これまで、様々なスマートウォッチを紹介してきましたが、今回Android Wearの最高傑作ともいえるHuawei Watchを購入しましたので、まずその高いデザイン性をご紹介いたします。今回は米国のAmazon.comで購入しましたが、注文から4日目の朝には到着し、予想以上の速さにも感動しました。
さて、Huawei Watchは中国の大手通信機器メーカーのHuaweiが販売しているスマートウォッチで、Android wearを搭載しています。国内でも正規品が量販店などで販売されており約4万円台後半からモデルによっては7万円を越すモデルまで多くのタイプがあります。今回購入したモデルは、その中でも一番時計らしいデザインのです。
Huawei製のウェアラブル端末としては以前Honor Zeroもレビューしていましたが、遥かに機能が増え、そして高級感のある仕上がりになっています。(価格もHonor Zeroの7倍以上ですが..)
【ファーストインプレッション】若干の物足りなさは感じるものの、使い勝手の良いスマートウォッチ、Huawei Watchレビュー
開封の儀
それでは、早速パッケージを開封していきます。
今回は米国のAmazon.comで購入し、UPSで発送され、国内ではヤマト運輸が配達を担当しました。日本時間で2日の夜明け前に発送され、4日の朝に自宅に到着する超高速配送でした。
箱は高級時計をイメージさせる箱です。
Huaweiのロゴがいい感じです。
開けると、完全に時計と同様な形で本体が入っています。
先に付属品を確認しましょう。付属品は充電アダプターと、USB-ACアダプターです。
充電アダプターは、Honor Zeroと同じ仕様になっており、今回はHonor Zeroのものを使用します。
外観レビュー
本体は、一見すると普通の腕時計です。
実際に、シチズン製の腕時計と並べてみても、液晶部以外は完全に腕時計ですね。ただ、文字盤部(液晶)は一回り大きくなっています。
スマートウォッチという特質上、薄型化には限界があるようです。もう少し薄いかな?と勝手に思ってました。
裏面に充電アダプターの接続端子がついています。Honor Zeroと同じ形状です。また、中心部に心拍数測定用の光学センサーがついています。
実際に、文字盤を表示させて見ましたが、画面は非常に綺麗で、中の文字盤の表示もこだわりを感じます。
ディスプレイは常時点灯
これまで使用してきたスマートウォッチはすべて、基本的にディスプレイは消灯するようになっていました。
一機種を除いて、手首を捻ることによって画面が点灯するようになっていましたが、時間を確認するまでのタイムラグがどうしても生じてしまう難点がありました。
しかし、Huawei Watchでは基本的に液晶画面が点灯し、思い立ったら通常の時計と全く同じように時間を確認可能です。(アンビエントモード)
通常の表示は、上のような表示です。
操作がない状態で数秒経つと、画面がモノクロ表示になり、簡略化されます。
しかし、この状態でも最低限の内容は確認できるようになっており、機能性は損なわれません。
他のAndroid Wearとの比較ができなくて残念ですが、アンビエントモードでの明るさはHuawei Watchは定評があるようです。
どこに持っていっても恥ずかしくない一品では…?
Huawei WatchとシチズンのEco Drive |
スマートウォッチはApple Watchを始めとして様々な製品が登場していますが、どうしても「ザ・スマートウォッチ」というデザインで、なかなかに自己主張が強いものばかりでした。
先日レビューしたNo.1 D6も、高級腕時計を志向したデザインではありましたが、スマートウォッチ感を隠すことはできていませんでした。
街の時計屋さんも認めるデザイン
Huawei Watchはデザインを完全に腕時計のものとしてしまい、通常の時計としての機能性も維持できるように工夫することで、今日のスマートウォッチのひとつの完成形とも言える形を作り上げたと感じています。
次回以降、このHuawei Watchの高い機能性に関して触れていきましょう。