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【FlexiSpot EJ2】写真の現像時の多い人にも、天板が上下して好きな姿勢で作業ができる。快適な作業環境を実現する電動昇降のスタンディングデスクFlexiSpot EJ2レビュー

在宅勤務を行うようになった人も、ただ、自宅でプライベートな作業をすることがあるというだけの人も、多くの人が自身のデスクを持って日々使われています。それこそ、子供の頃の学習机から、社会人でのデスクと人はデスクから切っては切れない関係にあるのかも。そんなデスクが身近にあるからこそ、使いやすく、かつ、体への負担が少ないことはとても重要。今回は天板を上下させることのできるデスク、FlexiSpot
EJ2
を手に入れたのでご紹介。

FlexiSpot
EJ2は、天板をモーターの力を使って自由に上下させることが出来る電動昇降デスクFlexiSpotのミドルモデル。約70cm~1.2mの範囲で天板を上下させて、通常の椅子に座った状態だけでなく立った状態でも作業ができる製品。今回提供していただいたFlexiSpot EJ2
2.0は、組み立ても脚を開いて天板をつけるだけ、と簡略化されて設置作業も簡単になったモデルです。
値段はFlexiSpot EJ2
2.0の脚部で38,500円。天板は自作したり他社製を利用してこだわることも可能ですが、私は純正の天板を利用。カーブ型天板の場合は22,000円で、合計で約6万円の構成です。これまでニトリのテーブルを利用していた身からするとかなりの価格アップ。ただし、それに見合う性能と快適さを実現してくれる製品で。自己投資としてかなりオススメでした。
※メーカーのFlexiSpot様より製品の提供を受けて執筆しています。

簡易組立のEJ2 2.0がマスト。30kgを超える脚部の組み立てはハード

FlexiSpotシリーズは、製品の一番の特徴である天板の上下のため、高性能なモーターを脚部の左右2箇所に搭載し、支柱を伸ばしたり縮めたりする機構を採用。このため、脚部にはモーターと天板一式を支えるための頑丈な構造が施されています。そのため、家に届いたパッケージは脚部だけで30kgを超える超重量級。会社の寮の1階から2階に持っていくにも、床を引きずりながら運ぶのがやっとでした。
もちろん設置作業はそれだけでなく、脚を実際に組み立てる必要も。今回提供を受けたFlexiSpot
EJ2
2.0は脚のメインフレーム部分が折りたたみ構造になっており、広げるだけで最低限の作業は終了。その後は天板を取り付ける支持部をはめ込んで、ネジ止めをするだけで完成するため、作業自体は結構簡単でした。他モデルの場合は、バラバラの状態から組み立てる必要があります。

その後は天板の上にフレームを置いて、天板の長さを調整。今回はFlexiSpot製の天板を利用するため、天板にある取り付け用の穴と、脚部のサポーターについている穴を合わせて固定していく形。天板を取り付けたらフレームの長さも固定すれば、ようやく完成です。組み立てスペースを確保するため、部屋の片付けと並行しながら組み立てていたため、約1時間ほどで設置できました。
配線改修前。結構ごちゃごちゃしているのが隠せていない
テーブルを設置したら、元々利用していたディスプレイや、機器類を再配置して完成。写真のように、悩ましいのがケーブルの類をどう配線していくか。FlexiSpotの場合、天板と一緒にディスプレイやスピーカー、キーボードにスマートホームデバイスなど、すべてのものが上下するため、すべての配線に余裕をもたせて上下に耐えられるようにする必要があります。

FlexiSpotのオプション品にも、天板の後ろに取り付けるケーブルラックが販売されていますが、その場合テーブルの後ろのスペースが大きくなってしまうため、個人的にはあまり好きでは有りませんでした。ということで、今回はトバログさんの記事を参考に、ダイソーで買ったキッチン用の網棚を使って強引に配線をまとめてみることで解決。基本的にデスク上に設置するものの電源の起点をここにすることで長さを必要とするケーブル自体を減らすのがベターです。

驚きの速さでテーブルが上下。メモリー機能もあって便利

FlexiSpotの高さ調整は、付属しているコントローラーを押すことで可能に。FlexiSpot
EJ2のコントローラーはタッチパネル式になっており、一度タップして起動→上下ボタン
or メモリーボタンで上下するようになっています。
EJ2の場合はだいたい71cm~121cmまでの範囲で上下することが可能。また100cmまでの高さでは0.1cm単位で調整することが可能で、自身の体に合わせたジャストサイズに合わせることが可能です。

実際に上下させている様子の動画は上のような感じ。EJ2の場合、天板の脚の両方にモーターを搭載していることから高速で天板を上下させることができるのが魅力的。さらに、稼働音自体もかなり静かで、昼夜を期にせずに天板の高さを使いやすい高さに変更することが可能です。
メモリー機能も搭載しており、「1」「2」の番号とスタンディングと座った状態の4パターンの高さを記録し、ワンタッチで調整することも可能。作業環境をちょっと変えたいという場合に、ボタン一つで自分にあった高さに変えられるというのはグッド。

気分転換にも、体の健康状態の維持にも重要

座って作業する際の高さで撮影

高さを最大にした状態(手前は椅子の背もたれ)

在宅勤務やWFH(Work from
Home)という言葉も浸透してきたことで、オフィス以外でもPCと向き合う場面は増えてきました。仕事に限らず、当ブログのようにブログメディアを持っているという場合でも、趣味でPCを長時間利用する事があるという場合でも、同じ高さのテーブルの上のPCと向き合い続けるのはかなり体に負担をかけていることが多々あります。自宅や会社でも、ついデスクの前で立った状態でPCを操作する、なんてこともあるはず。
特に自宅で作業をする場合は、オフィスや他の場所に比べて立ち座りをする場面が格段に少なく、1時間以上座りっぱなしなんてことも。そんなときに机の高さを自在に上下させることができるのは気分転換にも、体の健康状態を維持するためにも重要でした。実際に、在宅勤務時に利用した場合は、作業中時々立つことで作業環境にメリハリをつけることができました。

自宅の作業環境のブラッシュアップに。電動昇降デスクはマストアイテム

今回紹介したFlexiSpot
EJ2。モーターの力を使ってタップするだけでデスクの高さを自在に調整することができる製品でした。働き方がより柔軟になっていき、自宅で勤務をするということや、普段からPCを利用しているという方にも、姿勢を変えて作業をすることを可能にする本製品は、作業効率を上げるのにもマスト。
FlexiSpot EJ2
2.0は脚部で38,500円。天板は純正品もありますが自作のものや、すでに利用しているものも取り付けることが可能。個人的には少し値段が張るものの純正天板の方が設置用の穴があったりと便利なのでおすすめ。総額ではそれなりにするものの、机を自在に調整できるのは想像以上に快適。ぜひ、自宅の作業環境をブラッシュアップするのに電動昇降デスクを活用してみてください。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています