【COUMI ANC-861】わずか3,000円台でも最大35dBのノイズキャンセリング性能を実現したワイヤレスイヤホン、COUMI Freedom Dots ANC-861レビュー
新型コロナウイルスの感染状況も落ち着き、少しずつ日常的を取り戻してきました。そうなると必然的に外出の機会も増えてくるはず。電車も混雑する場面が増えてきて、徐々に騒がしいと思える場面も増えてきています。そんな移動中でも自分の時間を大切にしたいことも多く、静寂な環境を手軽に作れるノイズキャンセリング機能搭載のヘッドフォンや、イヤホンは魅力的。今回はCOUMIから、最新のワイヤレスイヤホン、COUMI
Freedom Dots ANC-861を提供していただいたのでレビュー。
Freedom Dots ANC-861を提供していただいたのでレビュー。
COUMI Freedom Dots ANC-861は、中国のオーディオブランドCOUMIから登場している完全ワイヤレスイヤホン。3,000円台という安価な価格ながら、アクティブノイズキャンセリング機能と、イヤホン本体で最大6時間のバッテリー持ちを実現したモデル。装着感も良く、移動時にも運動時にもいつでも使えるイヤホンです。
COUMI Freedom Dots ANC-861
posted with カエレバ
デザイン:
COUMI
ANC-861は現在ホワイトのみの1色展開。パッケージも付属品も、ケーブル、イヤーチップに至るまで真っ白でシンプルなデザインなのが魅力的。イヤーチップは、S/M/Lサイズが2セットずつ用意されており、紛失時でも予備を確保できるのが嬉しいところ。
ANC-861は現在ホワイトのみの1色展開。パッケージも付属品も、ケーブル、イヤーチップに至るまで真っ白でシンプルなデザインなのが魅力的。イヤーチップは、S/M/Lサイズが2セットずつ用意されており、紛失時でも予備を確保できるのが嬉しいところ。
充電ケースは、横向きでイヤホンを入れるタイプのため、他の製品に比べると少し大きめ。それでもズボンのポケットに問題なく収納できる大きさです。ケース背面には技適の認証番号が表示。
充電端子はUSB Type-Cを採用。他の機器でもUSB
Type-C採用製品が増えており、ケーブルを一緒に利用できるのは嬉しいポイント。真っ白なケースに真っ白な本体が映えるデザインが魅力的です。
Type-C採用製品が増えており、ケーブルを一緒に利用できるのは嬉しいポイント。真っ白なケースに真っ白な本体が映えるデザインが魅力的です。
本体はアンテナ部分からイヤーチップに至るまで、すべて白一色。黒いイヤホンはかなりの種類がリリースされていますが、真っ白な製品はアップル社を中心にそこまで多くはない印象。耳元にも映えるデザインに仕上がっています。
本体のみの重量は10gとそこまで重くない印象。耳孔だけでなく耳たぶを含めて、耳全体で支える構造のため長時間つけていても重さは気にならないレベル。充電ケース込では60gで、大きめのケースと合わせて若干存在感がある印象です。
クイックスタートガイドは英語のみ。説明書は日本語化されており、操作方法についてはイラストのクイックスタートガイドと、日本語の説明書の両方を使って把握可能。最近のイヤホンの場合、アンテナ部分をタッチすることでノイズキャンセリングや、一時停止、再生、曲飛ばしなどを操作する方式ですが、本モデルは押すことで操作をする仕組み。
タッチ式の場合、イヤホンを耳で動かそうとして触った際に操作されてしまうことも多々ありましたが、押すタイプの場合、きちんと力を入れないと反応しないため誤操作が発生し得ないのが嬉しいところ。ただ、ノイズキャンセリングのON/OFFは1秒間押し続ける必要があったりと、若干面倒な部分もあるのは難しい印象でした。
主要な操作方法は以下の通り。音量操作は搭載せず、電話の応答とノイズキャンセリング、曲の戻し/送りのみが可能です。
- ・再生/一時停止:1回押す
- ・曲戻し:左を2回押す
- ・曲送り:右を2回押す
- ・電話に出る:1回押す
- ・音声アシスタントを呼び出す:3回押す
- ・ノイズキャンセリング機能のON/OFF:1秒間押す
パワフルなノイズキャンセリングで、電車の中でも快適
COUMI
ANC-861を実際に休日に持ち出して、電車の中やカフェ、自宅で使ってみて感じるのがノイズキャンセリング性能の高さ。デフォルトで起動時からノイズキャンセリングがONになっており、耳につけた瞬間から静寂な環境でリスニングを開始できるのはとても魅力的。
ANC-861を実際に休日に持ち出して、電車の中やカフェ、自宅で使ってみて感じるのがノイズキャンセリング性能の高さ。デフォルトで起動時からノイズキャンセリングがONになっており、耳につけた瞬間から静寂な環境でリスニングを開始できるのはとても魅力的。
現在も新型コロナウイルス対策のため、電車内は窓開けによる換気を継続中。そのため、車内の走行音を始めとする騒音は大きく、イヤホン無しでは快適に移動することは困難と言っても過言ではありません。そんな鉄道内で一聴すると、低音の走行音+モーター音がほとんどシャットアウトされていて驚き。対して次駅案内の放送については減衰しないため、次駅の情報を聞き逃すことがないのも良い感じでした。
XiaomiなどのスマートフォンではAAC接続に対応 |
基本的にノイズキャンセリングをONにしたときの音質で、音楽再生時の音質を評価。COUMI ANC-861は対応しているスマートフォンであればAAC接続に対応。通常のオーディオコーデックであるSBCに比べ高音質な伝送が可能。
複数曲を聴いていて感じるのが、意外と高解像度なこと。他のイヤホンの場合は、音全体に靄がかかったような低い解像度、音場表現となってしまうことに対して、本製品は解像感のある音を再生してくれます。実際にMr.ChildrenのSoundtracksから”Brand new planet”を再生してみると、ドラムスの細かなサウンドも聞き取ることが可能。左右を広くとった音作りの曲ですが、その広さをうまく再現できています。またエレキを歪ませたサウンドや、ベースラインも漏らさずに再生しており、高いポテンシャルを感じました。
女性ボーカル+アコースティックな曲も試聴。ボーカルについては、聞き取りやすく歌声を楽しめる反面、アコギや小さくかかっているリバーブなどの表現は苦手な感じ。ダイナミックドライバー1基のみ搭載の安価なイヤホンの限界を感じました。
静寂な移動時間を安価に実現。ノイズキャンセリングならベストモデル
これまでも当ブログでは、多くの完全ワイヤレスイヤホンをレビューしてきました。最近はアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した製品を試すことも増えてきましたが、その中でもCOUMI Freedom Dots ANC-861は、最大-35dBという強力なノイズキャンセリング性能で静かな環境を簡単に実現できるイヤホンでした。
軽いつけ心地で長時間つけっぱなしにしても苦にならず、移動時間の騒音を軽減、そしてAACコーデックに対応し高音質な音楽再生も実現したCOUMI ANC-861。現在Amazonでは3,000円台で販売中。手軽に高いノイズキャンセリングを手に入れるなら、ANC-861です。