この日、警察と共有するための被害品のリストがある程度出来上がり、エクセルにまとめました。

4日目(火曜日)

自宅のセキュリティ強化のため、ビックカメラ名古屋駅西店さんに相談に。インターホンの買い替えと屋内用にカメラを購入。土足で上がられていたので、拭き掃除もしないといけなかったのですが、全部やるのは面倒だと思っていたので、水拭きできる掃除機も購入しました。この日、保険鑑定人の方から連絡があって、最短で次の日の午後に来ていただけるとのこと。早いことは良いことなので、来ていただくことにしました。

5日目(水曜日)

午後、保険鑑定人の方が来られたので、被害品のリストをお渡しし、被害状況を実際にご覧いただきました。実は3日目の月曜日からこの日の午前まで、家に居づらくてホテルに泊まっていたので、ほぼ被害に遭った状況のままを確認いただきました。この時に、手元に残った時計や盗られたものの残骸(箱や保証書など)も撮影し、建物の被害箇所も確認されました。
鑑定人の方がお帰りになった後、追加の被害届を出そうと警察署に電話をしたところ、交番の警察官を自宅まで行かせるので、その場にいて欲しいと言われて待機。すぐに警察官の方が来られて、作ったリストをお渡ししたのですが…なんと、被害届は警察官の方が手書きをしなければならないそうで…約30品目、2時間程度の写経と相成りました。警察官の方、本当にごめんなさい。また、趣味的な問題で横文字の(そしてマニアックな)ブランドが多く、読めない、何のことか分からない問題が勃発しました。メーカー名などはカタカナでも表記するようにしましょう。

7日目(金曜日)

朝一でインターホンの設置をしてもらいました。いや、やっぱりプロは手際が良いですね!これで少しは安心して外出できるようになりました。

9日目(日曜日)

ハウスメーカーに依頼していた見積書が届きました。中々に過激な金額でしたが、これで保険会社に提出する書類は揃いましたので、保険会社に被害金額などの届け出を送付しました。

14日目(金曜日)

保険会社より書類受け取りの通知が届いて、後は保険会社の対応を待つだけになりました。ここからは特にやることはないので、淡々と大掃除を兼ねた後始末をすることになりました。

25日目(火曜日)

保険会社より電話。保険金額の査定が終了しましたという報告。なんと被害発生からわずか25日、書類送付からは16日、実質2週間程度でのかなりスピーディーな対応となりました。金額はこちらが提出した書類よりも高額となりました。

27日目(木曜日)

保険会社より入金。

28日目(金曜日)

保険会社より権利移転届(もし、犯人が見つかって盗難されたものが戻ってきた場合には、その所有権が保険会社側に移転しますよと言う同意書)が届いたので、記入して返送しました。これで、保険会社とのやり取りは終了です。

空き巣に入られると結構大変。心理的にも片付け的にも

写真AC

本記事では第一弾として、実際に筆者が経験した空き巣の被害について実際に被害を受けて警察、ハウスメーカー、保険会社に通報、連絡をしてから保険会社とのやり取りが終了するまでの時系列をまとめたもの。

今回は窓をバールで窓を壊されて侵入されておりこれを防ぐのは困難。実際に被害にあってからは数日間ホテル暮らしを余儀なくされたりと直接的な被害だけでなく、それによって生活も影響を受けるというように物理的にも精神的にもダメージを受けることになってしまいます。次項では実際に行った保険会社との手続きや、反省を活かして実施した対策をご紹介します。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています