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【PITAKA MagEZ Slider】iPhoneとAirPods、Apple Watchを一気に充電。MagSafeに対応した4-in-1チャージャーのMagEZ Sliderにアラミド繊維を使ったケースMagEZ Case Proレビュー

スマートフォンを利用している中で常に問題になるのが、本体の傷を防ぎつつも持ち歩きやすい状態を保つこと。小型のスマートフォンを使っていると特にケースでせっかくの軽量さが台無しになってしまったら意味がありません。また、自宅でもできればワイヤレスで充電することで机の上もスッキリさせたいもの。
今回は高機能なスマートフォンケースや、充電ドックを展開する中国・PITAKAからアラミド繊維製のスマートフォンケース「MagEZ
Case Pro
」とiPhoneが搭載するMagSafe対応の3-in-1充電ドック「MagEZ
Slider
」・「MagEZ Battery Pack」を提供していただいたのでレビュー。iPhoneを利用中の方には、セットで利用することで充電の手間からも開放されるデバイスでかなり良い感じの製品でした。

アラミド繊維採用で高い耐久性と、MagSafe対応のケース、MagEZ Case Pro

     
まずはパッケージから。MagEZ Case Pro、MagEZ
Sliderともに表面に製品の写真をあしらい、白と黒のコントラストが特徴的なデザイン。MagEZ
Case
Proのパッケージは表面の外装を外すと箱型で開けられるようになっており、開ければすぐにケース本体が出てきます。

MagEZ Case
ProはPITAKAの3Dインモールド技術によって、アラミド繊維とTPUを一体成型したことで、米軍のMIL規格に準拠した端末保護能力を獲得したスマートフォンケース。さらに本モデルはMagSafe用のリングマグネットとアラミド繊維についても一体成型して、充電性能も向上させているというもの。頑丈なだけでなく、MagSafeを利用した充電にも対応したパワフルな製品です。
実際に製品を見てみると、外側はアラミド繊維で全体を覆いつつ、内側にはMagSafeのリングが見える構造。このリングマグネットには強い磁気をもつN52SH磁石を採用。薄型でありながらも安定してiPhoneをMagSafe充電器と接着させることが可能です。
アラミド繊維に加えてMagSafeの磁石も入っているため、重量はそれなりにあり25gとそこそこ。外周のみを覆うケースとしてはプラスチックのみの製品に比べて重いものの、手帳型のケースなどと比べると十分軽量な印象です。
     

     

実際にMagEz Case
Proを着けた状態でスマートフォンを持ち歩いたりしてみましたが、薄型なケースなこともあって持ち運び易さは高い感じ。加えてプラケースに比べてアラミド繊維によって丈夫になっているという感覚もあり、安心感も高い印象。とはいえ、ケースを着けた状態でわざと落としたり投げたりしたくはないため、実際の耐久性というのは未知数といえば未知数です。

iPhoneシリーズの充電を一気に簡単にするMagEZ Slider

     

MagSafe対応のPITAKAのスマートフォンケースを購入したら必ず用意したいのが、PITAKA
MagEZ
Slider。単体でMagSafe対応のiPhoneシリーズと、Qi充電に対応したアクセサリーを同時に充電できるだけでなく、モバイルバッテリーとしても、さらには別売りのアダプターを使うことでApple
Watchの充電にも対応し最大4-in-1で使える充電スタンドです。
同梱品はスタンドの土台部分と、充電器にあたるスライダー部分、AirPodsなどのQi充電対応アクセサリーを充電するための土台、そしてUSB
Type-Cケーブルと言う構成。Apple Watchスタンドについては別売りのPower Dongle for Apple Watchを購入することで対応可能です。

      
実際にiPhoneに直接電源をMagSafe経由で供給するのがこのスライダー部分の「MagEZ
Battery
Pack」。4,000mAhのモバイルバッテリーになっており、MagSafeを利用してiPhoneをそのまま充電することが可能。充電時の出力はMagSafe部分で5W、USB
Type-C部では5V/1.5Aの7.5W出力。どちらもパワーは低めではありますが、MagSafeでは特につけっぱなしで使いやすいため、ちょうどよいのかも。
本体はiPhoneと概ね同じくらいの14mmの厚さ。iPhone 13
miniと重ねて見ると、背面がピッタリとMagSafeでくっつくのはもちろん、背面が湾曲していることで持ちやすい形状に収まってくれます。なお、裏側はMagEz
Case
Proと同じくアラミド繊維で覆われており汚れや傷が付きづらく、また、高い耐久性も実現しています。
     
MagEZ
Sliderにセットするとちょうどよくはまるようになっていて、基本的にはつけっぱなしというのでも良さそう。普段は固定式の充電スタンドとして、長時間外出をしてバッテリーの残量が不安になるような時には、ワイヤレス給電に対応したモバイルバッテリーという風に使い分ける事が可能です。

MagEZ Slider+MagEZ Battery
Packで出来上がったスタンドにiPhoneを装着。背面のアクセサリチャージャー部分は、AirPodsを充電する想定の製品ですが私は所有していないため、1MOREのワイヤレスイヤホン、1MORE Aeroを代わりに配置。iPhoneに関してはモバイルバッテリー側から給電されるためケーブル無しでも充電が開始、背面側は外部電源を利用して給電するため、ケーブルを接続したら充電が開始します。
充電速度自体はMagEZ Battery
Pack側で5Wと遅く、iPhoneシリーズでも利用できる高速充電には非対応。このため、仮に0%から充電をする際には相当な時間がかかる(それこそ半日以上レベル)ため、基本的にはこまめにスタンドに付けて充電していく使い方が良さそうです。

私の場合は自宅のデスクにiPhoneとワイヤレスイヤホンの充電スポットとして設置。給電用のケーブル以外はケーブル無しで利用できるためiPhone、ワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリー、そしてApple
Watchの充電に必要なケーブルを机上から排除することが可能。デスク設置型の充電器として一種の理想形とも言える製品に仕上がっています。
給電上のUSBケーブルの接続部にあたる台座部分から上は、360°自由に回転させることが可能。公式WEBサイトでは、回転時に”カタカタ”と音が鳴ることでちょっとした退屈しのぎにも使えると紹介。実利用上では、背面で充電しているイヤホンを持ち出すときに回転させて取り出しやすくするというのがベターという感じ。

     
MagEZ Battery Packを抜き取るとUSB
Type-Cの給電部が登場。スタンド部分の構造上、他のUSB
Type-Cの機器をここで充電するというのは困難ですが、MagEZ Battery
Packの取り外しや充電も簡単にできるため、必要な時にはすぐに持ち出すことができる感じでした。簡単に充電対象のiPhoneを着脱し、さらにバッテリーとしても使えるMagEZ
Slider+MagEZ Battery Pack、なかなか良さそうじゃないでしょうか。

iPhoneを確実に保護しつつ、充電の利便性の高さを実現するPITAKA MagEZシリーズ

今回レビューしたPITAKAのiPhoneケース、PITAKA MagEZ Case
Proに4-in-1充電スタンドのMagEZ Slider、そしてMagSafe対応のMagEZ Battery
Packは、それぞれを組み合わせることでiPhoneの保護から本体、そして周辺機器の充電までを高いクオリティで実現可能。これからiPhoneの乗り換えを考えているという方はもちろん、現在利用中のケースを入れ替えたり、MagSafeチャージャーのみ購入というのでも良いのかも。
現在はiPhoneだけがMagSafeでのワイヤレス充電に対応していますが、新たなワイヤレス充電企画である「Qi2」では、MagSafe技術がAndroidに対しても開放。MagSafeでの充電は、今回のレビューで初めて体感しましたが、スタンド部分も簡易化でき、また、Qi充電のコイルを探すこともなく利用できることで想像以上の利便性でした。
なお、PITAKAではGalaxy S22やGalaxy Z Flip 4向けにはMagSafe対応のケースを既に展開中。GalaxyユーザーならPITAKAのケースとMagEZ Sliderで一足早くMagSafeの利便性を享受することが可能です。
現在MagEZ Case Proが7,000円前後、MagEZ Slide+Battery
Packのセットが15,000円ほどで販売中。他の山塞メーカー製のケースや充電器に比べるとかなり高額ではありますが、その分品質の高さは随一。ぜひ、PITAKAの高品質な製品をお試しいただければ。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています